海外リゾートでよく見る光景。
それは、ビーチパラソルの下、日焼けしながら読書をするファラン(欧米人)の姿。
最近でこそ、日本人もそういう楽しみ方をできる人が増えてきたけれど、基本貧乏性の国民性なのか、やっぱり昼間はアクティブに動き回ってることが多いんじゃなかろうか。
観光、ショッピング、グルメ、アクティビティ・・・etc
ハワイが日本人に人気なのは、上記のどれもが楽しめるからだろう。
基本的に時間のない日本人には、ファランのような楽しみ方はもったいなくてできない贅沢なのだ。
本なんて通勤電車の中でも読めるし、苦労して取った休暇で南の島まで来て、わざわざ読書するのは、ねぇ。
でも・・・ビーチパラソルの日陰で海風に当たりながら、のんびりと本を読んでまどろむというのは、この上なく気持ちいい瞬間なのだ。
本を読みながら、気がついたら眠っていた・・・ということって結構あると思うんだけど、それを海辺でやるというこの気持ち良さったらもう、・・・至福のときです。
まぁ、私はあんまり本を読むほうじゃないんだけれど、その気持ちよさは十分理解しているつもり。
サムイのお気に入りホテルには、GA-lAルームがあって、サッカーゲームやスヌーカーが出来る他、DVDや本の貸し出しも行っていて、宿泊客であれば誰でも借りることができる。
日本語の本も、まぁまぁの数置いてあります。
私たちも何か一冊借りてみようか・・・ということになり、そむさんと2人で本を選んでいて、ふと目に付いたのが
『明日はじめる恋のために シネマ愛ものがたり』
という、唯川恵さんの映画を題材にした恋愛エッセイ集。
普段小説を読まない私でも、唯川作品のタイトルくらいは知っている、有名な女流作家さん。
エッセイだったらリゾートで気軽に読むのにいいんじゃない?ということで、決定。
今のところ恋人のいないそむさんの、明日の恋のためにも丁度いいかも・・・ということで。
これが、かなり面白かった!
私もそむさんも、
「ああ、わかる〜!」
と、共感しまくりな内容だった。
この歳になってから、お互いに
「男って、わかんない」
と深く思うようになった今日この頃。
私、20代の頃までは「男ってわかんない」なんて思ったことなかったけど、最近回りで起こる恋愛トラブルを見てると、男性不信になるようなことばかりで。
そのことに対する答えとまではいかないけれど、なんとなく糸口が見えそうな気がする内容の本だった。
自分と似た事例を活字で読むと、妙に冷静に受け止められるというか。
そうだよな〜と、納得するというか。
で、Kさんと食事をしていたときに、
「そむさんの結婚式はこちらのホテルでする予定なんですよ。その前に相手を見つけないといけませんが。」
という話をしていたのだ。
Kさんは
「タイ人はどうですか?」
と、ご自分がタイ人女性とご結婚されたからなのか、そう質問された。(Kさん、お幸せそうです)
そむさんは
「タイ男性は浮気者なので・・・ちょっと・・・」
と答えて、笑いを誘っていた。
その後、
「Kさんに、あんな本借りて読んでるとこ、絶対見られたく無いよな。どんだけ切羽詰ってんねんって感じやし、彼が居ない隙に返しに行こう。」
と、2人でこっそり返しに行ったのは言うまでもない。
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