ゴヤ
フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス・・・とにかく、スペイン人は名前が長いみたいですが、ゴヤと短く通用していますよね。
先日「宮廷画家ゴヤは見た」を見たということで、ゴヤでどや!(しょうもないダジャレですみません)。
ゴヤの絵に関することは、マハやアルバ公爵、宰相ゴドイなど、時々出ていましたが、御本人はまだだったんですよねえ。実は、私が中学生の時に(多分初めて)買った画集がゴヤだったんですよ・・なんて怖いんだろう・・と思いながら、印象に残っているのは勿論「黒い絵」で、子供を食うサトゥルノスですね。それと、現在ではゴヤの絵ではないと鑑定された(らしい)、「巨人」ですね。勿論、ドっと傾いたのは、ドラクロワなんですけれども、ゴヤのブキミさはなんとも魅力的でした。
ゴヤという人は、画家としての絶頂期といってよい年齢で大病を患い、聴力を失って、右手が麻痺したというのですから、大層不幸なのですが、今、ゴヤの名作として名高い絵は、ほとんどがこの病気以降に描かれているのですから、運命の皮肉なのか、天の配剤なのか・・。
しかも、スペインの不幸な時代に生きたために、まるで報道写真のように、国王一家や、侵略者ナポレオンの将軍、彼らに抵抗する民衆を描き、はたまた、ナポレオン軍を駆逐したウェリントンまで描いている。そして、自らの最晩年は亡命生活を余儀なくされ、まさしく、ゴヤは歴史を「見た」のですね。
あまりにも有名な肖像画があるので、ただ、顔色が悪くて目がうつろ・・という感じになってしまいましたが、ゴヤは左手で絵筆を握ったのだろうか・・と思いついたもので・・・。
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2009-12-08 12:11
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実は私はゴヤの作品はあまり好きではないんです。それでも魅かれて見てしまう、というのが天才のゆえんなんでしょうか。あの「黒い絵」シリーズは怖いですね。人生の闇に沈んでいる感じで。砂の山からちょこっと顔を出している犬の絵なんかはかわいかったんですが。
ただ遺作となった「牛乳売りの娘」(だったかな?)は色鮮やかで明るさが戻っていて、死の直前に光を見たのかな、と思って救われた気分になったのを思い出しました。
自画像も本当に気難しそうなんですよね。
こんにちわ〜♪ おっしゃるとおり、ゴヤはブキミで、「見たくない」みたいな要素を多分に持っています。恐いもの見たさ・・というか・・そういう点で、とても、通り過ごすことができない「魅力」があるように思います。
最後の女性像は、かなたから光をあてた・・一抹の希望見たいなのは、確かにありますよね。彼は、あまりに悲惨なスペインの動乱期を見すぎたのかもしれませんね。
わが子を喰らうサトュルヌスは実物を見れました。
大病以降の絵が有名なんて、その絵を描くために病気にならなければいけなっかったかのような運命ですね。
怖いのに綺麗・・というなんだか神秘的なところがありますね。黒い絵に囲まれて食事をしていたゴヤは、音のない世界で何を聞いていたんでしょうね。すごく興味深い画家だと思います。