東京都台東区池之端にある旧岩崎邸(重文)は、1896年に岩崎彌太郎の長男で、
三菱財閥の三代目である岩崎久彌が岩崎家本邸として建てたものです。鹿鳴館や
ニコライ堂を設計した英国人ジョサイア・コンドルの設計で、現存するのは洋館・
撞球室・和館の3棟です。
木造2階建・地下室付きの洋館は、本格的なヨーロッパ式の近代日本住宅を代表する
建築で、繊細なデザインの装飾が施された豪華な建物です。
洋館とつながる形で和館があり、当時は14部屋もある大邸宅で岩崎家の住居として
使われていたようです。
撞球室(ビリヤード場)は山小屋風の木造の建物で、洋館と地下でつながっている
珍しい造りです。
庭園は江戸期に越後高田藩榊原氏の屋敷であった大名庭園を一部踏襲した広大な庭で、
「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。
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