核保有の議論自体を否定することは立派な言論弾圧!
中川氏核発言に被爆者ら反発「被爆国の政治家か」(長崎新聞)
「これが被爆国の政治家の言葉か」―。自民党の中川昭一政調会長が「憲法も禁止していない」として、日本の核保有について論議する必要性を示す発言をしたのを受け、長崎と広島の被爆者から怒りの声が上がった。
長崎原爆遺族会の下平作江会長(71)は「核実験発表をした北朝鮮を国際世論が非難している中で、日本からなぜこんな発言が出るのか。これが被爆国の政治家の言葉か。ばかにされているようで怒りが込み上げてくる。発言は撤回してほしい」と憤る。
被爆者で、核実験に抗議する長崎市民の会事務局の山川剛さん(70)も「現在も生きている被爆者に対する言葉か」と厳しい口調。「北朝鮮の核実験に乗じて政治家の願望が表れた。内閣は発言をいさめる必要がある」と指摘した。
中川発言に対し「日本が核武装をする可能性は低い」と話すのは長崎原爆被災者協議会の山田拓民事務局長(75)。「一九六四年に中国が核実験をした時、当時の日本政府関係者から核武装論が持ち上がったことがある。今回、北朝鮮の核実験発表を受け、核武装必要論が出てくることは予想していた。だが、米国が絶対に日本の核武装は認めないだろう」とした。
出口静夫長崎市原爆被爆対策部長(58)は「安倍総理が遊説先で非核三原則を国是として守ると発言している。(核保有の)論議が存在すること自体おかしい」と話した。
原水爆禁止広島県協議会代表委員の片山春子さん(76)は「唯一の被爆国である歴史を知っているのか疑問だ。非核三原則を守るのは当たり前のことで、議論を尽くす必要があるという考えはおかしい」。同県原爆被害者団体協議会の金子一士理事長(80)は「核の恐ろしさの認識が全くない無知な発言。廃絶のためにどうするか考えるのが政治家の仕事だ」と話した。
日本原水爆被害者団体協議会の田中煕巳事務局長は「核武装すれば他国が攻撃してこないと考えるのは幻想だ。保有すれば、攻撃対象になる可能性が高まるというのが普通の考え方だろう。被爆体験に想像力の働かない政治家が多すぎるのは問題だ」と吐き捨てた。
日本は立派な言論弾圧国家ですね(笑)
まぁ、被爆者の言い分も分からない事は無いですが、『保有すれば、攻撃対象になる可能性が高まるというのが普通の考え方だろう。』と言うところの何が普通なのかは全く理解できません。日本が唯一の被爆国であり、核アレルギーがあると言うのも分かりますが、それによって核保有の議論自体を否定して言論を弾圧するのは間違っています。少し前までの『愛国心』と言う言葉もそうでしたが、口に出す事さえ許されない事があると言うのは、言論の自由を保障する国として間違っています。個人的には核武装に賛成する気はありませんが、核保有の議論自体は(中国への牽制の意味も含めて)あってしかるべきだと考えています。
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2006年10月16日 20時00分
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これには2つの問題がありますね。
ひとつは、「議論があってしかるべき」という中川発言を「核保有論」にすり替えて報道したメディアとそれを鵜呑みにする国民。
(中川氏自身は、核保有論者じゃないのですから)
もうひとつは、議論さえ否定してしまうこと。
被爆者が味わった苦痛は察するにあまりあるもので、脊髄反射してしまう気持ちも分からないではないのですが、例え非核論者であっても、全体主義に近づくことの愚かさにも気づいて欲しいなぁと思います。
確かに今回の中川氏の発言を報道するメディアには問題ありますね。
必ずしも正しく伝えていないと言う印象を受けました。
しかし、議論さえ封印するべきだと言う発言を平気で行う鳩山氏には
驚きを通り越して呆れてしまいました。民主党はやっぱりダメかな…。
非核論者には、議論の否定が戦前回帰に繋がる事を気付いて欲しいです。