プリとパワーの絆 #2
2012年04月23日(月)
Dynaco PAS-2 と Altec 1568A の接続には、中低域が豊潤な Belden 8412 を使用しています。シールドはプリ側をコールドに落として、パワー側はオープンになっています。

前から気になっていたのは、シールド処理を逆に、つまりプリ側をオープンにしてパワー側をコールドに落とす接続です。両端がRCAプラグであれば逆につなげばいいのですが、1568Aがネジ式なので・・・そうもいきません。

・Belden 8412(1.4m)
・Switchcraft RCA plug 3502A
・fork terminal

手元にある同じパーツを使用して、プリ側がオープンでパワー側をコールドに落としたシールドケーブルを作成。日曜の夕刻、家族がそれぞれ自分の好きなことをやりつつお茶の間で共に過ごす、楽しいひと時。



こんなものでも自分で作ると何となく高揚感が得られて、おまけにレコードまでよく鳴るような気がするから不思議です。まあ多分に錯覚なんでしょうけど・・・でも良い感じです。

さて、錯覚から醒めるまでしばらく様子をみましょうか(笑


【5/12追記】従来使っていたシールド処理(プリ側をコールドに、パワー側はオープン)の方が好ましかった。言葉で表すのは難しいが、片面聴いた後のシックリとくる感じがいい。でも、これも気のせいかもしれない(笑
2012-04-23 | 記事へ | コメント(2) |
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メイン・スピンドルの注油 #7
2012年04月22日(日)
Garrard RC80 のスピンドル。

盤を置きやすい一般的な形状のスピンドルにしてみました。と云っても、ジャンク品付属のスタッキング・スピンドルを切断しただけですが。



これで、盤を普通に置いてプレーヤーのスイッチを入れれば、レコードを聴くことができます。ただし、盤の有無を検知するバー(写真奥)を最初だけ指で押さえる必要があります。これを忘れると、アームが動き始めずに・・・空しく終了となります。


さて。ここのところ気温も上がってきたので、メイン・スピンドルの油脂を再確認しました。アイドラー周辺の調整ができているので、油脂の粘度によるワウへの影響はありません。影響がないのが当たり前なんでしょうが、数カ月前のことを思うと嬉しいです。音色の好みで選択できる訳ですから(笑

グリス、SAE50相当のオイル、SAE30相当のオイル。これら3つを試した結果、SAE50相当のオイルが好かったですね。


●グリス
重心が下がって腰が据わった音がするが、倍音が相当死んでしまう。バスドラはグッと来るけど、スネアの抜けが悪くてシンバルに至ってはガックリ。おそらくグリスの使用量が多すぎるのだと思われる。適量を調べるには、さらに試行が必要そう。

●SAE30
華やかさが増して輝きのある音色で、盤によっては魅力的。その分やや腰高に浮いてしまう。ラッパの破壊力は抜群だが、調子に乗って音量あげていると耳まで破壊されそう。倍音がよく出るのでベースのラインがウキウキする。でも一寸軽いかも。

●SAE50
上の2つの良いとこ取りした音で、ギターの色艶が素晴らしい。Herb Ellis がゴキゲンだ。これからのシーズンは、SAE50(Set 5)で決まりです。


【4/26追記】後日、SAE50が鈍刀に感じたので、SAE30に戻してみた。スラストベアリングのグリスを気持ち多めにしてみたところ、倍音の心地よさと腰の据わりの良さが同居する絶妙なポイントを発見。これだ。

【5/11追記】絶妙なポイントで半月経過、安定した鳴りで素晴らしい。
2012-04-22 | 記事へ | コメント(0) |
| GARRARD / Turntables / Audio |
カートリッジ・スペーサーの調整
2012年04月14日(土)
DL-103 を装着するヘッドシェルは、1981年に購入した SAEC ULS-2 です。このシェルには、YAMAHA MC-1s や Victor MC-1 を付けた記憶があります。まさに国産オーディオ華やかりし頃です。

さて。Ortofon RS-212 と ULS-2 を組み合わせると若干カートリッジが尻上がりになります。そこで、既製の金属製カートリッジ・スペーサーを削ってアングルを付け、カートリッジがレコード面に対して水平になるように調整しました。



VTA(Vertical Tracking Angle)が約4°過大だったのが修正され、サーフェイスノイズを拾いすぎていたのが落ち着きました。まずは基準となる状態にDL-103をマウントできました。

ULS-2 は指掛けが長いので、内周部へ針を落としやすくて使いやすいシェルです。久しぶりに人さし指をかけると、30年前の記憶が少しずつ甦ってきます。
2012-04-14 | 記事へ | コメント(2) |
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PEERLESS 4629 #7
2012年04月12日(木)
DENON DL-103 に合わせるべく、Peerless 4629の設定を見直しています。



今まで使っていた SPU 同様、DL-103 はローコンプライアンス・タイプのMC型カートリッジです。一方で、DL-103 が SPU と大きく異なる点は、内部インピーダンスが40Ω、出力電圧が0.37mV(出荷時実測)であることでしょうか。そう、出力電圧が高いんですよね。ちなみに参考値として

・Ortofon SPU GE/ 0.05mV
・Shure V15Type3/ 3.5mV
・GE RPX-040/ 10mV

それにしても RPX の出力電圧は圧倒的で、その発電効率の良さが「弾け飛ぶ音」の源かもしれない。高能率スピーカーと同じフィーリングが、カートリッジにもあるように思う。さらに云うと、時代を経るに従って出力電圧は小さくなる傾向にあり、スピーカーが低能率化した事と併せて興味深い。


話を戻すと、昇圧トランスの設定に関して「Step-Ups and MC Cartridges | The Secrets of a Successful Marriage」と題した資料が、参考になりました。DL-103にPeerless 4629 を当てた際、各一次インピーダンスにおける出力電圧および負荷抵抗が下表。(二次インピーダンスは70kΩに固定)





聴感で設定していますが、SPUの設定のままだと強奏時に何故歪むのか、表から判ったりして面白い。一次インピーダンスが30Ωだと出力電圧が高すぎた訳だ。
2012-04-12 | 記事へ | コメント(0) |
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Past to Present
2012年04月06日(金)
Garrard RC80 を迎える前は、モノラル盤〜ステレオ盤全般を Ortofon SPU-GE で、新しめのステレオ盤を Shure V15 Type3 で楽しんでいました。アパートでのお茶の間オーディオゆえ、設置場所の制限から、2モーター&2アームでの棲み分けが妥当(?)な線でした。


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ところが嬉しいことに、レストアを終えたRC80と モノラル針 GE RPX-040 で聴くモノラル盤は、それまでとは一線を画す素晴らしさが・・。こうなると棲み分けも変わってきて、「ステレオ盤に絞った1モーター&1アームを」となる訳です。

SPUは、モノラル盤を含めて、自分好みの再生をしてくれるステレオ針。ただ、古い時代の針を探すコストは無視できませんし、個体差により音味が都度変わるのも・・・できれば避けたい(笑



Ortofon RS-212 に合うロー・コンプライアンスな針。

そんな流れで、Made in Japan の古参。Denon DL-103 の登場となった次第です。昇圧トランスに Peerless 4629 を当てれば、好い音楽が楽しめそうな予感がします。
2012-04-06 | 記事へ | コメント(10) |
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ニックネーム:albappa
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