2006年02月01日(水)
クリュタイムネストラ
 舌をかみそうな名前のこの人は、白鳥に化けたゼウスとの間に卵を生んだレダの娘です。
 そうです。かの絶世の美女ヘレネの双子の姉! だから、まあ並み以上の美人ではあったのでしょうが、美貌で売ると言うより、愛人と共謀して夫を殺した・・ということで有名です。
 彼女達姉妹は、アトリウス王家の兄弟に嫁ぎました。兄のアガメムノンに姉、弟のメネラオスに妹のヘレネ。ここまでは、まあ平穏無事なご近所王族の妥当な結婚だったのかもしれませんが、ヘレネがパリスなんぞと駆け落ちをしたことから、トロイア戦争が起こり、総指揮官になったアガメムノンが10年後にトロイアの王女を連れて帰ってきたとき、妻は夫を殺害することにします。
 もう彼女には愛人がおり、若い女の子をつれて帰ってきた昔の夫などは「不要品」だったのです。 

2006-02-01 11:55 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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はじめまして、我が家のブログへの書き込みありがとうございました。今日コメントに気付き公開処理しました。ご挨拶が遅くなり申し訳ありませんでした。

イラストを拝見させていただきましたが、素晴らしいですね。歴史画ばかりでなくコメントも、よく調べていらっしゃる〜。
私も歴史やイラストは大好きなんですが、ここ最近別のことに夢中なのでほとんど描いてません・・・そのうちまた描きたくなるときがくると思いますのでよろしくお願いします。
花橘さま
いらっしゃいませ〜♪
ご訪問有難うございます。またまた「歴史」に戻って下さいませ〜。とても、人選も面白かったですから、ご一緒に「遊び」ましょう。
私、この人のことは、山岸涼子さんのマンガ「黒のヘレネー」でしか知らないのですが…。
美人の妹に不美人の姉。姉妹だからこそ、その葛藤はより激しい。
美しく快活で、誰にでも愛される妹ヘレネーに対して、「ヘレネーのように姿かたちが美しければ誰からも愛される。ならば素直でいることも簡単なもの。誰からも愛されず醜いと後指さされるからこそ、ひねくれもするし意地悪くもなるのに」という姉、クリュタイムネストラの叫びに、やけに共感してしまったのを覚えています。
  トロイア戦争のギリシア方の妻といえば、「貞女」ペネロペイアとこの人が双璧ですが、実はクリュタイムネストラのほうに私はより興味があります。夫殺しには、浮気以前に娘の恨みという点を重くみたいところです。 ほかの子供と愛の度合いがずいぶん違っていたようなのはなぜなんでしょう。
千華さま
双子だけど、片方はゼウスが父。片方はティンダレオスが父と別れている? な〜んて、神話じゃなければ、通じませんよねえ。カストルとポルックスも片方だけがゼウスの子なんでしょう? 猫じゃあるまいし・・。
 だけど、双子でなくても、姉妹で美人・不美人があれば、やはり悲劇かも。

 真奈美さま
 ペネロペイアも、確か従姉妹ですよね。ヘレネんちとは。
 なんだかんだいいながら、アカイアは、狭い世界なんですよね。ペネロペイアって・・・ちっとイヤミな女でしょう? 貞節だかなんだか・・・イヤミっぽいので、パロディにしました。
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