2007年07月24日(火)
イフィゲニア
 

 トロイア戦争の時に、アカイア軍の総大将のアガメムノンが、狩りをして狩猟の女神アルテミスより腕がいいと自慢をしたために、女神の怒りをうけて、軍船が出航できなくなり、そのために、彼の娘を犠牲に捧げて神を祭らなければならないということになりました。
 そこで、娘のイフィゲニアを、アカイア一の英雄アキレウスと結婚させると騙して呼び寄せます。彼女は母のクリュタイムネストラとともにやってきて、生贄にささげられました。おかげで順風が吹いて戦船は出撃できましたが、娘を殺された母は、夫の仕打ちを深くうらみ、後に、凱旋してきた夫を愛人とともに殺すのですが、異説によると、クリュタイムネストラは、もともとタンタロスという人の妻であったのが、アガメムノンが横恋慕して、その夫を策を用いて戦死させて、奪い取ったもので、イフィゲニアは実は前夫の娘であり、よってアガメムノンはわざと犠牲にしたなどという話もあります。
 このエピソードは、何故か後世、人気があり、古くから芝居や絵にもなっています。

2007-07-24 16:26 | 記事へ | コメント(8) |
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おばさんたちさんへ
お早う御座います、良い絵ね。
軍船が出ないといって人を犠牲にするようなことはいまでは考えられないですね.かわいらしい上がりですね
おばさんたちさん、お邪魔します。

何とも荒ましい愛憎劇ですね。

この時代にはこの手の話がかなりあるようですが、
現代でもスケールは小さいですがありますね。

古今東西変わらぬものはって感じです。

それにしても色々とお調べなのかもしれませんが
良くご存知で、勉強になります。
頑固おやじさま
こんばんわ〜♪ 本当にいつも有難うございます。今日は天神祭りですね。

 智山さま
古代の神話は、けっこうおぞましい物語が多いですね。その悲劇性ゆえに、好まれているのでしょうか。

 レオさま
こんばんわ〜♪ 
 誰かを犠牲にして大義のため・・今もおいおいにしてあるかもしれませんね。権力・・というか政治の舞台裏では・・。色々「深読み」の余地のある伝説は息が長いです。
イフィゲニア、ほんとに悲劇の女性ですよね。かわいそう。。
それにしてもギリシャ神話って、ほんとおぞましい系の逸話がわんさかですよね。。
ドイツの作家ゲーテの戯曲『タウリス島のイフィゲーニエ』は読まれましたか??奥が深くて、とても面白かったです♪(正直、ちょっと難しかったですが。。)
山崎蒸さま
こんばんわ〜♪ そうなんですよね。最近、ゲーテの「イタリア紀行」を読み直していて、これを描こうなんて思いついたのですよ。色々と、ああでもない、こうでもない・・ということを言っているゲーテですが、実は「完成作」は読んでいません。ははは・・・読まなくては。
 阿刀田高の本では、アガメムノンが極悪で、イピゲネイアが自分の子でないことを知っていたので殺しても平気、という描き方でしたね。これならば妻に殺されても同情の余地なしです。こういう説ならば、クリュタイムネストラが我が子の間でもオレステスやエレクトラに対して愛が乏しいことも説明つきます。
 真奈美さま
アガメムノンの子供ではない・・大いにそそられますね。
 実子でもエレクトラなんて、父親ばかりに愛情を注ぎ(それだけ、溺愛されたのかも)、母の苦悩も理解できない娘・・という感じもして面白いですね。
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ニックネーム:おばさんたち
都道府県:大阪・兵庫
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