5月13日、帝塚山学院大学人間文化学部食物栄養学科の
南出隆久教授、4回生3名の学生さんが見学に来られました。
その際、
昨年度見学に来られた学生さんの卒論が完成したということで
持ってきて下さいました。
左・・・「卒業論文集 21世紀の食・環境・健康を考える」
右・・・「食農環心教育実践プログラム」地球にいいことを始めよう
〜わたしたち地球を救うグリーンマン〜
一部ご紹介
平成17年に食育基本法が制定され、食育は
知育・徳育・体育の基礎と位置づけられ学童期の食育は大切。
「農業・環境・心」を一緒に学ぶ観点から「食農環心教育」と呼ぶことに。
地域の堺市立はるみ小学校6年生を対象に食育活動。
ゼミメンバー6人で「地球戦隊グリーンマン」を結成。
児童達の給食残飯を生ゴミ乾燥機を利用して堆肥化、それを利用して
大根を栽培、収穫し「地産地消」を実践。食物の生長を喜ぶ心。
食を環境や農業と結びつけ児童達が体験・理解出来るよう
取り組んだ様子が書かれていました。
その中で
地域農家の現場の話を聞くことで生産者の気持ちを知り、
地域とのつながりを意識させることを目的として
主人が児童に講義をさせて頂いた様子も掲載されていました。
卒論を一部ご紹介。
テーマ「地球を救う地産地消」
日本の食糧自給率が40%。
天候に左右され、儲からないということで若者の農業離れや
食生活の欧米化で地場産の伝統野菜・和食が食べられないことが原因。
地産地消は
消費者にとって新鮮で安全であり
農家にとっても流通コストの削減少量や多品目で販売できるメリット。
近年の食への意識の高まりや
生産履歴のわかるトレーサビリティー,
フードマイレージ(食料の総輸送量・距離)の紹介。
その中で
トレーサビリティー(生産履歴)を取り入れている弊社を取り上げ
平成14年に大阪府知事より認証された
大阪エコ農産物「泉州さかい育ち」を栽培し
弊社のトレーサビリティー状況をJAのHPでみることができると紹介。
他、堺という地域全体のイメージアップと経済発展を促進させる
ことを目的とした堺商工会議所が認証する「堺技衆」、「大阪産(もん)」にも言及。
先日のはるみ小学校6年生へ講義も掲載されていました。
はるみ小学校6年生の児童が3年生の時に弊社へ小松菜の収穫体験を行った。
大阪府知事が認証した、農薬や化学肥料を
大阪府の標準の1/2以下で栽培した大阪エコ農産物を栽培し
近くのスーパーへの出荷・学校給食への出荷で地産地消を推進している。
農業以外の堺の産業(包丁、自転、昆布・・・)の紹介。
「
堺技衆」の大醤(株)さんの醤油とプランタン工房さんのパン、弊社の小松菜で
ケーキやパンを連携して作り、堺を活かした取り組みを行っている。
リーガロイヤルホテル堺さんと地産地消企画として「小松菜まん」を発売。
子供達に、地産地消が身近で行われており、
知らずに給食を食べるという形で
地産地消のサイクルに参加していることに気づけたと感じ取れたそうです。
立派な取り組みや論文だと感動しました。
学生さんの弊社への見学や、
子供達への講義が
こういった形できちんと論文としてまとめられ
食農環心という全体の流れが把握できました。
また学生さんの目を通して
弊社の存在も改めて客観的に見ることが出来ました。
これらの論文を書いた学生さんは
帝塚山学院大学食物栄養学科の1期生。
管理栄養士国家試験合格率は82.9%で見事上位校となったそうです。
これからますます食育が大切になってくる時代。
今後のご活躍を期待しています。
南出先生、学生さん、どうも有り難うございました
