珍しくラージアーバーのリールを製作。
上の写真は表面処理前の仮組み状態。
表面仕上げ後だと追加加工がし難いのでこの段階で仮組して細部調整します。
この写真のリールなら市販でどこでも入手出来そうな感じのリールです。
メカニカルな印象でこれも悪くは無いのですが個性が足りないでしょう。
ここからがやまめ工房の真骨頂の表面仕上げでアンティーク風に黒く表面を染めて行きます。
アルミ用ブルー液を使って真っ黒に染めます。
この時期は気温が低いのでドブ付けでは染まりが弱いですね。
私は素材をコンロで炙ってブルー液を筆塗りするのを4回〜5回繰り返して真っ黒まで染めます。
表面の腐食が進み過ぎるとざらざらに成るので頃合を見極めるのが難しいテクニック。
この染めの工程と次の剥がしの工程の仕方で様々な様子に仕上げる事が出来ます。
下地処理としてサンドブラストを掛けるとまた違った感じが出てきます。
磨きの工程まで加えると10通りぐらいの表面処理の違いを出す事が出来ます。
10年失敗に失敗を重ねてようやくその違いをマスター出来ました。
大手メーカーには絶対出来ない雰囲気の表面仕上げです。
YA3B−34RC DT3/4 φ74mm 160g ¥40,000−
このリールは真っ黒でエッジに僅かなかすれが見える様子になりました。
半艶の渋い色合いで使い込むと黒光する部分と光を失う部分が出てきてどんどん良い感じになってきます。
塗装と違って塗装膜が剥がれ落ちる不細工も有りません。
この風合いのリールは他には無い特徴です。
まれに湿潤な環境に放置されると腐食が進んで白っぽい粉が浮き出る事があります。
これはこれで面白いのですが気なる方は鉱物油を布に染み込ませて磨くと綺麗になります。お試し下さい。
急ですが今日の夕方体育館を借りました。
我孫子市民体育館半面 11月26日 16時〜17時
だいぶ前に作ったカテ2のハンドランチの調整をします。
お近くで参加したい方は直接体育館にお越し下さい。
参加費は無料です。
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2009-11-26 11:25
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YA2C−34 DT3/4 φ68mm 150g ¥38,000-
花梨瘤紅白のサイドプレートを入れたリールが完成です。
一口に花梨瘤といってもその表情は様々です。
幾何学模様のような鮮やかな物や典型的なまだら模様の物もあります。
色に関しても赤や黄色、オレンジに近いものなどどれひとつとして同じ表情を持つ物は無いですね。
今回のプレートは赤と白の色が偏在する独特の物で希少性としても値段の張る瘤材です。
こんなリールを使っていたら注目される事間違いありません。
このリールタイプの場合花梨瘤や本物の貝シートを入れると¥5,000アップとなります。
先日のメーべジェットエンジンテストの動画がYouTubeにアップされています。
Jet pod test で検索すると見れますよ。
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2009-11-18 06:59
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リールのサイドプレートにする花梨瘤紅白の板を加工します。
瘤材はもろくぽろぽろと剥げ落ちてきやすいのであらかじめ前処理として樹脂をしみこませて補強してから加工します。
厚みは2mmの板を旋盤に咥えられる程度に丸く鋸で切ってセンター穴をあけます。
センター穴を8mmのドリルで空けて専用冶具に取り付けます。
今回は2台分で4枚を同時に加工します。
旋盤で外形を所定寸法に削ります。
外形を削ったら今度は表面を滑らかに整えます。
耐水ペーパーを掛けてつるつるにします。
最後は表面にオイルを塗り重ねます。
俗に言う「オイルフィニッシュ」という仕上げ方法で表面をオイルの硬化した薄い層で覆い半ツヤの状態になります。
ウレタン塗装膜のつるつるピカピカとは違った落ち着いたしっとりした表情が魅力の大人な仕上げです。
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2009-11-16 17:05
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