ニックネーム:むかご(立派な自然薯になるのはいつ?)
性別:男
年齢:?
都道府県:大阪府
高槻市に住む、人間大好き、自然大好きの気の若い爺です。
2010年01月03日(日)
スイセン:水仙(日本的な国際花)

近所の土手にスイセン:水仙(ヒガンバナ科スイセン属)が咲いています。
昔から、岩石に水仙を配し、さらに竹や梅を添えたものを“歳寒仙侶”といい、厳寒に開き、気品ある姿と芳香ある水仙は正月に欠かせないめでたい画題とされています。
地中海沿岸が原産で、古くシルクロードを経由して中国にもたらされ、日本には平安時代に渡来したと考えられています。日本では、本州関東地方以西の暖地の海岸沿いに多く生える多年草で、房州、伊豆、越前、淡路島など各地の海岸近くに野生の大群落が見られます。
よく知られているように、ギリシャ神話では、美少年ナルキッソスが泉の水に映る自分の姿に見とれて、恋い焦がれたあげくに溺死し、水辺に咲く水仙の花に姿を変えます。これが後にナルシズム(自己偏愛)の語源ともなりました。学名もNarcissus tazetta です。またナルキッソスはギリシャ語でnarkissosとつづられて麻痺という語のnarkeに通じ、スイセンに含まれる麻酔性のある有毒なアルカロイドのリコリンと関係がありそうです。
いまではすっかり日本の花となった感がある水仙ですが、“水仙”は本来中国では植物名ではなく、姿を自在に変えられる水中の仙人のことだったそうです。スイセンを水に入って花に化身した仙人ととらえたのでしょうか。
白い花弁に金色の副花冠で金盞銀台の別名があり、ほかの長寿花、雪中花などもめでたい名です。

2010-01-03 09:48 | 記事へ | コメント(0) |
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