ニックネーム:ひろぽん 
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2015年06月02日(火)
ブログ移動

ここのブログの容量限界が近づいたので、
「はてなブログ」に「ソウル・ヨガ」を移したいと思います。

使い勝手が悪いと変わるかも。しばらく試行錯誤。

あたらしいブログ 

 「ソウルヨガ」

http://hiroponkun.hatenablog.com/



2015年6月2日 02時08分 | 記事へ |
| 情報 |
2015年05月31日(日)
共産党、立派な質疑
28日、木曜の志位和夫委員長、イラク戦争関連、戦後アメリカが違法な先制攻撃したこと、それに何も抵抗しなかった日本政府の姿勢を持ち出してアメリカ従属していることを指摘して、とくに素晴らしかったと思います。
通常、質問に答えずにゴマかしてきた首相も追いつめられていました。

暗黒社会化している日本は、こうした質疑を無視して、戦争への道を進むでしょうが、歴史的に意義のある質疑がなされています。


赤旗 戦争法特別委審議
恥ずかしいのは首相の姿勢だ

 「戦争法案」を審議する衆院安保法制特別委員会で、安倍晋三首相出席の質疑が2日間にわたり行われました(27、28日)。日本共産党は、志位和夫委員長が衆院本会議(26日)を含め3日間連続で質問に立ち、日本を「海外で戦争する国」につくりかえる「戦争法案」の正体を、動かしがたい事実を積み重ねて徹底暴露しました。

首相は衆院本会議の答弁で「『戦争法案』という批判は全く根拠のない、無責任かつ典型的なレッテル貼りであり、恥ずかしい」と述べましたが、「恥ずかしい」のは「戦争法案」の正体を隠し続ける首相の無責任で不誠実な姿勢です。

理を尽くした志位質問

 志位氏の質問に特別委員会室はしばしば水を打ったように静かになりました。与党委員もやじを飛ばさず聞き入るほど、理を尽くした質問でした。

 「戦争法案」をめぐり首相は、自衛隊がイラクでのような戦争で武力行使を目的に戦闘に参加することはないと繰り返しています。しかし、志位氏の追及に、米軍などに軍事支援を行う自衛隊は戦闘が発生する可能性のある場所(戦闘地域)にまで行き、相手から攻撃される危険があること、攻撃されれば武器を使用することを認めました。

これは戦闘そのものです。隊員の「自己保存型の武器使用」だから戦闘ではないという首相の弁明は、実態的にも、国際法上も通用しません。
 これまでの自衛隊の海外派兵法は、「非戦闘地域」での活動に限ってきました。

ところが、イラクへの自衛隊派兵ではひつぎが用意され、宿営地や輸送機が攻撃にさらされました。志位氏が明らかにしたように、自衛隊員の精神面にも大きな影響を与え、イラクやインド洋に派遣された隊員の自殺者は54人にも上ります。

 「非戦闘地域」の活動でもこれだけ犠牲が出ているのに、「戦闘地域」の活動になればこれをはるかに超える犠牲や負担を強いるのは必至です。日本の若者を「戦地」に派兵し、「殺し、殺される」戦闘をさせ、心に深い傷痕も残す。こんなことは許されません。

 志位氏の質問で自衛隊員が「殺される」ばかりでなく、民衆を「殺してしまう」危険も明らかになりました。首相は、約3500人の戦死者を出すとともに多数の民衆殺害事件を起こしたアフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)のような活動に自衛隊が参加する可能性を否定しませんでした。

 集団的自衛権行使の問題をめぐっては、米国が、ねつ造した事件を口実に引き起こしたベトナム侵略戦争やイラク侵略戦争について、首相は全く反省を示しませんでした。米政府の発表をうのみにし、ねつ造と分かっても説明も求めず、今に至ってもまともな検証もせず、反省もしない日本政府の「究極の米国従属」(志位氏)の姿勢があらわになりました。

こうした政府が集団的自衛権を発動し、米国とともに海外での戦争、武力の行使に踏み出すことがいかに危険か、誰の目にも明白です。

憲法9条幾重にも侵害

 今回の法案は、安倍政権が銘打った「平和安全」とは全く逆に、武力の行使や戦力の保持を禁じた憲法9条を幾重にも踏みにじる違憲立法です。戦後最悪の「戦争法案」であり、直ちに廃案にする以外にありません。
2015年5月30日(土)

「米いいなりに戦争」「空恐ろしい」反響続々
戦争法案 正体くっきり


衆院特別委 志位委員長の連続追及


 それまでのヤジがピタリとまった。安倍晋三首相の“独演答弁”も消えた。首相は質問中、何度も目を泳がせた―。日本共産党の志位和夫委員長が27、28両日の衆院安保法制特別委員会で行った戦争法案の連続追及です。志位質問は、「平和安全法制」のニセ看板で憲法9条を破壊する戦争法案の危険な正体を、リアリティーをもって浮き彫りにしました。
________________________________________
「後方支援」
武力行使に発展 「殺し、殺される」危険現実に

(写真)衆院安保法制特別委員会で質問する日本共産党の志位和夫委員長(左)と答弁する安倍晋三首相
 戦争法案は、自衛隊の活動地域を「戦闘地域」にまで広げ、「後方支援」の名で弾薬の提供や武器の輸送など米軍への軍事支援を可能にしています。志位質問は、この「後方支援」活動の実態が憲法9条1項が禁止した「武力の行使」になり、自衛隊の「殺し、殺される」危険が決定的に高まることを明らかにしました。

 「戦闘地域」で自衛隊が攻撃される可能性があり、攻撃されたら武器の使用をすることになる―志位氏の追及に安倍首相は、攻撃される可能性も武器使用の反撃も認めました。つまり「たとえ『後方支援』が目的でも、『戦闘地域』としてきた場所にまで行って活動すれば、結果として戦闘することになる」(志位氏)のです。

 質疑の中では新たな事実がわかりました。▽「非戦闘地域」とされたイラク・サマワに自衛隊が携行した武器は、戦車を破壊できる110ミリ個人携帯対戦車弾や84ミリ無反動砲など重武装だった▽アフガニスタン、イラクの両戦争への派兵任務を経験し、帰国後に自殺した自衛官が54人にのぼる―。与野党委員が聞き入りました。

 志位氏は、「戦闘地域」での活動を可能にすれば自衛隊が真っ先に攻撃対象となり、「戦地」派兵で隊員にこれまでをはるかに超える負担と犠牲を強いることになると告発。「若者を戦場に送ることは絶対に認められない」と強調しました。「自衛官54人自殺」のニュースは、スポーツ紙を含め各紙が取り上げ、ツイッターでもまたたくまに拡散されました。

 安倍首相は「自己保存の武器使用は武力行使にあたらない」と繰り返しました。志位氏は、質問をするにあたって外務省が提出した文書で「国際法上、自己保存のための自然権的権利というべき武器の使用という特別な概念や定義はない」と認めていることを示し、

「『自己保存のための武器使用だから武力の行使ではない』などという理屈は、国際社会では通用しない」と批判しました。

 この論戦を紹介した「日刊ゲンダイ」29日付は、「自衛隊の武器使用をめぐる法案のデタラメについて攻められた安倍首相は、まともに答えられず、タジタジだった」「安倍首相が志位委員長に、グウの音も出ないほど追い詰められる日は近い」と“予告”までしています。

治安維持活動
死者3500人のISAF型 「参加否定せず」の怖さ

(写真)志位委員長の質問を取り上げた「日刊ゲンダイ」と「日刊スポーツ」

 戦争法案の一部であるPKO(国連平和維持活動)法改定は、特別委員会での質疑ではあまり取り上げられていません。そのなかで改定案の重大問題を明らかにしたのが志位質問でした。

 改定案は、形式上「停戦合意」がつくられているが、なお戦乱が続いているようなところに自衛隊を派兵し、治安維持活動(安全確保業務)をさせようとしています。

 志位氏は、アフガニスタンに展開し、死者3500人を出した国際治安支援部隊(ISAF、2001〜14年)のような活動に自衛隊を参加させ、治安維持活動などに取り組むことが可能になるのではないかと追及。安倍首相は「掃討作戦をするような活動はできない」と述べるだけで、ISAF型の参加を否定しなかったのです。改定案の危険を示す重大な答弁です。

 このISAFに、憲法の解釈を変えて参加したドイツ軍の実態をリアルに紹介した志位氏の追及に、委員会室は静まり返りました。ドイツ軍は当初、治安維持や復興支援にかかわるものの、地上での「戦闘状態」に陥り、武器の使用基準を自衛だけでなく任務遂行にまで拡大。結果、35人の兵士が自爆テロや銃撃で犠牲となった―というものです。

 志位氏は「安倍政
権がいま進めていることを先取り的に示している」と告発しました。

 「まさに良質の法廷劇を見ているような知的興奮を覚えたものです」。2日目の質問について自身のブログでそうつづった元法政大学教授の五十嵐仁さんは「このPKO活動の拡大もまた、自衛隊が殺し殺される危険性を教えていると言って良いでしょう」と指摘しています。

集団的自衛権
米国の戦争に「ノー」と言えない政府が持つ危険
 究極の米国従属の政府が集団的自衛権で米国と海外に踏み出すことがいかに危険か―集団的自衛権問題の核心を追及したのが、志位質問でした。

 志位氏は、米国が先制攻撃戦略を一貫してとっていることを示し、米国が先制攻撃を行った場合の日本の集団的自衛権発動の可能性をただしましたが、安倍首相は「他国の考え方の論評は差し控えたい」と答弁。

 志位氏は、米国が先制攻撃戦争で行ったグレナダ侵略(1983年)、リビア空爆(86年)、パナマ侵略(89年)に対する国連総会のいずれの非難決議にも日本政府が棄権・反対に回ったこと、グレナダ・パナマについて「遺憾の意を表明した」(岸田文雄外相)といっても政府見解は結論で米国の行動に「理解」していることを明らかにしました。

 さらに志位氏は、米国による「トンキン湾事件」(64年)という捏造(ねつぞう)で始まったベトナム戦争、大量破壊兵器の保有という捏造で行われたイラク戦争(03年)を無条件に支持し、その後反省も検証もしていない日本政府の対米従属の姿を一つひとつ明らかにしたのです。

 「毎日」29日付社説は「米軍協力の当否 主体的に判断できるか」と志位氏が明らかにした論点を取り上げました。前出の五十嵐さんも「集団的自衛権が行使容認となれば、ベトナム戦争やイラク戦争のような間違った戦争になるでしょう。出撃基地や復興支援などのレベルにはとどまらない戦争協力によって、日本の若者が命を失う危険性は格段に高まることになります」(ブログ)と警鐘を鳴らしています。

 質問の反響は鳴りやまず、党本部には「志位さんは、歴史的に日本がアメリカの言いなりであったことを明らかにして、集団的自衛権を認めれば、アメリカとともに、戦争に向かっていくことがよくわかった。国民に共感できる質問だったと思う」(愛知県の66歳の男性)
、「ベトナム戦争もイラク戦争も間違いを犯したのに、反省していない。こんな政府が戦争法案を手にしたら、どんなことになるかと思ったら空恐ろしい」(東京・板橋区の60代男性)などの感想が寄せられています。


「後方支援」=兵たんは武力行使と一体 戦争法案の違憲性浮き彫りに
衆院特別委 志位委員長の質問〈上〉
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-30/2015053008_01_0.html
2015年5月31日 02時25分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 戦争  / メディア |
「枕営業」判決 ずぶずぶの主流秩序公認の感覚
以下の判決、積極的な面と問題の面、両面がある。
詳しいことはわからないが、その判決には、主流秩序に無批判的に乗っている感覚を感じる。しかし、セックスワーカーの労働権を認めていく可能性も含んでいるかもしれない。ただ踏み込んでないから不足であることは間違いない。

クラブのママの「枕営業」は、客の妻に対する不法行為となるのかが争われた裁判で、

東京地裁が「売春と同様、商売として性交渉をしたに過ぎず、結婚生活の平和を害さない」と判断し、妻の賠償請求を退ける判決を出した。

東京・銀座のクラブのママである女性が客の会社社長の男性と約7年間、繰り返し性交渉したとして、男性の妻が「精神的苦痛を受けた」と女性に慰謝料400万円を求めた。

裁判官は売春を例に挙げ、売春婦が対価を得て妻のある客と性交渉しても、客の求めに商売として応じたにすぎないと指摘し、
枕営業は「優良顧客を確保するために要求に応じて性交渉をする営業活動」とし、「枕営業をする者が少なからずいることは公知の事実だ」と指摘した。

公知の事実だからどうだというのか。結局この判決は、売春は、客の求めに商売として応じたにすぎないということで容認している。ずぶずぶの現状肯定、主流秩序的な感覚がある。

ただし、売春防止法との関係、不貞を禁じる民法との関係、また米売春をどう考えるのか、という点で、これは踏み込んだ判断を含んでいると言える面がある。

次に、男性の妻が「精神的苦痛を受けた」のは事実ではないのか。問題はその精神的な苦痛は、正当なものではなく、今後はそうしたことで精神的に苦痛を感じるなというのか。感じても法的に賠償すべきものではないというのか。

ではその根本の思想は何か。

そこに、セックスワーカーの権利の確立を目指そうとか、結婚観の転換、民法のみなおしにおいて、シングル単位感覚があるなら、私は支持すると思うが、それがほとんど感じられない。

そこは現状のまま放置しながら、結婚制度を補完するに過ぎない売春=枕営業を、高知の事実だと認めて、個人の苦痛に配慮しないのは、強者による金の支配の肯定の面、米春文化肯定があると思う。

法的には、双方とも主張していない枕営業の論点を裁判官が一方的に持ち出した判決で、相手から傷つけられる行為をされたという点に正面から向き合ていない点で不当であると思う。結婚していようといまいと、相手から傷つけられる行為をされた点でDVだととらえて、損害賠償を求めることもあってもいいが、そのような感覚が全くない。

この夫は妻にどのような対応を取っているのかを知りたいと思う。主たる責任には夫の問題だろう。クラブママを訴えるよりも夫にもっと責任(DV性)を問うているならわかるが。

セックスワーカーAが仕事をしたときに、客Bの配偶者Cからことごとく訴えられたらたまったものではないというのは、ある種の大事な点を含んでいる。Aにとれば、BとCの間で話し合ってくれと思うだろう。Bが責任を取って対応すべきであって、CはAに怒りを向けるよりもBに向かい合うのが筋だろうということ。Aは通常、Cを傷つけようと思って活動していない。


銀座のクラブママが夫に「枕営業」 妻の賠償請求を棄却
朝日新聞デジタル 5月28日(木)5時15分配信

 客を確保するために性交渉したクラブのママの「枕営業」は、客の妻に対する不法行為となるのか――。こうした点について、東京地裁が「売春と同様、商売として性交渉をしたに過ぎず、結婚生活の平和を害さない」と判断し、妻の賠償請求を退ける判決を出していたことがわかった。

 判決は昨年4月に出された。裁判では、東京・銀座のクラブのママである女性が客の会社社長の男性と約7年間、繰り返し性交渉したとして、男性の妻が「精神的苦痛を受けた」と女性に慰謝料400万円を求めた。

 判決で始関(しせき)正光裁判官は売春を例に挙げ、売春婦が対価を得て妻のある客と性交渉しても、客の求めに商売として応じたにすぎないと指摘。「何ら結婚生活の平和を害するものでなく、妻が不快に感じても不法行為にはならない」とした。

 そのうえで、枕営業は「優良顧客を確保するために要求に応じて性交渉をする営業活動」とし、「枕営業をする者が少なからずいることは公知の事実だ」と指摘。「客が店に通って代金を支払う中から、間接的に枕営業の対価が支払われている」として、枕営業と売春は「対価の支払いが、直接か間接かの違いに過ぎない」とした。

 判決によると、男性と女性は2005〜12年、月に1、2回のペースで主に土曜日に、昼食をとった後、ホテルに行って夕方に別れることを繰り返した。この間、男性は同じ頻度で店に通っていたため、始関裁判官は「典型的な枕営業」と認定し、妻の請求を退けた。妻は控訴せず、判決が確定した。

 妻の代理人の青島克行弁護士によると、裁判で妻側は「不倫だ」と訴え、女性側は性交渉の事実を否定した。「双方とも主張していない枕営業の論点を裁判官が一方的に持ち出して判決を書いた。訴訟も当事者の意見を聞かず、わずか2回で打ち切られた。依頼者の意向で控訴しなかったが、不当な判決だ」と述べた。

 離婚や不倫訴訟に詳しい田村勇人弁護士によると、判例では、女性が相手を妻帯者と知って肉体関係を持てば、2人は共同で妻への賠償責任を負うのが一般的だ。売春など妻帯者側の責任が重い場合、女性の賠償額は安くなる傾向があるが、基本的に不法行為と判断されるという。今回の判決は「従来の判断の枠組みと違い、社会通念からも行き過ぎと感じる。特殊な事情があったのかもしれないが、この判断が定着するとは思えない」と話す。(千葉雄高)
朝日新聞社
2015年5月31日 02時11分 | 記事へ |
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首相のヤジ 朝日新聞

国会論戦をちゃんと見れば、あまりに政府自民党公明党が推し進める戦争法案に無理がある、いい加減なことは明白だ。だが、強行採決するだろう。それでも安倍自民党を支持するのか。

人を殺すという行為について本当に考えないのはおかしい。

なお、維新は政党として私は危険と思っている(低劣な議員がいる)が、江田元代表をはじめとして個別議員の質問ではガンバっているる事実がある。

公明党とえらい違いだ。
創価学会員には友人がいるからこそ、公明党、目をさましてほしい、極右の安倍政権の戦争法案に手を貸さないでほしいと思う。




以下、記録として。

首相のヤジ―立法府と国民への侮辱
朝日社説
2015年5月30日(土)付

 安全保障法制を審議している衆院特別委員会で安倍首相が飛ばしたヤジについて、改めて取り上げたい。国会における品位という問題にとどまらず、首相の立法府に対する理解や敬意が決定的に欠けているという根深い問題だからだ。

 おとといの特別委員会でのこと。中東で機雷掃海をすれば日本がテロリストに狙われたり、自衛隊員に死傷者が出たりしないか。民主党の辻元清美氏が3分間ほど、そんな指摘を続けているとき、「早く質問しろよ」と声があがった。

 このヤジを飛ばしたのが、ほかならぬ安倍首相である。
 紛糾すると、首相は「延々と自説を述べて私に質問をしないので、早く質問をしたらどうだと言った」と釈明。「言葉が少し強かったとすれば、おわびを申し上げたい」と謝罪した。

 こんな言い訳で済まされる話ではない。首相自身の答弁が長いとの指摘を受け、委員長から「簡潔な答弁」を求められてもいた。しかも辻元氏の質問は、国民や自衛隊員の命にかかわる問題だ。その最中に国会議員や審議を軽んじるような言葉を言い放ったのである。

 国会論戦には、与野党の対決という側面もたしかにあるだろう。だが、国会は立法府として行政府と向き合う場でもある。行政府の長である首相は、みずからの内閣が提出した安保関連法案の中身を説明する責任がある。国会議員は、国民を代表して、それを問いただす役割を負っている。

 口頭試問を受ける受験生と面接官のようなもの――。首相と議員の関係を、政治学者の杉田敦・法政大教授はそう例えている。受験生が面接官にヤジを飛ばすことは許されない。

 安倍首相のヤジによって侮辱されたのは、国会そのものであり、国会議員を送り出した国民でもある。国会全体として首相に対し、改めて強い怒りを表明すべきだ。

 安倍首相は2月の衆院予算委員会でも「日教組!」「日教組どうするの、日教組!」と民主党の質問者にヤジを飛ばして問題になった。反省どころか、数の力を頼んだおごりも極まれりというほかない。

 国会審議の前に米議会で演説し、安保法制について「戦後初めての大改革です。この夏までに成就させます」と誓った首相である。異論に耳を傾ける気は毛頭ないのかもしれない。

 しかし、まさにその大改革が議論されているのである。首相が国会をないがしろにする姿は二度と見たくない。

2015年5月31日 01時34分 | 記事へ |
| 戦争  / ナショナリズム政治 / メディア |
2015年05月29日(金)
君が代不起立勝訴続報

転送です。石原や橋下の暴挙を断罪してこなかったメディアは、こうした判決を受けて自己批判、総括するならいいですが、しないですねえ。
この問題を軽視する、検証しない、そういうことだから主流秩序の一部だというのです。

◆都教委にダブルパンチ 河原井・根津裁判 高裁で逆転勝訴!

 5月28日、2007年卒業式での「君が代」斉唱時の不起立による職務命令
違反を理由と
した河原井さん(都立八王子東養護学校・当時)の停職3月、根津さん(町田市
立鶴川二中・当時)
の停職6月の処分取消訴訟において

東京高裁(第14民事部須藤典明裁判長)は
機械的な累積加重処分を明確に否定して「裁量権の逸脱・濫用」で「違法」として、両処分の取り消し、さらに精神的苦痛に対する慰謝料各10万円の支払いを命じ、一審地裁判決を変更して逆転
勝訴の画期的な判決を出しました。


 一審東京地裁では、河原井さんの停職3月の処分を取り消したものの、根津さん
の停職6月の処分を
適法とし、両人の損害賠償請求を棄却していました。
また、根津さんは最高裁で
減給6月、停職1月、
停職3月の取消請求がを棄却されており、東京高裁での逆転勝訴は無理だと思わ
れていました。

 須藤裁判長は、主文」を読み上げた後、「判決要旨を述べます」といい、普通
は用意したペーパーを
読むだけですが、ペーパーを見ることもなく傍聴席に向かって抑揚をつけ語りか
ける調子で約10分も
(驚きです!)判決要旨を述べました。


 これにより都教委は、10・23通達(2003年)関連の事件で、25日の
再雇用拒否撤回第二次訴訟
続いて敗訴し、再び断罪され、今週だけで司法より痛烈なダブルパンチを浴び
せられられました。

また、東京「君が代」裁判三次訴訟の31件・26名の減給・停職処分取り消し
を除いても、都教委が係わる
事件で6連敗
(再発防止研修未受講事件(原告福嶋さん)、再任用更新拒否事件
(原告杉浦さん)、条件付き
採用免職事件(Yさん)、Oさん免職事件の執行停止申立、再雇用拒否撤回二次
訴訟、今日の河原井・根津
停職事件)となり、都教委の異常性を際だたせる結果となりました

2015年5月29日 15時03分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 / 戦争  |
『まれ』にみる古臭い意識
忙しいのでひとことだけ。

NHK朝ドラ「まれ」の今日の放送で、10代の若い子が結婚する話で、
あせらず3年付き合ったらいいのに、今すぐ結婚したいというそんな意見に皆が感動して結婚を「許す」というのがあって、この脚本家のジェンダー秩序への鈍感さ、古さに唖然とした。まあそれが日本社会の多数派だというのはわかっているけど。

先ず結婚こにこだわるのがおかしい。
結婚はだれかが許すものではないし、周りがギャーギャー口出しするのもおかしい。
彼の仕事がデイトレーダーというのがおかしい。

彼女の母が子供を死産したからといって娘が「たくさん子供を産むからね」という話でだからすぐに結婚してたくさん子供を産むということで感動するのがおかしい。
娘のその気持ちを受け止めたうえで、あなたは自分の人生を生きなさい、お母さんのために生きたらだめ、子どもを産むのが大事な事ではないし、たくさん産むということを安易に考えているのはだめ(無知)で、ちゃんと考えなさい。

なにより今すぐ結婚することには高いリスクがあるので、恋人として付き合えばいいじゃないか、そしてそのうえでしばらく同棲してうまくいくか確かめなさいということが必要です。

若い子どもの「無知で愚かな意見」に対して、気持ちを受け止めたうえでちゃんと話しをしていく必要があります。

それが全くないという点で、この脚本には私は文句がいっぱいあります。感動なんて全く持てないです。皆が感動して泣いているシーンでしらけました。

主流秩序はこうして再生産されていきます。

私のこんな意見に賛成できない人が多いのはわかっていますが、まあ書き殴りメモとして。

2015年5月29日 14時50分 | 記事へ |
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2015年05月28日(木)
安倍政権が強行採決するかどうかで正体がわかる

学生さんの中には、自民党支持の人も安倍首相支持の人も、政治に興味がない人もいます。

私はその人たちに、考えてほしい、いま戦後70年の中で最大の大転換するかどうかの節目にいるのだと言いました。

法案に賛成か反対かではなく、
安倍政権が、それを強行採決して一挙に憲法9条を骨抜きにする戦争法案を通すかどうかが、見極めポイントです。

理屈はどこにでもつきます。誠実に話さないならいつまでも平行線で批判しあえます。あー蛇行だと完了作文を読んで時間稼ぎすればいいので。バカな人はその枝葉末節に右往左往します。


いま戦争可能法案に対して、どんどん批判が出てきていますが、これだけ意見が分かれ重大な問題だから、2−3年かけて議論を積み重ねて、国の方向を修正するなら、まだ日本には民主主義は残っている、国会にも意味がある、自公政権もまともな面があると言えると思う。

しかし反論があってもまともに答えず、ぜったいに戦争にまきこまれない、自衛隊員のリスクは高まらないと言い続けて、今国会の最後に強行採決して法案を通せば、それは安倍政権を支持することでいいのか、考える必要があるのではないでしょうか、と。

だから議論の中身がどうあれ、とにかく結局今の法案のまま数の力で通すようなことがあれば、それは安倍政権が、非民主主義政権、極右政権、独裁的政権、ファシスト政権だといってもいいのではないでしょうか。

安倍政権がそうした暴挙を行えば、自民党・公明党支持者は、責任が問われます。

私は安倍政権は強行的に採決すると予想します。
そしてその暴挙にマスコミがどこまで批判抵抗できるか。

私の予想は、いま、マスメディアの多くは安倍政権に牛耳られ、主流秩序の一部になっているので、すこし批判的な意見が載るくらいで、結局特定秘密保護法のときと同じように、安倍政権と真っ向から対決するようなことをしないでしょう。

特にテレビの多くは、こんな大問題を少し一時的に問題とするだけで、軽くスルーするでしょう。そしてそうなると国民の多くも大反対運動をしたり異議を言わず、安倍自民党政権は続くでしょう。

テレビがどう扱うか、特にワイドショーでどう扱うかで決まるのです。

安倍政権はたとえ選挙で負けてもいいから今のうちに一挙に通そうとしています。安倍は歴史に名を残したいのです。

時間をかければ正体がどんどんばれて論争で批判されて、不利になるのは見えているから、絶対に一挙に速攻で、どさくさでこの大転換法案を通そうとするでしょう。それが安倍です。

中立を気取って明確に反対を言わないメディアはそうして反動的な動きに加担していくのです。


2015年5月28日 23時43分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / メディア / 主流秩序、商業主義 |
根津さん処分、高裁が取り消す判決、都教委敗北
東京都教育委員会が石原都政の中、君が代不起立で根津さんなどを攻撃し続けていましたが、
「君が代」不起立で停職処分を受けていた根津さんが、勝訴しました。処分取り消しと損害賠償を勝ち取りました。

根津さんやほかのメンバーの不起立の戦いは、歴史に残る素晴らしい、〈たましい〉あふれる生き方の実践でした。

根津さんが失った長い長い時間は取り戻せませんが、この全体主義国並みの思想統制、個人への人格破壊行為などの加害をしてきた東京都の職員は真摯に反省し、謝罪し、自分達の罪を社会に公表すべきです。
しかし〈たましい〉がない愚かな人は何も省みることなくファシズムに加担します。東京都の中井敬三教育長は、さらに自分の人生に罪の上塗りをしていきます。恥ずかしことです。
右翼的な方向で事態を進めてきた教育委員メンバー、直接かかわった職員だけでなく、それを見逃して声を挙げなかったほかの職員も加害メンバーの家族も、情けないことです。

********

君が代不起立で懲戒処分 高裁が取り消す判決
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150528/k10010094771000.html
NHK5月28日 19時15分

東京の公立学校の卒業式で君が代を斉唱する際に起立しなかったことを理由に、元教員
の女性が教育委員会から受けた停職6か月の懲戒処分について、東京高等裁判所は「個
人の思想や良心の自由の実質的な侵害につながる」として、取り消す判決を言い渡しま
した。

この裁判は、東京・町田市の市立中学校の教員だった女性が、平成19年の卒業式で君
が代を斉唱する際に起立しなかったことを理由に、東京都教育委員会から停職6か月の
懲戒処分を受けたのは不当だと訴えていたものです。

1審は、元教員は過去にも減給や停職1か月と3か月の処分を受けたにもかかわらず、
再び起立しなかったとして訴えを退けました。
28日の2審の判決で、東京高等裁判所の須藤典明裁判長は「処分を機械的に重くして
いくと最後は免職処分になり、自分の思想を捨てるか、教員の身分を捨てるかの選択を
迫られる。憲法が保障している個人の思想や良心の自由の実質的な侵害につながるもの
だ」と判断して、懲戒処分を取り消すとともに10万円の賠償を東京都に命じました。
判決について、元教員は「都の教育委員会が処分を機械的に重くすることに対してストップをかける内容で、うれしい」と話していました。
一方、東京都の中井敬三教育長は「誠に遺憾だ。教職員の職務命令違反に対しては、今後も厳正に対処していく」とするコメントを出しました。

2015年5月28日 22時27分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / ナショナリズム政治 / 生き方 |
報告書『若者の性意識とデートDV』

NPO法人・SEANが、以下の報告書を発行しました。
「雑誌や広告に(男性より)女性のヌードや水着姿がたくさん登場することについてどのようにおもいますか?」という問いに、
「気にならない」「仕事のひとつ」がとても多いというような実態が示されています。
この現状にどうすればいいのかということが考察されています。
注文方法も最後に書いてあります。

**************

若者の性意識とデートDV
〜互いを思いやる豊かな関係をめざして〜

SEANは2006年より、デートDV予防教育出前授業に取組んできました。授業前に「ジェンダーと暴力」に関する意識調査アンケートを行い、その結果を共有しながら授業を展開しています。中高大学生に実施したアンケート数が7,000人を超えたので、その結果をまとめ報告書として発行いたしました

バックラッシュによる性教育の後退と、ネットなどの目に余る「性」の商品化と低年齢化。若者たちが年々その状況を受け入れ、慣れさせられていっている現状が、アンケート結果からも見えてきます。まずは現状の問題を一緒に考えていただくために、この報告書を手に取っていただければ幸いです。

購入希望の方は必要事項を記入の上、メールかFAXにて下記SEAN事務局までお申し込みください。郵便振込用紙を同封し、発送させていただきます。なお、別途送料が必要になりますので、ご了承ください。

報告書『若者の性意識とデートDV』
A4/1,500円(税込み1,620円) 

*郵送希望の場合は別途郵送料が必要になります(1冊250円から)

<主なコンテンツ>
◆子どもの人権・多様なセクシュアリティ
◆デートDV予防教育アンケート調査結果
A.暴力について/男子は女子よりも暴力を肯定する
B.性別役割について/男女は相互に役割を期待しあっている
C.恋愛と束縛ついて/性的な欲求に関する考えに見られる男女差
D.女性性の商品化について/商品化は社会問題ではなく自己責任?!
◆デートDV予防教育シンポジウムの講演録  他

<お申込み先> 
NPO法人 SEAN(シーン)
〒569‐0071大阪府高槻市城北町1‐1‐14太田第二ビル3F tel/fax 072-669-7411  E-mail:station@npo-sean.org  
URL http://www.npo-sean.org

申込み日 2015年   月   日

 「若者の性意識とデートDV〜互いを思いやる豊かな関係をめざして〜」       冊 申込みます。
■名前                              
■住所 〒                                                         
■tel/fax        ■メールアドレス                     
2015年5月28日 01時31分 | 記事へ |
| ジェンダー / 暴力・DV / 主流秩序、商業主義 |
2015年05月27日(水)
遠藤周作 「その夜のコニャック」
遠藤周作の短編、「その夜のコニャック」を読んだ。

友人が紹介してくれた。

そのコニャックの味を想像した。

うまい、味わう、しみる、とはそういうことなのだろう。

僕の人生でそれにあたるものはひとつある。
アイスランドでのコカコーラだ。

食べ物のはなしではなく、人生の味わいで言っても、こうしたマイナスのなかでこそしみいる味わいというものはあるだろう。

名もない弱者の、日常の中に、深く味わう感謝とか、喜びとかがあれば、それは至福だろうと思う。

それは傲慢な強者にはわからない。

歴史にはそういう消えていったもの、記録されていないものが無数にある。


2015年5月27日 17時22分 | 記事へ |
| スピリチュアリティ / 作品 / 生き方 |
2015年05月26日(火)
真宗大谷派(東本願寺)が戦争法案に反対声明

真宗大谷派(東本願寺)が、安全保障法案に対する宗派声明をだしました。
ほかの宗教・宗派はどうなのでしょうか?

政治にはかかわらないと言って口をつぐむ団体もあるでしょう。
そして事実上どんどん流されていく。
主流秩序の実相はそういうことです。

おろかなインテリなどは中立をすぐに気取り、「説得力のない左翼はだめだ」と言いますが、歴史をしらないでそのように得意げに語る人は常に出てきます。

これまで戦争が近づくと、単に反対ではなく、妥協が現実的という人が必ず出てきますし、その中でのし上がる人が出てきます。労働組合は基本、戦争に協力的でした。
暗黒社会に進む中で、AかBかを問われるときがあります。
「茶色の朝」の話もこれに関わります。

主流秩序に従属するのかどうか、問われています。
当事者の方、運動団体の方を愚かなもののように扱い、自分の主張の材料に使う点で、『慰安婦問題をこれで終わらせる。理想と、妥協する責任、その隘路から。』という表題を書くような人はわかっていません。

冷静で公平な意見を言う自分が「正論を提起してあげるから慰安婦問題の対立、終わらせ、解決に導いてあげましょう」というのは現実には無力です。

私も若いころにはそのような傲慢さを持っていましたからわかります。

ただしい運動をすれば多数派になって勝てる、という前提がまちがっています。
本当に政治を変えるためには、多数の人々の支持がなけれならないし、多数の支持を得るには事実を正確に伝えるとともに、共感を得るための政策や主張を掲げなければならない、という、意見もっともに見える考え方こそが、間違いです。

それがわかっていないから「終わらせる」などとバカなことを言えるのです。
冷静に正しい分析したうえで対策をとっても事態がよくならないことはあります。
だから暗黒社会なのです。


『慰安婦問題をこれで終わらせる。理想と、妥協する責任、その隘路から。』というような表題を書ける人の主張では絶対に解決しませんので「おわらせる」ことなどできません。それは「アジア女性基金」の二の舞です。

「アジア女性基金」が正しかったという総括をする人もいますが、私はそうは思いません。それは学者がよくまちがう上から目線です。橋下が勝てば官軍というのと同じ発想です。

イメージは、民主党もいるし、共産党も社民党ももっといろいろな市民運動団体がいるときに、民主党だけでいい、民主党が政権をとれば解決するというようなことでいいのかということです。
統一戦線の前には多様な主体が必要だし「思想上の統一戦線」を強制するのは自殺行為です。

私はこの問題を考えて、主流秩序論を提起しているのですが、血気盛んで自分が解決してやるとおもっている若い人にはなかなかわからないでしょう。


*************

真宗大谷派(東本願寺)、安全保障法案に対する宗派声明
http://tco/3crsI09nau
5月21日.

日本国憲法の立憲の精神を順守する政府を願う
「正義と悪の対立を超えて」


私たちの教団は先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して多くの人々を死地に送り込んだ経験を持っています。その過ちを深く慚愧する教団として、このたび国会に提出された(安全保障関連法案」に対して強く反対の意志を表明いたします

そしてこの日本と世界の行く末を深く案じ憂慮されている人々の共感を結集して、改めて「真の平和」の実現を、日本はもとより世界の人々に呼び掛けたいと思います。

 私たちは、過去の幾多の戦争で言語に絶する悲惨な体験をいたしました。それは何も日本に限るものではなく、世界中の人々に共通する悲惨な体験であります。そして誰もが、戦争の悲惨さと愚かさを学んでいるはずであります。けれども戦後70年年間、この世界から国々の対立や戦火が消えることはありません。

 このような対立を生む根源はすべて国家間の相互理解の欠如と、相手国への非難を正当化して正義を立てる人間と言う存在の自我の問題であります。自らを正義とし、他を悪とする。これによって自らを苦しめ、互いに苦しめあっているのが人間の悲しき有様ではないでしょうか。

仏の真実の智慧に照らされるとき、そこに顕らかにされる私ども人間の愚かな姿はまことに慚愧にたえないという他ありません。

 今般、このような愚かな戦争行為を再び可能とする憲法解釈や新しい立法が「積極的平和主義」の言辞のもとに、何ら躊躇なく進められようとしています。

 そこで私は、いま改めて全ての方々に問いたいと思います。

「私達はこの事態を黙視していてよいのでしょうか」
「過去幾多の戦火で犠牲になられた幾千万の人々の深い悲しみと非戦平和の願いを踏みにじる愚行を繰り返しても良いのでしょうか」と。

 私は、仏の智慧に聞く真宗仏教者として、その人々の深い悲しみと大いなる願いの中から生み出された日本国憲法の立憲の精神を蹂躙する行為を絶対に認めるわけにはまいりません。

これまで平和憲法の精神を貫いてきた日本の代表者は、国、人種、民族、文化、宗教などの差異を超えて、人と人が水平に出あい、互いに尊重しあえる「真の平和」を、武力に頼るのではなく、積極的な対話によって実現することを世界の人々に強く提唱されることを求めます。

2015年5月21日
真宗大谷派(東本願寺9宗務総長  里雄康意


2015年5月26日 16時45分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / 戦争  / 生き方 |
売れるために媚びる――主流秩序への従属

売れる為には売りなさい。売れるために媚びる――主流秩序への従属


主流秩序の一部にジェンダー秩序、性的欲望秩序、美の秩序というものがあります。(『閉塞社会の秘密──主流秩序の囚われ』p22、p98−104)

性的欲望秩序とは、「性的欲望に無批判的で、性的欲望を利用して成功しよう、性的快楽の追求が大切というものです。

セクシーな格好をしたり、性体験が多いなど、性的欲望に無批判的でその充実や利用に活発でそれを手に入れている人が上位、性的要望を少しは重視するがそればかりじゃないと思っている人が中位、性的欲望にとらわれることに批判的あるいは無関心で、その性欲望充実度が低いや、性欲願望は強いが実現できていない人ほど下位というものです。


性的な力はセクシャルな資本となっています。それによって主流秩序の上に行くことが当然という空気です。
主流秩序はセクシャルなものを売るように誘導します。

以下の「スカートめくりで売り出す」というのはその典型ですが、これだけに限りません。

周りが売れる為にはこれくらいして当然だよーという空気を作り疑問を持つ方がおかしいと思わせる。主流秩序による洗脳社会です。

non-noモデルの子が、「『パンツを見せることは恥ずかしくないことなんだ!』と自分に言い聞かせて、『先輩! めくってください! お願いします!!』という感じでした(笑)」といってます。
めくっている男たち、恥ずかしい仕事してますね。恥という感覚がない人もいるでしょうが。周りにそれを教える大人がいないということです。

何が足りないか。フェミです。おかしなことにオカシイと声をあげる個人、主体です。それがなければ主流秩序の勝利は続きます。
労働問題でもセクハラ、パワハラでもいじめでも、DVでも、ストーカーでも戦うことを教えないことが一番問題です。

テレビドラマ「お家へようこそ!」は、すぐに解決すると11回のドラマにならないからという面はあると思いますが、あまりにも主人公たちが無知でバカで、無力で、間違った対応ばかりしていて、無理があります。






「舞台あいさつでスカートめくり!?」@ザテレビジョン
http://news.walkerplus.com/article/59099/


「「スカートめくり」は、もはや日本文化?映画公開記者会見でもスカートめくりを強要する社会って……。」@LPC 15.05.26 by 栗林デバ子

http://www.lovepiececlub.com/news/2015/05/26/entry_005733.html

2015年5月26日 16時00分 | 記事へ |
| ジェンダー / 主流秩序、商業主義 / メディア |
主流秩序を意識して生きるR
 

多様性の体現物となる(逸脱者になる)

○多様性の体現物になる。主流秩序の従属者=多数派のふるまいをしない。人にあわせない。自分を深くちゃんと見れば自分の独自性=マイノリティ性が見える。自分のマイノリティ性を大事にする形で多様性を体現する。

○秩序受身的生活から、脱秩序の能動的生活へ日々の一つ一つを変革していく。秩序から統制されない逸脱者になる。主流秩序に対する「統制不能物」になる。今の一瞬を深く充実していきていく。

○基本、どんな生き方でもいい。社会(主流秩序)に適応しても対抗してもいい。闘って立ち向かっても、撤退してもいい。それも自分で決めること。責任感覚だけは忘れずに。

○ほかの人が書いた文章や方針などをむげに批判したり、改変したりしないようにする。自分が不十分と思ってもできるだけ当事者の思いを尊重する。

○「田原総一郎的でない、勝ち組的でない、男性ジェンダー的でない」生き方をする

○できるだけ結婚しない。結婚しても社会の結婚風潮、異性愛のカップル単位という常識をあおらない。その意味で、公表したり、派手な結婚式をしたり、自慢したり、他者に結婚を勧めたりしない。結婚するのが幸せというジェンダー秩序を強化しない。

○主流秩序に対して、エリート的上昇でなく、反逆して「不利」を受け入れてのスローライフの方向を目指す。

○「あのきれいな人」「かわいい子」「スタイルいい」「あの顔、ブサイク」「服、ダサい」などすぐ外見について話すことをやめる。自分の話題が化粧とかファッションや外見ばかりであるのをやめる。そういう顔やスタイルやファッションではないところで人を見る人、自分を見る人になる。



2015年5月26日 02時52分 | 記事へ |
| 生き方 / 主流秩序、商業主義 |
2015年05月25日(月)
時事放談、まともだった
2015年5月24日放送「時事放談」、とてもまともでした。野中広務 元内閣官房長官や古賀誠 元自民党幹事長 といった保守政治家がこうしてまともなことを言う時代になったのは、あまりに安倍が極右・ファシズム的なことをしているからです。いまの主流メディアが、この程度の認識を持てずに、安倍に加担している現状、ほんとうにおかしいです。


以下、朝日の指摘

(新ポリティカにっぽん)「戦争法案」 名は体を表す
早野透=桜美林大教授・元朝日新聞コラムニスト
朝日 2015年4月21日16時25分

早野透(はやの・とおる) 1945年生まれ、神奈川県出身。68年に朝日新聞に入社し、74年に政治部。編集委員、コラムニストを務め、自民党政権を中心に歴代政権を取材。2010年3月に退社し、同年4月から桜美林大学教授。著書に「田中角栄 戦後日本の悲しき自画像」など=安冨良弘撮影

 確か、小田実さんを偲(しの)ぶ会でお目にかかって知り合った荒このみさんがマーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」の訳書を送ってくれた。岩波文庫で全6冊、その1冊目が出たのである。うわぁ、なつかしい、中学生のころ、大久保康雄訳の「風と共に去りぬ」を、学校の休み時間ももどかしく、無我夢中で読んだなあ。

 「スカーレット・オハラは美人ではなかったが、いったんその魅力に取りつかれてしまうと……」という書き出し、まだうぶな少年には、それがどんなものか、まだわからなかった。のちに映画で、女優ビビアン・リーのスカーレットを見て、なるほどこういう感じかと納得したりした。

 しかし、荒さんの新訳を読みながら感じたのは、そうか、スカーレットの物語は、1861年に始まるアメリカの南北戦争のさなかのできごとだったんだなということ、その時代背景に改めて目がいく。

 南部で、広大な綿花畑で奴隷が働く。北部でリンカーンが奴隷解放を叫ぶ。南部に住むスカーレット、その男友だちは「戦争だよ、いつ戦争になったっておかしくない状況なんだ」と勇み立つ。スカーレットは「戦争なんて起きないわよ。……ああ、もうたくさん、戦争の話なんて」と首を振る。

 戦争って、いつの時代も民衆はそのつもりでもないのに起きるらしい。
荒さんに電話した。荒さんも中学生のときに大久保康雄訳を夢中で読んだ。

 「アメリカが国内で戦争したのは南北戦争だけなんです。あとの戦争は国外でばかり。南北戦争の戦死者は62万人です。第2次大戦でのアメリカの死者は41万人でした。思えば、南北戦争はすごい戦争だったんですねえ」

 ちなみに、第2次大戦での日本の死者は、310万人である。1941年12月8日、日本の民衆だってまさかと思っていたのに、ラジオで開戦を知らされ、緒戦の勝利にバンザイバンザイと浮かれてしまった。1945年8月15日、敗戦の日、ことしは「戦後70年」というわけである。

■「冬の時代」 昔のことと思えない

 東京・新宿の劇場で、劇団民藝による木下順二作「冬の時代」の舞台をみた。1964年に初演があって、これは50年ぶりの再演だそうである。

 1910年、幸徳秋水ら12人の「主義者」が天皇暗殺を企てたとされ、大逆罪に問われて死刑になる。これはむろん、でっちあげの冤罪(えんざい)事件、その後、社会主義は「冬の時代」となる。生き残った堺利彦らは「売文社」という、いまでいえばコピーライターかネット会社か、そんな仕事をしながら、政府の弾圧を耐えしのぶ。

 堺は、幸徳とともに日露戦争に反対する「非戦論」を唱えた人物。
 「われわれが死んだら、また若いものがやってくれる。われわれより少しずつは利口になりながらね」

 劇で、堺利彦を模した「渋六先生」のこんなせりふが耳に残る。しかしその後、日本はちっとも利口にならずに第2次大戦に至る戦争の道を突き進んでしまった。
 観劇が終わり、わが仲間と夕食の会話。

 「どうも昔のことと思えないな。このごろなんだかきな臭い」
 「5月には安保法制の法案がどっと国会に出てくるらしいじゃないか」
 「いざというときゃ国外に出ていって戦争するという法案だね」

 「だけど、それを戦争法案という言い方をしちゃいかんらしいよ」
 そう、そのこと。社民党の福島瑞穂参院議員が政府・自民党との間で「戦争法案」という呼び方をめぐって渡り合っている。

■「じゅんび は ばっちりだ」

 3月20日の参院予算委員会は、私もテレビ中継で聞いていた。福島さんは沖縄の辺野古問題を追及したあと、「次に戦争法案、安保法制についてお聞きします。新3要件を満たせば海外で武力行使するということですね」と切り出した。

 安倍晋三首相は「テレビでご覧の方に説明しておく必要がある」と長々と「新3要件」を説明した。それを満たせば「武力行使が可能になる」と明言した。福島さんは「なんで海外で武力行使できるのか、憲法論からいって分かりません。憲法の上に総理がいるんじゃなくて憲法の下にいる。憲法を守れ、安倍総理!」と畳みかけた。

 「戦争法案」か、さすが福島さんはズバリ言うね、安倍さんもそれを認めたということかな、と私もテレビを見ながらそう思ったのだが、そうではなかった。

 4月1日の参院予算委員会。再び福島さんは「戦争法案」を取り上げ、ひとつの詩を読み上げた。

 「まいにち 満員電車に乗って 人を人とも 思わなくなった インターネットの 掲示板のカキコミで 心を心とも 思わなくなった 虐待死や 自殺のひんぱつに 命を命と 思わなくなった じゅんび は ばっちりだ 戦争を戦争と 思わなくなるために いよいよ 明日戦争がはじまる」


 宮尾節子さんのこの詩は、特定秘密保護法ができた直後の2014年1月にツイッターにアップされ、次々とツィートされて広がったらしい。福島さんは、いま過酷な労働に悩む若者の先には戦場がある、格差拡大、貧困と戦争はつながっていると論じた。

 安倍首相はそれには答えず、「われわれが進めている安保法制を戦争法案というのは甘受できないですよ。そういうレッテルを張って議論を矮小(わいしょう)化していく。まじめに福島さんも議論していただきたい」と反論した。

 安保法制というべきか、戦争法案というべきか。さあ、どっちなのか、私も迷っていたら、4月17日、おのずと答えが出た。この日、自民党の予算委理事が福島さんに面会に来て、こう申し入れた。

 「戦争法案はやめていただきたい。「戦争関連法案」とか「戦争につながる法」とか修正できないか」

 私は、それを福島さんから聞いて、つい笑ってしまった。まさか、ブラックユーモアじゃないよね。「関連」とか「つながる」とか、これじゃあ自民党も「安保法制」はいずれ「戦争」に行きつくことを認めているんじゃないか。福島さん、「戦争法案」を撤回しなければ国会の議事録に載せないよ、などと言われても、へこたれることはないよ。

 「戦後70年」の平和からは思い及ばぬその昔、わが軍隊は、全滅を「玉砕」、退却を「転進」などと言い換えて敗戦を覆い隠そうとした。そういうごまかしはいずれ破綻(はたん)が来る。

今回の「安保法制」のひとつ、戦争をしている他国の軍隊を後方支援する新法を「国際平和支援法」と名付けるらしいではないか。名は体を表さなければいけない。それはやっぱり、「国際戦争支援法」のほうが正しいのではないか。(早野透=桜美林大教授・元朝日新聞コラムニスト)



首相のポツダム発言「わざとならずるい」 民主・枝野氏
2015年5月24日21時31分

■民主党・枝野幸男幹事長
 (安倍晋三首相が共産党の志位和夫委員長との党首討論で、ポツダム宣言を「つまびらかに読んでいない」と答えたことについて)首相自身が「戦後レジームからの脱却」と言ってきたが、戦後レジームとはポツダム宣言そのもの。細かい規定ぶりまでは知らなくとも、中身は当然知っているでしょう。志位さんにああやって聞かれたら、個人的な感情は別にして、「政治としてはそれを受け入れて、私たちは再出発した」と言うしかない。
 ポツダム宣言は間違っていると言った瞬間、日米関係もめちゃくちゃになる。だけどポツダム宣言は受け入れてきたとは言いたくない。(つまびらかに読んでいないとの発言は)わざとだったら、ずるいなと思う。(さいたま市でのオープンミーティングで)

2015年5月25日 11時36分 | 記事へ |
| メディア / ナショナリズム政治 |
橋下批判
橋下への批判、不十分なものも多いですが、以下、私と同意見、いいところもあるので、確認のために紹介しておきます。

(耕論)「橋下徹」を語ろう 想田和弘さん、谷口真由美さん、西川のりおさん
朝日新聞2015年5月23日05時00分

 ■「劇場」は終わっていない 想田和弘さん(映画作家)

 橋下氏を危険な政治家だと考えてきた私にとって、政界引退は歓迎すべきことです。けれども「橋下劇場」は終わっていないのではないでしょうか。投票結果を受けた記者会見は、橋下氏の真骨頂。論理ではなく、人々の感情を操作することにたけた能力をいかんなく発揮し、「次の出番」につなげました。

 「間違っていた」「政治家冥利(みょうり)に尽きる」――。散り際の美学を愛する日本人の琴線に触れたため、「潔い」とか「すがすがしい」などと受け止められました。

 スポーツで惜敗した人だったら分かります。しかし、これは政治です。「大阪都構想が実現しなければ大阪はダメになる」とまで主張していた政治家が、「本当に悔いがない」「幸せな7年半だった」と笑顔で語り、彼の言葉通りならばダメになってしまうはずの大阪を全く心配していないように見えるのはどういうことなのでしょう。結局、住民投票は大阪のためではなく、彼個人のための私的な勝負事にすぎなかったのではないでしょうか。

 橋下氏が民主主義イコール多数決であり、政治プロセスを勝負事と誤解していることも気になります。本来、自立した個人が利害や価値観の違いを認めつつ、時間をかけて、それぞれが妥協をしながら合意形成を図ることこそが民主主義です。最終的には仕方なく多数決になりますが、大事なのは勝ち負けでない。少数派の権利が守られることで「敗者」にしないことを目指すものでしょう。

 また、彼はこの会見で民主主義を「すばらしい政治体制」と語り、「報道の自由は絶対に守らないといけない」と述べました。独裁が必要だと発言し、批判的な報道や言説を徹底的に攻撃してきたこれまでの姿勢を知る者からすれば笑止千万です。それが無批判に受け入れられるのは、橋下氏の弁舌の巧みさだけでなく、民主主義に対する浅い理解が日本人に広がっているからではないでしょうか。

 「民主主義は感情統治」と橋下氏はかつてつぶやきました。彼が使い、支持者に伝染するキャッチフレーズやコピーとなるような言葉は、人々が抱いている怒りや猜疑心(さいぎしん)を刺激し、ネガティブな感情に火をつけます。敵味方をはっきり分ける橋下氏の政治手法を、安倍晋三首相や日本中の政治家が模倣し始めてもいるようです。それは民主制の危機を意味します。

 だから引退表明に一喜一憂している場合ではない。「橋下的なるもの」に対して、「恐怖政治」「民主主義の蹂躙(じゅうりん)」といった紋切り型の言葉では、対抗できない。回り道のようでも、自分の言葉を紡ぎ、デモクラシーについての本質的な理解を深める必要があるのではないでしょうか。
 (聞き手・池田伸壹)

    ◆ 谷口さんコメントはだめなので略= 主流秩序に乗っていて中立主義の学者のだめの典型

     *
 西川のりお、意外な方向から批判していて少し面白い。橋下がこのままおとなしくフェードアウトしないだろうから、これを言っておく意義はあります。

 ■表舞台離れ「伝説」になれ 西川のりおさん(漫才師)

 「橋下徹よ、伝説になれ!」と言いたいです。そのために必要なことはたった一つ。どんなに待望されても大臣にも国会議員にもならず、そして何百万円積まれても、昔からのつながりで頼まれても、テレビには一切出ないこと。

 記者会見で言った通り、弁護士と、やったとしても講演ぐらいの活動だけに専念したら、伝説になります。山口百恵になれます。そこでテレビのコメンテーターなんかやったら、全部パーです。

 もともと、ものすごい目立ちたがり屋。しかも目立ち方をよく知っていて、とても上手です。それはテレビに出ていたとき、台本にコメントの案を五つも六つも真っ黒になるまで書き込みして、放送作家が用意したことは一切使わないといった努力で身につけたものと聞いてます。

 賛成と反対をハッキリさせて、さらに注目を集めるのも上手ですね。われわれ大阪の芸人には、「師匠、師匠」と言葉だけでなく実際に会っても敬意を払ってくれます。それが大学教授とかマスコミの人に対してはものすごい批判をするでしょう。本能的に味方にすべきか、敵にすべきかをハッキリさせるんですよ。

 そんな人ですから、一切テレビに出ず、政治からも離れるのはつらいと思います。
 それでも、ぜひ伝説になって欲しいです。

なぜなら、大阪は財政ひとつとっても、このままではいくら税金を上げても追いつかない状態。問題だらけです。大抵の政治家は、人気の出ない政策や次の選挙の票に結びつかないことは言い出さない。それがタブーになっていました。

 ところが橋下徹はいろんなタブーに手をつけた。それは間違いないですわ。ただ問題の種をまいて、賛否を際だたせて、かき混ぜるだけかき混ぜまくるけど、解決までたどり着いたものがいくつあったかは疑問です。でも、種まき専門としては、近年でナンバーワンちゃいますか。

 ただね、ここからは大阪の府民、市民に問題が突きつけられるんです。毎年優勝が求められる巨人に対して、阪神は3位でも、ようやったとほめてもらえます。役所もマスコミもぬるま湯なんです。橋下徹という引っかき回した人間がいなくなったからといって、元に戻って、何もしないのではダメなんです。これからは、大阪の府民、市民が自分でタブーに手をつけないといけない。

 結局のところ、住民投票は橋下徹の人気投票で、あれだけの大接戦だったので、今は誰も冷静になれません。でも、何年かして、「考えてみたら、ぬるま湯につかっていた俺たちを、あの男が目ぇ覚まさせてくれたなあ」と思える時が来るかもしれません。そんな伝説になってほしいのです。
 (聞き手・池田伸壹)
     *
 にしかわのりお 51年生まれ。75年に結成した「西川のりお・上方よしお」で人気を博す。著書に「橋下徹はなぜ大阪で独裁政治ができるのか?」など。

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2015年5月25日 11時22分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 |
糸井重里の反省と矛盾
糸井重里さんは80年代の消費主義の先頭を走り、コピーライターという商業主義の先兵の仕事をしていた人で、その彼が浅い反省を口にしていますが、売ることに囚われ、過去の自分の主流秩序への加担への反省はなく、未だ主流秩序に乗っているわけで、自覚が浅すぎます。でもその彼が少し気づいた点を紹介しておきます

*******************

糸井重里さん、コピーライターやめました 売れるを語る
気仙沼支局長・青瀬健

朝日新聞2015年5月25日10時47分
 略
 ――そこに、秀逸なキャッチコピーをつける?

 「製品ができてからお客さんの手に渡るまでは、長いドラマがある。広告屋は売るための助け舟を出すのですから、どこかで手伝うことはできます。でも、限界を感じたのです」

 ――限界、ですか。

 「自分が薦めたい商品ならいい。でも、もっと改善できるはず、なんて思ってしまうと、納得して商品を語れない。だからコピーライターはやめました」

以下、矛盾したことを言っているが略

2015年5月25日 11時05分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / 生き方 |
安倍首相の話法 「戦争は平和である」
まえから「あべこべ話法」と批判されていたが、安倍首相、安倍政権の話法にようやく批判が増えてきた。だがそこをちゃんと見る人はまだまだほんの一部で、多くは安倍や橋下にだまされる。そしてその言い分を再生産する。そして国会では結局自民公明は、この安保法制を討論に関係なく数の力で通す。
「新語法(ニュースピーク)」、オーウェルの世界だ。


以下は朝日新聞に載っている、まともな意見

◆「考論 長谷部×杉田)安保法制、安倍政権の「話法」から考える」
朝日新聞 2015年5月24日05時00分
  
 安倍政権は今月、閣議決定した安全保障関連法案を「平和安全法制」と名付けた。憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使容認に踏み切ったことで「戦争法案」との批判も浴びるが、政権は「日本の安全と世界平和に貢献する」と説明する。
長谷部恭男・早稲田大教授と、杉田敦・法政大教授の連続対談は今回、政治家の「話法」から、日本の民主主義の現在地について語り合ってもらった。

 ■「平和安全法制」名前アベコベ 長谷部/戦闘犠牲、当然視してないか 杉田

 杉田敦・法政大教授 安全保障法制の関連11法案が国会に提出されました。安倍政権は「平和安全法制」と銘打っていますが。
 
長谷部恭男・早稲田大教授 「戦争は平和である」

 杉田 「新語法(ニュースピーク)」ですね。ジョージ・オーウェルの小説「1984」で、独裁者が国民に植え付け、復唱させたスローガンでした。
 

長谷部 安倍政権の語法はまさにニュースピークです。「平和への積極的貢献」とは、地球上のどこへでも行って米軍の軍事作戦を支援すること。それなのに、日本が米国の戦争に巻き込まれることは「絶対にありえない」。自衛隊の活動範囲を拡大しても、隊員のリスクは高まらない。自分への批判は「レッテル貼り」だが、自らが行う批判は「言論の自由」。国会に法案を提出してもいないのに、米議会で「成立させる」と約束し、同時に民主主義のすばらしさを熱く語る。どれもこれもアベコベです。

 杉田 そう言えば、「無知は力である」も独裁者のスローガンの一つでした。安倍晋三首相は党首討論で、ポツダム宣言を「読んでいない」とし、先の戦争の評価についての質問に答えなかった。「戦後レジーム」からの脱却というなら、大前提の知識ですが。

 長谷部 読んでもいないものから脱却しようとは、マジシャンそこのけです。そしてアベコベの集大成とも言えるのが、今回の安保法制です。そもそも憲法9条は集団的自衛権の行使を認めていません。行使容認に基づく法整備も当然認められない。法制化されれば、憲法9条は変えられたも同然です。日本を、地球上どこでも武力行使できる国に変えようというなら、正々堂々と憲法改正するのが筋です。
 
杉田 安倍さんは記者会見で、安保法制が成立したら自衛隊員の危険が増すのではという質問に、「発足以来、今までにも1800名の自衛隊員が殉職している」と応じました。しかし、これまで戦闘での死者はゼロです。かつて著書で軍事同盟を「血の同盟」と表現した安倍さんだけに、犠牲を当然視していないか気がかりです。
 
長谷部 実際に戦場から戦死者の遺体が帰ってきた時、1800プラス1になっただけだとでも言うつもりでしょうか。

 杉田 踏まえておきたいのは、警察と軍隊の違いです。警察は、基本的には暴力を使うことが禁止され、例外としてこういう場合は使えるという「ポジティブリスト」に基づいて行動します。それに対して軍隊は「ネガティブリスト」に従う。基本的には暴力を使えるが、こういう場合は使ってはいけないという制約を受ける。暴力についての考え方が根本的に違います。

 長谷部 その通りです。そして自衛隊は、一般的な軍隊とは違い、ポジティブリストで動いています。

 杉田 つまり、自衛隊はこれまで警察に近い存在としてやってきた。ところが安保法制が整備されると、ぐっと軍隊に近づくと。

 長谷部 憲法9条がある限り、ネガティブリストにはできないはずです。ただ「こういう場合は暴力を使える」の枠があまりにも広がるため、実際の運用において、ポジティブリストとして制約する意味が失われる明白な危険性がある。                                                    ■憲法縛られぬ「期限付き独裁」 長谷部/疲れた国民、現状打破を支持 杉田

 杉田 戦後、日本という国自体も、いわばポジティブリストでやってきたと言えます。憲法という外側からの縛りだけでなく、戦前の反省という内側の縛りもあって、権力は抑制的に行使されるべきだという国民的合意があった。ところが安倍さんや橋下徹・大阪市長は、それはおかしい、ネガティブリストにするべきだという発想です。政治の手を縛るのは非民主的だ、民主主義とは、選挙で選ばれた代表による、いわば期限付きの独裁なのだ――という安倍・橋下流の政治観が、支持を広げているようです。
 
長谷部 戦前の大日本帝国憲法はネガティブリストでした。天皇が全権力を持っているという前提で、天皇の名のもとでは元来、政府や軍隊はやりたいことを何でもできるはずだと主張されていた。それが戦後は、全権力が国民に移ったのだから、国民に選ばれた政治家が憲法に縛られるなんておかしいというのが「期限付き独裁」の発想でしょう。

 しかし日本国憲法は多様な価値観を抱く人々が公平に、尊厳をもって扱われるべきだとの立憲主義に立脚している。そこでは、政府は憲法によって与えられた権限のみを行使できる。誰かが全権力を保持しているという発想はありません。
 
杉田 そのように慎重に事を進めることに多くの国民が疲れてきたのかもしれません。景気が悪い中、なんでもいいから、強いリーダーに閉塞(へいそく)感を打ち破ってほしいと。そういう文脈で橋下さんという政治家も登場し、「大阪都構想」をぶち上げたわけですが、肝心の改革の内容がわかりにくかった。それでも、このままではじり貧だから、とにかく変えてみようという人々もいるわけです。
 
長谷部 ひょっとするとその先に何かいいことがあるかもしれないと。
 杉田 昨今の改憲論議と構造がよく似ています。何か具体的な問題から出発して、その解決のためには憲法を変えるしかないというのではなく、改正ありきで、どこが変えやすそうかと、みんなで探している。転倒した論理になっています。

 ■政治判断、信用できるか 杉田/戦後の権力抑制に意義 長谷部

 長谷部 政治家個人への支持と、その人が掲げる個別の政策に対する賛否は本来、別ものです。しかし橋下さんのように人気のある政治家は、一緒にしようとする。「私が言ってるんだから賛成して」と。ただ、このやり方には必ず賞味期限がある。飽きられたら終わりです。安倍さんが安保法制の関連法案を一気に短時間で成立させようとしているのも、その辺を意識しているかもしれない。
 
杉田 安全保障に関しては、これまでは憲法が、政治家の決定に枠をはめてきました。しかし安保法制が成立すれば、集団的自衛権行使の要件に該当するのか、自衛隊を海外に出すべきかなど、非常に重大な判断を、究極的には数人の政治家がすることになる。

 ここをどう考えるか。戦後の日本は、戦前の日本が安全保障についてまともな判断ができず、国内外に多大な犠牲と被害をもたらしたという苦い悔恨の上に成立しました。

 長谷部 まともな判断ができないばかりか、誰が決めたのか、誰に責任があるのかすらわかりません。

 杉田 安保法制の問題を突き詰めていくと、最後は、政治を信用できるかという問題に突き当たる。戦前の「無責任の体系」は、戦後日本において払拭(ふっしょく)されたのか。原発政策などを見る限り、私は懐疑的です。国の存立にかかわる重大な判断を委ねてしまえるほど、政治を信頼できるかという思いがあります。

 それに対して、「できない」「危ない」と縛っているから、いつまでたっても日本の政治が成熟しないのだ、緊急性の高い問題は、民主的に選ばれた代表である政治家の決定に委ねるしかないという批判が聞こえてきます。

 長谷部 立憲主義は、たとえ民主国家であっても、政治家の判断は完全には信頼できないとの前提に立ちます。戦争について言えば、いま世界のどこに信頼できる国家があるでしょうか。米国は、軍事介入した中東各国を軒並み大混乱に陥れて、それが過激派組織「イスラム国」(IS)が跋扈(ばっこ)するきっかけにもなっている。権力をポジティブリストで抑制的に運用する戦後日本のプロジェクトの意義を、改めて見直すべき時期ではないでしょうか。=敬称略

 (構成・高橋純子)
2015年5月25日 10時52分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 / メディア |
2015年05月24日(日)
アイルランド、同性婚を認める憲法改正
 カトリック教徒が多数を占めるアイルランドで2015年5月22日、同性婚を認める憲法改正の是非を問う世界初の国民投票が行われ、賛成票が3分の2を占め、反対票を大幅に上回った。

日本との大きな違いだ。

男女間の結婚以外は罪だとするカトリック教会が社会の中心となってきたアイルランドでは、同性愛は1993年まで犯罪だった。2011年に同性婚にも男女間の結婚と同等に近い制度が導入されたが、養子縁組などは認められなかった。
現政権は同性婚カップルが完全に男女間の結婚と同等の権利を得るには憲法改正が必要だとして国民投票の実施に踏み切った。各政党も賛成に回った。
 


2015年5月24日 12時12分 | 記事へ |
| ジェンダー / 主流秩序、商業主義 |
2015年5月、別れ話で交際女性家族を死傷させる
2015年5月23日、東京都品川区で、中国籍の留学生、徐海培容疑者(25)が交際相手の韓国籍女性(21)の自宅に行き、両親などを包丁で切りつけ、交際女性が首などを切られ軽傷、女性の父親が殺され母親も重傷を負った。

交際女性とは5月初頭にインターネットの「婚活サイト」を通じて知り合い、交際を始め女性は徐容疑者方で同居していた。

しかし最近別れ話になり、5月22日夜に口論になり、翌23日朝に起きたところ、長女がいなくなっていたため男は女性宅に押しかけ、彼女を殺して自分も死のうと考えた。

交際女性に危害を加えることが目的だったが、両親が止めに入ったので、持参した包丁で動けないぐらいまで刺した。交際女性は屋外に脱出し、約100メートル離れた最寄りの交番に駆け込んで助けを求めたが、その後、徐容疑者が交際女性を見つけて追いかけ路上でもみ合っているところようやく警官が取り押さえた。
2015年5月24日 11時29分 | 記事へ |
| ジェンダー / 暴力・DV |
主流秩序を意識して生きるQ

○何者にもならない。ひとかどの人、尊敬される人にならない。自分の名前を前に出さない。無名で、社会の片隅で、誰にも知られていないけど、心をこめて、ある人の介護をするというようなことを、大切なことと考える。

○ 約束の時間に遅れて相手を待たせてしまうのは、『私の時間の方があなたの時間よりも大切だ』と言っているのと同じで傲慢な態度、と知る。逆に待たされて過剰に怒るのも、暴力的であると知る。このことに気付かない人は、鈍感か自己中心主義の人、気づいているのに行う人は根っからの権威主義者。


○DVを学び、DV的な関係にならないようにする。加害者にならないようにする。DVのことを周りに伝え、DV予防教育を広げ、自分が対等な関係性のモデルを日々示していく。パートナー関係において、「押しが強い、偉そうに説教する、馬鹿にする、命令的、役割だと押し付ける、束縛する」といったようなことをやめる。相手が、なんでもはいはいというとおりにする(従順)、びくびくしている、気を使う、許可を求める、先回りするというようになっていないか、を意識する。


○次のようなことがよくあるが、そうしたことをしない人になる。
社内での派閥争い、権力闘争、いじめ、飲み会での悪口、嘘やねたみによる足引っ張り、強いものに媚びる人、おべっか、不正に声を上げない、保身のために不正に目をつぶる、・・
そういうことをしない人になる。

○「怒る」のをへらす。ただし、抑圧(人権侵害)された弱者の権利回復の闘いのときには、怒る権利もあるということを忘れない。自分の感情を大事にして、不正に対して怒ることもその一つと知る。

○穏やかな心、ピースの感覚をときどき思い出す。怒りに囚われないように生きる。何もかもにケチをつけるような自分のクセをやめる。隠れた嫉妬心に囚われたような態度を変える。権力のない人に対して無意識のうちに偉そうにするような態度をやめる。

○被害者が声をあげることは重要だが、文脈次第である。自分が被害にあった、傷つけられたということを切り札として使うことに注意する。被害ばかりを言って、自分が人を傷つけることに鈍感である場合がある。

○被害体験を成長につなげられたらいいな、という視点を持っておく(簡単ではないが)。
辛い体験のあとに、その体験ゆえに成長するという「心的外傷後の成長」(PTG: post traumatic growth)という道もあり得る。それを得られるような方向を目指す。

○正義(正論、たとえば被害者の立場、少数派の立場)を盾に、単純に相手が悪いと決めつけ糾弾するとか、自分たち仲間内で相手をバカにして笑ったり盛り上がるような姿勢をしていないか、顧(かえり)みる姿勢を持つ。正義や義憤はしばしば、相手を悪者に仕立て上げ、相手の感情への配慮をなくし、集団の狂気/凶器になり、相手への抑圧に転嫁するということを肝に銘じる。正義や義憤は、しばしば、相手との戦いへの興奮、相手の撲滅への歓喜となる危険性に自覚的になる。ナショナリズムなどの集団の感覚のおぞましさを忘れない。(よそ者排除、逸脱者への処罰、処刑)

○怒鳴り声や嫌みがない生活の幸せさをちゃんと感じる。過去の苦しみの時を思い出して、今の日常の穏やかさの幸せを自覚する。人を信じたり穏やかであったり、プラスを見るような関係で生きる。


2015年5月24日 03時06分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / スピリチュアリティ / 生き方 |
2015年05月23日(土)
戦争法案、まともな議論行われず

5月22日(金)午後、中谷元・安保法制担当相は「自衛隊員のリスクは増大せず、隊員の安全性は高まる」というような答弁をしました。安倍と同じです。

白を黒というような発言です。

岡田代表は記者会見で、「自衛隊員の命に最終的に責任を持つ防衛省のトップである大臣のことばとして非常に残念」「リスクが高まるという単純なことすら認めないのであれば、議論が成り立たない」と厳しく批判しました。

野党は、(1)今夏までの成立にこだわらない、(2)菅官房長官も委員会に常時出席する、などを要求したものの、認められず、政府自民党は強行採決でことを進めていくつもりです。

岡田代表 自衛隊員のリスク高まると認めるべき(5月22日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150522/k10010088601000.html

民主党の岡田代表は記者会見で、中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣が、安全保障関連法案を巡り、自衛隊員のリスクが高まることはないという認識を示したことについて、安全保障の枠組みを大きく変えるもので、リスクが高まることを認めるべきだとして、国会審議でただしていく考えを示しました。

中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣は閣議のあとの記者会見で、安全保障関連法案を巡り、自衛隊の任務は増えるものの、リスクを軽減する措置をしっかりと盛り込んでおり、自衛隊員のリスクが今より高まることはないという認識を示しました。

これについて、民主党の岡田代表は記者会見で「自衛隊員の命に最終的に責任を持つ防衛省のトップである大臣のことばとして非常に残念だ。枠組みが大きく変わるので、当然、リスクが高まることを認めたうえで、それ以上に法整備の必要性があることを説明する責任が政府にはある」

と述べ、法案は安全保障の枠組みを大きく変えるものであり、リスクが高まることを認めるべきだという考えを示しました。

そのうえで、岡田氏は「リスクが高まるという単純なことすら認めないのであれば、議論が成り立たない。特別委員会では、国民がしっかりと理解できるような議論をお願いしたい」と述べ、今後の国会審議で政府の認識をただしていく考えを示しました。


安倍・中谷発言を追及へ=安保法案、26日論戦入り−野党(5月22日、時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015052200830
2015年5月23日 00時40分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 / 戦争  |
2015年05月22日(金)
最賃アップ

「ユニオンぼちぼち」の仲間たちがしています。
*******
最低賃金の大幅な引き上げを求める署名。
京都労働局に渡すものですが、京都以外の方でもかまいません。

下記のページからアクセスできます。
http://saichin-doumei.blogspot.jp/2015/05/blog-post_4.html

★賃金あげろ!! SOUND DEMO★
6月14日15時半・三条河川敷集合 16時スタート
http://saichin-doumei.blogspot.jp/2015/05/blog-post_2.html

もよろしくお願いします。

◆最低賃金の国際調査、最高額は豪州 OECD
http://www.cnn.co.jp/business/35064591-2.html

ロンドン(CNNMoney) 経済協力開発機構(OECD)は16日までに、27カ国を対象にした最低賃金調査をまとめ、オーストラリアが時給15.96豪州ドルで首位だったと報告した。現在の為替相場では約1530円。

OECD報告書によると、豪州で最低賃金を稼ぎ、子ども2人がいる労働者1人は週6時間働ければ貧困ラインを超える生活水準を維持するのが可能。これら労働者は州からの手当ても期待出来る。

・・・
◆世界の富裕層と貧困層の格差、過去最大レベルに OECD報告
http://www.afpbb.com/articles/-/3049512

アンヘル・グリアOECD事務総長は、「私たちは崖っぷちに達した。OECD諸国における格差のレベルはデータ開始史上最大になった。高い格差は成長に悪影響をもたらすことはデータが証明している。したがって政策対応は社会だけでなく経済のためでもある。各国政府が格差への対応をしなければ、社会への影響だけでなく長期的な経済成長をも阻むことになる。」


「これに対処するためには、富裕層と多国籍企業にも確実に税負担を負わせる政策が必要だ」と強調した。OECDは、租税回避に断固とした措置をとる国際的な取り組みで中心的な役割を果たしている。

2015年5月22日 23時38分 | 記事へ |
| 貧困/反貧困 / 労働 / 主流秩序、商業主義 |
同性婚の法制化へ

Change.org上で発信されたキャンペーンを紹介しておきます。

映画『パレードへようこそ』に出ていた、1980年代の時代遅れの偏見と同じレベルでいつまで日本はとどまっているのでしょうか?地球人として意識を拡張していきましょう。

私はシングル単位論者で、結婚制度を批判していますが、主流秩序を揺るがすために過渡期として同性婚も当然認められるべきと思っています。

**********
Change.org

同性婚の法制化を、内閣総理大臣・法務大臣・国会に勧告してください。


LGBT支援法律家ネットワーク有志

LGBT支援法律家ネットワーク有志が代理人となり、同性婚について、日本弁護士連合会(日弁連)に対し、人権救済を申立てます。
 この申立ては、日本で同性婚の法制化を進める一歩となります。
 ぜひ、あなたも、この申立てを応援してください。

 人は自らのライフスタイルの選択としてカップルとして生きることもシングルとして生きることも、あります。カップルとして生きていこうとする人には、パートナーが異性の人もいれば、同性の人もいます。

 異性カップルの場合、法的に結婚することができます。しかし、同性カップルの場合、現在の法律では、法的に結婚することができません。そのため、同性カップルには、相続、税金、社会保障等において異性カップルに認められている様々な権利が無く、配偶者という法的地位が認められないことによって、社会生活上の様々な不都合が生じています。

 憲法14条は法の下の平等を定めています。人生のパートナーとしてお互いに助け合って生きていこうという点においては、異性カップルも同性カップルも同じです。結婚という国家の制度を異性カップルは利用できるにも関わらず、同性カップルは利用できない理由はありません。
 

日弁連の勧告には、裁判所の判決と違って、強制力はありません。しかし、日弁連が作成した文書は、人権を侵害するものに渡されるほか、マスコミへ公表され、日弁連のウェブサイト上にも公開されます。弁護士全員が加入し人権を守ることを使命としている日弁連が、法的な観点から調査・分析した結果は、社会に対して大きなインパクトを持ちます。

 この申立てを応援して、一緒に、同性婚の法制化への道を歩みましょう。
 ぜひご署名ください。

 署名の第一次締切は、7月3日(金)です。この日までにいただいた署名を、7月7日の申立ての際、日弁連に提出致します。7月3日より後も署名を受け付ける予定ですが、申立ての際に多くご署名いただいておりますと関心の高さをよりアピールできます。できるだけ、7月3日までにご署名ください。

※署名は、このネット署名と署名用紙の2つの方法で行っています。
署名の内容は同じですので、重複して署名しないようにお願いいたします。

※いずれの署名も、日弁連に提出いたします。

マスコミ等には、署名数を伝え、個人情報はお知らせしません。

なお、ネット署名の際、「署名をchange.org上で公開」のチェックを外さなければ、change.org上で公開されることになりますので、ご注意ください。
 【申立人も募集しています】

 申立人になってくださる方も募集しています(2015年6月15日締切)。
 「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルなど、同性婚が法制化された場合、同性婚をすることを希望する可能性があると考える方」は、申立人になれます。

 パートナーは、いても、いなくてもかまいません。
 東京だけでなく、全国各地から、申立ての委任状が届いています。

 申立人になられた方には、後日、「ご自身のこと」や「同性婚を求める事情」などについてお書きいただきます。あなたの思いを日弁連に届けます。

 申立人になる方法については、 http://lgbt.sakura.ne.jp/lgbt/humanrights/ 
をご覧ください。

 【申立書(概要版)を公開しています】
 最新版の申立書(概要版)も、 http://lgbt.sakura.ne.jp/lgbt/wp-content/uploads/2015/04/summary_150425.pdf
で公開しています。

 【LGBT支援法律家ネットワークについて
 この申立ては、LGBT支援法律家ネットワーク有志が代理人となって行います。
 LGBT支援法律家ネットワークは、2007年に立ち上がった、セクシュアルマイノリティの問題に取り組む弁護士・行政書士・司法書士・税理士・社会保険労務士などの法律家のネットワークです。現在、全国に80名以上のメンバーがいます。


2015年5月22日 18時11分 | 記事へ |
| ジェンダー / 主流秩序、商業主義 |
2015年05月21日(木)
今年最高の映画、『パレードへようこそ』
観たかった映画『パレードへようこそ』[原題「PRIDE」を見てきた。期待にたがわず期待以上の出来栄えで泣けた。

80年代の半ば、サッチャーが傍若無人に組合をつぶしに来た中で戦う労働者たちと当時のLGBT運動の心意気(スピリチュアリティ)が伝わる、素晴らしい映画だ。脚本、音楽、監督の演出、とてもいい。

いまの日本社会ではその労働運動の連帯の精神(私がスピリチュアリティといっているもの)がわからない人も多くなっているかと思うが、大事なものがそこには映し出されていたと思う。

映画は、新自由主義路線で暴走するサッチャー政権下での炭鉱閉鎖に対し行なわれた炭鉱労働者のストライキによる抵抗、それに連帯しようと悪戦苦闘するゲイ・レズビアンの若い活動家たちーーLGSM(ストライキ中の炭坑労働者をサポートするゲイとレズビアンのグループ)を描いたものである。
しかも実話に基づいている。
それを映画にしたのはすごい。

映画だから音楽も使い感動的に過剰にわかりやすく演出してはいるが、その底に流れているのはまともなスピリチュアルな感覚だ。

ストライキしている炭鉱労働者たちは、当時、今以上に性的マイノリティ(フェミ)に差別的なものが多かった。LGSMからというだけでカンパを受け取ろうともしない。
しかし、交流し理解し、連帯していく。それは労働運動の原点が握手するという連帯であったように。

ゲイカップルに「どっちが家事するの」と聞くように、この映画はフェミに親和的でもある。


労働運動というものへの幻想の様な期待感を持っている者たちには、こうした原点のような連帯への感覚は懐かしくまた熱いものを思い起こさせるだろう。

さっきもいったがこの映画は実話に基づいている。ジェンダー平等、LGBT運動に少し関わりつつ、また労働運動にもかかわってきた私にとって、両者をつなぐという点でも感じるものがあった。

私は学生時代から炭鉱の労働運動などに学んできた。高校生の頃「我が谷はみどりなりき」をみて感動した。高校生のころから三井三池炭鉱の闘いのことを学んで社会主義的な思想に基づく労働運動のいい面に心が揺さぶられ多くを学んだ。

大学院の頃ちょうどこの映画にあった英国長期ストの最中で、それをリアルタイムでフォローしたりしていた。

三井三池での組合つぶしの中の第二組合的なもの、そういう立場をとわれるときにどっちにつくかという感覚は、いまでは主流秩序論に結実している。

映画では労働運動の精神があふれている。その地域のユニオン旗、その中の図柄の、異なるものが握手するという図。パレードの先頭を歩くかつらつとした気持。なかまが来てくれたという感動。サッチャーへの憎しみ。

しかし同時に運動内での対立。差別。エイズが蔓延し始め偏見がある中での苦しみ。LGBTパレードの主催者は、「政治的な主張は遠慮して」みたいなことを言う。警官たちだけでなく組合員もゲイを病気あつかいしあざ笑う。

それに対してマイノリティの運動は、蔑称を逆手に取る。変態で何が悪い。おれたちは変態だ。伏見憲明はヘンタイバンザイと書いていた。

そういうのもあって80年代から今までを生きていた私には感じるものが多くあった。イギリスでもこうした精神は退行しているが、日本はそれ以上の目も当てられないほどの非連帯への、大きな退行ぶりだ。

なにも労働運動の連帯の感覚がわからない人ばかりになっている。

そういう人にこの映画は通じるのだろうか。

日本でいま労働運動はもう力を失っている。でも一時期のフェミや今のLGBTの運動には、この映画の精神が息づいていると思う。だから労働問題出身の私は、フェミやセクマイの運動に共感し連帯し、いまDVのことなどをしているのだと思う。そして労働相談=「ユニオンぼちぼち」をやっている。セクマイの労働相談をしている。「ユニオンぼちぼち」には、この映画の労働運動の精神が今でも残っている。


映画の主人公たち(LGBT)の、少人数で自分たちで運動する、そこでの創意工夫、そして行動、そして連帯はみていてすばらしかった。底流に流れている感覚、そこにある共通性、連帯というものへの感覚、主流秩序の下位という意味での「マイノリティ」だから、彼らの闘いは私たちたちの問題であり、自分達がいじめられ馬鹿にされ、メディアでたたかれていることと彼らがやられていることはつながっているというのは、とてもとてもよくわかるメッセージだ。

でも今の日本は、その逆ばかり。つながりが見えない。非正規でもLGBTでも在日外国人でも、フェミニストでも、そういう少数派がいじめられ差別されていても無視。

その構造を私は主流秩序としてあぶりだしている。上位にいってよかったと思ってほっとするのか、主流秩序の中の自分として、自分のマイノリティ性、主流秩序への囚われの苦しさを見るのか。

言っている意味、急に聞くとわからないだろうけど、主流秩序論を理解していただければクリアに世界が違ってみえてくると思います。

まあとにかく、近年でもっともおすすめレベルが高いA+の映画です。そうねえ、「スタンドアップ」「ホテルルワンダ」をお勧めした時と似た気持ち。

映画館で小さくガッツし、素晴らしい映画に拍手しました。
そして何度も泣き、また大笑いしました。三谷幸喜の映画などで笑わせようとするけど笑えないのと違って、素直に笑えるんだよねえ。

久しぶりに映画で元気が出ました。

あなたも今すぐこの映画を見に行って!
地方では見れないところもあるだろうけど、ぜったいDVDで見る価値あるよ。

*********
以下情報

ストライキ中の炭鉱労働者支援に立ち上がったロンドンのLGSM(ゲイとレズビアンの活動家たち)の若者たちと、ウェールズの炭鉱労働者の交流をつづる感動作。イギリスのマーガレット・サッチャー政権下で起きた実話が、1980年代の名曲をバックに描かれる。

監督は、第63回トニー賞にて監督賞を受賞したマシュー・ウォーチャス。出演には『ラブ・アクチュアリー』などのビル・ナイ、『ヴェラ・ドレイク』などのイメルダ・スタウントン、『サンシャイン/歌声が響く街』などのジョージ・マッケイらがそろう。

マーガレット・サッチャー政権下の1984年夏、ロンドン。炭鉱労働者のストライキの報道を見たマーク(ベン・シュネッツァー)は、彼らを救済すべく仲間たちと募金活動をすることに。しかし、ゲイとレズビアンの活動家グループであるマークたちが必死でかき集めた支援金を受け入れる炭鉱団体はなかった。それでもマークたちはめげず、労働者たちに直接寄付金を渡すためロンドンからウェールズへ向かう。

***

パレードへようこそ」炭坑ストライキの時代を爽快感たっぷりに貫いた、驚きの感動秘話
。(牛津厚信)


 伝統と革新。イギリス文化を象徴するこのフレーズに、まさかこれほど当てはまる映画が誕生するとは思わなかった。なにしろ本作は「炭坑労働者」と「同性愛者」が手を組んでムーブメントを巻き起こす、前代未聞のストーリーなのだ。

 舞台は1984年。サッチャー政権による炭坑閉鎖案に抗議して全国の組合員たちがストライキに打って出た。機を同じくして、ひとりの若きゲイ活動家は炭坑労働者たちの闘う姿勢に共鳴し、仲間と支援活動へ着手する。

多額の募金を集めた彼らだったが、しかし肝心の貰い手が見つからない。そんな中、唯一ウェールズの炭坑がちょっとした勘違いによって受け取りを快諾。事態は大きく動き始める。

 この映画の魔法にかかると、イングランドとウェールズの境界にある巨大なセヴァーン・ブリッジが、さながら異なる価値観を繋ぐシンボルのように見えてくる。80年代のヒット曲に乗ってミニバスでこの橋を渡り、到着先で様々な化学反応を巻き起こすゲイ&レズの活動家たち。

とりわけビル・ナイやイメルダ・スタウントン演じる村人たちとのアンサンブルがたまらない。偏見など物ともせず、無限に広がるハーモニー。苦難の時代のはずなのに、温かくてガハハと笑い声が絶えず、どっと多幸感が押し寄せてくる。

 やがて訪れるコブシを突き上げたくなる高揚の中、本作が提げる「連帯」という言葉が印象的だ。まだネットも普及していない時代、全く異なる世界に生きる者どうしが奇跡的に心を重ね合わせた事実は驚嘆に値する。

しかもこの映画には原作すらなく、作り手がネットや映像、書籍を隈なく調べ上げてようやく当事者へと辿り着いたという。その「伝えたい」という使命感もただ事ではない。

 作り手の熱意は正しかった。そこまでして発掘すべき史実であることは誰の目にも明らか。

本作を観ているとなぜだかとびきりの勇気が湧いてくる。そして否応なしに共感、いや連帯の輪に加わりたくなってしまう。なるほど、歴史は終わってなどいなかった。彼らの伝説は今なおこうして人々の心に火を灯しながらパレードを続けているのだ。(牛津厚信)
2015年5月21日 09時18分 | 記事へ |
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安倍が世界から馬鹿にされている、そして墓穴

NPTでも、北方領土問題でもこのようになっています。安倍が靖国神社に行ったり従軍慰安婦問題で暴言を吐いたり、ナショナリズムにもとづく言動(尖閣、竹島、北方領土、集団的自衛権・・)をとればとるほど、墓穴を掘るということです。

おろかしいことですがそれがわからない日本社会全体がおろかしいです。

昔、日本社会が世界から非難されて国際連盟脱退して意気揚々みたいなことしてた時と同じく、バカです。

1;NPT

NPT=核拡散防止条約の再検討会議で、合意文書の草案に盛り込まれていた世界の指導者に広島・長崎への訪問を呼びかける文言が、中国の働きかけで削除され、韓国も同調。全会一致なので難しくなっているが、

そもそもなぜ中国が反対しているかというと、日本の動きが、日本政府が歴史をわい曲する道具に使おうとしていることにつながっているように見えるからです。
安倍政権の愚かさのツケがまわってきているのです。

2:北方領土 露外相が日本を批判

 ロシアのラブロフ外相は、北方領土問題に関連して「日本は第2次大戦の結果に疑いを差し挟む唯一の国だ」と日本を批判した。北方領土は第2次大戦の結果、戦勝国ソ連の領土となったのだから、敗戦国の日本には返還を求める権利はない――との考えを明確にした発言だ。

これも、安倍のバカが慰安婦問題を居直り、侵略戦争ではないような方向に持っていこうとしているから言われてしまうのだ。

中国やロシアがやっていることもひどいが、そんな国に言われるぐらい、安倍のしていることが愚かなのだ。国際的には絶対に負けるようなことをしている。
2015年5月21日 08時16分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 |
欧州議会でフォアグラ問題論議
この問題もアニマルライツ、主流秩序の問題。世界の流れを認識すべきだ

フォアグラに欧米で批判が高まっており、ヨーロッパ議会では近年、禁止にするかどうかで議論が繰り広げられている。
EU22カ国(ベルギー、ブルガリア、ハンガリー、スペイン以外の加盟国)ではすでにフォアグラ生産は禁止されているが、輸入や売買については自由に行なうことができる。カリフォルニア州でフォアグラの全面禁止(生産/売買)になったことを受けて、欧州議員の一部がEUでも同様に全面禁止すべきと動いているのである。

 クジラ(やイルカ)はすでにEU域内では全面禁止(漁業および輸入の禁止)になっており、そこには希少資源の枯渇(と保護)という側面と動物保護の精神がある。フォアグラも射程に入ってきているということだ。

禁止を主張する英国とフォアグラ産業が大きいフランスが激しい戦いを繰り広げている。今年のヨーロッパ議会の決議では、禁止に賛成する議員は少なく否決されたが、こうした議論が今後大きくなり、近いうちに欧州でも禁止されるだろう。

ひるがえって日本の社会・議会ではまだ全く議論されていない。日本社会ではフォアグラが大量に使われている。

以下の情報は
http://blog.goo.ne.jp/higurashi55/e/35235f354dcd70c16c49413080a39630
を参考にしました。

鴨に関するEUの勧告が2011年の1月から適用されているが、その内容は、飼育場内で鴨が自由に身動きできること、羽ばたきができること、鴨同士が通常な状態でいられることを確保するべし、というものだ。エピネット(épinettes)と呼ばれる鴨を強制肥育させる際に入れる固定ケージは、この勧告に適っていない。

フランス政府は勧告の適用を2015年12月31日まで一方的に延期している。
しかし、欧州委員会は、勧告が強制力を持つものであり、フランス政府が状況を改善すると約束したと記している。

今日でもフランス南西部で生産されるフォアグラの85%が肥育の12日間をエピネットで飼育された鴨のもので、赤ラベル(1965年以降、養禽業者が品質を保証する目的で導入したシステム、ワインのAOC・原産地呼称統制と似た制度ですね)では30%、赤ラベルでないものでは96%がエピネットによって飼育された鴨のフォアグラだということだ。

******

フランスは、フォアグラはフランスが世界に誇る食文化だと言って抵抗しており、これは日本がクジラやイルカで言っているのと同じ。
しかしもちろんフランス国内にもアニマルライツ団体があり、フランスは一枚岩ではない。

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以下2012年の関連記事。書いている人の世界観はひどい質ですが。中国も含めてアニマルライツに鈍感な国はまだまだあります。儲かればいい、うまければいい、というこの鈍感さの点で日本と中国とフランスが似ているとは…。



米「フォアグラ禁止法」に仏反発、中国も参戦で“世界大戦”
2012.12.31 18:00 (1/3ページ)[大阪から世界を読む 2013]

 米カリフォルニア州で7月、高級食材で知られるフォアグラの生産・販売、レストランでの提供が法律で禁止された。施行直前には駆け込み需要があったほか、特別メニューを出すレストランも。
一方で、同州を相手取って禁止法の差し止めを求める団体が現れたり、米ブルームバーグによると、フォアグラの主要産地フランスで、国内のレストランに同州産ワインの提供をやめるよう呼びかけるなど反発も起こった。
そのうえ、騒動は広がり、ついに世界一の「パクリ国家」のあの国も登場する始末で…。(篠田丈晴)


禁止、提訴… 「米仏戦争」勃発

 キャビアとトリュフと並び「世界三大珍味」といわれるフォアグラは、肥大したガチョウやカモの肝臓。ただ、のどに管を通して差し入れた大量の餌を食べさせて生産することから、動物愛護団体から「残酷だ」との批判の声があがっていた。

このため、カリフォルニア州では2004年のシュワルツェネッガー知事時代に禁止法が成立し、8年の猶予期間を経て施行された。違反者には1日当たり1千ドル(約8万円)の罰金が科される。

 こうした動きに対し、罰金覚悟でフォアグラを提供する飲食店もあったほか、法の施行停止を求めて州を提訴する動きも。反発は遠くフランスにまで及び、名産地で知られる南西部ジェール県の政治家や業者らは、国内のレストランに対しカリフォルニアワインの提供停止を呼びかけた。

 一方、法案提出者のバートン元州上院議員は米紙ロサンゼルス・タイムズに対し、「(長い準備期間があったのに)彼らは寝ていたのか」などと、反発派の動きを揶揄(やゆ)している。ただ、米国ではシカゴ市が06年にフォアグラの販売を禁止したが、反対の声が相次いで2年後に解禁した経緯があるが…。

フランス文化の遺産

 そもそも、フォアグラをめぐってはヨーロッパでも古くから不自然な食材として動物虐待論があった。欧州評議会加盟の関係35カ国では1999年、「すでに定着している場合を除き」生産が中止された。その例外の代表格がフランスなのだ。世界のフォアグラ年間生産量の4分の3を占めるとされ、最大の消費国であり、輸出国である。

2005年には、同国の国民会議は「フォアグラは仏文化の遺産である」とした法案を全会一致で可決している。

 仏南西部ジェール県が、カリフォルニアの禁止法に反応して同州産ワインをボイコットするのもうなずける。ただ、この“ワイン大国”で他国のワインが多く飲まれているとは思えないので、無理矢理に外交介入するフランス一流のポーズとも受け取れる。

パクリ国家・中国も参戦

 フォアグラの生産をめぐっては中国の怪しい動きもある。
 仏経済日刊紙ラトリビューン(2010年10月21日付)よると、仏食品大手「ユーラシス」が、中国で農家と契約してフォアグラの材料となるカモやガチョウを飼育し、中国産フォアグラを「ルージェ」ブランドとして世界の高級飲食店に販売しているというのだ。

ただ、中国の場合、さまざまな分野でノウハウを取得したあとに相手国企業とたもとを分かち、そのあとは品質が劣化する傾向がある。富裕層が増え、国内需要の高まりで大量生産の劣化品が中国人のおなかを満たすのはかまわない。しかし、それが高級品として世界中に出回ることのないよう祈りたい気分だ。

食い道楽・大阪

 さて、インターネットで「フォアグラ 大阪」と検索してみると、200万件以上のヒットがあった。定番のソテー以外に、「フォアグラとんかつ」「フォアグラ丼」「フォアグラ鍋」…。果たして、ここまでアレンジして食す国民はいるのだろうか。

2015年5月21日 07時49分 | 記事へ |
| アニマルライツ / ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 |
イルカ漁問題
多数決で、こう決まりましたが、これを機に、日本社会でアニマルライツへの理解が少しでも広がればいいと思います。すこしでもその主張に耳を傾けて、日本社会の論調が変化するか見ていきたいと思います。ナショナリズム思考を脱して、世界的視野で考えていってほしいと思います。JAZAを脱退して従来のままの水族館が出てくるとすれば、それはかえって自分の首を絞めることになると思います。

野菜・植物も命だ、牛を食べているではないか、魚を取ってきているじゃないか、そこで働いている人がいるというような無知・不勉強・低レベルの反論をしていては未来は開けません。謙虚に学び考えていきましょう。
(繊維産業、養蚕業で働いていた人は多くいましたが時代の変化でそこで働く人は減りました。いつまでもそこで働いている人がいるといって変化を認めないなどというのはあり得ない意見です)



「悪質な嫌がらせ」の背後に良質な多くの声があることを見ていきましょう。

どんな状況がこの問題の背後にあるのかを考えていく。
すると動物劣等化秩序があり、儲けるために何がどう動いているか、それが上位になっているかが見えてきます。メディアのゆがみです。
それが主流秩序の視点です。



***
全国の水族館、追い込み漁のイルカ入手不可能に WAZAの改善勧告受け入れへ
産経新聞 5月20日(水)16時27分配信

 和歌山県太地町の伝統追い込み漁で捕獲したイルカの水族館展示をめぐり、世界動物園水族館協会(WAZA、本部スイス)が内部の倫理規範に違反するとして、日本動物園水族館協会(JAZA)に改善・除名通告を行っていた問題で、JAZAは20日、都内でWAZA加盟継続の賛否を問う会員投票を行い、WAZA残留の投票が多数を占めた。関係者が明らかにした。

 投票結果を受け、JAZAは協会に残留する意向をWAZAに報告する。WAZAの倫理規範に従い、JAZA加盟の施設は今後、追い込み漁で捕獲したイルカの入手をやめるとみられる。

 JAZAに加入しているのは動物園89、水族館63の計152施設。このうち、太地町からイルカの供給を受けていたのは約30の水族館で、これらの施設はイルカの獲得が困難となることから、子供たちに人気のイルカショーなどの運営に支障が出る恐れがある。

 一方、WAZAに残留を決めたことで、JAZA加盟の動物園はWAZAを通じた世界的なネットワークでライオンやキリンなどの飼育や展示を続けることができる。

 太地町のイルカ漁をめぐっては、シー・シェパードをはじめとする世界の反捕鯨団体や動物愛護団体が漁師らに悪質な嫌がらせを続けている。

 この問題について、和歌山県の仁坂吉伸知事は「世界中からのいじめみたいな気がする」と述べ、不快感を示す一方、「『イルカがかわいそう』などの議論があるが、水族館では捕ってきた魚などを多く展示している」と反論していた。

2015年5月21日 06時23分 | 記事へ |
| アニマルライツ / 主流秩序、商業主義 / メディア |
オリバー・ストーン、おきなわへメッセージ

5月17日の沖縄県民大会で、映画監督のオリバー・ストーン氏が下記のメッセージを寄せました。

オリバー・ストーン氏が沖縄県民大会にメッセージ...
2015年5月17日
琉球新報

「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」
5月17日の抗議行動にあたり、
私は皆さんに対し敬意を抱き、支持を表明する。

私はそこに一緒にいることはできないが、気持ちで参加している。
あなたたちの運動は正当なものだ。
「抑止力」の名の下に建つ巨大な基地は一つのうそだ。

アメリカ帝国が世界中を支配する
目標を進めるためのもう一つのうそだ。
この怪物と闘ってくれ。
世界中であなたたちのように、あらゆる分野で闘っている人たちがいる。
それは平和と、良識と美しい世界を守るための闘いなのだ。

You have my respect and support for your protest on May 17.

I cannot be
with you in person, but in spirit.
Your cause is a just one.
A new mega‐base built in the name of ‘deterrence’ is a lie. Another lie told by the American Empire to further its own goal of domination throughout the world.

Fight this monster. Others like you are fighting it on so many fronts throughout the globe. It is a fight for peace, sanity, and the preservation of a beautiful world.

2015年5月21日 06時12分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 |
安倍政権の女性政策は口だけで、実質は後退
毎日新聞の「解剖:安倍流「女性活躍」/1 「自民の変化」アピール 経済と絡め重点政策化」
という連載記事が最近あったが、
チャンと安倍政権の正体を書いていないので、改めて簡単に基礎を確認しておきますねー

毎日記事連載
http://mainichi.jp/shimen/news/20150421ddm005010064000c.html

1年半前の国連演説で安倍首相は女性重視を訴え、世界的には注目されたがあれは、彼の外面の良さに過ぎない。実態を伴っていない。安倍の特徴は、平気でうそをつく人だということだ。

オリンピック誘致のときに「放射能は完全にコントロールされている」と言い放ったことや、先日の戦争法案提出にあたって[絶対に戦争になるようなことはない]といったことに典型だ。

口先だけで大衆を煽る/騙すことをなんでもいう。選挙のときに人を煽る感じで、平気でうそを言っている。橋下とこの点は同じだ。

簡単に言えば、女性の人権を拡大するには、シングル単位型の社民主義に至るような諸政策を連携して進めなければならない。増税し、子育て・介護に金を使い、家族機能の社会化を進めて社会的連帯を進めなくてはならない。
シングル単位型にすべてを変えていき、女性の社会進出と男性の家庭参加、労働時間短縮、非正規雇用差別の廃止、非正規の賃金上昇を進めていかねばならない。これらはすべてシングル単位概念でまとめられる。
税や社会保障・福祉などもシングル単位にしなくてはならない。
DV対策でも予算を増やして実質的に総合対策ーーーそこには『デートDV・ストーカー対策のネクストステージ』で指摘したような加害者プログラムをふくむ対策支援ーーーを進めていかねばならない。

だが安倍政権は、これらを何一つ実行していない。

「配偶者控除」のあり方ひとつでも、「103万円の壁」をなくせていない。社会保障費は抑制しており、生活保護制度を後退させている。マイナンバーも骨抜き。
女性議員比率は9・5%で世界153位で、「クオータ制」の導入を全く提起していない。主要7カ国(G7)でクオータ制を導入していないのは日本とアメリカだけで、アメリカは女性進出は日本より進んでいる。

労働時間短縮どころか残業代ゼロ法案を通そうとし、派遣労働の搾取を進めるための派遣法改悪を進めている。非正規差別を放置し、賃金は実質的に低下し、格差を拡大し続けている。

つまり安倍政権は何一つ女性の人権の前進に実際には動いていない。国際的にエエカッコして拍手をもらうために口先で言っただけだ。

シングル単位の諸政策を私は1990年ごろから提起しているが、まだその意義を理解しない人がほとんどだし、安倍政権がそれを一部でも進めたなら少しでも前進させたと評価できるが今のところ一歩も前進していない。労働政策で後退があるだけだ。。

というような入門の入門を理解していない評論だらけで話にならない。

なお、私は、90年代にはこうしたことをよく指摘していたが、いまは主流秩序論の中にジェンダー秩序のことも位置付けて話している。

2015年5月21日 06時03分 | 記事へ |
| ジェンダー / 主流秩序、商業主義 / 労働 |
2015年05月20日(水)
『コングレス未来学会議』
『コングレス未来学会議』をみた。まあまあおもしろかった。

未来の予想が暗いが、まあこれはこれまで積み重ねられてきた感覚に近く、既視感はあった。

しかし今の社会をつかんではいる。情報は作られている。人々は操作されている。主流秩序にとらわれている。それを独特な表現で伝えていた。


まあ今、スペクタクル社会になって、各人は思考を自分でするのではなく、薬「新たな娯楽」的なものを飲んで幻覚の世界で「そこそこ幸せに」生かされているようなものだから。
***

ネット情報

「戦場でワルツを」のアリ・フォルマン監督が、「惑星ソラリス」の原作でも知られるポーランドのSF作家スタニスワフ・レムによる小説「泰平ヨンの未来学会議」をアニメーションと実写を交えて映画化。

俳優が自らの一番輝いている姿をスキャンし、デジタルデータとして保存することが可能になった未来世界。40歳を超えて女優としての旬を過ぎたロビン・ライトは、難病を抱えた息子のためにも、巨額の報酬と引き換えに、それまで出演を拒んできた売れ筋の映画を含むあらゆるジャンルの作品に彼女のデータを提供するという契約を結ぶ。

映画会社のミラマウント社にデータを提供したロビンは演技をすることもなくなり、表舞台から退く。そして20年後、ミラマウント社が開く未来学会議に招かれたロビンは、人々が化学薬品を使った新たな娯楽に没頭している世の中を目の当たりにする。
2015年5月20日 10時59分 | 記事へ |
| 映画 / 主流秩序、商業主義 |
被害者意識のおろかさ

チャンと相手の意見も聞かずに、被害者意識で、相手がまちがっていると決めつけ、誤解だ、いじめだ、相手が暴力団体だというのはおろかです。動物保護団体や環境保護団体の多くは平和的に問題に向かっています。

***

日本動物園水族館協会、世界動物園水族館協会に残留するか投票
フジテレビ系(FNN) 5月20日(水)1時56分配信

水族館の人気者のイルカが、危機に直面している。
水族館の入手先で行われている伝統漁法に、国際的な非難が向けられている。
飼育員によって、健康管理されているイルカ。
水族館でのイルカの飼育は、ショーなどを楽しめるだけでなく、その生態を知ることで、野生のイルカの保護や治療にも役立つという。
しかし今、このイルカが、水族館からいなくなるかもしれない事態が起きている。

和歌山・太地町(たいじちょう)で行われている伝統漁法・イルカの追い込み漁。
現在、日本の水族館にいるイルカの大半は、ここで捕獲されているが、世界動物園水族館協会「WAZA」が、これに待ったをかけた。

WAZAは4月、追い込み漁が、倫理規定に違反しているとして、日本動物園水族館協会「JAZA」の会員資格を停止し、さらに1カ月以内に改善しなければ、除名処分にすると通告した。

和歌山県の仁坂吉伸知事は「相手が政府じゃないので、すごく難しい局面になったなと思う。いじめみたいな気がします。世界中のいじめだなというふうに思うんですね」と述べた。

深刻な影響が出るのは、水族館だけでなく、動物園も。
もし、WAZAから除名されれば、水族館にイルカは残るが、海外の動物園との交渉の場が少なくなり、希少動物の借り入れができなくなるおそれがある。

こうした中、日本動物園水族館協会は、19日、WAZAに残留するかどうかを決める投票を行った。

いったい、なぜ世界が和歌山の漁法に注目するのか。
その理由は、2009年に公開され、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞などを受賞した「ザ・コーヴ」。

追い込み漁をしている太地町などに潜入し、日本のイルカ漁を批判する内容。

その内容について、東海大学海洋学部の山田吉彦教授は「イルカたちが、多くの血を流しながら処理されていくという映像が映し出されています。現在では、デンマークのやり方に倣い、イルカも苦しまずに、多くの血も流さない処理の仕方、この現状が世界には伝わっていない」と語った。

さらに、日本を非難する国際世論の背後に、あの団体の存在を指摘する。
山田教授は「シー・シェパードのような暴力的な環境保護団体の理屈・理論だけが、国際社会で通用してしまった。
そして、日本が孤立しているというのが現状だと思う。(日本の)正当性を、国際社会にちゃんと話す時間を求めるべきなんだと思う」と語った。

残留か、それとも脱退か。
20日、投票結果が出る。
最終更新:5月20日(水)1時56分

2015年5月20日 10時21分 | 記事へ |
| アニマルライツ / 主流秩序、商業主義 / ナショナリズム政治 |
安倍政権批判の声明 賛同広がる

<日本研究者>さらに賛同者、457人に 安倍政権への声明
毎日新聞 5月19日(火)21時49分配信


安全保障関連法案の閣議決定後、記者会見を開き法案について説明する安倍晋三首相=首相官邸で2015年5月14日午後6時26分、宮間俊樹撮影

 ◇欧米の日本研究者ら187人が安倍政権に求めた声明

 欧米の日本研究者ら187人が、戦後70年を過去の植民地支配や侵略の過ちを清算する機会にするよう安倍政権に求めた声明に対し、さらに賛同者が270人増え、世界で457人が署名したことが19日、分かった。欧米では、安倍政権の歴史認識に対する懸念が高まっており、8月にも首相が表明する戦後70年談話を念頭においた欧米から日本への進言といえる。

【ドナルド・キーンさんに聞いた】戦後70年 今も続く国民への忍耐押しつけ

 声明は「日本の歴史家を支持する声明」。19日に公開された新たな署名者にはオランダ人ジャーナリストのイアン・ブルマ氏などが含まれている。日本研究者を中心に、歴史学、人類学、政治学、文学などの研究者が幅広く参加し、

賛同の輪も、米国や日本、スウェーデン、オーストラリアなど世界に広がる。4日に発表された声明には、マサチューセッツ工科大のジョン・ダワー名誉教授やハーバード大のエズラ・ボーゲル名誉教授など著名な日本研究者も賛同していた。

 米コネティカット大のアレクシス・ダデン教授は「比較的小さな研究界でこれだけの署名が集まることは画期的」と述べ、「特定の歴史について率直な議論を規制する日本の動き」に対して研究者間で懸念が拡大しているため、と説明した。

 米国では今年2月、日本政府が歴史教科書を出した米出版社に対して慰安婦関連の文書の訂正を要請したことで、「検閲」との批判の声があがった。

 また、米国では、歴史問題を巡って日韓の亀裂が深まり、東アジアの安全保障体制が揺らぐことへの懸念も強い。【國枝すみれ】

 ◇「日本の歴史家を支持する声明」の要旨

・日本の歴史家が正確で公正な歴史を求めることに賛意を表明

「慰安婦」問題は日本、韓国、中国の民族主義的な暴言でゆがめられてきた

「慰安婦」の身に起こったことを否定したり、過小評価したりすることはできない

・「慰安婦」になった経緯や正確な人数は確定されなくても、大勢の女性が意思に反して拘束され、恐ろしい暴力にさらされたことに変わりはない

・過去の不正義を認めることは難しいが、そうすることで民主主義は強化される

・戦後70年の今年は、日本政府にとって過去の植民地支配と侵略の問題に立ち向かい、指導力を見せる絶好の機会だ

2015年5月20日 10時11分 | 記事へ |
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橋下問題資料
以下、関連記事を載せておきやす。


橋下氏引退へ―議論なき独走の果て
2015年5月19日(火)付
朝日新聞社説

 問題提起の能力は抜群だったが、話し合って解決する姿勢は乏しい。つきつめればそんな政治家だったのではないか。

 悲願の大阪都構想が住民投票で反対多数となり、政界引退を表明した橋下徹大阪市長。「劇場型」「ポピュリズム」といわれた手法は、良くも悪くも日本政治の一端を象徴していた。

 7年余りの軌跡は有権者にとっても教訓になる。これを機に改めて考えたい。
 橋下氏の持ち味は、納税者としての感覚だったと思う。

 知事時代、国の公共事業に自治体が支出を強いられる直轄事業負担金制度に、真っ向から異議を唱えた。おかしいと感じれば一歩も引かない。見直しに導いたこの件はその典型だろう。

 公務員の政治活動に疑問を呈し、労組の事務所を市役所から退去させた。首長がもっと教育行政に関わるべきだとの考えから、文部科学省の批判を押し切り、全国学力調査の結果を府教委に開示させた。

 市民の視点で問題を次々とあぶり出す。事の本質を突く鋭さ、多弁を武器にした突破力は卓越していた。だが、その強さが、異論を顧みずに独走する危うさにもつながった。

 大阪都構想もそうだった。
 議会から多くの批判を浴び、否決されたが、奇策で住民投票に持ち込む。自ら論戦の先頭に立ち、反対派の主張を「デマ」と切り捨てた。
 異論を持つ相手を弁舌で圧倒することは目立ったが、耳を傾け、自説を柔軟に修正することはほとんどなかった。

 17日夜、記者会見で橋下氏は「日本の民主主義をレベルアップしたと思う」と語った。

 だが政治とは、多様な民意を受け止め、衝突を最小限に抑えながら合意点を探る作業だ。問題の「答え」を強引に押しつけ、立ちはだかった人を「既得権益」と攻撃する手法は、民主主義とはほど遠い。

 「選挙で僕を落とせばいい」
 橋下氏はよくそう口にした。
 大阪府知事、大阪市長のダブル選や国政選挙などで勝利するたび、「民意を得た」と勢いづく。ことあるごとに政治決戦に走る姿勢は、丁寧な合意形成をすっ飛ばす「選挙至上主義」といわれても仕方ないだろう。
 有権者も考える必要がある。
 「答え」をあらかじめ示してくれる政治はわかりやすい。だが、一度任せて追従するだけで民主主義は機能しない。
 橋下時代は区切りを迎える。これからは、選ぶ側もともに「答え」を探す。そういう姿勢が求められてこよう。

**********


橋下氏一枚看板、戦略に限界 都構想、活動怠る議員も
野上英文、宮崎勇作
2015年5月19日05時41分

• 住民投票期間中の橋下徹大阪市長の主な発言

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が「大阪都構想」を提唱して5年余。自ら前面に立って走り続けたが、住民投票で約1万票の小差ながら都構想は否定され、戦いは終わった。

• 特集:大阪都構想
 17日午後8時20分ごろ、直前まで街頭演説を続けていた橋下氏は記者会見場を設けた大阪市内のホテルに着いた。期間中は別々に回っていた維新幹事長の松井一郎大阪府知事と顔を合わせると、思わず漏らした。
 「もーおなかいっぱい」

 運動をやり尽くした満足感があふれた。その3時間近く後、橋下氏は予告通り「政界引退」を宣言。小差で敗れたことに悔いはないのかと問われると、こう言い切った。「こんな最高な終わり方ないじゃないですか。本当に納得できる」

 住民投票に向けた活動で橋下氏は前線に立った。大阪市が告示前日まで13日間連続で開いた住民説明会には、計39回すべてに出席。市民からの質問にも自ら答えた。先月27日に告示されると、前半戦はテレビ番組や新聞のインタビューに集中。後半戦は市内各地でタウンミーティングを開き、パネルを使って説明した。

 一方、維新は市議たちに「街頭演説100回、集会50回」というノルマを課し、「日報」の提出を義務づけた。だが、中には「うちの区は賛成が多い」とたかをくくってチラシを配るだけだったり、中身のない活動を報告したりする市議も。自らの言葉では説明せず、録音した橋下氏の音声を流しながら車を走らせる議員もいた。

 こうした中で、維新には橋下氏を前面に出す以外に有効な戦略はなかった。
 住民投票が近づき反対派の訴えも出始めると、都構想への期待よりも不安が市民に広がる。橋下氏は市民からの質問に「初歩的なところでつまずいている人が多い」と市幹部に漏らした。

「改革姿勢」をアピールする攻めの戦略で選挙を勝ち抜いてきた橋下維新は守りの戦いを強いられた。

 18日午後、大阪府議会の維新会派は会合を開き、住民投票の結果を報告。終了後、ある中堅府議はこう語った。「橋下氏の威光をいつまでも引きずっていては変わるのは無理だ。その路線で負けたんだから」(野上英文)

2015年5月20日 10時09分 | 記事へ |
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橋下徹氏の今後、そのいくつかの可能性
橋下問題雑感。

彼はまあ弁護士発想なのだと思う。勝ち負けだけ。長く粘り強う理想を追いかけるのではなく、クライアントが勝てばいい。
それが社会正義や人権や反暴力や被害者支援にのっとっているかよりも、勝てばいい。そういう人。

だから勝ことに興奮する。負けたらさばさばするのは、まあ次の仕事に向かえばいいからという感覚。

ただしDV 体質だから自分を攻撃したやつ、辱めたやつには恨みを持ち続けるだろう。負けるのがとにかく嫌い。

***
私には弁護士倫理というものがあるべきという考えがある。それについては、拙著『続 デートDV・ストーカー対策のネクストステージ』(DV電子書籍NO.2、Kindle版、アマゾン、2015年)に書いた。一言でいえば[依頼者のために勝てばいい]という弁護士の考えは間違いというもの。
だが橋下にはそんな考えはないだろう。
***

橋下がポキっと心が折れる可能性は少しはあるが、たぶん、そうはならなくて粘り強くまた次の「勝負の場面」を見つけてアドレナリンを出しては行くだろう。

公明党と裏でつながって、「都構想」に似たものを残りの任期で入れこむ可能性もあると言われている。
また安倍など右翼改憲勢力とは何らかのレベルでつながる可能性はかなりある。安倍は橋下を利用したいと言っているし、衆参ダブル選挙の時にでてくるかも。少なくとも自民の応援弁士として重宝されるだろう。

橋下が離れた維新はガタガタになるだろう。だが橋下はそんなことは知ったことではないと切り捨てるタイプ。
大阪組の維新は、民主とは近づかず、結局自民の方に行くでしょう。情けないことですが。

***
橋下のしたことは、郵政民営化と同じ。なんでもそれのせいにして、其れさえ変えればうまくいくというやつ。
公務員叩きとか、北朝鮮叩きとか、民主党叩きとか、ジェンダーフリー叩きとか、生活保護叩きとか。

でもそんな単純なことではないので、郵政民営化しても…何も変えない。 あれはなんだったのかとなる。

都構想もそれと同じなのに。

橋下のあのような演技を潔いとかいう人がいるのが不思議。どこに目をつけているのか。「2万%ない」とか、何とかなんでも嘘を平気でいえる人なのに。そこはDV加害者の典型。

市議会の他会派に「できる限り任期までに課題を少しでも前に進めたい」と言うとか言っているが、それは自分に近いところだけで、ぜったいに 他党派の意見を謙虚に聞いて調整などしていかなくて、あのジコチュウ独裁体質などは変えられないだろう。
****

「日本の民主主義を相当レベルアップしたと思う。大阪市民の皆さんは全国で一番政治や行政に精通されていると思う」と言うのは、全く違うと思う。

二重行政の問題は本質的なことではない。社民主義的な政治にするのか、新自由主義的にするのか、そこを深く比較して考えるというなら「レベルアップ」したと言えるが、

多くの人は郵政民営化の知識が増えても大した意味がないのと同じく、あとに続かない「お勉強」だった。それも多くは浅い印象でしか考えないままだ。
主流秩序社会、スペクタクル社会のままである。一層深まった。


***
橋下が「政治家冥利につきる活動だった」と満足そうに言うのには、もっと怒っていいだろう。人の生活に直結する政治を自分のおもちゃのように使うな。どんだけ壊してきたともっているのか。これが自己チュな加害者体質、辯護士体質の表れだと思う。

こんなことをいうのは、弱者のための政治とは真逆の姿勢だからだ。

****

橋下のDV 敵な体質には警戒を持ち続けたらいいと思うが、
ほんのすこし、今後彼が不遇な状況に至ったら、別の可能性もあるというのは頭の片隅に置いておくのがいいと思った。

それはDV /ストーカーは、相手を攻撃すると同時に、しばしば自殺するということだ。

負けるとか無名になるとか 批判されるのが大嫌いなのがDV 体質の人だからだ。自己肯定感が低く、虚勢を張っている分、糸が切れると極端になって自殺に逃げてしまうのだ。

自分がおめおめと生き延びることに耐えられない、浅い「プライド」があって、自殺する可能性がある。
橋下ももし世間から見捨てられて、あいつはなんだったんだと批判が高まれば、いままで攻撃につよそうに見えたが、一定を超すとぷちっと切れてしまって自殺するかもしれない。

暴力的で走り続けたからこそ、その可能性も見ておく必要がある。その可能性はないことはない。
リストラされた男性もそれまで自分の寄って立つものがなくなると、ぽきっとこころが折れて自殺することが多い。

安倍や菅、中曽根、麻生などの粘り強い政治家と違って、橋下はそんなに政治的権力自体がずっと目標というのではないと思う。彼らは金が儲かる勢力とつながるのが大事だとか、愚女性国家にしたいとか、天皇制とか保守思想がある。

橋下にはそれはあまりない。右翼的なところが少しと新自由主義的な感覚はあるが。

彼は短期的な戦いには強いが、長期的な事には弱い体質だと思う。周りからちやほやされなくなると許せなくなって逆切れする体質。
今回もかなり維新の下部党員や議員にはノルマを課してはっぱをかけて独裁者的だった。

当然、考えの違う人に粘り強く、調整して説得していくのも苦手だし、仲間でさえ、脅していく体質なので、政治勢力のトップとしては長続きしないように見える。

ラストチャンスだとか言って、自分を都構想で駆り立ててきたので、実は今、しんどい面はあると思う。「持てる資源すべてを住民投票につぎ込んだ」という感じで走ったので、燃え尽きの可能性がある。ヒトラーは勝っていないと持たない脆弱な「高いプライド」があって、最後に負けるとなると自殺した。

「僕の態度振る舞いに対する嫌悪感」といっていたし、実は人の評価を異常に気にしている面があると思う。

***
しかし、それはそういう可能性もないことはないという程度で、多分そうならないのは、

また気分を変えて過去のことなどすっかり忘れ、ガラッと態度を変え、新たな場所で新たな目標を設定して走り続ける可能性が高いと思うからだ。。
だから弁護士的だというのだ。

自分が去って維新ががたがたしたほうが自分のプライドが保てるのだろう。自分抜きでうまく動くとさびしく思うタイプだろう。

追記 維新のほかの議員のうち若い人やや支援者が、橋下をグルのようにあがめていて、負けて泣いていたり、生きていく目標がなくなったとか言っているのを見て、オウムと似ているなと思った。ヒトラーに心酔する若者は多くいた。涙を流してヒトラーに手を振っている映像を僕は見ているが、若い人は何も知らない。


∞∞∞∞
2015年5月20日 10時03分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 |
5・17 ストーカー対策公開学習会

5月17日夜の

「超リアルなストーカー対処策を考える
――ストーカーに対処するために知っておいたほうがいい、恋愛・別れの考え方、いなし方、身の守り方、制度と法律の使い方」

というイベント、楽しく終えることができました。

これを企画して声をかけてくれたSWASHの皆さんに感謝です。

ケース事例を出してもらえていろいろ話せ、
ストーカー被害者のご家族などが来ておられ、フロアといろいろやりとりをできたし、セックスワーカーの厳しい実態のなかでのむつかしさの話もできて濃い内容になったと思います。

>内容的には僕はよかったと思うし、このような情報を少しでも多くの「被害者になりそうな人」にとどけることができればいいのになあと思いました。
ニコ生ライブ中継で多くの人が見てくれたのもよかったし。場所の雰囲気もよかったですね。

今回の企画に合わせて作ったパワポ内容を電子書籍(無料ネットパンフ)として出そうかなあと思っています。

なお、イベントの中で2015年度からのGPS機能付き通報機器の被害者への提供(警視庁)がはじまったと紹介したところ、
SWASHの人が、大阪府警に、「導入の予定はあるか?」と問い合わせてくれたのですが、
大阪ではまだないみたいです。

直ぐに全国に広げてほしいものです。オスプレイたった1機減らすだけで200億円予算が浮くんだから、それでどんだけDV /ストーカー対策・加害者対応・被害者支援がすすむかとおもいます。

◆イベントの写真、FBのSWASHの団体ページにUPされてます。
https://www.facebook.com/swashweb?fref=ts

2015年5月20日 09時49分 | 記事へ |
| 暴力・DV / ジェンダー |
2015年05月19日(火)
メディアの正体 主流秩序の典型 辛坊治郎


辛坊治郎氏はあからさまに安倍首相や橋下を応援する(あからさまに民主等を批判する)やつだが、今回も以下のようなことをしてネットに記録されている。
読売テレビ、そしてシンボウさん、まさにメディアが主流秩序の一部だという典型です。

そして彼の口調、本当にえらそうで権威的で相手をバカにして、その人間性・人品の低さが現れ出ていると思いますが、それは私の偏見でしょうか?

橋下と共通していますね。
簡単に根拠ないことをどえらそうに言います。
あっさー とおもいます。

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辛坊治郎、大阪都構想否決に番組内で”高齢者の反対票”を批判し、ついでに反対
派からのクレーム電話にキレる「いい加減にしろ!」

2015年05月18日 23:15:00

http://nstimes.com/archives/11282.html

辛坊治郎氏が大阪都構想否決について「これからの世代の子がかわいそう」と持論を展開

反対が大きく上回った70代以上の高齢者の不安を解消出来なかったことが敗因と語った

辛坊氏は最後に、反対派からのクレーム電話について「いい加減にしろ」と訴えた

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辛坊治郎氏が大阪都構想の否決に高齢者の反対票を批判「これからの世代の子はかわいそう」 - ライブドアニュース

18日放送の「朝生ワイド す・またん!」(読売テレビ)でニュースキャスターの辛坊治郎氏が、大阪都構想の否決について、高齢層の反対票に対し批判的な見解を示す一幕があった。

辛坊氏は、出口調査の結果をグラフ化した映像を指しながら、投票者の年代・性別ごとの投票行動を解説した。辛坊氏は、70歳以上の層を指して、大阪都構想が否決となった要因はこの年代にあると主張した。

年代別・性別の出口調査のグラフでは、確かにどの年代や性別も賛成が過半数近くに達しているか、反対を上回っている。ところが70歳以上では、男性が61.3%、女性が60.5%と、反対が賛成を大きく上回っているのだ。

この結果に辛坊氏は「今回、(投票では)反対が若干多かったんですけど。原動力となったのは圧倒的に70代以上ですから!」と断言した。

そして、今後の大阪を決める若い世代の間で賛成が多かったにもかかわらず、こうした結果となった理由を「老い先短い人たちの目の前の不安感を解消することができなかった」からと指摘し、「これからの世代の子はかわいそうかなって気がします」と漏らした。

辛坊氏によると、生活保護者にとって大阪都構想の実現できめ細かい行政が実現することは不都合であり、高齢者も長年無料だった市営バスや地下鉄を一部有料とされたことに大きな不満を抱いているという。

辛坊氏は、こういった人たちが反対に回ったことで、大阪都構想は否決されたのではないかと推測した。

最後に、辛坊氏は「必ずおかしな反対派からクレームの電話来るんだけど。いい加減にしろ、お前ら本当に!」とカメラ目線で訴えたが、

森アナから「いい加減にしろって、言わなくていい」とツッコミが入った。

出典:辛坊治郎氏が大阪都構想の否決に高齢者の反対票を批判「これからの世代の子はかわいそう」 - ライブドアニュース

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橋下市長、辛坊氏の持論と同じ思いを漏らす - 社会 :
日刊スポーツ

 大阪都構想の賛否を問う住民投票が17日、行われ、反対多数で否決となった。橋下徹大阪市長(45)が代表を務める「大阪維新の会」から、かつて出馬打診を受けていたと明かしたニュースキャスターの辛坊治郎氏(59)が読んでいた通りの結末になった。

 橋下氏はこの日、会見の場で、反対多数となった背景について「僕と松井(一郎大阪府)知事が、府民の皆さんに相当、このままでもいいじゃないかと安心感を与えたのかな」と漏らした。
08年に府知事に就いた橋下氏は、その後、市長に鞍替えし、松井府知事とともに府市の二重行政を解消すべく、改革を断行してきた。

 それゆえ「以前の、役所への不満、ボルテージが上がっている状況だったら、僕が府知事選に出たあの時代のように変化を求めていた時期だったら? とは思いますね」と発言。

大阪改革への手ごたえを感じていたからこそ、これ以上の変革を府民に受け入れられなかったのではないか、との感想を口にした。

 改革を進め、成功したからこそ、都構想が否決されるのではないか−との見方は、かねて辛坊氏が予測し、話していた筋書きだった

出典:橋下市長、辛坊氏の持論と同じ思いを漏らす - 社会 : 日刊スポーツ


辛坊治郎「おかしな反対派、いいかげんにしろお前ら!」 - YouTube

2015年5月19日 02時33分 | 記事へ |
| メディア / 主流秩序、商業主義 / 暴力・DV |
簡易宿泊所火災報道に見る欺瞞―主流秩序論

川崎市で簡易宿泊所「吉田屋」と「よしの」が全焼し、多くの人が死傷したが、この施設は高齢の生活保護受給者などの施設で、防火対策などなされていなかった。違法状態が放置されていた。貧乏人は死んでもいいという態勢。

これをめぐる報道や政治の対応には、欺瞞があふれており、まさに主流秩序の実態を指示している。

 報道でコメントしている学者を見たが、インテリはこうした施設があるのを知ってもタテマエを言うだけ。

規制をちゃんと作り守らせることが必要といってたが、しかし言うだけでこの後も何も変わらない。

過去、何度も同様の事故があり人が死んできたが、そのまま。こういうのがあると知ってても主流秩序の底辺の人なので、見ないふりして、施設を調べもせず、暗黙の了解で、こういう人が死んでも仕方ないと社会全体が放置してきた。

政治家も行政も警察も消防署もメディアも、そして学者も。見逃してきたのが現実。今回も何も変えないだろう。

これを主流秩序の状況という。コメントする学者は主流秩序に加担している。

報じるマスコミも同罪。事故をスペクタクル的に消費しているだけ。

絶対になにも変わらない。コメントするだけの人は恥ずべき加担をしている。


*********
タコ部屋の延長の、3畳の1人用個室が並ぶ3階建ての建物で、鉄筋でないといけないなどの法律があるが違法状態だった。簡易宿泊所という名前だと、消防体制も不十分でいいという放置状態。


川崎市簡易宿泊所火事 利用者の多くは高齢の生活保護受給者
フジテレビ系(FNN) 5月18日(月)22時14分配信

神奈川・川崎市で、簡易宿泊所2棟を全焼した火災は、なぜ発生し、何が被害の拡大を招いたのか。利用していた多くは、高齢の生活保護受給者だった。

17日午前2時すぎ、川崎市川崎区の簡易宿泊所「吉田屋」から出火。
火は、隣に立つ、同じく簡易宿泊所の「よしの」に燃え移り、2棟が全焼した。

宿泊者は「ベルが鳴って、ドアを開けたら、煙がばーっと。上から火の粉が落ちてきた」と語った。

この火事で、宿泊所に住んでいた市川 実さん(48)ら4人が死亡。
19人が重軽傷を負い、現在も、複数の宿泊者と連絡が取れていない。
宿泊者は「おそらく、逃げ遅れちゃった人もいるのではないか。比較的、高齢者が多いので。自分は53歳だけど、一番若い部類だから」と語った。

全焼した2棟の屋根は、崩れ落ち、上空からも、中の様子がよく見える。
焼け残った壁や柱からは、内部が、細かく部屋で仕切られていることがわかる。

火元となった吉田屋は、築50年以上の木造3階建て。
廊下の両側に、3畳ほどの1人用の部屋が並ぶ造りで、1泊は2,000円前後だという。

宿泊客は、「若い人もいるけど、90%は、60歳から80歳くらい」、「ここに住んでいる人の9割以上が生活保護。自分もそう」などと話した。
川崎市によると、吉田屋や、よしのの住所で生活保護の申請をしている人が、吉田屋に41人、よしのに29人いるという。

特に、高齢の生活保護受給者が、簡易宿泊所を自宅として長期間、滞在しているケースが多いという。
利用する多くが高齢者だという簡易宿泊所。

これは、いったいどんな場所なのか。

川崎市の八丁畷(はっちょうなわて)駅の近くには、簡易宿泊所が密集している。
吉田屋があるのは、JR川崎駅から、およそ800メートルの住宅街。
この近隣には、簡易宿泊所が30軒以上立ち並んでいて、生活保護を受ける多くの高齢者が暮らしていた。

その1人が、現在81歳の小林一枝さん。
生活保護を受け、およそ9年前から、火事が起きた吉田屋で暮らしていた。
幸い、けがはなかったが、住む場所を失ったため、新たな簡易宿泊所へと移った小林さんに同行し、部屋を見せてもらった。


小林さんは「(川崎市が仲介して?)そう、紹介してもらって、ここに。寝るだけでいいからと言って、きのうから。(吉田屋も)部屋は3畳。ここと同じ」と話した。

吉田屋とほぼ同じ造りだという、3畳の部屋。
テレビと小さなテーブルがあり、布団を敷くと、部屋はいっぱいになる。

風呂やトイレは共同。

頭上には、火災報知機がある。
こうした簡易宿泊所で暮らすようになったきっかけについて、小林さんは「72歳の時に(吉田屋に)入った。仕事もできなくて、どうしようもないからということで。そして、生活保護を。年金もらえなくて。娘と息子がいるし、迷惑かけるのが嫌だから。

なるべく、迷惑かけないような生活をしようと思ってますから。他人がいるところに入りたくない。自分1人の方が、よっぽど身軽でいい」と話した。

火事を受けて、消防などは、19日から、市内にあるおよそ50カ所の簡易宿泊所の立ち入り検査を行う予定で、消防設備や避難路の確保などについて調べる方針。

最終更新:5月18日(月)22時14分

2015年5月19日 00時53分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / 貧困/反貧困 / メディア |
2015年05月18日(月)
主流秩序を意識して生きる P
○深い質で生きる。日々、その瞬間、深い生き方へ。日常を異化する。日常を深く感受し、深く味わい、新鮮に感じ、創造的に生きる。それが、スペクタクルな消費主義社会との戦い方である。

○自己肯定感はありつつも、ある意味での自信がなく、断定せず、迷うようなスタイルをとる。

○繊細に生きる。ひっそりと生きる。他者を傷つけるのを極力減らして「静かな生き方」をする。傷つきながら生きる、あるいは内省的に引きこもって生きる。

○平穏(ピ−ス)は瞬間にのみ存在し、はかない。毎日、平穏な瞬間は訪れる。大事なのはそれを見逃さないこと。それを味わい、そこに生きること 。


○悩みながら生きる。完全に“正義の人”になどなれないが、居直ることなく、自分の加害者性、暴力性を見つめ、それを一定引き受けながら悩みつつ生きる。日々修正して生きる。その謙虚さが、まともな生き方に近づけさせると自覚して生きる。

○自分の立場・生き方を非権力的なもの=非男性ジェンダー的=プレカリアート的なものにする。社会的に軽い扱いをされる、非常勤、ただのおっさん、ただの組合員、無名の人、ただの活動家、貧乏階級のやつになる。えらそうな、上からものを言うような人にならない。

○イライラしない。権力のない人の前で、ぶすっとしない。偉そうにしない。何かにつけて相手の対応を失礼だ、適切でない、と思ってイライラして怒らない。自分が「仕事のできる人」だと思って、それを基準に、仕事ができない人にイライラをぶつけない。他者のことばかりに目を向けて時間を使って、人にすぐ嫉妬したり、悪い面を見る人はイライラから逃れられない。ツイッターなどで相手に怒って攻撃的な論争をしたり、悪口を言うような攻撃的なことをしない。傷つけられたといってすぐに相手に攻撃的になる人は心の平安を得るのが難しい。相手に対しても自分に対しても暴力的になることから離れること。


○権力奪取を目指す権力闘争(組織の主導権を奪う闘争)をするのではなく、権力(秩序)から離れ、権力関係を消すような方向で実践(存在)すること。そこかしこにある権力に気付くのが第一歩。

2015年5月18日 17時29分 | 記事へ |
| スピリチュアリティ / 主流秩序、商業主義 / 生き方 |
明日のNHKあさイチで、ブラックバイト問題

NHKのあさイチという番組冒頭にある「女のニュース」のコーナーで「ブラックバイト」問題が取り上げられ、首都圏青年ユニオンの活動や学生ユニオンの団体交渉などが登場予定だとのことです。


NHK総合 あさイチ
朝8時15分から9時45分
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/index.html


**********
首都圏青年ユニオンというのは、「ユニオンぼちぼち」やフリー田全般労組のような
ひとりでも 誰でも どんな働き方でも入ることが出来る 労働組合のひとつです。

2015年5月18日 17時14分 | 記事へ |
| 労働 / 貧困/反貧困 |
すぐに忘れる社会  橋下退場
橋下維新が負けて都構想が消えた。橋下は引退すると言うが最後まで演出していた。

其れに騙されているメディア、マスコミ、大衆の状況だと思う。

彼が新自由主義で、弱肉強食で、人権を破壊し、右翼的な改憲論者で、軍事大国化賛成論者であることを忘れている。
都構想がいかにええ加減なものかを忘れて、いまでも大阪市を変えなあかんとか抽象的なことを言っている。

今の政治状況が大阪だけでなくダメなのは明らかだし、大阪市だけじゃなく、社会全体の政治を社民主義的に変えていかねばならないというならまだしも全くそういうことではない。
 
慰安婦問題の暴言ででたように公平な視点ももてずに右翼的なキメツケしかできず、相手を罵倒するDV体質で、勝てば官軍で白紙委任だと言って力づくで相手をなぎ倒す。
ファシストに過ぎない男に、人気を持たせたマスコミの愚かさの反省がない。

やった政策というようなものにまともなものはなく、民間校長とかは別にうまく言っておらず、低劣な人材が多くいて辞任・事件が相次ぎ、上西議員問題など維新の議員はただ維新というだけで政治家になった人物もおおく、
その質の低さは明白で、
人権博物館をつぶし、歴史博物館の歴史資料を批判して戦争展示を撤去させ、労働組合つぶしを狙って違法アンケートとったり組合事務所剥奪をしたり、入れ墨調査したりむちゃをして裁判ではことごとく、その横暴ぶりが批判され違法とされた。
法的に違法な独裁行為をした人物だということを忘れて彼を持ち上げるようなこの社会はあまりにおろかだ。

お仲間の右翼的な教育長も独裁的な口パクチェックをして国旗国歌を押し付け、環視体制を作って教員を縛り、パワハラして退場となった。
松井知事も無能な政治家に過ぎないのにえらそうな態度をとり続けてきた。橋下の腰ぎんちゃくに過ぎない右翼であった。

時間をかけて考えればまったく彼及び維新の言っていることややっていることが愚かなこと、大したことではないことは明白なのに、「二重行政や組合が諸悪の根源」みたいな、大衆を煽るワンフレーズだけで彼を持ち上げる人が多くいて、このありさまだった。

橋下の悪行をすぐに忘れていく社会。

なんとかギリギリ都構想がつぶれ、橋下が一応政界引退ということで、とてもよかった。

彼の位置が安倍政権の改憲路線支援であったことは明白で、だからあからさまに安倍政権は失望感を示すというありさまだった。橋下が引っ付いたのが石原新太郎であり、安倍であったこと(安倍は今では首相だが自民党でも力を持てずに、もう少しで維新の党首に乗っていって改憲勢力として動くところだった)は橋下の右翼性を如実に示している。

政治的位置を見抜けず、すぐに何もかも忘れていくこの社会。

安倍や菅など右翼政治家たちなどは、橋下を今後も持ち上げ期待し再び登場させようとするだろう。スペクタクル社会なので、橋下の本質もみずに表面のパフォーマンスに踊らされてしまうだろう。
安倍がマスコミをぎゅうじっているので、今回もマスコミは橋下に甘かった。

昨日の記者会見でも、作戦を立てたうえで、エエカッコして話をしていたのに騙される人が多くいた模様。日経記者は「すがすがしかった」などと書いていた。

記者が過去の無茶な言動を批判的に突っ込まないからいつまでも彼は殿様だ。辺見庸が「くそバエ」といったメディア記者の低劣状態が橋下の周りの記者には続いている。

しかしとりあえず、橋下が負けた。
とりあえず、久々に、いい出来事だった。

橋下はそとづらがいいDV加害者と同じく、メディアなど皆の前では笑って潔く見える演技をしていた。
その分、裏では誰かに怒りをぶつけているのだろう。

2015年5月18日 10時57分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / メディア / 主流秩序、商業主義 |
2015年05月16日(土)
主流秩序を意識して生きる O

○負ける闘いでも自分が正しいと思う道を行く。困難な状況の中で死ぬとしても、何か目に見える成果を残さないにしても、世間的には敗北したとしても、それでも、あなたが、私たちが、この中で闘ったこと、その尊さは消えるものではない
。困難であるからこそ、それでもあきらめずに闘ったことは尊い。
「私たちの闘いが楽観を許さないことは、闘いの意味や尊さをいささかも貶(おとし)めるものではない」(『夜と霧』p139)。

○モノには命があると感じて、できるだけ最後まで使い切る生活をする。そのために新しいものをできるだけ買わない。

○アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈りもの』(立風書房・落合恵子訳)をよむ。そこにあるようなシンプルでスピリチュアルな生き方を目指す。繊細なシングル単位感覚で、孤独を大事にして生きる。

○土に触れることを生活に組み込む。できれば食べ物を自分で作る。農業的なことをする。そこで、自然、自分の身体、食べ物の不思議、いのち、スローな時間、等を感じる感性を培う。
 
○いい映画(良質のテレビドラマ)を時々見る。それを見るのが楽しみ、という作品との時間を持つ。 

○いい本(マンガ、絵画、詩など、いい作品)に触れる。ネット情報ではなく、読書の時間を持つ。

○いい人・ものに触れる。あちこちにいる、いろんな生き方をしている、自由でステキな人の話を聞く。語り合う。

○「死ぬまで生きる」(落語家の笑福亭かく笑の言葉)。死ぬのは1回、いつかやってくる。人生は1回きりで、終わりは必ず、あっという間にやってくる。だからこそ、今のうちに、したいことを全力ですること。計算とか、もじもじ躊躇するとかしている場合じゃない。悩んでいる場合じゃない。全力で生きるだけ。

2015年5月16日 02時41分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / 生き方 |
平気で(兵器で)うそをつく安倍ヒットラー
安倍首相が「絶対に戦争にはなりません」というのを聴いて、
また平気でうそを言っていると思った。

「完全に放射能はコントロールできている」と大嘘をいった時と同じ。
ヒトラーが堂々と嘘をついたのと同じ。

橋下と同じ。

東京オリンピックがきまって、ほんと日本社会の主流秩序が強まって、愚かなほうに動いたように、

都構想でもし維新が勝ったら、またまた時間が無駄にとられる。

政治のいい加減さ・駄目さが今回の都構想の議論でもよく出ている。
賛否の議論で多くの人はお互いの言い分が違っているといっているだけで本当にどっちもどっちになっている。

維新のいう馬鹿な絵論の嘘を見抜けない愚かな人が多すぎる。




2015年5月16日 02時32分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 / 戦争  |
京都新聞  安全保障法制 穏当な意見

京都新聞・社説】安全保障法制  国会は根本から議論し直せ

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20150514_4.html

 政府は自民、公明の与党合意を受け、集団的自衛権行使を盛り込んだ安全保障法制の関連法案をきょう閣議決定する。今月下旬にも国会審議が始まる予定だ。

 武力攻撃事態法など改正対象の法案10本を一括した「平和安全法制整備法案」と、新規の恒久法「国際平和支援法案」の2本から成る。平時から有事まで切れ目のない対応をするとして、これまで専守防衛に徹してきた自衛隊の任務を拡大し、日米の軍事協力を地球規模へ広げる内容だ。

 憲法9条が禁じる海外での武力行使に道を開き、戦後の安保政策にとどまらず、国柄まで変えてしまうような巨大法案である。にもかかわらず政府は、法案審議も始まっていないのに成立を前提に日米防衛協力指針(ガイドライン)を改定し、安倍晋三首相は米議会演説で今国会での法案成立まで公約した。野党が「国会軽視」と批判したのは当然だろう。

 法案は生煮えの部分が多く、歯止め策も不十分と言わざるを得ない。「外国の戦争に巻き込まれる」との国民の不安はなんら払拭(ふっしょく)されておらず、与党が数の力で押し通すようなことは許されない。安保政策の大転換を進めるのか、押しとどめるのか。国会は日本が重大な岐路にあることを自覚し、法改正や新法の必要性から議論し直すべきだろう。

 法案の最大の焦点は、安倍政権が昨年7月に閣議決定で憲法解釈を変更して容認した集団的自衛権の行使だ。武力攻撃事態法改正案に盛り込まれた。

 曖昧な歯止めの解釈

 密接な関係にある他国が武力攻撃された場合に、日本の存立が脅かされる明白な危険がある(存立危機事態)など3要件が満たされる場合に限って、他国を防衛する集団的自衛権を行使できるとした。

 だが「明白な危険」といっても解釈の幅は広く、どこまで歯止めになるか疑わしい。事実、中東・ホルムズ海峡での機雷掃海について安倍首相は「原油輸入が止まれば国民生活が行き詰まる」として行使を認めるが、公明は認めておらず、解釈は食い違う。集団的自衛権行使を憲法解釈変更だけで容認した問題も含め、徹底した議論を求めたい。

 存立危機事態に次いで深刻度が高い状況を想定する周辺事態法の改正では、事実上の地理的制約の撤廃と合わせて重要影響事態法と名称を変え、支援対象も米軍だけでなく他国軍にまで広げる。ただ国連決議などは派遣要件ではないため、米国の要請でなし崩しに自衛隊が派遣される「対米追従法」になりかねない。

 国会承認の形骸化も

 他国軍への後方支援では、これとは別に、支援を随時可能にする恒久法の国際平和支援法を新設する。これまでテロ対策特別措置法などでは活動区域を「非戦闘地域」に限ったが、「戦場以外」へと範囲が大幅に広がり、これまで認められなかった弾薬の提供や発進準備中の戦闘機への給油も可能になる。いくら後方支援といっても敵対勢力から見れば、一体の戦闘行為にほかならず、自衛隊員が攻撃されるリスクは格段に高まる。

 この新法では、例外なき国会の事前承認を義務づけたが、他国軍がどこでどのような活動を具体的に行うかは軍事機密として開示されず、国会承認そのものが形骸化しかねないとの指摘もある。国会のチェック機能をどう担保するかは、軍部の暴走を招いた先の大戦への反省からも重要だ。

 国会審議では、こうした問題を丁寧に一つ一つ点検しなければならない。

 変質する平和主義

 新たな安保政策が必要な理由として、中国の脅威が言われる。だが、安全保障は防衛力だけではない。外交や政治、経済、社会など総合的な関係の中で安定した秩序をどう構築するかにある。安倍政権はこれまでその努力が十分だったとは言いがたい。

 自衛隊と米軍の一体化を進め、抑止力を高めたとして、その先にあるものをよく見極める必要がある。過度な抑止力は、かえって東アジアの緊張を高め、危険な軍拡競争に陥らないとも限らない。

 同盟国に負担の共有を求めたい米国は、法案が成立すれば、日本に軍事的な要求を強めてくるのは間違いないだろう。既に米国の軍事関係者からは、南シナ海での哨戒などを期待する声が出ている。

憲法9条はそうした要求を断る防波堤の役割も果たしてきたが、今回の安保法制では、その機能が弱まる。懸念するのは、日本が米国の国際戦略に組み込まれ、自衛隊の海外展開がエスカレートしていくことだ。当然、防衛費も膨らまざるをえない。

 平和主義の変質に結びつく法案である。国会審議では、自衛隊の活動の歯止め策にとどまらず、安倍政権が「積極的平和主義」の名の下に進めようとしている安保政策そのものも問われなければならない。首相が米議会で「この夏までに」と約束したような、短期間で結論を出せる軽々しい法案ではないはずだ。日本の針路を誤らないよう、審議を尽くしてもらいたい。

[京都新聞 2015年05月14日掲載]

2015年5月16日 02時27分 | 記事へ |
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2015年05月14日(木)
主流秩序を意識して生きる N

繊細な感覚を大事にする

○自分が純粋だったころの気持ちを持ち続けていることを大事にする。

○〈たましい〉感覚を大事につつましやかに生きる。愛する人を思って涙を流す、いとおしく思うような気持ちで生きる。決して物質的に強欲にならずに。できるだけ繊細に、無名的に、社会の片隅で黙って生きる。

○ 瞬間の豊穣さに気づく。時間を微分して、一瞬をスローモーション的に味わう。

○ 雄弁にならない。沈黙して、沈黙自体やためらいを大事にする。相手が話すのを待つ。


○ 内面に向かう、しっとりとした時間をもつ。出会った人とていねいに関わる。自分なりに深く充実した時間と思える時間を持つ。
たとえば空を見て広さと自由と気持ちよさを感じるような。いい本や映画の世界で至福を感じるような。自分の生活にゆとりを持ち、ひとつひとつをじっくり味わい、静寂、沈黙、考える時間、書く時間、表現すること、つながる実践、を大事にして生きていく。

○ 発見したことをメモにしていき、楽しむ。たとえば、雨の中を散歩する、雨音やにおいを感じる、静寂を味わう。相手の息遣いを聞きながら会話する。見知らぬ小道を歩く。おいしいものの味を目をつむって味わう

○決まりきった言葉は、一人一人が自分で考える道を奪うから、それをできるだけ避ける。「現実的にならないと」「経済活性化が大事」「日本、ガンバロー」「震災復興、絆」「団結ガンバロー」「国民の清き一票」「選挙に行きましょう」といった言葉には、皮相な記号しかない。欺瞞と思考停止しかない。

2015年5月14日 00時40分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / スピリチュアリティ / 生き方 |
イルカ漁問題、世界の基準をうけとめるべき

世界動物園水族館協会(WAZA)が、日本動物園水族館協会(JAZA)の会員資格を停止しました。日本の水族館が和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカを入手していたため、倫理規範に違反しているからです。

WAZAは追い込み漁で捕獲したイルカなどの入手を2年間一時停止するよう求めたのにたいし、JAZA側が提案を拒否したとのことです。

動物劣等化秩序という主流秩序の問題です。日本社会は、慰安婦問題と同じく、集団的に問題から目をそむける集団思考停止に陥っています。映画「ザ・コーヴ」を批判するだけの狭量さがこうした事態を引き起こしています。

希少性動物の絶滅の問題も、安易に野生の生き物を水族館に入れるのも問題ですが、繁殖させた動物でも苦しい環境で飼えば問題です。いっぱいいる動物でも個別1ぴきごとの権利を考えれば苦しいのはだめです。虐待が減ることを希望します。

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動物園・水族館 イルカ巡り会員資格停止
5月9日

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国内のおよそ150の動物園や水族館で作る団体が加盟する国際組織から、一部の水族館が「追い込み漁」で捕獲されたイルカを入手していることが倫理規定に違反するとして会員資格を停止され、改善されなければ、除名にすると通告を受けたことが分かりました。団体はすべての施設に意向を確認したうえで、対応を判断することにしています。

「日本動物園水族館協会」によりますと、加盟しているおよそ30の水族館の一部では和歌山県太地町で行われている「追い込み漁」で捕獲されたイルカを入手して飼育しています。

この入手方法について、団体が加盟する国際組織の「世界動物園水族館協会」から団体に対し、先月21日付けで倫理規定に違反するとして会員資格を停止され、1か月以内に改善されなければ除名にすると通告を受けたということです。

国内の水族館ではイルカの人気が高く、繁殖する設備を持つ水族館が少ないことから、通告に従い太地町で捕獲されたイルカが入手できなくなると、運営にも影響が出る懸念があるということです。

一方で、国際組織から除名されると海外から希少動物などを繁殖する協力を得られなくなる可能性があるということで、団体は加盟しているすべての施設に意向を確認したうえで、対応を判断することにしています。

「日本動物園水族館協会」は「これまでも『追い込み漁』がイルカに負担をかけないように改善することや、繁殖に力を入れることなどを説明してきたが、認めてもらえなかったのは残念だ」としています。

世界動物園水族館協会とは

世界動物園水族館協会はスイスに本部がある国際組織で、50の国や地域の300を超える動物園や水族館などが加盟し、希少動物の種の保存事業などに取り組んでいます。

組織に加盟している動物園などの間では国際的な交流が促され、繁殖のために動物を交換するといった協力関係が構築しやすくなる利点があります。

加盟にあたっては動物の入手や展示の方法などについて組織が定める倫理規定に同意することが必要とされています。

日本動物園水族館協会は22年前、今の組織の前身に当たる世界動物園水族館機構に団体として加盟しています。

追い込み漁とは

「追い込み漁」は和歌山県南部の太地町でイルカや小型のクジラを捕獲するために行われている漁法です。

漁は県の許可を受けて毎年9月からおよそ半年間行われ、複数の漁船で音を立てながらイルカなどの群れを入り江に追い込み、捕獲します。

「追い込み漁」を巡っては、漁を批判的に描いたアメリカの映画「ザ・コーヴ」が5年前にアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門を受賞して以降、環境保護団体などによる抗議活動が激しくなっています。

「問題うまく解決してほしい」

「日本動物園水族館協会」に加盟している名古屋市の東山動物園も、国際組織から除名された場合、繁殖のための海外との連携に影響が出るおそれを懸念しています。

日本動物園水族館協会に加盟する名古屋市千種区の東山動物園は、絶滅危惧種のスマトラトラを園内で繁殖させる取り組みを5年前から続けています。

これは「世界動物園水族館協会」が進める国際的なプロジェクトとして行っているもので、カナダの動物園などから雄と雌1頭ずつの合わせて2頭を借りています。

東山動物園によりますと繁殖には、まだ成功しておらず、国際組織から除名された場合、海外の動物園との情報交換や動物の借り受けなどで影響が出るおそれがあるということです

東山動物園の黒邉雅実副園長は「動物園の社会的な使命は展示だけでなく、種の保全にも積極的に関わることだ。絶滅危惧種の繁殖は海外との連携が欠かせず、世界動物園水族館協会から除名されると貴重な機会を失うことになりかねい。問題をうまく解決してほしい」と話していました。

「水族館も繁殖に努力を」

世界動物園水族館協会からの通告について、動物園の運営に詳しい北海道の旭山動物園の前の園長、小菅正夫さんは「日本を含む世界の動物園は希少な動物の種の保存や遺伝的な多様性を失わせないために、動物の交換などによる繁殖を頻繁に行っているが、国際組織から除名されれば、こうした枠組みに入れなくなるおそれがある。

希少な種の保護や繁殖の計画を決める国際会議などに日本の協会が出られなくなるおそれもあり、除名されれば日本の動物園にとって打撃となる」と話しています。

そのうえで小菅さんは、「日本では動物園の90%余りが繁殖させた動物を飼育しているのに対して、水族館ではイルカを含めて繁殖活動があまり行われていない。

今回指摘された捕獲方法より、安易に野生の生き物を入れるという発想に問題があり、日本動物園水族館協会は水族館でも繁殖に向けて努力するという姿勢を示して、国際組織に残るべきだ」と指摘しています。

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イルカ漁を世界動物園水族館協会が問題視 和歌山県太地町では反発も
2015年5月9日 17時55分

ざっくり言うと
• イルカ漁をWAZAが問題視している件で、和歌山県太地町では反発の声も

• 「感情的な決定でイルカの追い込み漁がやり玉に」とくじらの博物館の副館長

• 「追い込み漁は必要以上にイルカを傷つけることなく捕獲できる方法」とも

太地町「感情的な決定」と批判 イルカ漁問題視され反発
2015年5月9日 17時55分

共同通信

 世界動物園水族館協会(WAZA、スイス)が和歌山県太地町のイルカの追い込み漁を問題視し日本動物園水族館協会の会員資格を停止したことに対し、同町立くじらの博物館の桐畑哲雄副館長は「感情的な決定で、イルカの追い込み漁がやり玉に挙げられている」と批判した。

 同博物館では、バンドウイルカなど約50頭を飼育。ほとんどが地元での追い込み漁で捕獲したという。
 桐畑副館長は「追い込み漁の見た目はインパクトが強いが、必要以上にイルカを傷つけることなく捕獲できる優れた方法だ」と説明。

イルカ漁問題視、日本の資格停止 世界動物園水族館協会

中田絢子
2015年5月9日19時05分

•  国内153の動物園と水族館などでつくる「日本動物園水族館協会」(JAZA、東京都)が、「世界動物園水族館協会」(WAZA、本部・スイス)から会員資格を停止されていたことがわかった。

JAZAによると、停止は4月21日付。日本国内の水族館が、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲した野生のイルカを入手していることが問題視されたという。

 JAZAによると、加盟施設のうち、約30の水族館がイルカを飼育。繁殖で増やしたり、漁網にかかったイルカを保護したりするケースもあるが、太地町の漁で捕獲された野生のイルカについても、各地の施設が入手し展示している。追い込み漁は、イルカの群れを入り江に追い込んで捕獲するもので、この漁によるイルカの入手方法が、WAZAの倫理規定に反しているとされた。

 会員でなくなると、WAZAのネットワークを通じて海外の施設と希少種をやりとりするなどの連携が困難になる場合もある。JAZAは加盟施設と対応を検討し、今月中に漁で捕獲されたイルカの入手をやめるかどうかの結論を出す。

 WAZAは4月22日に公表した文書で、「全ての会員に対し、残酷で手段を選ばない方法で、自然界から動物を捕獲するやり方を禁じた方針に忠実であるよう求めている」と表明。JAZAに対しては数年前から、追い込み漁によるイルカの入手をやめるよう働きかけてきた、と主張している。

 この問題は、WAZAの国際会議でたびたび議論され、JAZA側は「イルカへの負担が少なくなるよう工夫して捕獲している」などと説明し、理解を求めてきたという。(中田絢子)

2015年5月14日 00時31分 | 記事へ |
| アニマルライツ / 主流秩序、商業主義 |
「レイシスト・カウンター」をみて

先日、映画「レイシスト・カウンター」を見てきました。映画監督の鼎談もあり、それにも参加しました。

映画自体は単純なつくりながら、一応見ておいたほうがいいのではないか、こうした動きや考えの人がいたという記録として価値はあると思いました。
映画の出来はともかくこのテーマですから思うところ多く、泣けるところもあり、改めてレイシストと戦っていかねばと思いました。

不満はあるものの、まあ完全を求めることはないので、これはこれでありと私は思います。

映画の最後に若い人の映像を入れて歌を流すのが若い女性が多く、監督のジェンダーへの鈍感さを感じたりしましたし、そのあとのラップもいいんですけど、男ジェンダーのにおいが…。
まあ監督が男闘呼組系のカウンターの人なので、そういう感覚なんだろうと思いました。

映画全体としてレイシスト側やカウンター側の独自映像が不十分で不足感は否めませんでしたが。

その映画上映会に行って、映画を見た在日の方々が、レイシストたちの言葉を私の100倍の痛みで受け止めていることを改めて実感し、意義深い体験となりました。

で、映画自体より、むしろ参加者の多くの人が不満を感じたのは、上映のあとの鼎談の方でした。
質問者への監督の横柄さ、相手(質問や意見を言った人)を許容する幅の狭さが浮き彫りになりブーイングものだったと思います。

で、以下のような批判が出ているとのことです。
http://togetter.com/li/818718


で、わたなべりんたろう監督みずから
「レイシスト・カウンター」を封印します、という表明をしたそうです。
http://www.webdice.jp/diary/detail/9982


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

2015年5月14日 00時14分 | 記事へ |
| 人権 / ナショナリズム政治 / 映画 |
2015年05月13日(水)
アマゾンでの拙著ページ
私の本の一覧がアマゾンでは以下の所で見られます。

http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VKC5YC6

イダヒロユキ著『閉塞社会の秘密──主流秩序の囚われ』(アットワークス、2015年4月)もようやく入りました。ようやくここでも購入できるようになりました。

2015年5月13日 23時58分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / その他 |
2015年05月12日(火)
日本は民主主義国か? また不当弾圧

主流秩序の視点で素直に現実を見ると、こうした不当な弾圧は、おかしいのに、多くの人(マスメディアも)が思考を完全に停止しているように見えます。
司法とは、人間とは、そういうものなのだと思います。

アメリカ大使館前での街頭抗議を禁止する正当な根拠などないことは明白です。

*************
先週金曜日、米国大使館に安保法制や辺野古基地建設の抗議に
行った人が不当逮捕される事件が起きました。

★☆★☆★☆★☆★((転送・転載大歓迎)★☆★☆★☆★☆★☆

赤坂署はAさんを今すぐ解放しろ!
5.8アメリカ大使館前弾圧救援会・抗議声明

2015年5月8日夕方、東京虎ノ門のアメリカ大使館に抗議に行こうと
したAさんが不当逮捕され、赤坂警察署に勾留されています。私達は
警視庁と赤坂署に強く抗議しAさんの即時釈放を要求するとともに、
皆さんに支援を呼びかけます。

Aさんはこの日、翌週に迫った『安保法制=戦争法案』の閣議決定や、
沖縄・辺野古の新基地建設に怒りを抱き、最大の責任者である米国
大使館に抗議に行こうとしました。

一般歩道を一人で歩いていただけ
でした。ところが大使館からまだ200メートル以上も離れた所で8人
もの警察官が押し寄せ、Aさんの両手両足をつかんで持ち上げ宙づり
にし、Aさんを暴力的に排除しました。その時Aさんの足が警察官の体
に当たったとして『公務執行妨害』とされているのです。

Aさんの全身を大勢でいきなり持ち上げて排除したのは警察であり、
その時体が触れたなどとAさんの方を逮捕する事はあってはならない
事です。

まるで警察側の暴力を隠すために行われた弾圧であり、絶
対に許してはなりません。しかもAさんは5月19日まで勾留を決めら
れています。

アメリカ大使館は2003年のイラク攻撃以降、日本の警察が抗議行動
を300メートルも手前の路上から先に行かせない妨害が続いています。
そのことに抗議する人々も何度も不当逮捕されてきました。

法的根拠
が一切ないまま、警察の暴力により抗議行動だけが近づけない不当
極まりない状態が続いています。

イラク攻撃は、罪なき人々を大量虐殺した侵略戦争だと日米政府とも
わかっているから警備を強化しました。そして今の集団的自衛権や辺
野古への暴力的な基地建設も、日米が一体で侵略戦争にさらに踏み
込むからこそ、反対の声を上げさせない暴力警備が行われています。
これ以上続けさせて被害者を生み出してはなりません。

日米政府がやるべき事はアメリカ大使館の暴力警備ではなく、侵略戦
争や米軍基地建設をやめる事です。

私達はそれを求めてたった一人で
行動したAさんの即時釈放を警察に要求します。

辺野古現地でも何度
仲間が弾圧されても強い抗議と支援で取り戻してたたかいを続けてい
ます。今回も日米の戦争を止めたい全ての皆さまへの幅広い支援を呼
びかけます。

2015年5月11日
5.8アメリカ大使館前弾圧救援会

★弁護士費用などの救援カンパをお願いします!★
振替口座番号:00100-3-105440 加入者名:救援連絡センター
(通信欄に必ず「5.8アメリカ大使館前弾圧救援会」とお書き下さい。)

★赤坂警察署に今すぐ釈放しろ!と抗議電話をお願いします。
03-3475-0110

2015年5月12日 14時33分 | 記事へ |
| 主流秩序、商業主義 / ナショナリズム政治 |
国立大学への国旗・国歌強制反対の声明

大学人だけでなく誰でも賛同できるそうです。
第一次安倍政権の時の教育基本法改悪に反対しなかったものには責任があります。
そもそも安倍を支持している人に責任がありますね。


http://academicfreedomjp.wix.com/afjp

◆賛同署名はこちらから↓
http://academicfreedomjp.wix.com/afjp#!signnow/c1s65

***(以下声明および呼びかけ人を転記)****
2015.04.28
国旗・国歌に関する国立大学への要請に反対する声明

本年4月9日の参議院予算委員会における安倍晋三首相の答弁を機に、文部科学省
は国立大学に対して、入学式、卒業式において国旗を掲揚し、国歌を斉唱するよ
う要請するとされている。

これは、日本における学問の自由と大学の自治を揺る
がしかねない大きな政策転換であり、看過できない。

そもそも大学は、ヨーロッパにおけるその発祥以来、民族や地域の違いを超えて、
人類の普遍的な知識を追究する場として位置付けられてきた。

それぞれの国民国
家の独自性は尊重されるが、排他的な民族意識につながらないよう慎重さが求め
られる。

現在、日本の大学は世界に開かれたグローバルな大学へと改革を進めて
いるが、政府主導の今回の動きが、そうした方向性に逆行することがあってはな
らない。

日本近代史を振り返れば、滝川事件、天皇機関説事件、矢内原事件など、大学に
おける研究や学者の言論が、その時代の国家権力や社会の主流派と対立し、抑圧
された例は枚挙にいとまがない。

その後の歴史は、それらの研究・言論が普遍的
な価値にもとづくものであったことを示している。大学が国家権力から距離を置
き、独立を保つことは、学問が進展・開花する必要条件である。

文部科学省は今
回のはたらきかけは要請にすぎないと説明しているが、国立大学法人が運営費交
付金に依存する以上、「要請」が圧力となることは明白である。

たしかに教育基本法第二条は、教育目標の一つとして、「伝統と文化を尊重し、
それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する(中略)態度を養う」ことを掲げ
る。

しかし、伝統と文化とは何かを考究すること自体、大学人の使命の一つであ
り、既存の伝統の問い直しが新しい伝統を生み、時の権力への抵抗が国家の暴走
や国策の誤りを食い止めることも多い。

教育基本法第七条が「大学については、自主性、自律性その他の大学における教
育及び研究の特性が尊重されなければならない」とするゆえんである。

政府の権
力、権威に基づいて国旗国歌を強制することは、知の自律性を否定し、大学の役
割を根底から損なうことにつながる。

以上の理由から、我々は、大学に対する国旗国歌に関する要請を撤回するよう、
文部科学省に求める。

2015年4月28日

学問の自由を考える会

呼びかけ人(4月28日現在21人)
広田照幸(日本大学・教育学・本会代表)、内田樹(神戸女学院大学名誉教授・
哲学)、佐藤学(学習院大学・教育学)、本田由紀(東京大学・教育社会学)、
米田俊彦(お茶の水女子大学・教育史)、木村元(一橋大学・教育史)、加藤陽
子(東京大学・日本近代史)、樋口陽一(東京大学名誉教授・憲法学)、池内了
(名古屋大学・宇宙物理学)、石川健治(東京大学・憲法学)、毛利透(京都大
学・憲法学)、蟻川恒正(日本大学法科大学院・憲法学)、中島岳志(北海道大
学・政治学)、山口二郎(法政大学・政治学)、杉田敦(法政大学・政治学)、
川本隆史(国際基督教大学・社会倫理学)、平川克美(立教大学・経営学)、石
川康宏(神戸女学院大学・経済学)、平尾剛(神戸親和女子大学・身体論)、森
まゆみ(作家)、斎藤美奈子(文芸評論家)
2015年5月12日 01時10分 | 記事へ |
| ナショナリズム政治 / 主流秩序、商業主義 |
2015年05月11日(月)
主流秩序を意識して生きる M


○吉武輝子の生き方を引き継ぎ、性暴力・戦争に反対する実践をしていく。

○映画『ホテル・ルワンダ』(テリー・ジョージ監督、2004年)を観て、世界のこの現実に自分はどのような責任を持ってかかわるのか、考える。


○長崎で被爆し妻を失いながらも、負傷者の治療にかかわり続けた永井隆氏の思想と生き方を忘れずに生きていく。長崎市の永井隆記念館を訪問し、彼の「如己愛人(己(おのれ)の如(ごと)く人を愛せよ)」「どん底に大地あり」を実践していく。
彼の「あと5年あれば・・」という思いを忘れないで、やるべきことをやる。

○山田太一『早春スケッチブック』(1983年放送)をみて(読んで)、小さくまとまらずに生き方を深く考える姿勢を保つ。

○星野道夫、堺利彦、幸徳秋水、「スタンドアップ」の映画の主人公たち、高木仁三郎、伊丹万作、シューマッハー、サラ・パレツキー、バンクシー、むのたけじ、ダライ・ラマ、コルベ神父、安積遊歩、今里哲、キング牧師などの生き方を思い出して、自分を見ていこう。

2015年5月11日 19時07分 | 記事へ |
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