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2016年11月30日(水)
TVで人生勉強
先日、TVをぼんやりと見ながら、元気をもらえたことを書いておこうかな。
一つは、シルヴェスター・スタローンの映画「ロッキー・ザ・ファイナル」。これ途中から見たのに、引き込まれました。
良かったシーンのまずはここ。すでに独立している息子が、仕事でうまくいかず悩んでいたときに、父親が久しぶりの試合に出ること、それがマスコミで大きな話題となっていることを知る。そしてうんざり気分でその父を訪ねる。「有名な親父のおかげでどれだけ苦労をして来たか、父さんはわからないのか。世間は父さんのことを道化者として笑っているんだ。僕も笑われる。お願いだからやめてくれ。」と怒りをぶつける。すると父ロッキーは、謝ったりはせず、「俺は俺の道を自分の責任で歩む。人生は困難がつきものだ。それに立ち向かっていくのが人生なのだ。自分のふがいなさを人のせいにするのは卑怯者のすることだぞ。」とこれまた大声で怒りまくりつつも息子を愛情深く見つめるこのシーン。

もう一つのセリフ、「夢にかけてみたい。たとえ夢で終わっても、挑戦する人生を選択したい。」…メモしたわけでないのですが、確かこんなロッキーのセリフも説得力あったな。

もうワンシーン。すぐにノックアウトされるだろうという世間の予想に反してフルラウンド激闘で持ちこたえ、最後は判定負けするのだけれど、意気揚々と満足げにリングを去るロッキー。そして後日亡き妻エイドリアンのお墓に赤いバラをささげる。すると息子もやって来て二人で抱き合う。

単純な私は、こんなロッキーから生きていくことへの力をもらえたのでした。

それから、もう1件、結構私の好きな番組、「しくじり先生」。
先週は、中田敦彦氏がサン・テグジュペリの「星の王子さま」を解説するコーナーがありました。いろいろ面白かったのですが、終わりの方で星の王子さまが毎日水を与えて育てていた「一輪の赤いバラ」というキーワードについて議論していました。生徒の方々が気づいたこと、中田氏があらためて気づいたこと、それぞれの感性をとても面白く思いました。そして見終えてから、私もふと思ったのです。一緒に生活している障がい者を「赤いバラ」と思うことにしようではないかと。当然「赤いバラ」とは似ても似つかず、まして、もはや愛する対象ともならないにもかかわらず。けれど不思議なことに、そう考えたことで、「一輪の赤いバラ」という言葉が少し可笑しくて、気持ちの中に赤いバラが少し広がり、少し楽になってきたのでしたとさ。
2016-11-30 23:51 | 記事へ |
2016年11月20日(日)
発表会(子どもたちの部)終わる
昨日は、無事に発表会を終えました。子どもの部の生徒さんは9名と少人数でしたが、出演者のご家族やご友人や賛助出演のコーラス「さかなの会」の方々等のおかげさまで、会場の客席が一杯に埋まりました。

出演者全員、とても頑張ってくださり、私としてはとても嬉しい一日でした。全員、本番がベストパフォーマンスだったと思います。

子どもたちにとってのピアノの学習は、楽しい面と大変な面とありますが、大袈裟ですが、目標に向かうプロセスは必ず今後の人生に役に立つと考えています。
弾く曲に対する本質的な創造性、想像力はもちろん、先生の話を理解する力、困難な点を解決していこうとする力、目標に向かうための計画と方法と努力、そんなことも学んで欲しいと考えつつ指導しましたが、皆、良くついてきてくれました。皆、本番はバッチリで、本当に偉いなと思いました。見守って下さいましたご家族様にも感謝いたします。

継続は力なり。ぜひ、この調子で少しづつでも大きくでも、自分なりのペースで楽しみつつ続けていただきたいと願っています。

さて、新生「さかなの会」の方々も有難うございました。とても好評です!魔女の親分子分様、お疲れ様でした。さすがでした!

「ヘンゼルとグレーテル」の歌のお姉さんとおば様、そしてお手伝いのピアノの方々も本当に有難うございました。超楽しかったです。

さあ私も、さらに指導も指揮もピアノも磨きをかけねばと決意を新たにしております。


2016-11-20 22:18 | 記事へ |
2016年11月10日(木)
発表会まであと少し
今月11月19日に子どもの生徒さんの発表会をします。会場は川口リリアカワイショップサロンです。登校日と重なってしまった生徒さんがいらっしゃるため、開演を15時15分としました。よろしかったらお出かけください。

今回は子供たちの部ということで、人数は9名(中学生、高校生が忙しくて参加できず、また直前に辞められた生徒さんもいらして、予定よりも少なくなってしまいました)の小さな発表会ですが、結構楽しいコンサートになりそうです。

一人一人、今、目標に向けてとても頑張っていますし、新生混声コーラス「さかなの会」も発表してくれます。(曲目「浜辺の歌」、「心の瞳」)
そして、私もソロ曲を披露致しますよ〜!(今回はリスト「愛の夢」です。)
それから、今からワクワクドキドキなのですが、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のお話と歌と連弾があります。

お話は友人のお嬢様にナレーターをしていただきます。歌は、声楽家の友人と子供たちとコーラス「さかなの会」の方々に歌ってもらいます。
魔女役はさかなの会のオジサン方にお願いしました。(親分と子分なのですが、うまくいくかなぁ…と思いつつ楽しみです。)


この試みのように、オペラを大まかに筋を追いながら、連弾したり、歌を入れることで、情景や内容と音楽とがしっかり結びついてイメージできるので、演奏する時の表現の中身を理解しやすくなります。おかげで子どもたちの表現力が広がったように感じています。
私としては、フンパーディンク作曲の「ヘンゼルとグレーテル」はとても気に入っていまして、毎年してみようかしらなんて思いたくなるほどです。

さて、あと1週間、準備頑張ろう。
2016-11-10 23:03 | 記事へ |
2016年10月31日(月)
音楽家のつどい
昨日は与野音楽連盟の毎年恒例となった「音楽家のつどい」コンサートでした。
与野音楽連盟に加入している近隣の音楽講師や演奏家のコンサートですが、ピアノ、声楽、フルート、ハーモニカといった多彩な演奏会でした。
演奏のみで独立しているプロとは違い、指導や他の仕事の傍ら演奏活動を続けている音楽家のつどいです。
こういった場があることは、大変勉強になります。今年は私は声楽のかた2人(賛助合わせて3人)の伴奏で出演させていただきました。
演奏についての勉強のみならず、いろいろ情報交換も出来ましたし、さまざまな人生模様の輪も広がり、楽しく有意義な1日でありました。

会長、副会長と
Sop.熊木さんと

2016-10-31 22:28 | 記事へ |
2016年10月22日(土)
10月
10月が飛ぶように過ぎ、もうあと1週間です。手帳を振り返ってみると、我ながら定期的な普段の仕事以外にもよく動き回っています。○○暇なし。
まず月はじめは、年末に盲目のピアニストとの競演コンサートがあり、その方にコーラスの伴奏をしていただくため、その伴奏曲3曲を自宅で録音し、データをその盲目のピアニストへ送りました。一人で演奏し、録音し、パソコンでCDにする作業は難しくは無いのですが、結構神経減りますなり。

続いて、コーラスのちょっとした本番がありました。レッツ・スィングの浦和連協での発表、そして同じ週に秋の浦和合唱祭での発表でした。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」その他を歌いましたが、講評に「丁寧なラテン語の響きが印象的でした」などと書いていただけまして、一番気にしていたところでしたので、カタカナ読みに挑戦してくださった団員の方々に大きく感謝です。
昨日は熊谷のけやきコーラスさんがタンポポの会というコーラス祭に出演し、なんとか無事に皆さん初暗譜を果たしてくださり喜んでいただけホッとしています。

半ばに、埼玉近代美術館へ今年9月に亡くなられた洋画家、塗師祥一郎の追悼展を見に行きました。この方は存じ上げませんでしたが、新聞でその作品を知り行きたくなり、夫を連れ一緒に行きました。「未来に遺したい埼玉の風景」という副題の展示会で、秩父、見沼代用水、大宮公園等の風景が身近に感じられ、また、とても暖かで静かで芯のある絵で、涙腺の緩んでいる夫は終始ボロ泣きでした。全ての作品がいつまでも見ていたいような絵でした。良い時間を過ごせました。

芸大オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」へ行ったことも書いておきたいと思います。(奏楽堂)
これも感激感動しました。演奏ももちろんのこと、ドイツから呼んだミヒャエル・テンメの演出が抜群に良かったです。現代に置き換えての演出で、現代の要素を面白く取り入れ、モーツアルトもきっと喜ぶであろう感じに上手くふざけていました。フェランド君が着替える時に見えたキティちゃんのパンツとか…、デスピーナの色っぽいスタイルとか…、その他いろいろあるのですが、現代にコシファントゥッテという古典の神髄を生き生きと蘇らせていたところが凄いと思いました。

1昨日は、あるコンクールのピアノ大学部門の審査という貴重な経験をさせていただきました。これは、本当にこちらが勉強させていただける経験でした。演奏の難しさと同時に、音楽の素晴らしさ、真剣に集中する空間の尊さのようなものもあらためて受け取れる経験でした。

今月30日は与野産業文化センターで開催される「音楽家の集い」というコンサートがあります。私は声楽の方2人の伴奏で出演するため、その伴奏合わせも今月致しました。ソロでピアノを弾くのとは違う面白さ、難しさがありますが、今回受け持つシューベルトの歌曲は学生の頃憧れていた伴奏です。歌詞とピアノの絡みが面白く、やりがいを感じています。ミュージカル「キャッツ」のメモリーとかも、しっとりして好きで、合わせていて気持ち良かったなあ。

とまあ、こんな今月でして、なんだかドジも少なからずあちこちで披露したためその言い訳でもありまして…。

2016-10-22 22:03 | 記事へ |
2016年09月28日(水)
「第15回ブリランテの会」お疲れ様でした
9月25日に大人の発表会「ブリランテの会」をさいたま芸術劇場音楽ホールで開催し、無事に終えることができました。午後1時に開演し、予定通りちょうど5時に終演できました。参加されました方々、長時間お疲れ様でした。

この催し物は今年で15回目ですが、毎年少しづつ上達される参加者の様子に出演者お互いに励まされていらっしゃるようにお聞きしています。主催する私や、スタッフともどもそれは同じで、プロフェッシャルなコンサートとはまた違う、お一人お一人の人生のパワーをいただいています。

聴いて下さる方に少しでも楽しんでいただき、観客動員につながればと、昨年から司会を入れてみたのですが、そうすぐには効果なく、今年も客席は寂しい状態だったところが、反省点です。

特に上級者の方々の演奏は、もっと広く聴いていただかなくては勿体ないとのご意見も伺っています。来年は何か工夫をせねばです。

とは言え、演奏された方々から、「ホールが良い響きで楽しかった。皆さんの演奏やロビーでの交流も励みになり、もう来年の曲を考えています。」といったメールを多くいただいています。とても嬉しいです。
来年は秋以降になると思いますが、ホールが取れ次第、また連絡致します。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
2016-09-28 09:35 | 記事へ |
2016年09月19日(月)
ヘンゼルとグレーテル
学生の生徒さんの発表会を11月に予定しています。毎年発表会ではアンサンブルの練習として連弾や合唱を取り入れているのですが、今年はオペラ「ヘンゼルとグレーテル」のお話を進めながら、連弾と歌を挟んでいくことにしました。コーラス「さかなの会」の皆さんにもゲスト出演していただき、手伝ってもらうことにしています。

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」はドイツの作曲家フンパーディンク(1854-1921)によるおとぎ話のオペラです。全曲のピアノ連弾スコア譜を手に入れることが出来、またこども向けの連弾譜も購入し、さらに幸運なことに、武蔵野音大の付属音楽教室で公演したときに使用していた全曲ピアノ伴奏スコアもお借りできました。

それらをもとに、ピアノ教室用に台本を作り、連弾譜をそれぞれの生徒さんに合わせて割り振りしてみました。

さて、フンパーディンクのこのオペラはとても素敵です。主な曲のメロディはかわいい民謡のような感じなのに和声が一味素敵に違うのです。調べてみたら、なるほど、ワーグナーの弟子だったとか。
お話も、本当は恐ろしいグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」ではなく、オペラでは、お父さんとお母さんの愛情に包まれ、森の妖精にも見守られ、魔女をやっつけた後は皆で神様に感謝するといったおとぎ話となっています。
準備を始めたときは、オペラのあらすじばかり追っていて、グリム童話の方をすっかり忘れていましたが、そう言えば、グリムのほうは継母が口減らしのために子どもたちを森へ捨てるというお話しでした。おぉこわっ!
こんな内容は、ピアノ教室のかわいいちびっこさんたちには伝えられませんね。フンパーディンクもグリム童話を修正したかったのかも。(台本は作曲者の妹だそうです。)愛情に包まれたメルヘンのほうが俄然素敵です。

2016-09-19 22:08 | 記事へ |
2016年09月12日(月)
もうすぐ「ブリランテの会」
大人の発表会「ブリランテの会」まであと2週間です。プログラムや当日のスケジュール表等の資料も出来、ホールとの打ち合わせも済ませました。

出演される方々もそれぞれ頑張ってくださり、それがとても伝わってくるこの頃です。
私はコーラスの指揮で出演もしますが、普段和やかなコーラスの方々が、本番が近づくにつれ、目標に向け皆が一つになる緊張感や真剣さみたいなオーラをグーンと放たれるのをひしひしと感じます。

今日は、ピアノの生徒さんのリハーサルを教室でしましたが、ピアノの方々も同様です。一人一人一段と気合が入ってきていました。

大きな舞台では、音楽そのものと自分自身とに真剣に向き合い取り組んでいないと成果が出ないですから、その意味でもアマチュアの方々として本当に立派なことだと思います。
そして、この適度な生き生きとした緊張感が、人生の中での気持ち良い活力源となってくだされば良いなと、主催者として望んでいます。


2016-09-12 00:47 | 記事へ |
2016年09月02日(金)
夏休み終わり
夏休みも終わり、9月となりました。学校へ行っている子供たちがいるわけではないし、仕事もそのまま変わらずしていたのですが、やはり、8月は猛暑ですから夏休み気分を作りたいです。我が家はドイツ在住の次女が夏の休暇を利用して毎年1か月ほど帰国するので、そのとき一緒に(我が家なりに)遊びます。

今年のイヴェントはNACK5へアルディージャの試合観戦、そして箱根旅行でした。NACK5へは皆でオレンジファッションとタオルで気合を入れて行きます。その日は久しぶりの勝利で、皆で万歳ができました。
箱根旅行は台風が微妙でしたが、日頃の行いが幸い!、傘は一度も使わずに、散策と温泉を満喫できました。

さて、次女が無事にドイツへ戻ると、私の夏休みも終えた気分です。このところ忙しい日常です。大人の発表会「ブリランテの会」のプログラムや資料作り、学生の生徒さんの発表会の準備、来月のコンサートの準備などなど。
しかしながら、家族と共に気分転換ができたおかげで、次への活力がありますよ。これからも元気に乗り越えていきたいものです。
 

                   箱根ポーラ美術館
2016-09-02 22:40 | 記事へ |
2016年08月09日(火)
ボランティアへ
今月初めに、夫がお世話になっているデイサービスで、初めて娘と共に演奏してきました。
夫のデイサービスにはピアノが無いため、これまで演奏に伺うのは無理だと思っていたのですが、今回、電子ピアノがあるらしいとのことを夫から聞き、急遽実現の運びとなりました。
ただし、打ち合わせをしてみますと、実際は、電子ピアノではなく、卓上キーボードでした。
どうだろうかと迷いましたが、卓上キーボードは我が家にもあるので、それを使いながら、選曲してみました。音の強弱が無くて良いもの、ペダル無しで弾けるもの、両手重音の効果のないもの、…そんな基準です。
試してみると、娘のヴァイオリンソロの伴奏ですので、なんとかなりそうでした。
選曲はバッハのG線上のアリア、ブラームスのハンガリー舞曲5番、ベートーヴェンのト調のメヌエット、グリーンスリーブス、あとは娘のバッハの無伴奏からガボットなどでした。

当日、これらの曲の演奏を終えると、皆さんが大変喜んで下さっている様子が見えました。私たちも温かな空間で気持ち良く演奏出来、喜んでいただけたことがとても嬉しく、充実した想いに満たされました。


ところで、卓上キーボードですが、デイサービスでのそれは新しいタイプで、我が家の古いものと違い、強弱がタッチで多少変えられました。選曲も良かったせいか、クラシック好きの夫も大変満足してくれていました。
実は私もキーボードを練習することで、得たことがあります。残響の無い音をペダルに頼らずにつなげる奏法、それぞれの音の長さに気を配ることで表現力をつけること、重音の中の音の選択(全部鳴らそうとすると、電気なので逆に響かなくなる)そんなことなのですが、自分のピアノに向き合ったとき、これらが生かされていることが感じられました。これもボランティア活動の収穫と言えます。
2016-08-09 21:43 | 記事へ |
2016年07月28日(木)
「デュオバイナリー」ベートーヴェン2回目のコンサート
今回演奏者2人とも、コンサート本番の3日前にドイツより帰国し、翌日がホールリハーサルで、翌々日が本番でした。体調を心配していたのですが、幸い、ドイツを出るときも、帰国してからも、十分に元気そうで安心しました。このところの少し涼しい気候も幸いしたようです。

会場手配やチラシやプログラム、その他もろもろ、本番に向けて、本人たちがしっかり準備していました。が、当日だけは、不慣れながら私は受付係、長女はプログラム渡す係とドリンクサービス係、長男はドリンクサービス係と録音係、ピアニストの美奈さんのご家族も同様にといった感じで双方一家総出でした。
   

おかげさまで、100人ほどのホールでの手作り感一杯の温かなコンサートが出来たように思います。
お越しくださいました方々に心より感謝申し上げます。

全曲を演奏することでプロとして得るものというのは、大変大きなものがあるのではないかと想像します。
この日もデュオバイナリーとしての確かな成長が見られたように思いました。
また、聴く側も、全曲を通して聴くうちに、ベートーヴェンが今の時代に生きているかのような身近な存在になっていく感覚を覚えます。
来年は、いよいよ最終回。2017年7月30日、ムジカーザにて、3番、9番、10番です。とても楽しみです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2016-07-28 21:38 | 記事へ |
2016年07月08日(金)
めだかの赤ちゃん
1昨年の冬にメダカを数匹いただき、リビングで餌やりと新しい水を補給するぐらいのことで飼っていたところ、昨年の春に卵を産み落としたメダカさんがいて、それら卵を別の容器で育てていたのですが、結局1匹だけ生き残り青年へと成長してくれました。
そして、今年の6月始めくらいから初代の2匹生き残っていたオスとメスが、またまた次々と産み始めました。それで、今回は小さな容器で卵をふ化させた後、新たな水槽を用意して、そちらに昨年から生き残ってくれた青年1匹と赤ちゃん達とを入れ、ピアノの部屋へ置いてみました。

赤ちゃんは現在7匹入っています。水槽の大きさと、成長したあとの大きさを考えるとこのくらいがベストかなと考えています。
リビングに置いている卵専用の容器のほうでは、今でも次々ふ化し、20匹くらいいますが。

さてメダカは生徒さんに大人気です。学校や家でも飼っている生徒さんが多く、いろいろ教えてもらったりもします。
「この子オスだ。」ととっさに青年メダカを見て教えてくれた生徒さんがいたり、新しい水槽に移したばかりの時に、「赤ちゃんにはろ過機は使わないほうが良いよ。」と教えてくれた生徒さんがいたり。
おかげでなんとか全員うまく生きていてくれています。

ピアノとは関係の無いメダカの話をしたりすると、レッスンの時とは違う、生き生きした表情が見られて面白いです。こんな面があるんだと教えられますし、皆とても可愛いですね。


*その後:メダカの赤ちゃんは次々亡くなってしまい(たぶん、青年君に食べられた)、青年君を親メダカの水槽へ移し、レッスン室の水槽には新たに赤ちゃんメダカ3匹を入居させました。2週間ほど経過していますがこれでなんとか無事です。
2016-07-08 23:53 | 記事へ |
2016年07月06日(水)
混声コーラス「さかなの会」
今月から混声コーラス「さかなの会」を始動しました。3日に初回の集まりがあり、早速坂本九さんの遺作である「心の瞳」を始めました。

コーラスの方やピアノの生徒さんに声をかけたものの、初回に何人集まってくださるだろうかと不安なまま練習場所の東大宮コミセンへ出かけましたが、幸せなことに素敵な女性6名とこれまた素敵な男性3名が集まって下さいました。

この日は暑い真夏日でしたが、練習が終える頃には混声の響きが爽やかに会場に響きました。大変気持ち良かったです。

日曜日の練習ですので、これからも爽やかな気持ちの良い時間を共有できれば良いなと夢を描いています。

いつでも参加者歓迎です。→さかなの会のお知らせ
2016-07-06 00:07 | 記事へ |
2016年06月28日(火)
コール・エーデルワイス
与野で活動している女声コーラスグループ、「コール・エーデルワイス」は私が16年ほど前から指導している団体です。私にとっては、初めてコーラス指導ということを始めさせていただいた大切な団体です。

16年前は50、60、70代でいらっしゃった団員も今では60、70、80代となられ、それでも今なおお元気に美しい声で歌ってくださいますから、いやあこれは指導が良いのですね。ナンテ自画自賛!実は皆さん健康第一に凛と生きていらっしゃるからですね。

とはいえ、今年度から残念ながら長年参加してきた埼玉県の合唱連盟を脱退しました。というのも、合唱祭が行われる会場までの道程が電車を乗り継いでたくさん歩かねばならず、それがしんどいという方が増えてきたからです。ただしその代り、地元での活動を楽しもうと、今年は与野音楽連盟主催のコンサート、いつも利用している公民館での公民館祭り、そして私の主催する「大人の発表会ブリランテの会」(9/25 彩の国さいたま芸術劇場)へ参加することになりました。
身の丈の本番があることで、今まで同様に生き生きと活動出来ています。

ところで、嬉しいことがありました。コール・エーデルワイスの団長さんがホームページを作成してくれたのです。
若く頼もしい団長さんに感謝です。
これを機に新たな発展が絶対ある!と祈りつつ、私も更に頑張ろうと元気が出たのでした。
どうぞご覧ください。→コール・エーデルワイスのホームページ

2016-06-28 23:31 | 記事へ |
2016年06月25日(土)
一気読み
本を読み始めるとすぐ寝てしまう私ですが、今月珍しくこの2冊は一気に読みました。

  

池井戸作品は明快な勧善懲悪的な展開が好きです。今回もいつものように、サラリーマン社会の表と裏の事情の矛盾を誰がどう判断し、どう暴かれていくかの展開なのですが、これまで読んだ彼の作品よりも、悪と思われる事情が単純では無く、誰でもが陥りそうな過ちでもあるため、どの人物像にも人間的な共感が深まり、とても面白かったです。
また、私の仕事とは全く違う社会での話だからこそすんなりと楽しめたとも言えるかもです。

トットちゃんは、これはもう本当に久しぶりに笑いました。ユーモアのセンス抜群です。書かれているたくさんの失敗談が、読み終えた後も思い出して想像するだけで笑えてくるのですから。
そしてトットさんが多くの人を見つめる眼差しが素敵です。温かさのある真っ直ぐな眼差しが彼女の魅力なのだなと思いました。
ところで人間的な大きさは雲泥の差ですが、失敗談だけは私も負けず劣らずなので、その点も癒されました。

2016-06-25 00:22 | 記事へ |
2016年06月16日(木)
音符
5線の譜面に並ぶ音符を見て、階名で反応出来、メロディ等の横ラインを階名で歌えることは、演奏の練習のとき大切と思います。

最近気づいたのですが、アマチュアの楽器奏者の方で、階名は頭の中には無く、譜面がそのまま楽器を演奏する手の位置へと直結され、あとは耳で判断という方が案外いらっしゃいます。コーラスの方たちも、譜面の図柄とあてはめられる文字と耳とで音高を判断され、階名は頭の中には無い方が結構多いようです。

音楽の専門学校ではこれは有り得ないわけですが、アマチュアの方にとっては、いちいち階名を唱えるのは大変な労力ですから、とりあえずそれで演奏を楽しめれば良いのだと思います。
ただし、これは限界があると思うのです。
理論が理解出来ないのではないかと思えるからです。
主音は、主調は、主和音や属和音は、音程は、テーマがどのように変化しているかなどなど考えるときに、階名という言葉で表せないため、理解しづらくなるのではないでしょうか。

ピアノ教室の子供たちにも階名唱苦手さんがいらっしゃいます。毎回ソルフェージュをしたりしていますが、昨日は、更に徹底したく、グッズを手作りしてみました。
とりあえず3度音程が読めるよう、和音の形にしたカードを作りました。
これでどうかな。音楽を愛する皆さん階名読みに慣れましょうね。



2016-06-16 21:52 | 記事へ |
2016年05月27日(金)
我が家のスピーカー
結婚してすぐに、奮発して買ったスピーカーがTANNOY(タンノイ)のスピーカーです。秋葉原のオーディオ専門店へ二人で行き、いくつか聞き比べた中、このスピーカーのしなやかな音がとても気に入り、予算オーバーながら決断しました。イギリスのメーカーです。
マンションの狭い居間に置いたこの大きなスピーカーの音で我が子たちは育ったと言えるかもしれません。現在のさいたまに引っ越して、そのスピーカーはピアノの部屋に置かれましたが、子供たちの成長とともにそれぞれが自分の機器で聞くようになると、次第に夫専用のようになっていきました。(私はピアノの部屋で練習をしたり仕事をした後は、同じ部屋で音楽を聴いてリラックスタイムとはならないわけです。気持ちが切り替わらないので。)

その夫が倒れたとき、家の中を総決算整理をしましたが、タンノイのスピーカーも今風のコンパクトなものに変えたいと何度となく迷いました。

さて、先日、総決算整理第2弾ということで思い切って、このスピーカーを夫の寝室へ移動しました。大きいので業者さんを頼みました。(代わりに壁1面の本棚も移動しましたから結構な労力でした。)
夫の寝室はリビングとつながったその奥ですから、寝室はもちろん、リビングでもダイニングでも十分に聞くことが出来るという効果をねらったのです。


これが大正解でした。40年経ったタンノイのスピーカーが生き返りました。すごく良いです。いくら聴いていても飽きません。家事をしながら、ふと休みながら、いつでもずっと聴いていたいくらいなのです。

夫が倒れてこの10年ほどは、夫がリビングで聞く、ポータブルCDプレーヤーの大音量オーケストラの音がうるさくて、本当に辟易していたものですが、今はこうも違うものかと思うくらい、音楽のある空間が喜べます。

美しい音というのもがこんなに身体になじむものかと実感しています。気付かないまま、なじまない響きに囲まれる不快感というのもあることも知りました。
2016-05-27 21:09 | 記事へ |
2016年05月23日(月)
ミニミニコンサート
昨日は、所属している与野音楽連盟での総会があり、参加してきました。この連盟では以前は理事をしていたこともあるのですが、夫が倒れて以降は普通の個人会員とさせていただいています。ただ、古い友人たちのおかげもあり、なんだかんだ折に触れイヴェントを楽しませていただいています。

昨日も、総会後に行われる恒例のミニコンサートへ出演させていただきました。久しぶりにピアニストの顔での出演です。声楽の伴奏でした。
バスバリトンのイケメンの秋葉氏と共に、「人形の家」(弘田三枝子の歌)、「In Questa Tonba Oscura」(ベートーヴェン作曲)、「大切なもの」(山崎朋子作曲の合唱曲)、「Tonight」(バーンスタイン作曲のミュージカル曲)というバラエティに富んだジャンルの4曲でした。
4曲目の「Tonight」は理事をされている美しいソプラノの河口さんとのデュオで締めくくりました。

久しぶりに声楽の伴奏をしましたが、演奏中は楽しいひと時でした。この演奏は結構好評でしたので、嬉しいひと時ともなりました。曲目が肩が凝らずに良いでしょう。「人形の家」は若い方から日本歌曲ですかなどと聞かれることがあると秋葉氏から聞きました。マイナーの悲しい色調の歌謡曲なのですが、さらりと盛り上げると素敵に聞こえるところが面白いところです。

「Tonight」は準備段階でyoutubeを参考に見ましたが、原曲は若々しくて素敵でした。私が初めに自分なりに想定したテンポはちょとオバサンくさいことがわかり、その後修正しましたが、当日は歌手のお二人の若さと上手さにも刺激され、演奏中は私自身もぐーんと若返りました。(演奏中のみね)でも、こうして日常(介護の)を忘れられる時間を持てることはつくづく嬉しいことでした。

ただし、昨日は写真を撮っていただいたり、動画や録音を撮ったりの余裕は無し。
久しぶりの本番でしたからね。そこがちょいと未熟。
2016-05-23 21:31 | 記事へ |
2016年05月07日(土)
花の連休
今年の連休は花づくしでした。広告の美しい花々の写真を見て、渋滞とわかってはいても行きたくなりました。
まずは、秩父の羊山公園へ芝桜の丘の見物です。ここへは私の運転で夫と行きました。早朝なら渋滞も無いだろうと、朝6時に出発すると、案の定すいすいと走り8時に到着できました。
あの世の入り口で見るというお花畑とはこんなところかしら、などとふっと頭をよぎる、みごとな美しさでした。

そして次は、長女を誘っての、はとバスツァーで、茨城の海浜公園で山全面のネモフィラのお花畑、続いて足利フラワーパークで藤の花々を見てきました。
これも素晴らしい眺めに感動しました。かなりの渋滞でしたが、はとバスツアーですから乗客はのんきに乗っていれば良いだけですので、見学後の感動の大きさと比べれば、俄然行って正解でした。

今回のフラワーパークのそれぞれについて、観光客を呼びこむ発想や準備や手入れや運営方法等大変な労力がかかっていると思われますが、その熱意が大成功している点も凄いなと感じました。

印象に残っているので忘れないよう記しておきたいのは、ガイドさんから聞いて知ったのですが、足利フラワーパークの樹齢150年という巨大な4つの藤は、10年ほど前に、誰もその移植を引き受けない中、唯一引き受けた塚本こなみさんという女性樹木医が、新発想を取り入れて移植を成功させ、その後の入念な手入れのおかげで素晴らしい姿を保ち生き続けているのだそうです。10年で300畳から600畳までに成長したそうです。

帰宅後塚本こなみさんを検索してみたところ、やはり大変素晴らしい方でした。美しいものを全身全霊で作りだし喜んでいただく、そんな発想を徹底する生き方をなさる方でした。

2016-05-07 21:45 | 記事へ |
2016年04月25日(月)
笑顔
昨日は、南浦和のさいたま文化センターにて、「レッツ・スィング」と「春の合唱祭」(合唱浦和の会主催)へ出演してきました。(午後の部)
昨日は、自宅でのピアノレッスンもなく、午後の部の22団体を全部聞くことができました。

始めは招待演奏として「浦和第一女子高校音楽部」による演奏でした。さすが、声も自然な美しい響きで揃い、表現も多彩であり的確で大変良かったです。特にビーブル「AveMaria」は素晴らしく、感動しました。

続いてそれぞれの団の発表です。この会には10年近く出演していますが、やはりどの団体も高齢化は否めないという印象でした。
我々「レッツ・スィング」は結成された15年前から高齢者グループでしたから、今では「高齢者合唱サイトへようこそいらしゃいませ」の気分です。

全体を聞いて、我が身の為にも書いておこうと思うのですが、高齢の方々の顔の表情が乏しいことが気になりました。もちろん音楽ですから、音としての音楽的な響きや流れや表情が大切なのですが、アマチュアの高齢者にとってはプロの方のそれら表現技術へはとうてい届くことの出来ない大変な距離があるわけです。

小学生くらいの子供は純真な声の響きと心で、ポカンとした顔で歌っても魅力的です。次第に大人になるにつれ、音楽の表現とともに自然に顔の表情もついてきます。
ところが、高齢者となると、何を表現するのかわかってはいても、顔だけは無表情なのですね。これ、わかります。まず余裕がない。家で家事等の雑用、介護、家族の心配、我が身の心配、いろいろ抱え、残り少ないキャパシティで顔まで考えていられないわけです。

でも、せっかく素敵なドレスを着て、明るく華やいだ曲や名曲を仲間と一緒に歌っているのに、さわやかな表情も喜びの表情も笑顔もないのは聞く方としては寂しいです。そのまま衣装を変えれば、お葬式でも相応しいような団体もいらしたかな。

というわけで、他人ごとではない私は、とにかく普段から笑顔を忘れないようにしようっと、と言い聞かせながら帰宅したのでした。何事があっても!


2016-04-25 09:28 | 記事へ |
2016年04月10日(日)
さくら
今年は新学年の日に桜が満開だったようですし、小学生の生徒さんがいつもより何となく嬉しそうにレッスンに来てくれて、新しいクラスのことなどをチラッと話してくれます。これからの希望や期待を膨らませている様子が伝わり、こちらもなんとなくほわっと嬉しくなります。

桜は、大人にとっても春からの心地良い未来みたいな、そんな幻想というのか希望というのか、哀れを隠した華やかさみたいな情緒をも感じさせてくれますから毎年見ないわけにはいきません。

今年は、まず散歩コースの市民の森、そして、車を走らせて見沼自然公園(これら市内近場は夫と一緒)、そして、レッスンが無かった火曜日午後は電車に乗って駒込の六義園へと行ってきました。駒込は長女が住んでいて、その日は二人で気持ち良く散策出来ました。
  

そう言えば、夫の新しいデイサービスの名前も「さくらいろ」。今年度がずっとさくらいろのようでありますように!
2016-04-10 21:38 | 記事へ |
2016年03月28日(月)
コンサート終える
先週の土曜日に、ピアノ連弾とコーラスの指揮で出演したコンサートが無事に終えました。3日目に疲れが出る年頃ですから、今日がその日です。案の定、午後はレッスンも無く、夫の通院に付き添い、病院の椅子で長時間待っているとひたすら眠く、ウトウトしているうちには、楽しかったコンサートの余韻はすっかり消え失せました。

思えば、今回のコンサートは、私は夫の介護問題、連弾の相方もご両親の介護問題、コーラスのかたがたもそれぞれ多かれ少なかれ、自分の健康と家族の介護問題を抱えつつの準備だったかと思います。

しかし、だからこその現実を忘れられる楽しさというのか、舞台の時間は貴重だったと言えます。

ドレスとアクセサリーで身を飾り、メイクも濃い目、髪もカールさせ、姿勢を整え、笑顔を作り、さあてと音楽の世界に入り込みます。豊かな音楽に包まれます。介護など無縁だった頃には考えられない心境なのですが、演奏中の時間というのは素晴らしい時間でした。

また、コーラスの方々が大変生き生きと美しい音楽を歌って下さったことも、指揮をしていた私としては幸せでした。皆さんの努力の結晶がとても美しく感じられたのです。

さあ、疲れを癒して明日からまた次なるハレの日を目指します!


 楽屋で連弾の相方と
2016-03-28 19:34 | 記事へ |
2016年03月24日(木)
第1関節とタッチ
26日のコンサートでモーツァルトの連弾を弾きますが、その練習を重ねてみて、自分としては新たな発見が結構ありました。ソロの曲では気付かなかった事かもしれません。

新たな発見の一つはタッチで、それは指の爪のところの第1関節をぐにゃっとさせて弾くタッチです。鍵盤に当たる面積を広くします。
これはこれまでもアルペジオのような伴奏の形や印象派の曲などで使ってはいましたが、モーツァルトでは使ったことはありませんでした。

私は連弾でファーストという高音側を受け持つため(ソロ曲より高音が多い)、右手は普通に弾けばクリアな響きになるものの、どうしても音色が均一になってしまい、セカンドの人の左手低音とミスマッチだったり、全体のメリハリも付きにくく、また左手の伴奏も高音部になるため、普通に小さく弾いてもクリアすぎて不満がありました。それで試しにこのタッチを音楽的に柔らかくしたい部分で使ってみました。結構高音部に軽さや柔らかさの変化が付くことがわかり、発見でした。
これは今後応用できると思いました。

普段、「ピアノの基礎」という大義のもと、生徒にはいつでも第1関節がぐにゃぐにゃしないよう注意しているのですが、要は腕が楽になっていることとそれぞれの関節に力が入りすぎないこと、そして(特に手の小さい人には)第3関節のフォームが大事な基礎であって、第1関節に関しては、「どういう音が欲しいか」を考えてみることのほうが大切なのかもしれません。
2016-03-24 21:28 | 記事へ |
2016年03月14日(月)
ハッピーコンサート

今月26日(土)13:30より、彩の国さいたま芸術劇場にて、「ハッピーコンサート」という、与野音楽連盟主催のコンサートがあります。(入場料500円)
出演は様々な音楽団体で、今回は弦楽合奏、コーラス、声楽デュオ、連弾、フルートとパーカッションといった演目でのコンサートです。
私は、友人とモーツアルトのソナタ(KV521 C-dur)1楽章の連弾で出演し、そして、「コール・エーデルワイス」(女声コーラス)と共に、メンデルスゾーンの「我が心の想い」「秋の歌」と新沼謙二の「ふるさとは今も変わらず」の3曲の指揮で出演します。

気心の知れた音楽仲間に囲まれていることの幸せを感じつつ、準備も真剣度が増してきたこの頃です。
アットホームなコンサートになることと思います。よろしかったらお出かけください。
(連絡先:彩の国さいたま芸術劇場048-858-5500)
2016-03-14 14:45 | 記事へ |
2016年03月06日(日)
ルートヴィッヒU世
ドイツ旅行以来、気になる男性がいます。ピアノを練習していると頭をよぎるのです。彼が私の弾くこのピアノを聴いたら、などと頭をよぎるわけです。これでは怒りながら逃げていくだろうとか、滑稽だと笑い出すだろうとか、これで少しは耳を傾けてくれるかなとか、弾きながら彼が気にいるようにと音を工夫したりして、案外良い練習が出来たりもするものです。

気になる男性とは、ルートヴィッヒU世(1845−1886)というバイエルンの王であった人物で、その数奇な生涯は旅行先で初めて知りました。観光地として有名なフュッセンのノイシュヴァンシュタイン城を建てた王なのですが、彼は自分の芸術的趣味を満たす為だけに税金を使って贅の限りを尽くした城をいくつも建設したそうです。(ワーグナーに心酔し、そのオペラの様々な場面を室内の壁画や絵画等に描かせています。)
結局ノイシュヴァンシュタイン城は未完の部分を残したまま、王は41歳で幽閉された後、湖での謎の死で生涯を閉じます。

ノイシュヴァンシュタイン城の中を見学し、伝説、聖書、神話、ワーグナーのオペラ等の中身は詳しくはわからないものの、それらを題材にした異常とも言える芸術へのこだわり方に圧倒されました。

私はこういう男にすぐ惹かれてしまい、一緒の娘たちに、「ねえ、かっこ良くない?」と聞くと、すげないその返事は、「こういう男は女には興味ないって。いかにもそう見えるでしょう。」でした。
えーそんなっ、と後で調べたら、娘たちの方が見る目有り。はい、わかりやした、とは言え、ちょっと気になります。

2016-03-06 22:10 | 記事へ |
2016年02月27日(土)
とっておきの写真
そう言えば、昨年のレッツ・スィングで開催した15周年&忘年会の写真が出来てきているのです。
指扇のアルタビスタガーデンという結婚式場で開催しましたが、ナナント私はサプライズとして歌を披露したのでした。

思い出すにつれ、我ながら可笑しいような、楽しかったような、とても気持ち良かったとは言え、下手歌で申し訳なくもあったりでした。後日、「うっかり録音ボタンを押し忘れ、録音ができていませんでした。」との団長さんんのお気遣い?により、今も生き延びられているわけですが、この時の大きな安堵感といったら!

写真は音が出ないので大丈夫。私にとって、とても嬉しい、とっておきの写真をいただくことができました。
2016-02-27 23:08 | 記事へ |
2016年02月21日(日)
芸能祭と公民館祭り
昨日土曜日はいきがい大学熊谷連協の芸能祭で今日が下落合公民館祭りの本番でした。
熊谷のほうは混声コーラス1団体、下落合公民館は女声コーラス2団体の指揮をしてきました。

芸能祭はいきがい大学(60歳以上の方々)のクラブ活動で、ハーモニカやフラダンスや社交ダンスや太極拳等の様々な演目と一緒の合同発表会です。
公民館祭りのほうも、地域の活動グループの様々な演目の合同発表会ですが、やはり多くがシニア世代の発表です。

長年こういった催しに参加してきていますが、60歳以上の方々のパフォーマンスがだんだんにレヴェルアップしていると感じます。
そして、年々、特にコーラスでは、若く有能で素敵な女性の指導者が増えています。これは、私のような若いとは言えない年配指導者にとっても良い意味で刺激的なことだと感じています。この仕事の魅力をあらためて客観視できる場にもなるからです。

共に生き生きと活動できる喜びを感じさせていただけた本番でしたが、やはりこれは気持ちの良いパフォーマンスに触れることができたからだと思います。(私の団体も含めてね)
そして若い指導者の方々に負けないよう頑張らねば、とも思った昨日今日でした。




2016-02-21 23:36 | 記事へ |
2016年02月17日(水)
ドイツ旅行
昨日、ドイツ旅行から無事に帰宅しました。今回はドジボケ母(私の事)と、ドイツは初めての長女と、ドイツ在住の次女との10日ほどの珍道中でした。若さあふれる娘たちの気遣いとフォローのおかげで、ほぼ計画通りに、一生の思い出となる旅行を楽しむことができました。
(今回は、ヴィースバーデン〜マインツ〜フュッセン〜ミュンヘン〜フランクフルトを回りました。)

レッスンをお休みいたしましたが、この旅行でとても良い気分転換をさせていただけましたので、今後に生かしたいと思っています。
また旅の話もいずれアップしようと思います。


(ノイシュヴァンシュタイン城)
2016-02-17 23:49 | 記事へ |
2016年01月31日(日)
大人の会
本日は大人のピアノの生徒さんのお楽しみ会でした。お楽しみ会は毎度、我が家の狭いレッスン室にご都合のつく方が集まり、小品をそれぞれ披露して、あとはおしゃべりです。
今日は私を含めて8名でした。顔なじみどうしの方も、新しい方も、皆さん同じ趣味を持ち、日頃忙しい中ピアノを頑張っていらっしゃるので、すぐに打ち解けて、話もはずみました。
それぞれの演奏も、それぞれ味わいのある素敵な演奏で大変楽しめました。

今日は私も弾きました。ショパンの「エオリアンハープ」。
これさえなければ楽しい会だったのに…なあんてことにならないようにと、心がけつつ準備しましたが、たぶん、大丈夫だったことでしょう。


音楽はやれどもやれども尽きない難しさがあると同時に、やはり真摯な音楽と共に過ごす時間はとても楽しいですね。
大人の方々、お疲れ様でした。これからも、無理のないよう「演奏」を追求しつつ、ピアノを楽しんでください。
2016-01-31 21:59 | 記事へ |
2016年01月18日(月)
「未完成」展開部
先日ピアノ講師の友人から相談に乗って欲しいと言われた内容が、その方の高3の生徒さんが学校の音楽授業でシューベルトの未完成交響曲第1楽章の展開部を分析せよとの宿題をもらい、その件を自分に訊ねてきたが、どう説明したら良いかしら、というものでした。

普通高校なのに、まあなんと高尚なことを要求する高校かと思ったら、超ブランド有名私立男子高校でした。さすがです。
ただし本人は楽譜が苦手でチンプンカンプンとのこと。

実際の宿題の問題用紙を見せてもらうと、まず@展開部を小節数で示しながら段落に分ける、そしてAそれぞれの段落や箇所で主題やそのモティーフがどう使われているか楽譜で示す。最後にB展開部全体の分析を文章で表す。
そんな内容でした。

へえ、やってみようかしら。おもしろそう。
実はその友人からはたびたび御馳走になっているので、そのお礼も兼ね、私もこの宿題にトライしてみることにしたのです。

昨日、私なりに分析したものを友人に参考までにと提出したところです。
音大でもこんな宿題は出されたことは無く、ほぼ初体験ではありましたが、しかし、分析してみると、本当におもしろかったです。耳から聞いていた以上に音楽への共感が深まります。また分析したことを文章で表すことで、自分の音楽に対する考え方と向き合えました。

というわけで、「未完成」1楽章の展開部ならお任せください。

2016-01-18 22:46 | 記事へ |
2016年01月11日(月)
年頭
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年も元気に無事に過ごしたいものですね。
我が家は夫のことがあるので、とにかく皆、健康で健全でいること、年頭の私の願いはそれにつきます。
(その土台があってこその他の願いもたーくさんありますが…

我が家の今年の正月は、夫は病院でしたし、正月らしさは手抜きでと決めてはいましたが、なんとか息子と毎年恒例のお餅(我が家は姑から伝来の丸形です。機械で突いて手で丸めます。)を作り、お重にも簡単手抜きのお節を並べました。
長女も来てくれて3が日一緒に過ごすことができ、夫の病院ではドイツの次女も交えてLINEで皆で話も出来、親戚にも会えたりと、とても楽しい正月で出発できました。

今、仕事が始まり、忙しさと慌ただしさと様々なストレスの日々というレールに乗り始めましたが、今年も力を尽くしつつ日々楽しく平穏に過ごしたいものです。

      
2016-01-11 03:03 | 記事へ |
2015年12月29日(火)
年の瀬
今日は午前中にレッスンをして、今年の仕事はこれで終わりました。
午後は庭の伸びたまま放ったらかしとなっていた木の枝を切り、それらをごみ袋にまとめ、夫の病院へ行き、その後買い物をして帰宅し、夕食後はとりあえず夫のいない家でのんびりとこの1年を振り返りました。

振り返れば大きなこと小さなこと今年は本当にいろいろありました。が、落ち着いて考えられる今、私としては、「もう一度原点に戻ろう」の気持ちです。仕事のことも、家族のことも、その他のことも。

そう言えば、病院で毎日CDを聴いて過ごしている夫が、昨日はブレンデルの若い頃(たぶん30代)のベートーヴェンソナタを聴き、中でも30番が群を抜いて素晴らしくとても感動したと言っていました。
私が先月ピリスで31番を聴いて感動したよと伝えると、夫はそれらのメロディを思い出しては泣き出しそうになるのです。

今年は私も、ベートーヴェンの後期のピアノソナタをあらためて聴いて締めくくろう。
2015-12-29 20:28 | 記事へ |
2015年12月21日(月)
お楽しみ会
昨日は子供の生徒さんのお楽しみ会でした。クリスマスが近いので、クリスマスの歌を皆で準備していたこともあり、可愛いサンタさんのコスチュームで来て下さった生徒さんもいました。


歌を歌ったり、ピアノを弾いてもらったりしたあと、「くるみ割り人形」のお話を絵本を見てもらいながら話し、CDをお話に合わせて流しました。

絵本は講談社の堀川理万子さんの絵によるもので、全てのページがバレーを描いた素敵な絵なので音楽にぴったり合いました。
皆、目を輝かせて真剣に聴いてくれて、私も幸せな楽しいひと時でした。
2015-12-21 22:12 | 記事へ |
2015年12月11日(金)
歌も難しい
「レッツ・スィング」が15周年と忘年会を兼ね、24日にパーティーを開催します。その企画段階のとき、「私、歌おうかしら」などと場を盛り上げるつもりで宣言してしまったは良いものの、当日が近付くにつれ、次第にプレッシャー到来です。曲を決めて、歌詞を覚えつつ乗って歌っていた頃が花でした。今では不安のほうが増大してきています。

私は歌は好きですが、人前で、しかも一人で歌を披露するのは生まれてこのかた1度も無いのですね。
そしてなんせ、か細い声帯なもので、ピアノのように、繰り返しを徹底するような練習は出来ないのですね。
大丈夫?ピーンチ!

えーい、こうなったら、あとは運と歌の神様に任せ、当日はドレスだけでも楽しんでいただこ。

チラシは団長さんが作成してくれました。笑ってしまうような楽しいチラシです。



2015-12-11 23:45 | 記事へ |
2015年12月05日(土)
モネ展
マルモッタン・モネ美術館所蔵のモネ展(東京都美術館)へ先週金曜日に行ってきましたので書いておこうと思います。



9時30分開室ですので、それに合わせて出かけました。平日だったこともあり並ぶことなくすんなり入室でき、じっくり絵と対峙できました。(見終えて出るときは、これから入室する人がずらーっと入り口から並んで大変混雑していましたが。)

以前からモネの絵は好きですが、昨年山形へ旅行した際、山形美術館でモネの「睡蓮」を見た時に、その素晴らしさを心から実感できました。というのも、クールベ、マネ、ピサロ、シスレー、セザンヌ、ルノアール、ゴッホ、ユトリロ、シャガール等の名作がたくさん展示されている中、どれも素晴らしかったのですが、やはり「睡蓮」の光と色彩と存在感は特別に思えました。(この時はほとんど観客一人でしたから、贅沢にじっくり見比べつつ味わえたのです。)

今回のマルモッタン美術館のモネ展では、モネの生涯を知り、さらに理解が深まったようにも感じています。
その色彩と構図の温かさ、大胆さ、バランスは、やはり家族を愛し、自然を愛し、人生を愛し全うした人であったと思えました。不条理や病んだ感情を表出するタイプの芸術家ではないのです。

晩年の抽象的な作品も初めて見ました。70代、80代では奥さんを亡くし、長男を亡くし、友人を亡くし、自らの目も悪化します。
そんな晩年の抽象的に描かれた絵は、現実の形を超越し、その色彩と魂だけが作品として存在しているかのようでした。遠くから眺めると、ぼんやりと形も浮かび、そしてそれがとても美しいのです。その美しさに癒されました。
モネの死後、ご家族が大切にされてきた絵であることがわかる気がします。
作品の題材の池や花は、モネ自身が創作した自宅の庭だそうですが、一流の芸術家は凝り始めると、庭でさえもこうも凡人と違うものかと、そんなことも感じました。温かな人間味のある偉大な天才だと思います。

2015-12-05 22:58 | 記事へ |
2015年11月26日(木)
ピアノコンサートへ出かける
今月は15日にさいたま芸術劇場でピリス、23日にさいたま市プラザノースホールでアンナ・ヴィニツカヤのコンサートへ出かけました。

ピリスはもう70代になるのですね。若い頃は彼女のモーツァルトや、室内楽の演奏を繰り返し聴いては憧れました。大好きなピアニストの一人です。
今回は20代のピアニスト(グーアン)との共演で、連弾をはさんだコンサートでした。

プログラムと終演後のトークでも強調されたのが、彼女のメッセージです。そのメッセージを私なりに解釈すれば、「あらゆる芸術と同じように、音楽も人間を人間らしく生かせる神の恵みのような奇跡である。人智を超えたこの繊細な神秘の意味や意義が大事であり、そこに真の価値がある。試験やコンクールは芸術の目的や本質ではなくリスクすらある。」です。

彼女は、世代を超えた演奏者との癒合により、それぞれが時空を超えて音楽の奇跡(GRACEと名付けていました)を成就するというプロジェクトを立ち上げたそうで、今回のコンサートもその趣旨に沿ったものでした。

共演した若手のグーアンは、派手さはないけれど躍動感がありながらバランスよくまとまった演奏をするタイプと思います。連弾(シューベルト)はピリスに良い意味で影響されながら、自由に音楽をしている感じもあり、ピリスの趣旨が楽しめました。

私がこの日最も感銘を受けたのは、ピリスの弾いたベートーヴェンソナタ31番でした。心から歌わせるピリス節と響きが染み込んできました。「神の恵み」だったと思います。

アンナ・ヴィニツカヤのほうは、1983年生まれで全くタイプが違うピアニストですが、こちらも素晴らしかったです。
何と言っても初っ端のバッハのシャコンヌをブラームスが左手の為のピアノ曲として忠実に編曲したもの、これが圧巻で、度肝を抜かされました。
最後に弾いたプロコフィエフが得意そうなスケールの大きなピアニストです。
こちらのコンサートの場合、残念だったのは、あーあっ、夫がまだ入院中のせいか、日頃時間に追われているせいか、座ると睡魔に襲われてしまったこと。格闘せずに聴きたかった。のでした。トホホ。
2015-11-26 22:24 | 記事へ |
2015年11月09日(月)
さて、何歌おう
先月24日、ショパンの「幻想ポロネーズ」を弾いた本番の日は、お蔭様で無事に終わりました。聴いてくださいました方々有難うございました。自分としては、まあいろいろありますが、皆様に褒めていただき、一山登り終えたようなホッとした感じでおります。

さて、その24日以来2週間経つわけですが、この間なんとも船酔いしそうな波乗りの日々と言いますか…。
この歳になると、人生いろいろありますね。(夫の身体の事件だったのですが。)

まあ、それでもなんとかなるように落ち着き、生きていますが、落ち着いてみると、今、私が考えなくてはならない問題が山のようにあることに気が付きました。身辺の雑用から、仕事の準備のこと、人生のことなどなど。

昨晩などは、そうそう、来月コーラス団「レッツ・スィング」の15周年記念パーティがあり、そこでサプライズで私が歌うのだったと、その曲を決めていないことに気が付きました。
以前、子供たちにそんな話をしたときに、クラシックの曲を下手に歌ってもおもしろくないとアドヴァイスされ、候補曲をメモしてくれたことがありました。

引出に保管しておいたそのメモを取り出し、寝ながらスマホで1曲づつ吟味したのですが…。
我が子よ、ちょっと、…ハードル高すぎだよ。
「二億四千万の瞳」(郷ひろみ)
「夜桜お七」(坂本冬美)
「君はバラより美しい」(布施明)
「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン)
「あったかいんだから」(クマムシ)
「赤いスイトピー」(松田聖子)

とは言え、何にしようかなぁ、と考えを巡らせているうちに、いろいろな曲に元気をもらえ、やはり、仕事を大切にしていくことで、私の人生の船酔いが直りそうだなと感謝したり。
2015-11-09 09:13 | 記事へ |
2015年10月22日(木)
幻想ポロネーズ


明後日10月24日(土)に上のチラシのようなコンサートがあり、出演します。
さいたま近隣の音楽講師の方々のコンサートなのですが、私は久しぶりにソロの大曲に挑戦します。ショパンの「幻想ポロネーズ」です。

この曲は、ショパンが、自身の人生における過去現在未来へ向け時空を超えて幻想を繰り広げていくかのような曲です。和声もメロディも複雑に変化するなかで、ポロネーズのリズムが随所に現れ、祖国への想いが幸せな思い出であると同時に悲痛な想いでもあることを窺わせます。

私としては中間部の深い霧が立ち込めたような後の、嬰ト短調で始まるゆったりした美しい憂いを込めたメロディの部分がこの曲のメインと感じています。映像的には、この部分は、ショパンの母が現れたと感じています。(基調が変イ長調で、この部分は異名同音の同主短調なのでとても近い関係であることからも「母」を感じています。)
母は優しく微笑し、すべてを許し、ショパンに力を与えてくれているのです。
その母は両手のトリルで光に包まれ、霧の中へ消えます。そして冒頭でフォルテの短調で始まった序奏がここでは冒頭とは違い希望の光が差すかのように、半音上がり長調を暗示してピアノからフォルテへと再現されます。(*この再現の弱音で始まる和音は調性を決める第3音がぬけているところが意味深。)
が、この後ショパンは終結部へ進まず再び母の幻影を登場させます。お互いが別れを惜しむかのように。(ここは6小節の短い幻影ですが。)
幻影を(サブドミナントの美しい和音で)見届けた後、徐々に力を増してゆき、意を決したように力強く終結部へ入ります。

これはあくまで、私自身の妄想ですが、我ながら気にいっている妄想です。

今回、ソロ曲を久しぶりに真剣に取り組み大変有意義でした。とても勉強になったことを実感しています。
さあて、明後日は頑張ろうっと思っていた矢先、こういう時に限って…ギャー!晩御飯の準備中、左ひとさし指の爪を包丁で削ってしまいました。相変わらずです。でも生肉が透けて見えるものの爪止まりで良かった。弾けます。
2015-10-22 22:03 | 記事へ |
2015年10月11日(日)
怪獣のバラードを歌う
昨日は、レッツ・スィング毎年恒例の「浦和秋の合唱祭」出演日でした。
この合唱祭は、当日のリハーサルがなく、客席待機席からそのまま舞台袖の通路へ、そして舞台袖で1団体待ち舞台上へという流れです。
熱心な団体は、合唱祭の集合時間に間に合うよう必ず当日他の練習場所と練習時間を確保すると聞きます。当日取れない場合は、前日には必ず確保するのだそうです。

我々は団員の意向により、毎回当日ぶっつけ本番です。
従って、舞台袖通路の待機時間が大切なカギとなります。この待機時間は絶対トイレへ行かないようにとお達しを出しておきます。
通路での待機中に、これから歌う曲の流れと歌詞を皆で声を出さずに確認するわけです。
私は、この時、息も出さずにのどを開けて頭の中だけで歌うよう指示します。このほうが横隔膜が使えるからです。

さてしかし、昨日は、「怪獣のバラード」の速いテンポとゴスペル調リズムをどうしても身体に覚えていただきたく、この待機時間は息を出しながらの必死の確認となりました。

迎えた本番。ピアノの前奏が調子よく流れます。続いて「真っ赤な太陽〜」よしっいい感じで乗れました。裏拍もいいよ〜その調子。そして最後の「ヤー!」で拳を上げて終えると、この1曲目でなんと会場から拍手をいただけました。良かった良かった、シニア世代、かっこよく乗れたね。

2曲目は、本当はこちらが本命でしたが、「ふるさとは今も変わらず」です。これは新沼謙治さんが、震災の復興へ願いを込めて作った、4分くらいの心温まる歌です。
まあまあ普段通り歌えたのですが、案外、あの手この手で準備した「怪獣のバラード」のほうが良かったような。
こちらの曲は次回は暗譜して、しっかり発声をすることが目標ですね。

ともあれ、楽しい本番のひとときでした。
レッツ・スィングの皆様お疲れ様でした。


2015-10-11 21:52 | 記事へ |
2015年09月28日(月)
秋のレッスン室より
秋は学校で合唱コンクール等イヴェントがあります。
音大を卒業して以来、合唱の伴奏に携わり、また今ではアマチュア合唱グループを指導いる私としては、ピアノの生徒さんが合唱曲の伴奏をレッスンに持ってきてくださると、なんとなく安らぐような、楽しいような、さあ音楽を皆で共に親しもう!みたいな感覚が湧きあがります。

今月は、中学生の生徒さん(3人とも)が、校内の合唱コンクールの伴奏に選ばれたと張り切っていました。
今年度は大宮市民会館大ホールでコンクールがあるという中学生もいて、生徒さんも普段以上に気合が入り、私もレッスンでは大いに乗って歌わせてもらいました。

中学生になると、部活動や塾との両立でかなりハードな様子で、そのうえピアノの練習となると、それどころでないといったところですが、合唱の伴奏は別です。クラスを背負っての花形ですから、身を削って練習に励み、頑張っているのがわかります。

先日、「最優秀賞でしたあ!」
とても嬉しそうな声で、こんな報告をしてくれた生徒さんもいました。

伴奏とともに、ソロも頑張ってくれた中学3年生もいて、受験集中体勢期間前の最後の思い出にとショパンのエチュードから「黒鍵」「別れの曲」をピティナステップで見事に弾いてくれました。

それぞれの生徒さんが頑張っている姿を見せていただくと、皆さん本当に素敵だなと思いますし、レッスンでピアノを通してお手伝いできることを心から嬉しく思います。




さあ、私も新たな目標に向かい頑張りましょう、ナンテ、蝶のような可愛らしいコスモスにも癒されながら思ったのでした。

2015-09-28 08:33 | 記事へ |
2015年09月15日(火)
発表会&ブリランテの会無事終了
1昨日、今年の発表会(大人のかたは「ブリランテの会」)が無事に終了しました。9時から仕込みが始まり、午前中にリハーサル、午後1時から学生の部の発表会を開演し、3時からブリランテの会を開演し、5時15分終了。そして5時半にはなんとか舞台を撤収できました。(スタッフの方々のおかげです。急いで片づけまくり、夜間分の舞台備品代が返金されました。ホッ

昨年に続いて、学生と、大人の2部構成での企画ですが、私にとってこの2部構成は、スケジュール等の資料作りや参加者やスタッフの打ち合わせ等、2つ分しなければならず、また自分の演奏も抱えながらですので、準備段階から、そして当日も、かなり身を削る仕事ともいえます。昨年はホトホト疲れたものでした。しかし、今回は、終了後も幾分体力と気力に余裕のある感じです。何でも慣れですね。

参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
皆様年々、上達されているようですよ〜。毎年手伝ってくださっているスタッフの仲間が、そう仰っていました。嬉しいですね。
もちろん、私も感じています。
素敵な音楽を有難う!と出演された皆様にお伝えしたいです。


さて、これからの今年の後半戦ですが、あらためて新鮮な気持ちで音楽と向き合いたいですね。
芸術の秋ですし、昨日以来私もモアモアっと、「落ち着いて勉強したくなってきたぞー」ナンテ感じているところです。

2015-09-15 21:59 | 記事へ |
2015年08月27日(木)
発表会
今年のピアノ教室発表会は9月13日(日)です。
昨年同様、学生の部と大人の部に分かれます。大人の部は「ブリランテの会」と言い、ラジアーレ音楽企画(私が主宰)の主催です。「ブリランテの会」はピアノに限らず、クラシック音楽愛好家のためのジャンルを問わない発表会で、今回は、ピアノ、声楽、弦楽合奏、コーラス、トーンチャイムの演奏者が集ってくださいました。

13時から学生の部、15時から大人の部、さいたま芸術劇場小ホールです


数日前にやっと、両方のプログラムが出来上がりました。
プログラムはいつもフリーのイラストをネットで選びながらの手作りプログラムです。
プログラムを手にすると、本番の現実感に気持ちが引き締まります。

さあ、あとは出演者や関係者に郵送して、お土産を用意して、スタッフのスケジュール表を作成し、打ち合わせをし、そうそう肝心の自分の演奏を練習して、生徒さんの演奏もばっちり指導して、…ギャッ着るものどうしよう、ナンテ考えて、といったところかな。

出演者の皆様、近づいてきました。頑張りましょうね。

今年も楽しい会になりますように!


2015-08-27 22:50 | 記事へ |
2015年08月13日(木)
ドジョウのバラード?
数十年前からコーラスをしていらっしゃる方はご存じと思いますが、「怪獣のバラード」という合唱曲があります。
古い曲とは言え、ゴスペル調のノリの、ユーモラスな曲です。
只今、「レッツ・スィング」で挑戦中です。
多くが70代の団員ですから、このノリは難しいだろうなと、予想はしていたものの、もしうまくノレたなら、楽しさ100倍だなと夢を描きつつ発車してみましたが、やはり苦戦でした。

何べんもリズム読みしてみたり、ピアノで正しいリズムと悪いリズムの違いを弾いていただいたり、「天使にラブソングを」とか見てゴスペル風のリズムイメージをつかんでみてはとお伝えしたりなどなど、いろいろ工夫してみましたが、どうもあまり効果の無い状態でした。しかし、今日のレッスンでハタと、うまいこと思いつきました。

「ドジョウすくい」であります。
あの軽やかな足さばき、裏拍でドジョウをすくう感じ、腰を低くしたユーモラスでしなやかな動き、60代、70代の方々にはバッチリイメージしやすいですね。

もちろんうまく真似は出来ないですが、笑われながらも、これは大変効果大きかったです。

「はいっ、ドジョウつかんで入れる!」これでリズムのノリが相当改善されました。

10月に合唱祭で発表します。衣装は頬被りか、などと言う声も聞こえました。(笑)

2015-08-13 22:00 | 記事へ |
2015年08月04日(火)
ベートーヴェンの遺書
次女由里と友人のピアニスト美奈さんのコンサートが1昨日無事に終了しました。幸いにも美奈さんは娘の隣町に住んでいて、そんなご縁で3年ほど前から二人で活動を始めたそうです。今回は、Duo Binaryと名をつけベートーヴェンのピアノとヴァイオリンのためのソナタのコンサート全曲に挑戦することにしたわけで、その1回目でした。(1番、5番、7番)

実は二人ともドイツから日本に着いての1週間、時差と日本の猛烈な暑さとの闘いで、傍で見ていてとても大変そうに見えたこともあり、今回のプログラム製作は老婆心ながら私がお手伝いしました。

というわけで二人から受け取ったプログラム原稿をチェックする関係で、ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタットの遺書」をあらためて読み直してみました。
このお手伝いのおかげで、私はベートーヴェンと再び接近できました。
遺書と言っても、死への決意ではなく、生きることへの決意書です。難聴を患い、やがては聴覚を失った音楽家が、自らの芸術をやり遂げるのだと決意し、運命を超えて生きることを決意しています。死への誘いから芸術のみによって自分は救われたと自白している点も感動的ですが、もうひとつ、ベートーヴェンらしいと再認識させられた点が、弟たちへ、「徳」を勧めている点です。「お金」では無い、自分のこれまでの経験から、大事なのは「徳」であるのだよ、と断言しています。

怒りと悲しみと孤独の中の人間愛、調和への完璧さを目指す鋼鉄のような意志力、小学生のころから好きな作曲家です。

1昨日の2人の演奏も、見事に表現してくれていました。
それから何よりも、暑い中聴きにいらして下さった方々に心から感謝しています!

2015-08-04 22:39 | 記事へ |
2015年07月26日(日)
さきたま史跡博物館へ
行田市の「埼玉県立さきたま史跡の博物館」へ行ってきました。さきたま古墳群がある場所です。只今、「地中からのメッセージ」という県内最新出土品展が開催されています。ただし私が出かけたのは、実はこれが目的ではなく、ここで息子が遺跡発掘調査の報告をするというので、出かけたのです。

とは言え、息子の報告を聞いたついでに館内の様々な展示品を見て回りましたが、なるほど古代からのメッセージというか、人間の連綿とした営みが感じられる興味深いものでした。出土品は、生きること、死ぬこと、食べること、それらにまつわる工夫であり、楽しみであり、闘いであり、記録であるわけで、それらにかかわった人々と現代の人間、私との時間的距離が眺めているうちに次第に縮まり、恐れ多くも握手するかのようにつながれる、そんな面白さを感じました。

今日は圧倒的な猛暑のおかげで、古墳群の見学はパスしました。
涼しくなったら、再び訪れて、古墳群や忍城などゆっくり見学したいと思います。


稲荷山古墳からの国宝「金錯銘鉄剣」
古墳群からの埴輪
近くの高澤記念館で食べたランチ「古墳カレー」
2015-07-26 23:33 | 記事へ |
2015年07月17日(金)
ホームページをリニューアル
ホームページをなんとか新しく作成し、公開してみました。できたてホヤホヤです。まだ改善点がいろいろありそうですし、載せたい画像もいろいろあるのですが、ここで一休憩。

http://music-piano-chorus-fish.com/index.html


やはり、予想通り悪戦苦闘しました。
これまで使用していた古いホームページビルダーとは違う新しいやり方に慣れず、どうして?なぜ?どういうこと?どうしてだめなの?の連続でした。
表の入れ方、画像の入れ方等、これまで自由に挿入出来ていたのが、新しいバージョンではページのテンプレートや部品のパーツというひな形がしっかり出来ているため、これまでの自由な発想を受け付けてもらえないのです。

やっと、その新しいやり方を理解し、少しマスターできたところです。
慣れてみると、なるほど便利な点もたくさんあり、これから長く活用できそうです。
しかしまだまだ、どうして?なにこれ?どうやるの?がたくさんありますから、また少しづつ手の内に入れようと思います。

ホームページ作成は自分の時間が持てる方の楽しい挑戦として、年齢にかかわらず是非おススメですよ〜。

2015-07-17 14:52 | 記事へ |
2015年07月05日(日)
続デュオ バイナリー
只今私のホームページが新たなファイルの転送ができなくなり、新しくホームページを作成中です。そのため、以下コンサートの案内をこのブログでさせていただきます。

コンサートのご案内

「長雨が続いておりますが、皆様におかれましてはお元気にお過ごしのことと存じます。 
このたび、魚水由里、永田美奈はDuo Binary(デュオ バイナリー)として、ベートーヴェンの 『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ』 全曲演奏会を開催することに致しました。
今回はその第一回として、第一番、第五番『春』、そして第七番の三曲を皆様にお届けいたします。
ドイツで勉強した私たちにとって、ベートーヴェンには格別な思いがあり、その作品は特別な存在です。気心の知れたパートナーと共に、このような大曲に挑戦する機会に恵まれましたことは、本当に幸せに思います。
Duo Binaryの活動はまだ始まったばかりです。皆様に叱咤激励を頂戴しながら、これからも精進していこうと考えておりますので、どうぞ生で演奏を聴いていただき、ありのままのご感想を頂きたく存じます。
8月の蒸し暑い中となりますが、皆様お誘い合わせの上、ぜひお越しいただけたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願いいたします。  魚水由里 」



  記

ベートーヴェン: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ全曲演奏会 第一回
〜ドイツ発の新進気鋭のデュオ「Duo Binary」が挑むベートーヴェン〜

曲目; ベートーヴェン ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
      第一番、第五番『春』、第七番

日時; 8月2日(日)
    開場14:30、開演15:00 

場所; 汐留「ベヒシュタインサロン」

チケット; 3000円 全席自由

お問い合わせ;048-684-9602(魚水) 
music-aiko*jcom.home.ne.jp (*を@へ変更してください。)

2015-07-05 21:10 | 記事へ |
2015年07月02日(木)
デュオ バイナリー
 よろしかったら是非お出かけください。























連絡先:048-684-9602 魚水
music-aiko*jcom.home.ne.jp
(*を@に変えてください。)
2015-07-02 00:16 | 記事へ |
2015年06月28日(日)
「七つの子」アップロード
混声合唱団「レッツ・スィング」による「七つの子」をyou tubeにアップロードしてみました。「少年時代」に続く第2弾です。
 「七つの子」はアカペラ混声4部で、準備期間中は結構苦心しましたが、迎えた本番では、ぶっつけ本番の割にはなんとか崩れずに演奏できたように思います。
 機会があれば、さらに表現を深めてもう一度歌いたいと思える、とても良い編曲です。(篠原 眞編曲)

 you tube画像の選択に迷いましたが、曲のイメージとして、カラスそのものよりも素朴な慈愛を表現していると思われるので、道祖神やお地蔵様でまとめてみました。

↓クリックしてください。
you tube「七つの子」

2015-06-28 23:10 | 記事へ |
2015年06月26日(金)
幸せな仕事
 毎年この時期、玄関先に植えてある「ノウゼンカズラ」が我が家の入り口を飾るかのように咲いてくれます。
 この花は夫の母が植えてくれたもので、もう20年ほどになるでしょうか。だんだんに大きくなり、今では花火のように咲いてくれます。
 
 ただし、この花は花が咲き始めると、つぼみから花から道にぼろぼろとたくさん落ちます。その上、蟻も蜂も喜んでやってきます。おかげで毎朝、毎夕の掃除が欠かせませんし、成長旺盛なので、通り道の邪魔にならないよう、剪定もひと夏で数回必要です。

 今朝は、いつもの掃除をしていたところ、ちょうど通りかかった散歩の方が声をかけてくれました。

 「きれいですね。みごとですね。」と。
 私は「有難うございます。でも、花が良く落ちるので毎朝掃除なんですよ。」と答えました。
 すると、そのご婦人は「幸せなお仕事ですよ。」とにっこりされました。

 「幸せなお仕事」…なるほど…そう言われて、そんなことに気づかずにいた自分に、ハッとさせられました。忙しいときなど、植えてくれた義母を恨みたくもなることもありましたから、その方のにっこりされたお顔を見た時、そんな自分の狭い心が溶けたようにも感じました。

 夫などはこの時期の我が家のシンボルのようなこの花が大好きで、眺めるにつけ笑顔がこぼれますし、考えてみればこれまでも多くの方から、褒めていただいているのです。

 そうでした。世の中、自分で気づかずにいる「幸せな仕事」があるものでした。
2015-06-26 10:04 | 記事へ |
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