ニックネーム:宮地和夫
性別:男
年齢:55歳
都道府県:大阪府
豊中市議会議員1期目です。子どもたちの未来のために頑張ります。

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2010年02月05日(金)
障害者の地域で生きる支援のあり方
 7時〜8時半 蛍池駅頭でのニュースレター配布。今日が一番寒かった朝立ちでした。知り合いの方は「寒い中ご苦労さん」と声をかけていただきますが、ポケットに手を入れたまま通り過ぎる人の多いこと。いつもの2/3のニュースのはけ具合に少し残念な思いを持ってしまいます。せっかく、普天間問題と大阪国際空港問題についてアピールしたのですが。


 今日は一日、豊中市の障害者通所施設4園(たちばな園・おおぞら園・みずほ園・みのり園)の見学をお願いしました。
 障害者課題については、福祉サービスニーズに関すること、自立支援法に対応する民間施設の意向問題などには取り組んできましたが、豊中市の障害者福祉のセーフティネットである4園については充分認識できていませんでした。
 この間4園のあり方については、行政改革の課題に中での議論が提起されていますが、違和感を抱いてきていましたのでまずは実際の現場状況を知りたくお願いしました。

 たちばな園はいわゆる「最重度」の障害者の日中生活介護事業所。医療的ケアの必要な方も含め定員24名の障害者の日中支援を担っています。重度障害者の地域生活を支えるセーフティネットです。しかし、施設建設当初のいきさつから施設のハード面は極めてお粗末としか言えない状況。職員のマンパワーに依存せざるを得ない施設のあり方は大きな課題と感じました。

 昼食はみずほ園で利用者の皆さんと一緒させていただきました。薄味の温かいスープやおかず。美味しくいただきました。

 みのり園は知的障害者の身辺自立や情緒安定・社会参加の力を育むための施設。在園生は支援学校卒業生で就職や進学がうまくいかなかった方の入所が多いとのこと。
 50名の定員ほぼいっぱいの状況で、情緒が不安定な方も多く個別対応に指導員が対応に追われる状況もあるようです。施設も建設から34年を経ており、もう少し明るく開放的で使い勝手の良い施設でなければ利用者・職員にとって快適な空間にはならないと感じました。
発作を抱える利用者もあり、職員の皆さんにとっては勤務中ほっとする間が無いだろうと思います。
 私の教え子も何人かお世話になりました。職員の皆さんの苦労と喜びに思いを馳せます。

 おおぞら園は身体、みずほ園は知的の通所授産所。作業は共同でされています。
 積み木の研磨、プラスチックのとってつけ、沙織織りと加工、陶器の箸置き、陶食器づくりを分担して行われています。
 午後と言うこともあり、少しくたびれた方もおられましたが、皆さん一心に作業に取り組んでいました。
 「ぎょうさん買ってや!」と自分たちの製作物に対する自信に満ちた声も。1000円分の作品を購入させていただきました。


 4園のあり方についての議論が行われているようです。どうも財政論からなされているように感じられます。しかし、大切にしなければならないことは「豊中市として障害者の地域生活を支えるセーフティネットはどうあるべきか、担わねばならない最低基準は何なのか」という議論ではないかと思います。
 民間で担える事業であれば何でも民間に移行させればよいというものではありません。行政が担う障害者福祉の集中すべき課題は何なのか、民間でも充分担える分野は何なのか、公正労基準が広がるような障害者福祉労働のあり方をどう実現するのか、そのような観点での議論が尽くされなければならないと思いました。
 と同時に、現状のたちばな園のような環境では、市としてすべての障害者の地域生活移行の拡大を担うことは困難であると強く感じました。

 4時から市民相談。5時半から学生時代の友人と会食。旧交を温めました。
2010-02-05 21:12 | 記事へ | トラックバック(17) |
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