
2012年02月19日(日)
倉地久美夫 - 逆さまの新幹線('12円盤)10'LP-6曲/約28分
昨年リリースのサウンドトラック「庭にお願い」は'06年ライヴ音源だったので、実質的には'07年スタジオ録音作「スーパーちとせ」以来久々の新作。昨年の録音だがアナログ10インチ(LPとシングルの中間サイズ)という不思議なフォーマットでのミニアルバムで、6曲中5曲がアコギのみでのインスト、1曲の歌ものは「蘇州夜曲」のカヴァーという、なんとも不思議なつくりとなっている。インスト5曲のうち「太陽光パネル」、「逆さまの新幹線」、「アクセスポイントと風景」の3曲はは筆者の知る限りでは初めて聞くタイトルで、「中央公園」は既発表アルバムでもインスト曲、「夜霧の嬉野」は既発表時は歌ものだった。歌もの曲をインスト化したといってもいつも通りのポロポロ(時々”ガシャッ”としたアクセントが入る)したギタープレイは変わらずなので、カラオケバージョンのようにも思われる余白が狙いなのだろうか。
|
2012-02-19 07:41
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/171/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2012年02月18日(土)
LIVE:UNIVERS ZERO - 2012年2月11日(昼)吉祥寺スターパインズカフェ

UZは1977年発表の1stをたぶん翌年くらいにフールズメイト(まだイースタンワークスとは言っていなかったと思う)の通販で購入して以来、2010年発表の「Clivages」までずっと新譜をリアルタイムで聴き続けてきた、自分の音楽史においては特別な存在のひとつ。その初来日公演は、「Clivage」と同メンバー:Denis(ds)、Berckmans(basson他)、Bude(cla他)、Chevalier(key)、Lauwers(vln)、Evers(b)で、土夜+日昼夜の3回ステージという形で実現した。私は日曜の昼公演のみ観戦である。前売りで6番とかなり若い整理番号だったので最前列の左よりBudeの真ん前で見ることができた。Budeの足元にセットリストがあったのだが、メモとか取っていないので不正確ながら「オリジナルアルバム発表年代順に」この日の演奏曲を並べると以下の通り(SE的なものは除いて)。
Dense (Ceux du Dehors) 本編ラスト
Toujours plus a l’Est (Crawling Wind)アンコール
Presage (Uzed)
Bruit Dans Les Murs (Heatwave)オープニング
Xanantaya (The Hard Quest)
Variations on Mellotronic’s Theme (Implosion)ドラム&ベースレス編成
Apesanteur (Clivages)
Straight Edge (Clivages)
Les Poires Perdues (未発表曲)
とまあ、3rd以降のアルバムからほぼ1曲づつ(「Rhythmix」からは採用曲がないが)という、見事にベスト盤的な選曲の約100分間の演奏であった。オリジナル発表時に現行のダブルリードとシングルリードの2管フロント編成だったのは最新の「Clivages」収録曲だけなのでそれ以外の曲ではライヴ用の新アレンジということになるのだが、これが実に丁寧きわまりない。Berckmansはバスーンとイングリッシュホルンとオーボエ(さらにツインkey編成の原曲場面ではピアニカも担当)、Budeはクラリネットとバスクラとソプラノサックスの各3本を、中尺曲以上ではほとんど1曲の中で細かく持ち替えていて必ず3本すべて使わないといけないノルマを課しているのではないかと思わせるほどだったが、そのことが楽曲展開になんとも効果的な抑揚をつけてくれる。もちろんDenisを初めとしたフロント2管を支えるバンドアンサンブルも「現役チェンバーロックバンド」としての緻密さと勢いを感じさせるもので、申し分なかった。「歴史的なバンドの再編&旧曲演奏の再演」にはそれなりの意味がないと聞き手としては困ってしまうが、このUZの演奏は期待値を確実に上回っていた。今回の充実した来日公演をきっかけにぜひ近未来的には(keyが共通メンバーである)UZのライバルバンド?であるプレザン公演が実現されてほしいものである。
|
2012-02-18 14:50
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/170/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2012年02月11日(土)
STEVEN WILSON - Grace For Dreaming('11年KSCOPE)2CD-7曲/39'43+5曲/43'27

3年ぶりとなる2ndソロ作。ジョーダン・ルデス(key)、パット・マステロット(ds)、ニック・フランス(ds)、ニック・ベックス(b)、トレイ・ガン(b)、トニー・レヴィン(b)、スティーブ・ハケット(g)、テオ・トラヴィス(sax/fl)といった豪華ゲストを迎え、自身もvo/g/key/bを担当し、全編密度の濃いバンドサウンドが展開される。ポーキュパイン・トウリーや前作ソロに比べ、e-gの比重が減って「尖った」音が少なく、キーボードもローズやメロトロン的な音が目立ったり、弦楽オーケストラが加わった曲があったり。DISC2-M4の22分の大曲ではクリムゾンの「リザート」にインスパイアされていることを本人自身が認めている(ユーロ・ロックプレス誌51号)通り、70年代前半の英プログレッシヴ・ロックが有していたメロディラインの取り込みと、ジャズ(+クラシカル)な要素を現代性を有した洗練された形で融合した上で、展開の中にはメタル〜ダークなロックな凶暴性もちらりと見せてくれる。。。というような全体像の美しさは、アプローチに相違はあっても、結論としてはいつもながらのウイルソンの職人芸で、「完成度的には」申し分ない(が筆者的な絶対評価としては「シグニファイ」を超えるものではない)。なお、様々なフォーマットでのリリースがなされている。
|
2012-02-11 13:01
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/169/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2012年01月28日(土)
DAVE WILLY & FRIENDS - Immeasurable Currents('11年 ALTROCK)12曲/43'33
シンキング・プレイグのベーシストだったり、リーダープロジェクト?のハムスター・シアターではマルチ器楽演奏を担当したりしていたデイヴ・ウィリーのソロ作品。ウィリーの父親のテクストによる歌もので、ヴォーカルをメインに担当するのはデボラ・ペリーで一部曲ではイレイン・ディファルコという、アメリカ西海岸カンタベリーレコメン界?の両歌姫を起用しているのが最大のセールスポイントになるだろうか。器楽サポートも、デイブ・カーマン、マイク・ジョンストン、故ヒュー・ホッパーなどの豪華メンバー。楽曲によりジャズ・ロック編成だったり、チェンバー編成だったり幅があるため、まさしくシンキング・プレイグやヒュースコアの再編的なバンドアンサンブルが展開されたり、女声を主役に器楽を控えめにサポートしたまとめ方がされたものがあったり。約30年間この手の音楽をコンスタントに練り上げてきたウィリー及び参加メンバーの力量を見事に集約した作品で、近年傑作が途絶えていたこのジャンルの久々の大傑作。
|
2012-01-28 09:20
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/167/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2012年01月21日(土)
KINGS OF BELGIUM - Tres Fort('11年 OFF)12曲/51'21
X-Legged-Sally解散後もコンスタントな活動を続けるギタリストのPierre Vervloesemがギターではなくベースを担当し、Gil Mortio(g/key)と組んでいるインストトリオユニットの2ndはバンド名からは逸脱する?新ドラマーMorgan Agrenを加えての編成で制作されている。スウェーデンで2日間で録音されたものを、ブリュッセルでVervloesemがミックスを行い仕上げられている。叩きまくり・弾きまくりの疾走ハードロック展開で立ち上がるが、中盤以降はVervloesem主導ユニットらしい変化球の連続に魅了されることになる。各人ズラシまくりの骨折変拍子アンサンブル曲、レコーディング後の編集主体で作成されたと思われるような音響曲、ポップだったりユーモラスだったりスカだったりクリムゾンだったりの多彩なモチーフの展開。。。と過去のVervloesemのソロ作/プロジェクト作と共通しつつ、モルガンのパワフルなたたきぶりもあって、説得力でも最高水準に仕上がっている好作品。
|
2012-01-21 16:34
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/166/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
BRIAN ENO−Drums Between The Bells('11年BEAT RECORDS \2,000)16曲/53'02
近年コンスタントな新作リリースが続くイーノだが、本作は詩人リック・ホランドのテクストの歌または朗読(イーノ、ホランド他、計9名がクレジットされているが、検索していて見つけたインタビュー記事 http://ro69.jp/feat/brianeno201107?p=1#ftop によると「近所の人」に参加してもらったらしい)、イーノの演奏/プログラミング/編集による音楽がつけられたもの。ゲスト器楽参加は一部曲でのギターとヴァイオリンに限られている。なお、アルバムには複数のバージョンがあるらしく、聞いたのは「日本盤ボートラ1曲追加の1CD仕様」で、主な別仕様は「インストミックスバージョンセット2CD」のようだ。イーノの長年の多彩なキャリアを反映した、バラエティに富んだ曲調でアルバム構成がなされており、アンビエント〜ヒーリング的なもの、イーノのヴォーカルを生かしたシンプルな歌ものポップ、メタリック〜インダストリアルな展開が、最新のテクノロジーを適切に使いこなして完成度高く(また絶妙のセンスでの余白を残して)練りこまれているのは素晴らしい。
|
2012-01-21 16:33
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/165/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2012年01月14日(土)
HOVEN DROVEN - Rost('11年Westpark)12曲/43'28
スウェーデンのエレクトリック・トラッドグループの、前作ライヴアルバムからは5年ぶり、スタジオ作としては7年ぶりとなる久々の新作7th。メンバーは4th以降は不変のフィドル/sax/b/g/dsの五人で、基本路線的にもこれまでと変わらず。12曲中トラッド表記は2曲のみで残り10曲はメンバーが作曲を分担したオリジナル曲というクレジットにはなっているが、全編で主にフィドルが奏でるメロディラインはスウェーデントラッドをモチーフとされていることは共通。初期の頃のような「ヘドバン・ヘヴィメタル」ということは4th以降なくなっていて、主にフィドルの相方を努めるギターのきわめて大きな表現のふり幅でアルバム構成のメリハリがつけられているのが最近の特徴だが、本作ではこのギターのうまさ・渋さが際立っている。初期と変わらないソリッドなメタルの刻みやリフ、セミアコ風のさりげないカントリー&ウエスタン風のバッキング、それぞれに引き込まれる。少なくとも4th以降では最高作ではないか。なお、バンドのHPがリニューアルされており、サンプル映像等も豊富にリンクされているので興味のある方はぜひhttp://hovendroven.com/。
|
2012-01-14 13:57
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/164/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
ベシュ・オ・ドロム-ダウン・ザ・ガーデン('11年アオラ・コーポレーション\2,625)11曲/39'25
ハンガリーのミクスチャーワールドミュージックポップ?バンドの6年ぶり5th。本作での正式メンバークレジットは女声/vo&per/sax&kaval他/g/b/チェンバロン(ダルシマー)/アコーディオンの7人。日本盤では本編M2のリミックステイクが追加。例によってのバルカン・ジプシー・ミュージック的なメロディラインを軸に、高速変拍子バンドアンサンブルが展開される。前作ではサローギ・アーギとミツーラの2女声を起用していることも特徴的だったが、本作では新たな女声がクレジットされているものの活躍割合としてはかなり少なくなったので女声ファンには物足りないかもしれないが、ヴォーカルバートで男声の比率も高いところはちょっと土着っぽくなったかな。ただしインストの比重も強まっていて、従来作では聴けなかったシンセ的な音色が目立つので、アンサンブルの風合いは若干変化している。いずれにしてもトラッド枠からは逸脱したエンターテインメント性は良くも悪くも変わっていない。
|
2012-01-14 13:55
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/163/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年12月10日(土)
DVD:KIMMO POHJONEN/SAMULI KOSMINEN /KRONOS QUARTET-UNIKO
('11年MAJOR)NTSC/本編ライヴ約65分+ボーナスインタビュー約15分

キンモ・ポーヨーネン(アコーディオン)、サムリ・コスミネン(エレクトロニクス)のデュオユニット”クラスター”と言えば、個人的にはトレイ・ガン&パット・マステロットとのジョイントプロジェクト「KTU」での'04年の来日公演の記憶がまだ残るが、実は同年にはクロノスSQとのジョイントプロジェクト「UNIKO」がフィンランド・ヘルシンキで初演ライヴを行っている。クロノスは'05年にチェロのメンバーチェンジがあったが、UNIKOプロジェクトは継続されスタジオ録音でのCDが本年始めにリリースされている。で、本DVDはその'04年の初演ライヴの映像作品(もちろんクロノス側は旧メンバー)である。
たぶんかなりの大会場、イメージスライドやライティングにも凝ったビジュアル映えするステージング、多数のカメラを切り替えた映像、音質、共に申し分ない。楽曲はクレジットによると、キンモとサムリの単独もしくは共同作曲のみ、キンモのエフェクトを駆使したアコーディオンと時折混じるうなり声、ステージ上は控えめなドラムパットの操作のみなので見かけ上の演奏にはあんまり貢献していないように見えるサムリだがたぶんサンプリングやプログラミングやエフェクトで見かけ以上の役割を果たしているのだろう。。。というあたりはいつもながらのクラスター。これに弦楽四重奏が絡むということなのだが、予想以上にうまく使われている。ほとんどの場合主役はアコーディオンだが、テンポの速いパートでは精緻なアンサンブルを、ゆったりメロディアスなパートではピチカートが多用され、キンモが提示する印象的なメロディラインが実に色彩豊かに広がっていく印象で、組曲形式での60分超を見事に構成してくれる。私の見た・聴いた範囲でのキンモ関連作品中で最高作品。
|
2011-12-10 08:25
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/162/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年12月04日(日)
POCKET ORCHESTRA - Phoenix('11年 Altrock/マーキーベル・アンティーク \3,465)2CD-8曲/79'03+9曲/79'22※11月末発行ユーロロックプレスVOL.51でのレビュー原稿加筆

'05年に'78-79年+'83年のスタジオ音源が「Knebnagauje」のタイトルでリリースされたg/b/ds/key/管/cello6人編成バンドの、タイトル&ジャケ違いリマスター再発にあたるのがCD1。CD2は今回新発掘の'80-84年のライヴ音源集、という位置づけでのカップリング。2CD全体のマスタリングはプレザン等でおなじみのUdi Koomranが担当している。後期COW的RIOサウンド、マフィンズにも近い新感覚のジャズロック風味、SMMやピッキオをさらに歪めたようなごちゃまぜお茶目なユーモラス感覚...が混じり合う、05年に私も初めて聴いた際にはその高水準ぶりに驚いた記憶があるが、改めて聴きなおしてもやっぱり素晴らしい。既存バンドで一番近いのはあえて言えばSMMかな。CD1スタジオ盤での複雑かつ高密度なアンサンブルの魅力は今回のリマスターでワンランクアップして伝わってくることは高く評価できるが、ライヴ盤の方は音質的にかなり落ちてしまい正直単独での絶対評価はキツイテイクも多い。ライヴではスタジオ盤収録曲もアレンジ/展開がかなり異なりキテレツなインプロパートも多く含まれ、スタジオ盤以上にバンドの多面性は体感できることは確かなので、この部分は新作というよりも「長めのボートラ」として割り切った方が良いかな。
|
2011-12-04 13:27
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/161/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
THE FLYING LUTTENBACHERS-Infection and Decline('10年Karkia Mistika/ugEXPLODE)12曲/78'23※11月末発行ユーロロックプレスVOL.51でのレビュー原稿加筆

初めて聴いたユニットだが'91-'07にかけてWeasel Walter(ds他)が時期により様々なフォーマットで率いていたユニットの、b×2を加えてのインストトリオ編成期'01年発表アルバムのリマスター再発6曲/47分に、今回の再発で'01-'02年のライヴ録音集6曲/31分を新たに加えての再発。なお、それでも本編スタジオ録音部分はリマスターと言っても、発掘ライヴ録音部分よりも音質はスタジオ部分の方が悪い(本編は元サウンドがジャンクにつぶされていているのかな)。ツインbはクレジットでも"earth bass""air bass"と表記されているが、分担がはっきりしていて出音としてはぼぼギタートリオに等しい印象。Walterは最末期YBO2のアメリカライヴでゲストドラマーの経験もあるらしいが、サウンドの傾向としてはYBO2やRUINSのノイジー&ジャンク&高速変拍子サウンドをよりテクニカルインスト化(要するに是巨人化?)したというところか。ハイライトは本編ラストの"De Future"で、原曲の骨格を忠実にキープしたアンサンブルと展開を保ちつつも、このバンドの持ち味と魅力を見事に吐き出している15分間。私の知る限りMAGMAカヴァー演奏としては最高傑作群にランクする。
|
2011-12-04 13:26
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/160/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
1870-Pogo('11年Luna Negra)6曲/47'05※11月末発行ユーロロックプレスVOL.51でのレビュー原稿加筆

初めて聴いたユニットの新作。メキシコで活動する、ホルン×2、オーボエ、エレクトロニクスという特異な四人編成による、ロック的な要素はほぼ皆無なチェンバー音響展開。全編ストイックな基調は統一され、暗黒色も強い。管楽器のアコースティックアンサンブルによるメロディラインはいかにも現代音楽的な無調のものが中心。。。ただ曲によってはメキシコらしいゆるいトラッド性を加味したメロディラインがかぶるのが救いか。これに、生per&打ち込みperによるリズムアンサンブル(もしくはズラしや歪み)だったり、ノイズや音響処理の付加、といった諸要素の絡み合い度合いの変化付けで楽曲の展開とアルバム構成がなされている。難しいアプローチに対し丁寧な取り組みが伺える力作。
|
2011-12-04 13:24
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/159/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年11月12日(土)
TIME STRINGS TRAVELLERS - Defreezed Songs('11年 地底レコード \2,500)2CD-9曲/61'09+7曲/69'59

1stが'95年カセット、2ndが'96年カセット、3rdが'99年CDだった関西を本拠とするユニットの12年ぶり新作4th。「解凍された歌」とのタイトル通り、以前からの未発表曲や'90年代のライヴテイクを含む構成となっている。編成はg/b/ds/key/saxの変わらぬ5人編成だが、前作比ではgがオリジナルメンバーに戻り、saxが新加入。かつゲストとしてvoが3曲、ジャンベ/太鼓が3曲、perが2曲加わる。基本路線はタイトなジャズロック、ということで変わらないのだが、計130分の長尺ということもあって、過去作品以上に幅広い音楽性が発見できるが、これが本来のバンドの姿なのかな? インプロ曲やインプロパートも一部にはあるが、ほとんどの曲は複数メンバーで分担され作曲されたもの。やけにメロディアスでムード歌謡的な情緒も漂わせるサックス、アコギを適度なアクセントとして挟み込むギター、いかにもな80年代風フュージョンデジタルシンセ(筆者は当時この手の音が大キライだったが)が今聞くとかえってベタなキャッチーさが面白いキーボードに、スローな曲でもテクニカルな曲でも確かな力量で支えるリズムセクション、というアンサンブルが新鮮だったり少し懐かしかったり。ゲストヴォーカルを加えた日本語歌詞のを加えた日本的土着なメロディラインを生かした唄もの曲がさらに奇妙な「盆踊りジャズロック」とでも言うべき不思議な世界観を表出させる。
|
2011-11-12 15:43
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/149/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年11月05日(土)
KIHLSTEDT,BOSSI AND RATHBUN - RAVISH('09年?twelve cups)15曲/51'02

C.Kihlstedt(vo,vln他)、M.Bossi(ds他)、D.Rathbun(b他)といったSGMメンバーが集まったプロジェクトで、'04-'08年にダンスや演劇のために書かれた5アイテムの音楽集。アイテムによって参加メンバーは異なるが、ほぼ半分を占める最初のパートはKihlstedt主導で上述トリオにtp/gにチェロを加えた5人のチェンバーロックバンド編成をとっておりKihlstedtのヴォーカルも目立つ。まさにSGMからアートベアーズ要素のみを抽出したような、私個人としてはSGMの中で最も好みの部分だけが培養されたような内容となっており素晴らしい。後半はKihlstedtとBossiまたはRathbunのデュオで両者がマルチプレイ演奏ながらバンド編成の出音ではなく、より室内楽的なアンサンブルで、インスト中心、抽象的なイメージの広がりを大切にした類のお仕事。
|
2011-11-05 11:02
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/148/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
LUKAS LIGETI - Pattern Time('11年 innova)7曲/56'24
現代音楽の大作曲家リゲティの息子のルーカス・リゲティと言えば'93年にCUNIEFORMからアルバム「Hybrid Beat」をリリースしたジャズロックバンドのドラマーとして、強く記憶に残っていた存在だが、ジャズロックというよりは現代音楽との境界ジャンルでコンスタントな活動を続けていたらしい。本作はp/sax/バラフォン(アフリカ木琴)/b/dsの5人編成で'99年に録音され'01にポストプロダクション処理が行われていた音源を'08年にマスタリングしたもの。疾走テクニカルジャズロック、即興フリージャズ、無調もしくはミニマル現代音楽、サンプリングと音響処理、アフリカ民族音楽が、曲毎に強弱をつけながら混在。部分部分では強くひかれる要素は多い。
|
2011-11-05 11:00
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/146/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年10月22日(土)
PETER HAMMILL - Pno.Gtr.Vox.('11年 FIE)2CD-13曲/68'02+14曲/73'31

今年の来日公演を見に行った際 http://blog.zaq.ne.jp/rotters/article/135/ に会場販売されていた新リリースライヴアルバム。ハミルの長いキャリアの中でも、サポートメンバーを加えない完全なソロ演奏でのライヴアルバムは'92年録音/'99年リリースの「Typical」以来の2作品目ということになる。本作は昨年2010年5月のUKツアー+同7月の来日公演からのセレクションで、CD1がピアノ、CD2がギターと器楽を完全に分けた選曲。CDのクレジットにはどの曲がどの公演かは記載されていないが、日本語公認情報発信ブログ http://inverse.exblog.jp/16402065/ によると、CD1のうち1曲が7月9日のPIT-INNで、CD2のうち4曲が私も見た http://blog.zaq.ne.jp/rotters/article/37/ 7月8日の月見ル君想フからの収録とのことだ。
ここ数年の、復活VDGGと共にヴォーカルも器楽にも一層の充実振りが顕著なハミルのソロ来日公演と同等のクオリティがパッケージ化されているはず、という予想と期待には見事に答えた内容である。録音状態もライヴ感が十二分に伝わる素晴らしいもので、各曲共にスタジオ盤と共に世に残されるべきもう一つのベストテイクとしての価値を有するものだ。特にCD2のアルバムとしての完成度の高さは特筆される。ピアノのCD1はやや大人しめ、ギターのCD2がロックしている曲が多いのはライヴ同様ではあるが、やや残念なのは、実際のライヴ公演では確実にハイライトの一つとなるVDGG曲の収録が(当然意識的な選択だろうが)1曲もないこと(CD2収録の"Ship Of Fools"はVDG曲ということでVDGGとは区別して考えます)。ソロライヴでのVDGG曲では器楽的にかなり斬新な(時によりぐちゃぐちゃに破綻した)演奏が必ず聴かれ、実際本作でもその意味合いから"Ship Of Fools"がCD2と強烈なアクセントとなっているだけに、ピアノ曲での破綻ぶりもCDで再体験してみたかったところ。
|
2011-10-22 10:15
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/145/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年10月15日(土)
TWIN SISTER - In Heaven('11年 Domino)10曲/35'32
9ヶ月前に紹介したバンド http://blog.zaq.ne.jp/rotters/article/78/ のフルアルバムとしてはデビュー作となる新作。メンバーは変わらず女声/g/b/ds/keyの5人編成で、レトロ・フューチャーなエレクトロポップが基軸にあるが、本作ではゲスト弦楽四重奏のアンサンブルも加わるので従来作以上にステレオラブを連想させる場面が多くなった印象。一方でデビューEPに特に強かった屈折音響サイケフォーク(HAIL/SNAIL的な)要素はほとんどなくなってしまったのは筆者的には痛烈に残念。女声のキャラはまだまだ微妙に病的な(ツイン・ピークスの明るい場面をどこか連想するような)魅力には溢れており、ギリギリ私の縄張り内に留まっている。楽曲によって「レトロ・ポップ」のモチーフの変化の付け方の強弱が、60年代から80年代のアメリカンポップ〜ロンドンニュー・ウェイヴ〜はたまた昭和歌謡?までの幅を備えているところと、現代音響処理とのミスマッチ的なズレでの面白さが一般的にはアピールポイントになるのかな。
|
2011-10-15 10:37
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/144/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
ABOUT GROUP - Start And Complete('11年 Domino)14曲/47'11
Alexis Taylor(vo/key他)、Charles Hayward(ds)、John Coxon(g他)、Pat Thomas(key)の四人によるプロジェクトアルバムの2nd。ヘイワード参加プロジェクトということで私は聴いたわけだが、世の中的にはTaylorのサイド・プロジェクト的な言われ方が一般的なようだ。Taylorのヴォーカルを前面に立てた、60年代ポップ〜ソウル的な唄ものに、ややジャズテイストなオルガンとギターフレーズとドラミングの、ほとんどは渋いサポートに徹しながら、ほんの時折垣間見える逸脱の輝きも魅力でなかなか好バランス...なところに、違和感のあるSE的なノイズだったりアンサンブルを外したアナログシンセだったりも加えられたりするあたりが面白さを拡大させる。このジャンル詳しくないけど、私が経験した範囲では大友良英アンサンブル+浜田真理子をちょっと連想した。
|
2011-10-15 10:36
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/142/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年10月08日(土)
DVD:CARAVAN - Classic Rock Legends:Live at Metropolis Studios('11年itv studios home entertainment)NTSC 88分
昨年末のスタジオライヴを収めたDVD。私自身最近のキャラバンはあまりフォローしていないし、今世紀に入ってから2度行われた来日公演にも行っていないが、本ライヴのラインアップが現行編成らしく、Pye Hastings(g/vo)、Geoffrey Richardson(vla/fl/g他)、Jan Schelhaas(key)、Jim Leverton(b)、Richard Coughlan(per)に、新ドラマーであるMark Walker(ds) の6人編成。オリジナルメンバーであるコフランがフルセットのドラムを叩ける健康状態でないらしく、このライヴでもコフランはタンバリンを叩くくらいでちょっと痛々しいが、新ドラマーは若々しい勢いでバンドをリードしており、残るメンバーの演奏力も申し分ないので、音楽的なアンサンブルとしては問題なし。
セットリストは新旧楽曲の組み合わせで構成されている(詳細はHP
http://www.caravan-info.co.uk/#/news/legendsconcertdvd)。パイのヴォーカルが時折りオクターブダウンしていたり、シェルハースのシンセ音に時折り違和感があったり、ラスト大曲"Nine Feet Underground"の後半ヴォーカル(オリジナルではリチャード・シンクレアのパート)はパイではなくレバートンが担当していたり。。。とケチのつけどころはないわけではないが、総合評価としては期待値以上の仕上がりだった。
ポイントとなっているのは、私自身は映像では初めて接したリチャードソン。中期キャラバンのキーマンだったことはもちろん十分に認識済みだが、ライヴ・エンターテイメント的に想像以上に味わいを出している。本職のヴィオラのフレージングでの健在ぶりは当然素晴らしいが、最近の曲でのリードギタリストDoug Boyleの脱退を補うギター演奏も的確だし、スプーンとかハサミとかを含めたマルチプレイも映像映えしており、これだったらリチャードソンを目当てに来日公演見にいくんだったと今さらちょっと後悔。なお、ライヴ以外の特典映像としては、パイとリチャードソンの10分程度のインタビューがあるが、字幕がないのが語学力のない私としては残念。
|
2011-10-08 06:52
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/141/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年09月24日(土)
SOPIA DOMANCICH - Snakes And Ladders('11年 CRISTAL)16曲/ 44'39
最近は比較的オーソドックスなジャズ領域中心に活動していた印象のある(よって私は聴いていない)key奏者SOPIA DOMANCICHのソロ名義作は、ジョン・グリーブス、ロバート・ワイアット、ヒミコ・パガノッティ他計5人のvoを起用した、かなり意外な仕上がりのアルバム。テクストの一部はvo側から持ち込まれてはいるがJacqueline Cahenなるフランス語での詩の朗読が中心。疾走感のあるジャズロック展開となる曲はきわめて限られており、楽曲の構成は淡々としたトーンのvoとピアノの渋いコラボを基軸に、ゲスト器楽奏者を加えたg/per/ds/エレクトロニクスが彩りを加えたり、フラメンコ的な曲が挟まったりで、声高な主張はないものの印象的なイメージの広がりは豊かな、不思議な魅力が連続する佳作。
|
2011-09-24 10:04
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/140/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
MINOKE? - p.p.a.c.k.('11年 POSEIDON \2,625)11曲/64'15
POSEIDONの廉価版サブレーベルであるVITALからは2作品をリリースしていた、b/ds/sax/key四人編成のインストユニットの3rdというべきか、フルアルバムとしての1stというべきか。帯には「プログレ、ジャズ、ワールドの劇的な融合」とあるが、基調は圧倒的にジャズロックで、中心線は中期ソフトマシーンあたり。クールだがシリアスすぎず、ヒネリをふんだんに盛り込みつつ親しみやすいメロディラインとリフを絡めたアンサンブルを大事にした正攻法のアプローチでの楽曲構築。民族perだったりエレクトロニクスだったり、keyの音色の変化だったりを伴って、曲ごとの雰囲気のメリハリが豊かで、フルアルバムをしっかり構成。tp、vo/fl、vln(藤本美樹)のゲスト参加曲では、アクセントが効き過ぎて別バンドとなっているような印象さえ感じるのが良し悪しか(ゲスト参加ない方がバランスとしては良かったのでは?)。全体としてはVITAL時代比では格段に説得力がアップしている力作
|
2011-09-24 10:03
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/139/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
駅前からは「甲州市民バス」を利用して移動。本数少ないのですがちょうど接続時間9分できわめて効率の良い移動となります。なお、我々は運良く乗れましたが超満員で乗れない人も出ていました。子供連れでもあり、今回の勝沼滞在は「バス停:ワイン村河川公園」から徒歩5分以内、かつ過去に利用したことのある施設中心の行動です。
まずは「川口園」でのぶどう狩り&昼食 http://katsunuma.net/minshuku/kawaguchien/bbq.html へ。ぶどう園には1120頃に到着。ぶどう狩りの料金システムは写真の通りで、全種類だと高くなるし、そんなに量も食べられないので一番安い「ベリーAのみ1人500円」で入園です。ぶどう棚にはベリーAも種なしと種ありがあり、若干味も違うのでそれぞれ1房づつを食して十分に満足しました。入り口で虫よけスプレーをしっかりかけていったつもりでしたが、半ズボンの子供の足は大量に刺されてしまいました。暑い日でもぶどう狩りには長ズボンが必須ですね。
ちょうと1200頃にレストランへ移動。前日にバーベキューセット二人前で予約しておきました(子供の分は大人からの取り分け)が、帰り際には満席になっていました。バーベキューセット@1,570円(豚肉・野菜・ご飯・味噌汁)のコストパフォーマンスが特に良いというわけではないですが、勝沼のワインを中心とした飲みものの料金設定はまずまず良心的なように思えます。勝沼産の地ビール(大和葡萄酒で作っている500ml・850円)があったので最初にこれを頼んでから、ハウスワイン(丸藤葡萄酒の製造)の小(360ml・1,200円)ボトルを追加。バーベキューは子供も目で調理プロセスが見えるので飽きずに食べてくれるのが良いですね。
|
2011-09-24 05:24
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 子連れ旅行国内 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/137/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
9月18日(日)最高気温32度と暑い中、山梨県勝沼まで3歳の子供&夫婦での日帰り旅行に行きました。勝沼を訪れるのは夫婦は4回目で子供は初です。車のない我が家はJR移動で最寄駅は錦糸町。山梨方面へは錦糸町から直通で行ける(千葉始発)直通での臨時季節列車が年によってあったりなかったりですが、今回は9月の土日祝限定のグリーン指定席快速「お座敷山梨ぶどう狩り号」が錦糸町発901の利用しやすい時間に設定されており、数日前に座席を確保することができました。「お座敷列車」は全く初めての経験。列車内は靴を脱いで座イスと座布団の上に「堀こたつスタイル」で座ります。我々は二人分の座席に3歳児を含めた三人で座るわけですが、座席の間隔的には三人でちょうど良い感じ。リクライニングとかはないので、大人二人だったら通常の特急列車の方がくつろげたと思いますが、幼児連れだったらこっちのスタイルの方がむしろ良いかな。錦糸町では写真の通り車内ガラガラでしたが途中で満席となり、お向かいの人との距離が近いのでちょっと落ち着かないのは止むを得ないところ。また、我々はちゃんと朝食を取ってからの乗車で車内にはミネラルウオーターのみの持ち込みだったのに、回りのみなさんはほとんどの方が大量の飲食物を持ちこんでおり、子供も気になるみたい。。。そのうち耐えられなくなって泣き出したところで勝沼ぶどう郷駅に1046着。改札口では子供にだけキャンディーを配ってくれていて到着後は機嫌を持ち直してくれました。
|
2011-09-24 05:23
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 子連れ旅行国内 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/136/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年09月23日(金)
2011年9月22日 代官山「晴れたら空に豆まいて」
14ヶ月ぶりの来日公演。東京4DAYSの初日に行きました。例によって妻との育児当番の関係もあり、妻の勤務予定がある程度固まるタイミングまで待ってからでないと前売りが買えない私(一応注記しておくと妻もライヴに行くときは私に対して同じような事前承認が必要です)なので、約1ヶ月前の購入時には後半の新宿PIT-INNはすでに売り切れており、この会場での公演しか選択肢がなかったもの。当然購入した整理番号もラストの方ながら、ピアノを弾くのがしっかり見える位置の席には座れました。見やすさ(ステージと客席の位置関係)では昨年の「月見ル君想フ」の方が良かったかな。でも新宿PIT-INNよりは格段に良いです。この会場は初めてですが、程よい満員状態で、過去ハミルを見た限りにおいては一番小さいキャパではないかと思われる贅沢な環境、場内は(会場のポリシーではなくアーティスト側の意向だと思いますが)禁煙というのもありがたかったです。
昨年の来日公演4DAYSは日替わりのテーマ設定で私が見た日 http://blog.zaq.ne.jp/rotters/article/37/ は、器楽を「ギターだけ」に絞った設定でしたが、今回の制約は「4DAYSで曲を重複させない」ということのみ。ただ95分1本勝負のステージは、ピアノ→ギター→ピアノの流れで、比重としてはかなりピアノに偏っていました。主催者スタッフによるブログにセットリストが当日深夜に早くも掲載されていました http://inverse.exblog.jp/16328717/ ので、丸ごと引用させていただくと以下の通りです。
1. My Room 2. Just Good Friends 3. Curtains 4. Shell 5. Comfortable? 6. Shingle song 7. Driven 8. Our Eyes Give It Shape 9. Primo on the Parapet 10. Sphinx in the Face 11. Losing Faith in Words 12. Autumn 13. Bubble 14. Friday Afternoon 15. Stranger Still - encore - 16. Time to Burn
新旧のソロ曲を散りばめつつ、かつ'70年代のVDG(G)曲をオープニングとギターパートのエンディング(M10)という節目においた、非常にバランスの良い、私個人の過去のハミルソロライヴ体験でも最上位クラスにランクされる仕上がりでした。ヴォーカルの近年の充実振りは予想&期待値通りです。全体の3分の1くらいのギターパートについては今回のプログラムのハイライトであるはずのM10を含め、出来は悪くないけど。。。昨年があまりに良かったのであそこまでの奇跡には至らずという印象です。残りの多数を占めるピアノパートは充実振りが目立ちました。ハミルにとっても初めての会場のはずですが、グランドピアノとの相性も良かったのかな。例によって原曲にないフレーズの挿入とか転調とかがふんだんに織り込まれます。全てが成功しているわけではなく完全な不調和で「いくらなんでも。。。」と感じてしまう場面も部分的になくはありませんが、感銘を覚えるパートの方が今回のピアノに関しては圧倒的に多かったです。なお、会場では新作ライヴCD(昨年の演奏集、2枚組でCD1がピアノ、CD2がギター)が先行発売されていました。これからじっくり聴きます。
|
2011-09-23 07:09
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/135/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年09月14日(水)
COMBAT ASTRONOMY-Flak Planet('11年ZOND)8曲/49'15
ハイペースのリリースが続くJames Huggett(b、prog)リーダーユニット新作で、自分が聴きそびれていた前作と前々作ではElane di Falcoがvo参加も、本作では管楽器他3名を加えたインスト編成に戻っている。バンドHP http://www.zond.co.uk/ にあった本作のアオリ文句は「LOUD BASS、LOUD HORNS 、LOUD DRUMS、MASSIVE RIFFS」とあるがその通り、ヤニック・トップのゼニゲバ化というかひたすらドライブするモノトーンのベースリフを軸に、メタル変拍子プログラミングドラムと、フリージャズ管楽器群、音響エフェクト/ノイズ群の重ね合わせで、その個性は変わらずだが、へヴィさは過去作中では最高。 なお次作4曲ミニアルバム?「Barricades」が既にダウンロードのみで発表済み。新たなゲスト女声を加え、管楽器が不在でgが強調された、近作群ではかなり雰囲気を変えた作品で、"avant/industrial/space metal"のアオリ。ハンドのコンテンツサイト http://combat-astronomy.bandcamp.com/ では過去作品含め楽曲を聴くだけであれば無料で、ダウンロードはもちろん有料だが、「Barricades」のダウンロードのみは購入者が自由に値段を付けられるしくみ。(注:初出 8月末発売「ユーロロックプレス誌50号」掲載レビューを加筆)
|
2011-09-14 05:06
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/134/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
KEITH & JULIE TIPPETT-Live at the Purcell Room('10年Ogun)46'06
それぞれコンスタントな活動は伝わってきてはいるが、夫婦デュオの「Couple In Spirit」シリーズのアルバムとしては'88年/'97年に続く13年ぶり3rdとなる新作。'08年のロンドン・ジャズ・フェスティバルの中でのライヴで、46分インプロ(spontaneous compositonとのクレジット)1曲のみの収録。例によってフリージャズと現代音楽とネイチャートラッド的なフレーズとをp/voの両者が自在に持ち出し、緊張感と時折の安らぎとが交錯し合う、独自な調性での世界が展開される。今更取り立てて新境地のようなものはないが、p/vo以外の、per群/オルゴール/小楽器等が従来作品以上に持ち込まれていることと、ジュリーによる「歌詞」パートが前半、中盤、後半それぞれ好アクセントとなり、構成バランスも取れていることが特徴的な名演であることは間違いなく、価値のあるCDリリース。(注:初出 8月末発売「ユーロロックプレス誌50号」掲載レビューを加筆)
|
2011-09-14 05:05
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/133/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
BOOK OF KNOTS-Garden Of Fainting Stars('11年IPECAC RECORDINGS)10曲/40'23
新作3rd、前作と変わらぬ4人のコアメンバー+多数のゲストにより、例によって参加者的にも重複するスリーピータイムゴリラミュージアム(SGM)と共通するサウンドだが、SGM比では表面的なハードコア要素は控えた代わりに、ねじれ・歪み・迷宮・シアトリカル性をさらに一層高めた、まさに「暗黒レコメンチェンバーワールド」が徹底して展開される。作品を重ねるごとにエスカレートする気味悪さは、本作でほぼ頂点と言うか、私の印象としてはちょっとやりすぎ感強い。曲調が良くも悪くも閉塞的過ぎるので、バランス上は前作からコアメンバーに格上げになったCarla Kihlstedtの暗い中にも一輪の華があるvo割合を、もうちょっと増やしてほしかったところ。Carlaがvoのオープニングナンバーなど文句ないのだが。(注:初出 8月末発売「ユーロロックプレス誌50号」掲載レビューを加筆)
|
2011-09-14 05:03
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/132/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
OCTOBER EQUUS - Saturnal('11年Atlrock/マーキー・ベルアンティーク\3,000)13曲/46'05
スペインのバンドの、またも発売元を変えての新作3rd。前作からはg/b/key/saxが変わらずでdsが交代、2nd-saxとチェロが加わった7人編成の3rd。レコメン基軸なのはデビューから不変だが、新ドラムのナマり方がさらにカトラー似で、チェロが加わったことでの弦楽器間のフレージングアンサンブルなどでも後期ヘンリーカウとの類似性は一層強くなっている。次第に大編成化を重ね、アンサンブルも展開も緻密さを増しているわけだが、それ以上にロック的なバンドの勢いも増し、表情は前作以上に多面的に広がって全編を飽きさせないで進んでいく。KC的メタリック感、WEIDORJE的ジャズロック感、南欧的大らかさ、といった曲替わりの付加要素がそれぞれ高水準な魅力を伴い絡み合う。日本流通盤帯には「暗黒チェンバー・ロック」とのカテゴリ記載があり、その要素は否定しないが、暗黒要素以外での表現力の向上が評価されるべき。(注:初出 8月末発売「ユーロロックプレス誌50号」掲載レビューを加筆)
|
2011-09-14 05:01
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/131/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年09月10日(土)
BRIAN ENO WITH JON HOPKINS & LEO ABRAHMAS -Samll Craft On A Milk Sea('10年BEAT RECORDS \2,000)16曲/54'29
昨年リリースされていたイーノの新譜プロジェクト作品で、実は結構異色作だった。日本盤解説 http://www.beatink.com/Labels/Warp-Records/Brian-Eno/BRC-275/ からクレジットを引用すると、
Brian Eno plays computers
Jon Hopkins plays piano, keyboards and electronics
Leo Abrahams plays guitar, laptop and guitaret
With
Jez Wiles - Percussion on tracks 4, 5, 6 and 8
とあり、メンバー間の即興により成り立っているらしいが、音からするとイーノはコンピュータ操作でのアンビエント路線中心。Music For AirportというよりはOn Land的なクールな印象が強い楽曲でアルバムが立ち上がるが、次第に他メンバーがノイジー、パンク、そのまんまノイ、ちょっとゼロセット、チープなクラフトワーク...とかな要素を楽曲毎にぶつけてきてアンビエントからは全く外れて落ち着かなくなってくる。1曲が短いので、なんだかジャーマンエレクトロミュージックのオムニバスというか、大昔のSKYレーベルとブレインレーベルのコンピュレーションみたいな? でもアナログではなく現代のコンピュータミュージックのデジタル的な尖り方では基軸が一貫しているのでノスタルジーな印象はない。イーノの絡んだ新譜ではかなり久しぶりに感心しました。でもこれからも繰り返し聴くのは本作よりもMusic For Airportの方だけど。
|
2011-09-10 09:42
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/130/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
Shiloh-Sheray,Marco Minnemann('11年自主?)18曲/54'43
マルコ・ミンネマンの新プロジェクトは女声voとのデュオユニット名義だが、例によってマルコのマルチプレイ+ゲスト参加もあり、ほぼ全編vo/g/b/key/dsのバンド形式編成での出音となっている。voの女性は初めて聞く名前だけどHP http://shilohsheray.com/ を見た範囲では全く屈折したキャリアは持っていない通常の(?)ポップシンガーのようだ。器楽のアンサンブルもオープニング曲ではマイスパレード的な変拍子癒し系ポストロックの雰囲気もあるが、マルコらしいヒネリの聴いたアレンジは数曲で前面に出てくる以外は総じて隠し味という範囲に留まる。女声を主役とするスローバラードな曲ではアコギやアコピを強調し、器楽主導となるロック性の強い曲ではドラミングとギターの刻みを軸としたアンサンブルをヴォーカルと拮抗させる。両者がほぼ均等に配され、全18曲のアルバムをバランス良く構成している。上手いとは思うけど、個人的な趣味からすると、マトモなポップ過ぎるかな。
|
2011-09-10 09:41
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/128/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年09月03日(土)
PENGUIN CAFE - A Matter Of Life...('11年 PENGUIN CAFE)11曲/46'42
PENGUIN CAFEレーベルは、ペンギン・カフェ・オーケストラ(PCO)の主宰者であったサイモン・ジェフが1997年に49歳で亡くなった後、息子であるアーサー・ジェフが発掘音源等の関連アルバムをリリースする会社、だと認識していたのだが。。。本作はこのアーサーが新たに率いるリーダーユニットの1stである。HP http://www.penguincafe.com/ を見てもこのユニットとPCOとは明確に区別されており、演奏メンバーはアーサーを含め12名がクレジットされているがPCOメンバーは存在していないようだ。楽曲はほとんどがアーサー作。器楽アンサンブルの基本は弦楽アンサンブル+ピアノで、これにウクレレ、ハーモニウム、ホイッスルやパイプ、per類が加わるというもの。ライト・クラシックと無国籍ヒーリングトラッドを合体させた曲が多いのはPCOと共通であり、PCOの新作と名うたれても全く違和感はないが、変に縛られることを避けたということなのだろうか。PCOにはほんの時折見られたロック性アプローチが皆無で、その代わりに純クラシカルなアンサンブル曲が挟みこまれているのがPCOとは異なる個性と魅力として光っている。PCOの旧作の聴きなおしと合わせてさらに聴きこめる好作品。
|
2011-09-03 10:50
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/127/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
MIKE OLDFIELD - Incatations('11年Mercury)2CD(77'03+54'24)+1DVD
基本的に私は再発ものには手を出さないようにしているのだが(キリないし時間と金もないし)Moerlen弟のソロ作を聴いた流れで?ついつい買ってしまったデラックスエディション版。もちろんオールドフィールドはリアルタイムでチューブラーベルズ以来の付き合いであり、3rdのオマドーン('75)と4thの本作('78)は別々の意味で頂点をなしている歴史的な大名盤であることは今更言うまでもない。
Disc1=本編はオリジナルステレオミックスの2011年リマスター。初期三部作の諸要素+当時のエレクトロニクス&ポップ要素も取り込んた密度の濃さが改めて感じられ、特にラストパートでの演奏面の主役であるMoerlen兄のヴィヴラフォンが特に印象的に響く(。。。が一番いいところでマスタリングミスによる音トビがありレーベル側では交換にも応じているらしいが面倒くさいなあ)。ボートラとしては当時のシングル”ギルティ”のリマスター、でこのディスコ曲そのものは結構好きなんだけど一緒には収めてほしくなかったなあ。
Disc2はアルバム本編の素材だったり、当時のアウトテイクやシングル等アルバム未収録マテリアル集だが、本編に匹敵する仕上がりとなっている曲は残念ながら見出せなかった。Disc3のDVDはDisc2のマテリアルの一部の5.1ch-mixがメインのようだが、現在の自分の環境では聴取不可。映像コンテンツはプロモ2曲と、Incatations50分のライヴ映像だがこのライヴは既発LP/CD/DVDの「Exposed」(Disc1がIncatations、Disc2がチューブラーベルズとギルティ)と同じものなのにその旨の明確なクレジットがない(at Wembly Conference Centerとはあるのでマニアには分かるんだろうけど)のはちょっと不親切。
|
2011-09-03 10:49
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/126/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年08月28日(日)
ROVO - Rovo Dub('11年 ワンダーグラウンド・ミュージック \2,415)5曲/47'28
今秋にはシステム7とのジョイントアルバムのリリース&ツアーが予定されているなど、相変わらず精力的な活動を続けるROVOだが、本作は前作「Ravo」全5曲/60分超の素材を使って、M1/2/5:勝井&益子、M3/4:山本がそれぞれにDUB-MIXしたもの。各曲のタイトルも曲順も同じ(タイトルは本編のM1)"Tanger"を例にとると、本作では"Tanger Dub"となっているだけ)。別アルバム名義で別料金を取っているわけだし当然のことながら、大幅な音響処理の付加やアンサンブル上の再構成はアクセントを付けながら行われており、過去のROVO作品の範疇には全く収まらない裏バージョンとなっている。ただ、基本となるモチーフ〜メロディラインの展開の流れは生かされた上での各種処理なので、純粋な独立作品として聴いたとしても、(いわゆるダブ・ミュージックは苦手としている私でも)ROVOファンであれば確実に楽しめる作品に仕上がっている。音響&エレクトロニクス処理をポップ性に結び付けている勝井&益子曲がアルバム全体のトーンを親しみやすくしているが、中盤の山本曲の、実験〜ジャーマン・エレクトロニクス色の強さの際立ちが、アルバムとしての魅力度を高めている。でも最初に聴かれるべきは本編であることは強調しておきい。
|
2011-08-28 13:01
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/125/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
山本精一&ACID MOTHERS TEMPLE - Mega Psychedelia('11年AMT \2000)3曲/79'16
「大サイケ」に続く2nd新作は、2009年12月12日名古屋TOKUZOでのライヴ録音。山本g、津山b、東synth、志村ds、河端一g他、OHPIA(light show)と、ゲストヴォーカル不在であることを除くと前作同様のラインアップ。一応3曲には分かれているが、インプロ的なジョイント演奏の編集版なのだろう。オープニングの10数分は助走で以降は表情を変えながらも全開演奏。器楽5人のバランスが意外なほどにうまく取れており、アルバムの中での展開も絶妙で、あまり高くなかった期待値は遥かに上回って楽しめた。(リアルタイム感がないのでたぶん)サイケ、アート、ブルース、ハード、コスミック、ガレージパンク...な混沌とした60年代後半のロックの魅力を、全編でツインgの役割をうまく分担しつつ、見事に表現している。
|
2011-08-28 13:00
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/124/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年08月21日(日)
一ノ瀬大悟デュオ - Mild('11年USAKUMA RECORDS \2,000)7曲
BENOIT MOERLENと同じレーベルからリリースされている、コントラバスの一ノ瀬とガット・ギターの祥によるデュオユニットのデビュー作。完全アコースティックで音響的なエフェクトもなし。出音的には即興性は控えめ、楽曲毎にモチーフを変化させつつ、メロディ的にもアンサンブル的にも、両者の対話的な掛け合いがしっかり構築された聴き応えある音楽展開。レーベルの歌い文句には「唯一無二の音楽性」とあるが。。。アコギとコントラバスが対等の関係ということでの新鮮さを除いては、基本的にはクラシック〜フラメンコを吸収したアコースティックジャズ、というような、テクニカルアコギアンサンブルの正攻法きわまりない王道路線。
|
2011-08-21 15:59
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/123/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年08月20日(土)
BENOIT MOERLEN - Rocking Roller ベノワ・ムーラン-ロッキン・ローラー('11年USAKUMA REOCRDS \2,625)8曲/42'02
ゴングジラからは'04年の来日公演以降に脱退してしまったらしいマリンバ/ヴィヴィラフォン奏者Benoit Moerlenだが、1stソロ作がリリースされた。フランス録音だが何故か日本国内の新レーベルからのリリースとなっている。ディスリビューションはおなじみPOSEIDON。サポートメンバーとしてg×2、b、ds×2、perの6人が加わった、合計7人編成。しっかりとアレンジされたリズムの厚い変拍子フュージョンジャズロックで、P.Moerlen's Gong及びBenoit在籍時のゴングジラの流れを直接的に継承したアンサンブルながら、その中心軸には以前のバンドでのそれ以上にBenoitのマリンバによるソフトなメロディラインが目立っている。「想定通りの方向性だが、出来はこちらの期待値よりは確実にワンランク良い」仕上がり。リリースに合わせてソロ+特別プロジェクトでの来日公演があったが見にいけなかったのが残念。レーベルのブログhttp://www.usakuma-records.jp/にレポートがあるが、名古屋でのジェゴグとのジョイントは特に興味深い。この手の人にもっとジェゴグと絡んでほしいんだよね。
|
2011-08-20 08:24
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 音楽 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/122/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
子供連れの旅行ではなかなか「自分用の楽しみ」の時間が持てないわけですが、今回はハイアットのキッズプログラム「キャンプ・サヌール」に預けている時間を利用して、ヨガを楽しむことができました。ちなみにヨガに行ったのは私一人で、妻はその時間はマッサージを選択して別行動としました。
ハイアットでも週に3回ヨガのプログラムがあった(8$)のですが、時間が朝7:30からで、キャンプサヌール利用とのアンドが取れるタイミングでは設定がなく、一昨年も利用した実績のある街中のヨガスタジオまで出かけます。ハイアットからだと徒歩5分くらいの、オーガニックカフェ&ショップの2階。最近店のホームページも出来たようです。http://www.manikorganikbali.com/index.php
9:30スタートで約90分弱の内容。料金は90,000ルピア(870円)。一昨年の利用時、客は私以外には一人だけでしたが、今回は合計8人の参加があり(夫婦参加2組、女性1人参加が3人、男性1人参加は私だけ)、スタジオ空間に対してはちょうど程良い人数でした。
ヨガの流れとしては、基本的なポーズをそれぞれ左右1つだけ、しっかりじっくり行う、という内容で、スーリヤナマスカーラのような連続的な動作はほとんどありません。日頃週一回かなりヘヴィなパワーヨガを行っている私ですが、旅行でやや疲れ気味でもあり、ちょうど適当な内容でした。ところで、バリでヨガをするのは今年で3回目ですが、いずれもインストラクターが男性でした。今回の方が指導的には最もわかりやすかったです。なお、日本での一般的なプログラムと比べて、ウオーミングアップ的な時間は短いので、特に体がガチガチの私の場合、意識的な準備が必要でした。
前回も感じましたが、2階の窓から見える隣の空き地?に育った木々の緑や花や青空の景色や、鳥の声が何とも格別で気持ち良い。タンブリンガン通りに面していることもあって、車の音はちょっと気になるのが難点ではありますが、ハイアットにまた宿泊することがあれば、ここでのヨガはまた必ず日程に組み込むことになると思います。なお、上述のHPには記載がありませんが、店内の貼り紙には「日曜にキッズヨガを始めた」旨の案内がありました。日程があれば来年以降子供を連れて参加してみたいものです。
|
2011-08-13 09:32
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 子連れ旅行バリ島サヌール |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/120/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
7月21日帰国直前の最後の夕食に利用したハイアット内のレストランです。ハイアットの「7月のホテルのイベント」チラシに、木曜日はこのレストランで「バビ・グリン・ナイト」であるとの記載があり、前日に予約していました。バビグリンセット2人前で4420円、ビンタンビール小瓶520円、グラスワイン(TWO ISLANDS)白・赤それぞれ930円で、合計6,800円。セットの内容は、スパイシーなスープとバビグリン(ご飯添え)、後はデザートブッフェ(黒米のブディング、カラフルな各種ういろう、揚げバナナ、アイスクリーム)、という内容。
肝心のバビグリンは、過去の経験での予想を完全に裏切ったもの。スパイシーさ控えめ、かつ内臓部分がなくて、皮の揚げたのは添えられていたけど、それを除けば「上品なローストポーク」的なものでした。デザートブッフェの内容は良かったけど。。。
なお、前述のPizza Ria同様、ハイアット内レストラン共通のサービスとして、子供には「ぬり絵(クレヨン貸し出し)」が出てきて、裏面にはキッズメニューの記載がありました。セットではなくキッズメニューを組み合わせたアラカルト注文で利用すべきだったのかもしれません。
|
2011-08-13 09:14
| 記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
| 子連れ旅行バリ島サヌール |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/rotters/trackback/119/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません