繰言になりますが、ほんまに暑いですね〜・・。
昨日のよもぎさまのコメントで、「涼を呼ぶ絵」なるものを考えたのですが、頭の回転が悪く、涼しげな絵柄が浮かばなかったので、イージーに行水する女・・・。いかにも短絡的ですね。
で、一ひねり・・ということで、ここで一句・・と言っても私ではありません。高浜虚子です。
行水の女にほれる烏かな
明治の頃の女性は、やはり髪は烏の濡羽色とかいって、漆黒の美しさを愛でたものですから、「まあ、あなたの羽は、さすがに黒くて綺麗だわね〜」なんていわれて、かあ〜っとテレている烏君・・です。
たらいで行水・・江戸時代の浮世絵などには、しばしば庭先で行水する女性の絵などがありますが、私も子供の頃は、湯を沸かして水でぬるめて、丁度良い温度にしてもらって、ホンモノの盥つまり木と竹で出来た盥で行水したものです。風呂は五右衛門風呂で、シャワーなんぞという小粋なものはありませんでしたし。盥も、すぐに金盥や、プラスチックになり、洗濯機が普及してからは、それも絶滅しましたが・・。
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2010-07-24 16:26
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酷暑!お見舞い申し上げます
なんとも暑い日が続いておりますが、体調管理などお気をつけ下さいまし。今年は、あちこちで、観測史上最高が続き、このまま気温が上がり続けると、一体どうなってしまうのか不安な日々です。
で・・というわけでもないのですが、さわやかな夏・・と言うことになれば、朝顔かなと。
あさがおに 釣瓶とられて、もらい水
加賀の千代女といえば、これしか思いつかない私でございました・・。
こんなのもあります。
口紅粉を わすれてすずし 清水かげ
あまりの暑さに、化粧する気もしないんですけれど、日焼け対策はしておかないといけない昨今ですが・・。
千代女の生きていた時代は元禄なので、こんな江戸末期風の髪型や、風俗ではなかったんでしょうが、まあイメージとして・・。朝顔の句は30代の作品だそうですので・・。
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2010-07-23 15:32
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カプチーノというのは、カプチン派の僧のことで、彼らが被っているカプッチョ(帽子です。ダジャレじゃありません。土佐弁で言えば「かぶっちょるカプッチョ」ですが)に由来する呼び名なのですが、すぐイメ−ジするのが、彼らの名前が由来のコーヒーですね。はげたようなこげ茶色の僧服が、ミルク入りコーヒーを思わせるのだそうですが、実物は、もっと濃い色の服を着ていたような気がします。
さて、フランシスコ会の一派のカプチン会ですが、成立は16世紀初頭ですから、実際にコーヒーがヨーロッパで一般的になるよりは100年近くも前からあったのは事実です。
ちなみに、コーヒーが西欧世界で広まるために、ローマでちょっとしたイベントがありました。もともとアラブ世界から来た飲み物ですので、「イスラム教徒」?かもしれないので、時のローマ教皇が洗礼!をして、晴れてキリスト教に改宗し、安心して広まっていったとか・・。なんだか大層ですね。
で、「闘うカプチーノ」ですが、これは、本来宗教家らしくないスタイルで、鉄砲をかついで剣を帯びた姿は、誰と戦うのか。
ユグノー戦争と呼ばれる新教、旧教の対立がおこったフランスで、ギーズ公アンリが後ろ盾となって作ったカトリック同盟(旧教同盟とも訳されます)の僧侶達が、パリでデモンストレーションをしました。その様子を描いた絵画の中に登場する人物です。
一応十字架をもっているけれど、武装しているのみならず、修行が厳しいはずのカプチン修道会の僧にしては、なんだか肥満して、美食してそうだし、年中素足にサンダルしかはかないはずなのに、靴をはいているし、なんだか面白いじゃないですか?(まさか力士の変装?・・・) 腰からは鉄砲装備の火薬入れや火縄とおぼしきものまで下げているれっきとした鉄砲隊のいでたちです。
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2010-07-03 15:18
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能の大成者が世阿弥だとすれば、創始者といってもよいのが、父親の観阿弥です。
芸能好きの足利義満に親子で認められたところから、中央で羽振りをきかし、人気芸能人として「一流」になったのですが、著作を残している世阿弥と違って、自身の書いた文献がないので伝説につつまれています。
出身は伊賀であり、父は服部氏、母は楠木正成の姉にあたる・・とか。まあ・・なんとはなく伊賀の山中で謎めいていて、こういうのもいいかも。伊賀の服部といえば、服部半蔵が思い出され、則忍者。また楠木正成といえば、もうなんだか神算鬼謀の軍師。
その子孫が芸能人として、都の将軍に取り入り・・で、まあ、役者がスパイ・・なんて面白すぎるので、ドラマにしたい人は一杯いるでしょうね。
そんなのは、まあおいといて、観阿弥の作とされるのが「自然居士」ですが、もともと遊興芸能づくしのような、実在の円熟芸人自然居士を、思い切って少年に設定してしまい、若いアイドルによるバラエティショーみたいにしたのが観阿弥。
しかもその少年役を、すでに40すぎた観阿弥が自ら演じて、16、7才に見えたということですから、二重にも三重にもすごい舞台人ですね。大柄だったのに、女性をやると、可憐に見えたともいわれています。
ということで、役に没頭しようとする観阿弥。40歳なのに、17歳になりつつあるところ・・・?のつもりです。
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2010-06-16 10:08
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「遅れてきたルネッサンス人」と言われるのがアタナシウス・キルヒャーです。
しかし、彼こそ万能の天才。彼の肩書きを何とすればいいのでしょう。科学者、天文学者、地理学者、考古学者、発明家、そういったジャンル別の範疇に治まらないのが彼の天才的な頭脳です。望遠鏡で観測をして、太陽の黒点を発見したというのは、まあ科学者的ではありますが、ペストの感染を菌によるものと推測したり、コプト文字から象形文字を解読しようとしたり、音楽と数学を結びつけようとしたり。彼の発明になる数々の機械類がわけがわからん物だというのは、ダヴィンチと同じなのですが、キルヒャーが、ダ・ヴィンチに比べて「バカにされている」気がするのは、あまりに広範囲で精力的な彼の空想力のせいでしょうね(それに、まだロゼッタ・ストーンがなかった!)。
奇人変人だとか、非科学妄想の天才とか、まあなんとでも言えるでしょうが、彼の著作の図版を見れば、もう「なんじゃこりゃ〜!」な図像が一杯で、珍奇なものが大好きな者には、とても刺激的で楽しすぎる♪
彼自身がダヴィンチのように「天才的な」絵を描いたわけではないので、彼の想像力においつかない、依頼された画家たちが、珍妙な絵を描いたところが、これまたなんとも面白いのですね。有名なのは中国の仏像の絵ですが、勿論日本の仏像や、ポタラ宮(これはややまじめ)の絵もあります。
しかし、彼が多分最も力を入れていたのはエジプトで、全ての文明がエジプトからおこったと考えていたようで、西洋人とっては珍妙きわまりない文字「漢字」を、なんとかヒエログリフ起源としようとしたみたいです。
彼は、1602年にドイツに生まれ、イエズス会の神学校で学び、早熟の天才だったのですが、興味は、早くも天体観測や、機械の発明、オベリスクなどにも及んでいました。司祭になってから、アジアへの布教などにも意欲を示していましたが(なにしろ、イエズス会士は世界中に布教していました)、プロテスタントの隆盛により、ドイツで身の危険を感じて、イタリアに入り、1635年にローマの神学校に奉職することになる。
何と言っても、ローマは歴史ある魅惑の都市。彼の考古意識?が俄然芽生え、ローマ市内のあちこちにあるオベリスクが、これまたエジプト心を刺激。キルヒャー力、全開! シチリアに渡れば、エトナが噴火。ナポリに行けばベスビオが煙を吹く。なんと、キルヒャーはベスビオの火口にまで入って調査。イエズス会の東洋支部は、アジアの珍しい情報をローマに頻繁に送って来る。かくして、彼の前代未聞の偉業?がはじまったのです。
キルヒャーの面白さは、いくらでもありますが(例えば猫演奏会とか)、あくまでも彼は敬虔なカトリックの司祭で、全ての驚異の自然は神が創ったものと信じていたので、世界、ひいては全宇宙を研究することは、神に近づく手段だったのかもしれません。つまりは「美しき天然」の歌詞のように
♪見よや人々 たぐいなき この天然の うつし絵を
筆も及ばず かきたもう 神の力の 尊しや ♪
背景は、彼の「地下世界」の挿図で、マグマが地上に噴火する様子を描いたものです。
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2010-06-15 10:59
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継体天皇はけったいなひとです・・という苦しいダジャレですが、なかなかに、謎の人物。本当に皇族であったのか否か。近江の豪族だ、いや越前の出だとか色々と諸説入り乱れる人物です。本名は男大迹王(おおどのおう)といいます。
阪急沿線は高槻の今城塚が墓だといわれていて、地元では盛り上がっているようで、高槻では、高山右近とこの方が2大スターの観があります。
出自がどこであれ、近江と淀川水系をつなぐルートになにやら縁が深そうで、この人の時代には、考古学の出土遺物では「継体セット」(?)なるものがあるようです。その一つは、ねじり環頭太刀。広帯二山式冠。そして三葉文楕円形杏葉。つまり、太刀と冠と馬具。
で、これらのものをそろえると、まあ継体ファッションが出来上がるのですが、せっかく大王に推薦されながら、20年も(あるいは7年?)大和に入れなかったそうなので、実は王族などではなく、外から来て大和を征服したのだろうと言う説もありますが、どちらにしても、彼が天皇とされているのは、武烈天皇の姉の手白香皇女に入り婿したからでしょうね。
その婿入り年齢も22歳説と57歳説があります(したがって死亡時も46歳、81歳の2説)が、35年の誤差に、20年の放浪・・・これって・・・「人間50年」からいくと大層な数字ですよね。重耳にも匹敵する気の長い王ですね。
この謎の人にして、有名人の継体さんをイメージしてみました。ねじり環頭太刀と広帯二山式冠のスタイルです。あ、馬具の杏葉の三葉文というのは、早い話がフランスの百合紋様をひっくりかえしたようなやつです。馬がいないのでこれは省略しました。着物の色彩は勢いで。だってキンキラの冠やら、じゃらじゃらのネックレスには派手な衣裳が似合いそうでしょ。日本古代は色彩に満ちていたのではないかと思っています。
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2010-05-23 22:08
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飛ぶ鳥の 明日香の里を おきて去なば
君があたりは、見えずかもあらむ
今年2010年は、平城遷都1300年で、奈良では色んな行事が盛り上がって?いるようですので、この方です。
遷都は和銅3年3月10日のことでしが、この時、時の天皇、元明女帝が詠んだとされるのが、上の歌です(新古今集)。
意味は「明日香の里をおいていってしまえば、もうあなたのいらっしゃる辺りは、見えなくなってしまうのですね」というだけのことなのですが、これが、飛鳥から奈良への、当時の都としては大移動だったのですね(勿論、難波や近江はありますが、常に戻っていましたよね)。
元明女帝は、本名は阿陪皇女で、天智天皇の娘です。で、従兄弟の草壁皇子に嫁ぎましたが、草壁の母は持統天皇なので、異母姉妹ですが、母親同士が蘇我石川麻呂の娘で、これまた姉妹にあたるので、母系で言えば、従姉妹なんですね。
このような複雑な家系ですが、男が早死にの血筋なのか、夫の草壁も28才、息子の文武天皇も25歳で死にました。そして、彼女は、結局、姑にして姉の持統女帝と同じく、息子の死後、孫(聖武天皇)の成長を待つために自ら即位したのです。
平城遷都は女帝49歳の時でした。「君があたり」と呼びかけたのは、夫の草壁だったのか、息子の文武だったのか・・・。
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2010-03-12 10:59
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どのような宗教にも「苦行」というものがありますが、キリスト教の苦行というと、人里離れた砂漠で、過酷な生活をしながら瞑想修行するというものとか、自らの身体を鞭打って信仰心を鼓舞するというものがあります。
砂漠の聖アントニウスや、鞭打ち苦行僧などがイメージされて、男性の「修行」のようですが、この砂漠の修行をした女性とされるのがマグダラのマリアです。
マグダラのマリアという聖女は、正体がよくわかっていません。古い伝説では、キリストの女弟子で、復活の第一発見者と言う立場ですが、なにやら男弟子(特にペテロ)と「不仲」であった故に、だんだん歪められて「悔い改めた娼婦」というイメージになった・・などということから、作家の妄想を招いています。
「マグダラのマリアーエロスとアガペーの聖女ー」(岡田温司・中公新書)を読むと、彼女が「妄想対象」であった歴史は長く、そのイメージが時代とともに変貌していったというのは、なかなかに面白いです。
その本の中に、ナポリ王妃サンチャの発願によるサンタ・マリア・マッダレーナ修道院に関する絵画が紹介してありました。この修道院は、娼婦の救済のためであったとされています。病気になったり、老齢になったりして「営業」できなくなった娼婦を収容する保護施設の一つです。
聖母マリアの左右に、ひざまずいて祈る二人の苦行聖女を配しています。それが、砂漠で孤独な瞑想苦行をしたマグダラのマリアと、フランチェスコの女弟子で、彼に寄り添っていた聖キアラです。キアラは、フランチェスコ会の女子修道会創始者ですが、鞭打ちの苦行を42年も続けたそうです。
砂漠で過酷な修行をする、自らの身体をいためつけて修行をする・・こういう聖女を描きながらも、マグダラのマリアは、その特徴である「美髪」は長々とたれ、キアラは、服の背中が破れていてそこが傷ついているという表現をしています。手に持つ鞭は、自分で自分の背中をペチペチやるのです。
元絵の聖女は、どちらかというと苦行の果てにやつれたばあさん(とまではいかないけれど、年いってる)なのですが、若づくりしてみました。
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2010-02-25 11:22
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先日の展覧会以来、カルタゴのローマモザイクにハマりそう♪
シチリアのピアッツァアルメリーナのモザイクにも似ていて、もう少し趣が違うのですが、その中に摩訶不思議な「靴職人」のモザイクがあります。
髪がぼさぼさで無精ひげの男が椅子に座っていて、手には商売道具の針を持っていて、膝には仕事用のエプロンなのか、皮製の下敷きなのか、大きな布状のものををかけていますが、なんと足を鎖!でつながれているのです。頭の上には靴や、材料の靴皮がぶら下がっています。珍妙なのが、そのモザイクの背景に描かれた文字。
解説によると「抑えのきかない靴職人、お客がガッカリするのは明らかです。鎖に繋がれています。」と書いてあるらしい・・????
これって何でしょうね? 意味不明だそうです。
靴屋自身が、自分の宣伝に、このような言い回しをするとしたら、よほどの皮肉屋ですし、ローマ帝国では、このような冗談がお客に通じたのでしょうか?
また、誰かが、特定の靴職人に恨みがあって、このようなものを作らせたとしたら、モザイクを作らせるって・・相当お金がかかると思いません? たとえ、注文絨毯に、思いのままの絵を織らせることもすごく高くつくのに、モザイクですよ!!? そんな出費します?
確かに、意味不明だ・・。
「おれさまをこんな姿にして、モザイクにすることすら腹が立つのに、2000年後にまで恥さらすのはあんまりだぞ!」なんて、誰だかわかりませんが、かつてローマ時代のカルタゴの地にいた靴職人が文句を言っている・・という雰囲気で。
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2010-02-16 21:16
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「古代カルタゴとローマ」展行ってきました。
印象に残ったというか、等身大というか(棺桶だから、等身大はあたりまえか?)、なかなかの迫力は女性神官の柩の蓋です(日記にも少し書きました)。
エジプト風の頭巾を被っていますが、はみ出している前髪と頭巾の下に出ている髪の先はくるくるしてカールしており、どちらかというと意識的にやっている縦ロールのような髪です、残っている顔料からすると色合いも赤い。
なかなかくっきりした顔立ちで、ギリシャ風の衣裳にエジプト風の胸当てのような首飾り?をつけています。特徴的なのは、下半身を覆う巨大な翼! 広げるとどれくらいあるのか・・という想像で描いてみました。
有名な女神「タニト」の絵(記号というべきか)は、○と△を上下に組み合わせて女性の姿?とし、手なのか翼なのかが、○の下あたりから出ている・・つまりは・・女性トイレのマークみたいなのです(すみません・・古代のカルタゴの方々ならびにハンニバルさま・・お許しを・・)。これが、子供の人身犠牲を要求する恐ろしい女神のお姿とは思えません・・あ・・呪いをかけないで下さいませ。私めは、カルタゴを滅ぼしたローマ人とは何の血縁関係もございませんから・・(「カルタゴ幻想」という青池保子の短編・・・おすすめです)。
この女性神官の翼を、日本の鶴丸のように開いてみると、タニトマークにそっくりな気がしましたのでこのようにしてみました。
色彩は不明ですが、カルタゴの文明とよく似ているというシチリアのモツィアでは、紫貝の染物があるので、赤紫の衣裳にしてみました。あとは想像ですが、古代は色彩が、かなり強烈なような気がします。
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2010-02-12 19:25
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何を今更・・と言われるかもしれませんが、世間の流行とはかなりズレてやてくるのが、おばさんのマイブーム♪
で・・・この年末から再びハマり出したのが「修道士カドフェル」シリーズです。いえ・・もうかれこれ・・・10年くらい前に一度読んだことがあるのですよね。しかしながら、当時は読み飛ばし・・という感じで、忘却の彼方。
しかし、なんだか、最近私は、「坊さんブーム」?なので、思い出して、再読を始めたわけですね。現在は絶版になっている現代教養文庫版です。
このシリーズは、修道院がらみでおこる様々な殺人事件をめぐって、「名探偵」カドフェルが推理するミステリです。しかし、一方的に謎解きをするのは彼だけ・・というんではなくて、周りの登場人物もそれぞれに重要な推理や実働をします。
カドフェルは平修道士ですが、いわゆるアラカンの年齢で、若い頃、十字軍!!(出た〜!)に参加し、危ないことも、いけないことも経験した、大人で、薬草や医術に詳しい修道院のお医者さん。
海千山千のこの方がなかなかの腕前ですね。外見は太っちょで背が低くてガニ股・・なんていわれていますが、若い時にはカッコよかったんじゃないの?
しかし、なにしろ修道院ですから、無菌培養みたいな「聖人君子」ぶってる人もいれば、とんでもないヤツらもいるし、そこんところがなかなか面白いんですよね。このシリーズが好きな人は、青池保子の「修道士ファルコ」も好きみたいですね・・って、世界観がよく似ているので・・・。
テレビシリーズがあったのも大分前ですが、ある程度読み進んだらDVDでもレンタルしてみるかなあ・・。
くわしいサイトとして「カドフェルの薬」があります。
本は、現在、光文社文庫で出ています。聖女の遺骨求む ―修道士カドフェルシリーズ(1) (光文社文庫)
テレビのカドフェルは、前髪もあるれっきとした円形のトンスラ姿ですが、なんとなく天然トンスラにしてみました。ところで、「ブラザーカドフェル」というのは薔薇の「名前」!です。
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2010-01-08 15:49
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ガリレオが初めて天体観測を行ったのが1609年なので、今年は400年目にあたるということで、世界天文年ということになるそうです(来年はカラヴァッジオ没後400年だ)。
う〜ん・・・来年は遷都1300年、去年は源氏年だったし、まあなにかとこじつければ、何時も色んな記念日であるわけですね。
で、このガリレオ・ガリレイですが、まるで「よしだよしお」「たかいたかし」「もときもとや」みたいな名前は、トスカーナの習慣で、一家の長男の名前を姓にするからだとか。
この世界天文年を記念する関係で、彼の有名な著作「天文対話」(ディアゴロ。DTですね♪)と、「新科学対話」(ディスコルスィ。DU!)の初版本が公開されたそうです。と言っても、彼の故郷のイタリアではなく、秋田大学付属図書館です。ここが所蔵しているのですね(彼の著作を没収したバチカンは、持ってるでしょうけれど・・ね?)。
見てわかるもんではないと思うけれど、ミーハー心でちょっと表紙など見てみたいですねえ。エッチングの絵などがふんだんにはいっているのかしら?
自作の望遠鏡で天体を観測し「天文対話」で地動説を証明したことで、ローマの異端審問所(教皇庁検邪聖省・・という名前は聞くだにも恐ろしげ・・?)から呼び出されてしまいます。彼は宗教裁判にかけられて、自説を曲げさせられ、「それでも地球は動く」といったとかいわないとか・・。ちなみに彼の破門が解かれたのは1980年だそうです。
この裁判が開かれた場所が、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会の横だそうです。
この教会はミネルヴァ神殿のあったところに建てられたということですから、智恵と学問の女神ミネルヴァ(アテネ)のお膝元で、学問を否定されたガリレオさんはくやしかったでしょうねえ。教会の前には知性と教養の象徴である象がオベリスクを背中に乗せています。このユニークなデザインは、勿論ベルニーニ。
ローマで唯一のゴシック建築であるこの教会は、ステンドグラスが美しく、天井には一面の星空が描かれていて素晴らしいです。
ガリレオと宗教的な星空・・なにやら、皮肉ですが、背景に天井を貼り付けて見ました。
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2009-12-11 14:02
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