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2005年09月26日(月)
ギャルサー?
デッドエイジという番組を流し見ていた。
ジェネレーションギャップを楽しむ趣旨の番組で、ぼうっと眺めるには楽しい内容だった。特に「言葉」周辺の常識の差というのは面白い。
たとえば"もう使わない言葉"というコーナーでは「豆腐に( )」といった主に年配の人が使いそうな言葉が問題として出される。まずは、10代半ばから50代までのゲストパネラーに回答させ、その結果から世間一般でこの言葉が通じるのは何歳までかを予想。1万人街頭調査で正答率が0%となった年齢をデッドエイジとする。そういう趣向だ。
先の問題だと30歳のビビる大木より若いパネラーが全滅。パネラーは彼を立ててデッドエイジを30歳と予想。その後、1万人に対する聞き取り調査の結果が発表される。回答者の年齢分布やら属性やらが曖昧で、信憑性についてはなんともいえないけれど、実感としては納得のいく結果が多かったように思う。ちなみに、「豆腐にかすがい」のデッドエイジは、みごとパネラーの予想が的中していた。
若者の間で流行っている「ギャルサー」とは何か。
最後の問題がこれだった。ぼくはまったく知らなかったのだけれど、女の子だけでつくる同好の組織を指す言葉なのだという。ギャルのサークルでギャルサーということらしい。大したセンスである。これが従来のサークルとはどうも勝手が違う。だからこそただのサークル活動ではなくギャルサーなのだろう。
何が違うのか。
最も顕著なのは活動の目的が判然としないことだ。たとえば、アルバローザが好きだとかせいぜいその程度の接点しかないように見える。
最も有名なギャルサーのひとつに"アンジェリーク"というのがある。興味のある女の子にとっては憧れの的であるらしい。会員になるのは相当に難しく、メールによる数回の審査と代表との面接を経て初めて入ることができる。希望者の入会率は1割に満たないというから驚きだ。
その難関を突破した彼女たちはいったい何をするのか。
日焼けサロンは週3回必須、メイクは強め(というより一昔前に流行ったヤマンバ)、男には絶対媚びない。こんなルールを守りつつ楽しくやろうということらしい。なんだそりゃ、と確かに思う。思うけれども、こうしたコミュニティのあり方が、彼女たちには有効だということだろう。
そんな組織のありよう自体を否定するつもりはない。問題はおそらくそれが彼女たちの力で生み出されたモノじゃないという点だ。上でリンクしているサイトの存在自体、彼女たちの運営だとは思えない。彼女たちをマーケティングに利用する大人たちの存在が、彼女たちをカリスマ化していることはほぼ間違いない。ただ用意された鉢の中で泳がされているだけのことだ。その仕組みに自覚的で、かつ一時の娯楽として利用しているだけだというなら問題はない。
そういう共犯関係もあり得るだろう。
要するに、ある集団に属することでステータスを感じるようなタイプの人は気を付けなきゃいけないということだ。市場原理の代替可能なパーツとして利用されることが自分の価値を高めることなのかどうか。答えは自ずと明らかだろう。仮初のステータスが人の心を豊かにするとは思えない。
とりあえず、精神的に初心な人間が入るべき場所ではない。
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2005年9月26日
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