2010年09月03日(金)
TTT07(出題)
詰将棋課題コンクール 第7回(出題) (2010.9.3)

ジャッジ:若島正
締め切り:2010.10.31

課題(出題:若島正)
* 問題図の盤面配置駒すべてを含む最小の矩形をXとする。作意手順に、Xの枠外の着手を含む作品を求む。手数は11手以内。

 今回から、毎回の出題を2題から1題に減らしました。
 手数も、一桁ではなく、ほんの少しだけ余裕を持たせてみました。

(例題1)

23桂まで1手。

○最短手数は当然ながら1手。配置駒すべてを含む最小の矩形Xとは、この場合11-12-32-31-11を結ぶ長方形のことです。23桂は、この長方形の枠外の着手なので、課題の条件に適していることになります。
 しかし言うまでもなく、これはただ条件を満たしているだけ。自由な想像力を発揮してほしいのは、それをどうテーマ化するか、という問題です。
 手数が長いために例題にはなりませんが、参考として自作を2局引用しておきます。

(参考1)
若島正(将棋世界 1991.3)

22龍、24玉、36桂、同馬、44飛、25玉、14銀成、16玉、15成銀、同玉、14飛、同玉、25金、同馬、13龍まで15手。

○いったん枠の外に玉を追い出してから、ふたたび枠内に戻すのが狙い。詰め上りが、問題図と同じ4x4の枠に戻り、13龍と25馬がスイッチバックしているところにもご注目。

(参考2)
若島正(近代将棋 1979.12 version)

97飛、36玉、37飛、26玉、38飛、16玉、25銀、同玉、28飛、14玉、58馬、47桂、同馬、同歩成、23銀、13玉、25桂、23玉、33桂成、14玉、23飛成まで21手。

○初手の97飛の限定移動(理由は省略)を大きく見せるために、意識的に枠Xを右半分に小さく絞った例。
 ついでにここで告白しておきますと、看寿賞を受賞した拙作「ルービック・キューブ」にも、こうした「枠の外に出る着手をどう見せるか」という問題意識が働いています。

 ぜひ多数のご応募をお待ちしています。
 作品やテーマの投稿は、次の宛先まで。
〒562-0005 箕面市新稲7-8-13 若島正
e-mail: tadashi@hcn.zaq.ne.jp(@を半角に換えてください)。

2010-09-03 15:35 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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