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情報セキュリティーの第一人者である神戸大学院の森井教授がインターネットセキュリティーの最新情報を詳しく解説するサイトです。
2016年05月11日(水)
第82回 熊本地震でのネットトラブル(その2)
熊本地震という災いの中で、LINEを含むSNSの有用性が示されたときでした。特に公の機関や組織ではなく、個人単位で役立つ道具であることが再認識されたのです。LINEではメッセージを送り合う機能だけでなく、相手がそのメッセージを見たことを伝える機能があります。相手がメッセージを見ると、それを伝える機能があるのです。大勢の人が被災地付近に住んでいる人の安否を心配し、メッセージを送りました。このメッセージを受けた人は簡単な操作で、極端には携帯電話やスマートフォンに触れただけで、送った人に通知があり、安否を連絡することになるのです。特に被災地の周辺に住んでいる人にはお互いの安否を確認するためには、友人や親類、あるいは学校、会社の人たちとのグループ通信を行うことによって、容易にお互いの安否を確かめ合うことができたのです。

2016-05-11 10:00 | 記事へ |
2016年04月27日(水)
第81回 熊本地震でのネットトラブル(その1)
熊本、そして大分を中心に九州地方全域にわたる今回の地震による被災者の方々に対してお見舞い申し上げます。今回の震災では、特にSNSでの情報共有の効果が目覚ましく、安否確認でも著しい効果が報告されています。また支援物資の集配情報、避難所等の情報に関しても、スマホや携帯電話を利用してのネット情報が大きな位置を占めていました。さらに、それ以上に親戚家族や友人間の語りがけにより被災者個々の安心感につながり、被災者の健康面に大きく寄与したと考えられます。

2016-04-27 10:00 | 記事へ |
2016年04月13日(水)
第80回 壁に耳あり、障子に目あり
今年の2月、ある大学の幹部級事務職員が勤務時間中にもかかわらず、大学内のパソコンを使ってアダルト動画サイトを閲覧し、その様子を学生が隠れて撮影、ツイッターでの写真として投稿、公開されるという事件が起こりました。この発覚によって事務職員は処分を受けることとなりました。

2016-04-13 10:00 | 記事へ |
2016年03月30日(水)
第79回 気軽に写真を公開する危険性
現在、ほとんどの人が常にカメラを携帯しており、いつでもどこでも写真を撮れる状態になっています。携帯電話やスマートフォン(スマホ)は常に携帯するものであり、それらにカメラが備わっているからです。いつでもどこでも写真を撮れるからといって、何でも写真を撮って良いかというと、もちろん、そうではありません。著作権肖像権もあり、何よりも被写体が人であるならばマナーとして、了解を取ることです。さらにブログやSNS等で公開(掲載)するならば、なおさら慎重にならなければなりません。写真に写っている人物が、その人物とわかる形で掲載するならば、相手の了解をとならければならないのです。

2016-03-30 10:00 | 記事へ |
2016年03月16日(水)
第78回 ネット詐欺からネット恐喝へ
相変わらず振り込め詐欺と呼ばれる、当初の「オレオレ詐欺」から始まる電話を使った会話から始まり、結果的にお金を騙し取る詐欺行為の被害が問題となっています。当初は、高齢者を騙すことを想定し、家族、特に子供や孫を装って、高額なお金を無心する手口から、高齢者だけでなく、対象を限らず、電話やネットでお金を騙し取る手口が増えています。

2016-03-16 10:00 | 記事へ |
2016年03月02日(水)
第77回 マルウェアに感染する?手口
先日、警察庁が「平成27年中のインターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生状況等について」と題して、昨年の被害状況をまとめています。
不正送金事犯とは、インターネットバンキングを利用する際に、自分が意図しない送金先へ知らない間に預金を振り込まれてしまうことです。
昨年の特色は、初めて総被害金額が30億円を超えたことですが、不正送金問題が深刻化した2年前と比べて、被害が減っていないということです。
実は件数自体は、平成26年が1876件、平成27年が1495件と明らかに減っているのですが、1件あたりの被害額が大幅に増加しているのです。
特に法人に対する被害が増加しています。
被害が大幅に増え出した平成26年以来、都市銀行や大手の地方銀行はワンタイムパスワード等の対策が強化され、利用者への注意喚起も頻繁に行われるようになりました。
これらの銀行の被害は減ってきているのですが、地方銀行を中心に、信用金庫や信用組合、農協といったところの被害が増えているのです。

2016-03-02 10:00 | 記事へ |
2016年02月17日(水)
第76回 監視カメラの映像が丸見え!?
ライブカメラをご存知でしょうか。
インターネットが普及し始めた当時からの利用方法で、風景を撮るカメラを設置し、常にその画像を配信するサービスです。
利用者は家に居て、そして今ではスマートフォンを使うことによって、いつでもどこでも、その画像を楽しむことができます。
世界中、様々な場所にカメラが備え付けられており、有名な観光地であれば、ほとんどすべてと言ってよいぐらい、今の風景を楽しむことが出来ます。例えば、イタリアのローマにある、有名な観光地である「トレビの泉」の今の風景を見ることも可能です。
もちろん、国内の至る所の風景も眺めることが出来ます。たとえば、神戸六甲からの風景(夜景)を見ることも可能です。


2016-02-17 10:00 | 記事へ |