昨日開催された政府の障がい者制度改革推進会議総合福祉部会で政府が示しに対し、批判が集中しました。
民主党が政権公約とし、自立支援法違憲訴訟の和解協議で政府が約束した「自立支援法の廃止と新法の制定」が完全に反古にされる内容です。
福島智東大教授は「和解のために国が結んだ合意まで蔑ろにされたら国民は何を信じたらよいのか」と怒りの声を上げています。
改革推進会議は「障害者総合福祉法」の制定を求め、具体的な60項目の提言を昨年夏に政府に提出しています。障害者福祉サービスへの「応益負担」から「応能負担」など骨格部分が全て無視され、提言内容のほとんどが反映されていません。
ましてや「総合福祉法」ではなく「自立支援法」改正で済まそうとすること自体、許されないことです。厚労省は民主党との協議を経て3月中旬に国会提出を目論んでいるとのこと。「政権交代の意義」を完全に否定する厚労省の裏切りを許すことはできません。さまざまな形で、働きかけが必要になってきました。
当日のやりとりについての情報が入りました。少し長いですが、紹介します。
障害連事務局FAXレター No.239 2012.2.8(水)
総合福祉法」厚生労働省案示される
―失望と怒りの第19回総合福祉部会―
2月8日(水)第19回総合福祉部会が予想通り荒れた。津田政務官が途中から出席となったが、企画課の中島課長が冒頭厚生労働省案を中心に説明した。
「障害者基本法改正を踏まえ、自立支援法の目的を変え、共生社会の実現、社会的障壁の除去というものを目的にした法律にし、その目的の変更によって自立支援法は廃止されるものととらえている」また制度の谷間問題については「治療法の未確立な病気については法律に基づいて障害に加えていきたい」そして支給決定のありかたについては「障害程度区分は5年間をメドに検討していきたい」とした。利用者負担については「つなぎ法によって低所得者については利用費無償となっている」とした。
それに対して佐藤部会長は「骨格提言がほとんど反映されていないに等しい私たちはいったい何をしてきたのか」と不快感をあらわにした。さらに委員からは「厚労省はゼロ回答で残りの時間何を議論せよというのか」と怒りの発言があった。
津田政務官は挨拶の中で「骨格提言は障害当事者の思いがこめられたものであると承知している」と述べた。
JDFから藤井委員、森委員が厚労省案とこの部会の考えとは大きな隔たりがあることに愕然としている。「JDFとしては具体的に骨格提言を実現させるための工程表を作っている」などと述べた。
自立支援法の廃止か改正か、という論点について津田政務官、中島課長は「実質的な廃止であると認識している。もし、廃止条項をつくるとしたら旧法との連続性が現場を大混乱に陥れる」などと回答をした。その他の委員から「廃止でなければ納得できない」「技術的に可能だ」とする意見が出される一方で、「廃止は混乱を大きくするだけ」とする意見もだされた。
山本真理委員からは「厚労省案は権利擁護を抜かして相談支援としている。これは恐ろしい。また地域移行はグループホームあるいはケアホームだけなのか到底納得できない」と述べた。
福島智委員は「日本に1年間いなかったが、この動きに驚いている。民主党が自立支援法廃止をマニフェストに掲げ、基本合意まで結んでいるのにこのありさまには何を信じていいかわからない」と発言した。
竹端委員は「JDFが工程表を明らかにしたのだから、今後民主党はそれを参考にし、再検討し、総合福祉部会を再度開いてほしい」とした。大濱委員など何名かの委員も同様の意見をだし、「続けてほしい」の声が相次いだ。
これに対して津田政務官は、「今日の意見を参考に政務三役と民主党ワーキングチームとでさらに検討を進め法案化させていきたい。JDFの工程表は参考にしたい」と挨拶した。
「続けてほしい」の声に対して東室長は「三月半ばあたりから改正基本法による政策委員会が動き出す。推進会議も役目を終えてそれに引き継ぐ形となり、総合福祉部会の役割も骨格提言を出したことにより終了しているので、どのような形でできるか考えたい」と答えた。
最後のやりとりについては釈然としないものが残る。委員からの「部会を再度開くべきだ」との意見に対し、担当室も正副部会長も具体的な対処について答えていない。予定調和的な国会の審議を見るかのようであった。日本という国は積み上げての議論をさける傾向にある。
いずれにせよ、これからの運動が、新法の成否あるいは内容を決めていく。
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2012-02-09 16:21
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福祉 |
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比較的暖かい朝の雨。濡れた鑞梅の花も透明感を増しています。
5日
後援会行事の「新春の集い」を開催しました。5回目の本会。毎回参加いただける方、はじめて参加いただく方、さまざまですが「楽しかったよ」と言っていただけるよう工夫をしながら続けています。教え子が通っている「障害者通所施設」が作ったり、取り扱っている品物をビンゴの景品にし、紹介することで地域貢献もかねて実施しています。チェロとバイオリンの演奏も交え、和やかで華やかな会になりました。
6日
午後、8区の議員団会議。
夜は「子ども健やか育み条例市民懇話会」の4回目を傍聴。条例の骨子案に関する討議が行われました。今回の討議を元に、3月に市長へ提出する「素案」がほぼ決まると言うことで熱心な討議が行われました。
条例の基本は「子どもの権利条約の精神を基調」にすることで一致していますが、具体的施策に結びつく文言をめぐり議論が白熱しました。特に、「子ども自身の相談」に結びつく窓口のありかた、「権利擁護を進める第3者機関」のあり方について、懇話会としてはまとまりきれず附帯意見のとして取り扱われることになりました。推移が注目されるところです。また、行動計画の進行管理を行う組織を「これまでの審議会などを改変することも含めて検討」と言う表現で「次世代育成」なのか「子ども・若者育成支援」なのか国の動きを見定めながら検討するという表現になりました。
市は今後、「骨子案」に関する市民説明会やパブコメなどの意見集約を行い、今年12月議会への上程をめざします。「子どもの最善」に繋がるような条例が策定されるよう取り組まねばなりません。
7日
午前中は、市民の方のご意見について市立豊中病院事務局と意見交換。
午後は、民主党大阪府連の「教育基本条例(案)研修会」。講師の市川昭午さん(国立教育政策研究所名誉所員)が「教育と政治」のあり方について、基本的な考え方について問題提起をされました。
各議員からは「有効に反撃する対案を」「公立高校の定員割れ統廃合問題を全府的な課題に」と意見が出されました。私も「条例案は教育委員会制度破壊による教育への政治介入と教職員管理統制がねらい」「学校別成績公表と学校選択制は学校コミュニティー破壊、教職員相対評価は教職員の協働を破壊するもの」と意見を述べさせていただきました。
夜は地域で社会教育に貢献されてこられた方のお通夜。突然の訃報で驚きました。
沖縄基地問題がまたしても揺れています。
普天間基地を抱えた宜野湾市市長選挙を前にした、沖縄防衛局長の「選挙誘導事件」の混乱。そして今日は「海兵隊の一部岩国移転案」がアメリカから打診されていることが報じられています。
宜野湾市長選では「普天間基地固定化反対」は両候補共通です。しかし、辺野古への移転を絶対に認めない伊波氏と固定化反対だけの佐喜真氏ではニュアンスが違います。
そこに、辺野古を抱えた名護市の稲嶺氏は次のように語っています。
「世界で最も危険な普天間飛行場を据え置いたまま、海兵隊だけの移転で負担軽減というのは話が違う。オール沖縄で県内移設反対の状況は強まった。海兵隊が移転するのに、新しい基地が必要になる理由が分からない。普天間は閉鎖し、辺野古への移設は不要ではないか」
全くの正論ではないでしょうか。アメリカ軍のトランスフォーメーションは1990年代の在日米軍再編のロードマップ以後に策定されました。全世界的な米軍再編の中で、沖縄の海兵隊の主力をグアムに集約し、残りをオーストラリア・フィリピン・ハワイなどに分散させる方向です。
ヘリや空母などの海兵隊を移送させるための基地は、主力であるグアム移設が本筋でしょう。
さらに、極東地域で「先制攻撃」「上陸部隊」である海兵隊自身が必要ではなくなっている状況があります。「分散化」はまさに、時代遅れ化しつつある「海兵隊」の存在自体が陳腐化している証でもあります。
野田内閣は「普天間の無条件返還。辺野古移設不要。ましてや岩国への移転不可。在日米軍、とりわけ海兵隊の縮小」を求めていかねば
ならないと私は思います。
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2012-02-07 20:24
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午後、大池小学校体育館で行われた「第10回シンクルーシブ教育を考えるシンポジウム」(主催 豊中市教職員組合 毎日新聞社)へ参加しました。
インクルーシブ教育とは、「障害のあるなしにかかわらず、同じ教室で学ぶ=ともに生き、ともに学ぶ」営みを言います。
豊中市では40年ほど前から、すべての子どもは校区の学校で学び、生活するとりくみを保護者・当事者・教職員の力で進めてきました。「ソーシャルインクルージョン=社会的包摂」を教育の場でも追求する営みです。
かつては重度「障害」児には「就学猶予」という形で、学校教育から排除されるしくみがありました。「地域の学校へ」を合言葉に当事者・親と教職員の長年にわたるとりくみがあります。
シンポジウムの第1部は「どうなる?どうする!インクルーシブ教育〜分ける教育から、ともに学ぶ教育へ〜」と題し、障害者インターナショナル日本会議の尾上浩二さんが講演されました。
障がい者制度改革推進会議に当事者として参画され議論された経過、昨年6月に制定された『改定障害者基本法』の意義、多様性を認めつつ原則統合の重要性を確認した法の意義を語られました。
第2部は毎日新聞社学芸部の遠藤哲也記者をコーディネーターに尾上さん、常磐会学園大学の堀智晴教授、保護者の立場から八木さん、教員の立場で李さんがパネルディスカッションでインクルーシブ教育への思いを語られました。
堀先生は「特別支援教育の問題点を明確にすること」の重要性を訴えられました。「個別の支援」だけが強調され、分離・別学が徐々に進行しつつある現実に対し、「ともに」を大事にする意味を再度確認していかねばならないと強調されました。また、障害者権利条約批准にあたって、インクルーシブ教育の推進からインクルーシブな社会の実現につなげていかねばと語られました。
教員3年目の李さんは「支援担として一緒に過ごしてきた子どもたちから学ぶことの多さ、大きさを実感している」と話されました。教育の原点は「子どもたちの現実、つながりから学ぶ」という点にあることをしっかりと把握しながら仕事をされていると感じました。次の世代に「ともに生き、ともに学ぶ」教育が引き継がれていることを感じました。
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2012-02-04 21:22
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10時より「防災対策調査特別委員会」を傍聴。本年度から設置された特別委員会です。東日本大震災を受け、現在見直し作業を進めている「地域防災計画」に関する議会としての議論を目的として設置されました。
今回は1月に行われた名取市などへの視察を踏まえ、現在の市(危機管理室)のとりくみの進捗に関する聞き取りと質疑、今後の委員会の進め方などが議論されました。
理事者からは、東日本大震災後の被災地への職員派遣の成果を共有し、被災された自治体としての教訓を生かすために研修活動を行ったこと。各担当課の災害時マニュアルの策定に向けた方向性。東日本大震災から検討すべき課題の項目出しを進めている等の報告がなされました。
午後は、お二人の方と「国際化施策」に関すること、「第5期介護保険事業」に関する意見交換。依頼されていた文章の作成などであっという間に真っ暗になっいました。
教育研究所の所長をされていたT先生から、豊中のさまざまな地域や史跡に関する聞き取りをまとめられた冊子を2冊頂戴し、読ませていただいています。
中学校教員として3校で仕事をしました。「郷土史」に関心を持つゆとりもなく学校での仕事に埋没していました。校区を歩いていていたはずですが、何も知らずに通り過ぎていたかを知らされています。
教え子のお宅が実は長い歴史を積み重ねた寺院であったこと。家庭訪問で毎日のように通った横のお寺に「承久の変」の発端となった「白拍子」をまつった社があること。アクア文化ホールの緞帳の原画が若中の作で小曽根の寺の屏風絵であること・・・。
選挙で市内をくまなく回ったこともあり、先生の文章からその地の景色が目に浮かんできます。この年齢になり、第2の故郷「豊中」を学び直しています。
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2012-02-02 21:51
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市議会 |
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早いもので2月がスタート。一月は本当に「行って」しまいました。今年一番の寒波が今日・明日と日本列島を襲います。大きな事故がなければ何よりです。
昨日・今日と理事者の皆さんと多岐に渡り意見交換をさせていただいています。おおよその予算編成も終えられ、来年度に向けた取り組みの方向も一定見えてきたのか、かみ合う議論もあり嬉しいです。2月は精力的に次年度の取り組みについて意見を戦わせていきたいと思います。
防衛省沖縄防衛局局長の「政治介入」も酷い話です。まるで、ゼネコンの支社長が支店職員の係累まで集合させ、選挙活動を推進しているようにしか見えません。
新聞報道では次のような見解が示されています。
「講話は真部局長が発案し、1月4日に部下に指示。防衛局総務部が宜野湾市在住の職員と同市に親族が在住する職員を調べ、80人をリストアップしたうえで、先月23、24両日の業務時間内に計2回、防衛局の庁舎講堂で約10分ずつ『講話』した。リストには職員名のほか、親族がいる職員については職員との関係と人数が付記されていた。
講話記録は確認されていないが、講話を聞いた68人のうち52人からの聞き取りによると、真部局長は市長選に立候補予定の2人について、普天間飛行場移設問題に関する主張の報道内容を紹介。『宜野湾市は普天間飛行場の所在地であり、市民の民意が重要だ」「公務員として選挙権を行使すべきで、棄権すべきではない』と投票を呼びかけた。『公務員として中立性・公正性に疑いを持たれないように』とも話したという。」
この話をまともに受け取る国民が果たしているでしょうか。普天間基地の辺野古移転を強引に進めようとしている防衛省の局長が「立候補している2人の政策を紹介し、棄権すべきではない」といえば、防衛省の押したい候補に投票行動を求めている、むしろ強要しようとしていることは明白ではないか。「公務員として中立性・公正性に疑いをもたれる」行為をしているのが局長の姿ではないのか。
「県外移設」の声をさらに大きなものに、そもそも「米軍基地が誰のために必要なのか」を問いかける行為であったと思います。
毎日、毎日、橋下の思いつきに飛びつき「1面トップ」を飾る新聞の劣化を感じます。
「船中八策」・・・まるで気分は「坂本龍馬」です。しかし、国政に「打って出る」と意気込んだ橋下維新の会に「国政への進出に向けた政策」がまるで用意されていなかったことを暴露しただけではないでしょうか。新聞記者は「船中八策」の中身をしっかりと問うたのでしょうか。
「維新の志士」気分の演出で、中身のなさを覆い隠そうとしているだけであることを明らかにすべきではないのか。情けないです。
一方、「教育」だけが突出して「リアル」です。
公立高校学区制度の撤廃を2014年度に実施することに固執しています。次の選挙までに「具体的な変革・成果」を示すことのみが目的です。
「子どもの運命がかかっている」という堺屋太一の言説は、お金も学力もあり遠い学校でも通学費を払えるごく一部の「運命」にしか過ぎません。最も手をさしのべなければならない、厳しい生活と学力を抱えた子どもたちのことを、私立無償化の流れの中で定員割れにならざるを得ない高校のことを足蹴にした議論に他なりません。今、その高校に通っている子どもたちの心を踏みにじっていることを分からせねばなりません。
全中学校を網羅した「統一テスト」だけをもとに、全ての生徒達を競争させ、ふるいにかけようとする受験のあり方は間違っています。
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2012-02-01 20:00
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寒いです。今週が寒さの底のようですが、長く続く寒波です。偏西風の蛇行のずれが日本列島を冷凍庫の中においています。雪で家屋が倒壊したり、除雪できていなかった橋が落下したり大変です。
その寒い青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場が注目を集めています。事故を起こし3年以上止まっている再処理工場は、原子力推進派が「核燃料サイクル」の鍵としてきた施設で、これまで国と産業界あわせて2兆円以上もつぎ込み、30年以上の年月かけてきた施設です。
日本の54基の原発が出し続けている「使用済み核燃料」は、中間処分・最終処分のめどが立たず、原発内の「プール」の中に、まさに「水漬け」にされています。そのプールも7割がた埋まり、10年以内に溢れてしまいます。(福島原発4号炉の使用済み核燃料プールの水が無くなりかけ、余震による衝撃で新たな水の流入が偶然確保でき、膨大な放射能飛散を免れたことは記憶に新しいことです。)
使用済み核燃料は高濃度の核物質、とりわけ毒性の強いプルトニウムを含み、その処分方法はどの国も困り果てています。政府はこのプルトニウムを使い「高速増殖炉」で燃やし「夢のエネルギー源」にしようと計画してきましたが、実験炉「もんじゅ」はナトリウム漏れをおこし、実用化の目途は全く立っていません。
やむなく「プルサーマル」というウランとプルトニウムを混ぜた燃料とする計画をすすめ(九州電力のやらせ問題の原因となった)、大間原発では「フルプルサーマル」という、まだ実験すら十分できていない原子炉(しかも130万キロワット!)を稼働しようと目論んでいます。
プルトニウムに固執する歴代政府の本音は「核武装を放棄したくない」という軍事目的にあることは、これまでも指摘してきました。
さて、今回の実験は「高濃度放射能溶液のガラス固化」という技術開発が目的です。使用済み核燃料からプルトニウムを取り出した後の極めて危険な溶液をガラスにして漏れ出さないようにする技術で、これは「核燃料サイクルを止めようが必要な技術」ということで読売新聞などは「早急に進めるべき」などと述べています。
しかし、世界の趨勢は「プルトニウムは核兵器にしか使えない」「再処理工場は汚染が酷く、極めて危険」「新規原子炉は無用」「使用済み核燃料のままでの地層保管」という流れになっています。
まさに「トイレ無きマンション」原子力発電の断末魔のあがきです。ガラス固化の技術開発を急ぐ必要性はどこにもありません。福島原発事故の究明も未だなされず、汚染除去の道筋も明らかにできず、放射能被爆から子どもたちの命を守る基本方針も示されていない中で、「原子力村」温存のための「再処理工場再開」を認めるわけにはいきません。
今日は一日、3月議会の質問に向けた市民の方との意見交換。久しぶりに良くしゃべりました。課題意識を共有できて疲れも吹き飛びました。
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2012-01-30 20:31
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28日午前10時よりアクア文化ホールで「第24回人権・平和の集い はばたけ豊中の子どもたち」(主催 豊中市人権教育研究協議会 豊中市教育委員会)が行われました。
学習発表会・文化祭などで取り組まれた「人権・平和」の課題での取り組み発表を交流しあう場として24回目を迎えました。
今回は泉丘小学校はじめ6校が発表されました。東北大震災の被災された方々への思いを込めた合唱・合奏の取り組み、ヒロシマ平和学習のまとめとして取り組まれた平和劇など、それぞれの学校・クラスが思いを込めて発表してくれました。
舞台に上がりおずおずとしたり、恥ずかしがったりするこどもたちはほとんどおらず、堂々と大きな声で表現していました。会場一杯の観客の前で立派に演ずる子どもたちを頼もしく思いました。(舞台なれ、見られていることに対する慣れがあるのかと感心しました。)
一方、いじめや諍いなど仲間同士の課題、部落問題や障害者の課題など現実生活の中での問題に向き合うテーマでの取り組みがほとんど無かったことに寂しさも感じました。立派な表現ではなくとも、自分たちの心と向き合うような葛藤のある劇や発表を見てみたいとも思いました。(小学生の発表にけちをつける気はありませんが)
夜は、箕輪小学校区公民分館・社会福祉委員会主催の「人権講座」。講師には3月まで第5中学校の校長先生であった青木康二さんが立たれました。
「障害」を持って生まれた三男をめぐる夫婦の会話。その息子の成長と周囲の関わり、親の思い。教育の場での取り組みが何より人への信頼に支えられていることを語られました。
後半は、5中へ赴任されそれまで社会科教師として取り組んできた「部落問題学習」への痛切な反省を語られ、5中が取り組んできた「はみごのない5中・まちづくり」を通じて育まれてきた生徒と保護者・地域の絆こそが「人権学習」なのだと熱く語られました。
会場の多目的室は地域の方で満席。100分の熱のこもったお話しに、誰一人帰ることなく、静かに聞き入っておられました。
青木先生の人間性に参加者は心を暖めてもらった気持ちで、帰られたのではないでしょうか。
29日は終日オフ。(1件のみ市民相談)体と頭のケア。3月議会の質問に向けて来週から準備を始めます。
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2012-01-29 21:48
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10時より「第2期豊中市地域福祉計画 中間見直し」に関する市民向けシンポジウム「地域福祉計画について話し合ってみませんか」に参加しました。
今朝の朝刊に「岡町南で男性の白骨化遺体発見」の報があったばかりで、昨年の曽根南町の60代姉妹の孤立死以後2件目の事件の直後と言うこともあり切迫感を伴ったシンポジウムとなりました。
はじめに「中間見直し」の課題について行政から「ライフセーフティーネットの充実」「災害時要援護者支援体制の充実」「支援活動の担い手づくり」「権利擁護充実」などに取り組むことが提起されました。
その後、議論された健康福祉審議委員が公募市民・民生委員・事業者の立場から体験に基づく報告をされました。
印象的だったのは
「SOSを発信できない人、支援を拒絶する人へのアプローチを検討しないと、相談待ちでは手遅れになる人が出る」
「守秘義務と個人情報への配慮で情報共有や真の支援活動ができにくい」
「介護サービス利用者の生活と要請されるサービスのギャップが有りながら、拒絶され困難さが増す場合がある」
「行政担当者の交代が早すぎて継続的な支援ができにくい」
「行革が進み現場を知らない行政職員が増加し、気づきの感度が鈍ってきている」
などの指摘がなされたことでした。
私は、地域のネットワークだけでは見守りからこぼれる方がこれから更に増えることが予想される中、児童虐待防止と子育て支援のために行われている「こんにちは赤ちゃん事業」(生後4ヶ月までの乳児に対する悉皆家庭訪問事業)のような一人暮らし高齢者訪問事業が必要ではないかと思っています。それぞれ最前線で取り組まれている方のお話し伺え勉強になりました。
午後は豊中市退職教職員協議会の新年会。市長も挨拶にお出ででした。
夕方は千里川の白濁事件への対応。
「千里川に変色した流れがある。走井橋近くの堤防脇から汚水が流入しているのでは?」との連絡が入り、池田土木事務所との連絡を取りながら現地へ。
池田土木事務所は午前中の私の連絡を受け、調査しましたが「走井では汚水の流入は確認されず、上流で下水工事の泥水が流入しているだけ」との返答。
仕方がないので市上下水道局建設課に工事の有無と汚水の流入の事実を確認すると、「うちは工事をしていません。管理課に確認します。」その後、上下水道局管理課から「白濁は昨日から確認しています。野畑公園下の下水口から流入しています。発生源は特定できていませんが、東側での大規模開発によるものではないかと事業者には連絡しています」
実際、野畑公園まで行くと千里川はその下水口から真っ白な水が流れ出し、下流は全く底が見えない状態。散歩する人も気味悪そうにのぞき込んでいます。上流は普段と全く変わらぬ流れだけにコントラストは強烈でした。魚など浮いていませんでしたので毒性はないのでしょう。しかし、事実確認を急ぎ、何らかの形で市民に知らせることが必要ではないかと思いました。
それにしても、千里川を管理する池田土木河川管理チームの情報収集・共有はどのようになっているのか。府と市の壁の高さにも辟易します。
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2012-01-27 22:48
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午前中、豊中市議会空港問題調査特別委員会と伊丹市議会飛行場問題調査特別委員会との意見交換会が行われました。
両議会とも空港問題に関する特別委員会は1960年代のジェット機騒音が激化し、「眠れる夜を返せ」と住民が訴えを大きくした時代に立ち上げられています。
豊中市は「公害問題特別委員会」伊丹市では「飛行場問題特別委員会」という名前が象徴しています。
行政は「11市協議会」として協議を行い、方針を策定して活動されてきましたが、議会では大阪空港を中心とした協議体は設置されずに至りました。
騒音問題について豊中市は「訴訟団」方式で、伊丹市は「調停団」方式で住民が取り組まれてきたとの経過による影響があるのかもしれません。
一昨年、橋下府知事が突如持ち出してきた「伊丹空港廃港論」に対しても大阪府内の各市はギクシャクしましたが、伊丹市は2007年にすでに「共存宣言」を打ち出し、空港活性化を掲げていました。
4月からの大阪・関空の統合会社設立で、これまでとは全く異なる事態に直面します。それぞれの議会が「国土交通省」に申し入れを行うという空港問題対応ができなくなります。そんな中、空港所在市の議会が一致した課題で足並みをそろえた取り組みが必要になるのではないかとの思いもあり、意見交換の場がつくられたのではないかと考えます。
今日はそれぞれの議会の委員が、個々に質問や意見を交わしました。まずはおたがいの抱えている課題を知ること。そして、「一致して取り組むべき課題が共有できればともに取り組む」そんな気風が醸成されれば何よりです。
しかし、意見交換を通じて改めて、空港問題の原点は「安全と環境対策」であり、そこを基礎にして「空港を活かしたまちづくり」に向かうべきと思いました。
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2012-01-26 21:32
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教育委員会主催「子ども・若者をめぐる状況と自立支援を考える講演会(第8回)」が行われました。
講師は東京聖栄大学教授の長須正明さん。テーマは「学校から社会へつなぐ支援」
先生は、東京都で公立中学校、都立高校で22年間教員生活を経て大学院で研究、社会心理・教育社会学を専攻されキャリア教育学会に所属、子どもの学校から社会への接続を研究されています。
私が24年間の中学校教員生活を経て議員活動に入り「若年層支援」に関心を持つに至る経緯、バスケットボールの指導を行っていたことなど重なる面を感じながら講演を聞かせていただきました。
はじめに、講演の対象者が「若年層支援に関わっている方」であることを踏まえ、キーワードとして「特別支援(個別支援)」と「キャリア教育」をあげられ、学校教育と社会生活の接続について提起をされました。
まず、子どもの変容に関する分析では、河村茂雄氏の調査結果を基に「セルフコントロールのできない子どもの増加、集団生活ができる程度に社会性が育っていない子どもの増加」を指摘され、「受容感」の高さが子どもたちには必要であることに言及されました。
盛岡地域若者サポートステーションでの困難さを抱えている若者との関わりをもとに、アセスメントとの重要性と個別の支援策(特に寄り添いサポーター制度)の確立の重要性を指摘されました。また、本人の意識と周囲の見る目のギャップから生まれるトラブルで、自己肯定感の低さが生まれ、何もしなくなることから能力も低下するスパイラルに陥ることを語られ、身体機能を高める支援の必要性に言及されました。
若年層支援の課題としては、
@ 支援の対象者の特定が困難なこと〜相談に来る人は一歩踏み出した状態。0の人は支援のネットにもかからない。高校中退者、若年無業者の把握のしくみ作りが必要。アクセスのルートを拡げるためには支援者には「支援資源マップ」当事者には「支援マップ」といった支援のネットワークの「見取り図」が必要。
A 誰がどのような立場から支援するかわかりにくい現状〜若者に対する「包括的支援」=ワークユース(一緒に歩める人)が必要。
B 支援する立場からは、地域で若年層を支える資源に対する認識共有化が
まずは必要。そして、若年層の「困り感」に対応できるネットワーク形成を支援者自身が自覚的に構築していくことが求められていること。
などをお話しいただきました。
「キャリア教育」が「現状適合」「強者への生き残り策」となりかねない点についての質問については、「キャリアとは社会の中で自分を生きる生き方」のことであり、むしろ大人がどんな社会であるべきか提示しなければならない課題ではないか。適格者主義に陥れば、必ずそこから排斥される若者が出る。「インクルージョン」な社会を共につくっていく「生き方」として、キャリア教育を考えるべきであるとの示唆を頂きました。
この間考えていた「若年層支援の在り方」「キャリア教育の考え方」「行政としての構え」「教育現場に突きつけられている課題」について重要な示唆を頂けた講演会でした。
ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスがバイク事故に巻き込まれ亡くなりました。「旅芸人の記録」などギリシャ社会の真実を軍国主義への批判を込め、描いた作品は印象的でした。「霧の中の風景」を小さな映画館で見ました。映画館はほとんど私一人の貸し切り状態でした。アンゲロプロスの愛情を込めたギリシャの歴史と現実、そして共産主義への憧憬を感じながら画面を見ていました。76歳で次作を作成中の不慮の事故は残念です。
世界史の交差点、ギリシャはある意味いつでも「時代の最先端」を走っているのかもしれません。「ギリシャ発世界恐慌」が勃発する確立はゼロではありません。
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2012-01-25 22:19
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