遅ればせながら先日より販売とご予約開始したシュトーレン
昨年と外見はさほど変わっていませんが、今年はレシピを一から見直しました。
このスッピン状態は焼き上がり直ぐに鍋に溶かしたカルピスバターにドブンと浸けたところ。
生地はシナモンをメインにその他数種のスパイスを微量混ぜ、シナモンだけだった昨年より香りに複雑さが出ました。
ドレスデン現地にてシュトーレン試食しまくりましたが、どれも数種類のスパイスを使ってはいるものの"スパイス臭い"と感じる程キツくなく、ふわんと香るすごくいい感じの使い方だったので、早速その感じを取り入れた次第。
ドイツでは店によりレモンピールが入っている所、レーズンとアーモンドだけの所、といろいろありました。ので、こちらは昨年同様ピールはレモンもオレンジも無し。ただ今年は、アーモンドだけでは出し得ない香ばしさと食感の為、クルミを少し入れました。更に、ローマジパンを生地に混ぜ込んでいます。どちらかといえばザックリ系の食感のシュトーレンですが、ローマジパンを入れた事によって(と思われます)ザックリの中にも少ししっとりというか、単純にザクザクだけではない食感が出せたと思います。(昨年よりは確実にカットしやすくなりました!)
ドイツのシュトーレンはほぼどれもザックリ系の食感ですね〜、ボソボソではなく。
勿論ドイツ全土のシュトーレンを食べ尽くした訳ではありませんが。
相変わらず大量のレーズンが焦げレーズンとなり、取り除く度にもったいない気がします。(有機栽培レーズンを使っているので尚のこと。心と懐が痛む…。)
カルピスバターの鍋から引き上げられ、バニラシュガーをまぶしつけられ下地完了状態。
バニラビーンズを裂いて作ったバニラシュガーはやっぱり美味しい。これが生地に染み込んだバターと絡み合って、何とも贅沢な甘さを醸し出して、甘いけど、くどい甘さにはなっていない…かなと。
そういえば、生地に使っているミルクはジャージー牛乳の4.6% 成分無調整のもの。これも普段から使っているミルクではあるけれど、調整された濃いものとは違ってコクはあるのにサラッとしている。
お化粧も最終段階、最後に粉糖をふりかけたところ。
今年はベルギーの粉糖を使ってみました。
正直なところ、これはフランス産や国産のものと、いかに差があるのかよくわからない…。袋には『一番白い粉糖』と書いてあるんですが。材料屋さんは『一番メッシュが細かい』と言ってました…。
いろいろ改良したい点があり、大幅に試作完了がずれ込みました。(というか、ドイツ行きが先方とのスケジュールすり合せが難航、本当にもう行けないかと思った時点でやっと決定したので、そりゃ遅れるはずです。すみません。)
が、ようやく11月中旬から本番にとりかかる事ができ、ある程度熟成も進んで来たので販売に漕ぎ着けたのが先日。
店頭での販売とご予約順に、熟成が進んでいるものからお渡ししています。

<price>
小 ¥1080
箱入り ¥1260
(1個 約 220g 前後)
大 ¥2050
箱入り ¥2250
(1個 約 440g 前後)
いずれも手作りの為、内容量が若干前後しますことはご了承ください。
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