アイドラーホイールの周辺要素 #4
2012年02月09日(木)
Garrard RC80 のプーリーを50Hz仕様に換装したことで、60Hz仕様時に比べてモーターの回転数が低くなりました。一聴して判る変化は、「ウーン」というモーターノイズがプレイバックに乗りにくくなったことです。

電源周波数の問題が解決したことにより、次の選択は「電圧」です。100V・120V(中村製作所MIT-800)・230V(ノグチトランスE-600)の3つから選択可能なんですが、今のところは120Vでの駆動が結果良好。感覚的には、100<<<230<120です。力感で100よりも230/120が優れており、音の立体感で230より120が勝っています。



さらに。アイドラーホイールをプーリーに押さえつけるためのバネを矢印側に変えてみました。矢印側の方が押さえつける力は強くなりますが、ワウは増えます。しかし、繰り出される音色は肌触りまで判るような魅力的なものです。


何とかこの音をモノにしたいと試行錯誤の結果
・モーターマウントのアライメント再調整
・アイドラーホイールが載っている Interwheel Plate 周囲のグリスを除去
・サブプーリーとアイドラーホイールの軸に注すオイルをSAE50からSAE10に変更
・プラッターのスタビライザーを300gから600gへ増量
・熱でスティッキー感が増すアイドラーゴムにタルカムパウダーを薄く塗布




目指す方向は「浮き島」になっている Interwheel Plate の動きを妨げないこと、精度を上げて Interwheel Plate を暴れさせないことです。このプレートがワナワナと暴れるとワウが目立ってきます。できるだけセルフセンタリングしやすくなるように調整することがポイントのようです。

それにしても、バネを掛ける位置でこれほど変わるとは・・・
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0.7mil ダイヤ針で再発盤を
2012年01月27日(金)

"Lush Life" / John Coltrane (OJC reissue)
GE RPX 040 with 0.7mil diamond stylus
2012-01-27 | 記事へ | コメント(8) |
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50Hz用プーリー到着
2012年01月15日(日)
実は2ヵ月ほど前、RC80 の50Hz用プーリーを入手できる機会がありました。ところが、ヨーロッパから送られてくる途中、Royal Airmailの郵便事故(lost in post)で不着に。(紳士的なセラーで快くリファンドしてくださった)

その後、一度は金属加工屋さんにお願いしようかとも考えました。でも、サイズの微妙な加減で回転数に影響が出るパーツです。ここは純正プーリーを気長に探してみようと思い直して・・・そして、再びその機会が訪れました。



ジャンクの Garrard をヨーロッパからゲット。プーリー以外にも保守用に部品取りができそうです。特に多用されているバネは切れてしまうと厄介なので、予備があると助かるなぁ。今回はDHLで追跡できるので、ワクワクしながら待つこと2週間。


左:60Hz用プーリー 右:50Hz用プーリー



さあ、これで50Hz仕様の RC80 になりました。
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plinth 装着
2012年01月09日(月)
製品初期の性能を回復すべく、自分で出来る範囲で Garrard をレストアしました。

消耗品の交換、清掃と注油、精度の回復を基本に、ここにきて漸く満足できる状態に漕ぎ着けました。長らくビールのP箱で借りぐらしを強いられていましたが、昨年末に入手していた plinth(キャビネット)に RC80 を装着しました。



今日は成人の日。
齢60にならんとするガラードにも衣装が決まりました。



冒頭「自分で」と書きましたが、加工業、修理業、そして細かなパーツを調達頂いたセラーの方々の協力あってのことで、ありがたいことです。



この plinth は、当時のディーラーで本体に装着し販売されていた物だそうです。薄い合板を曲げて作られており、古いテレキャスターを彷彿させる明るめのブロンドカラーがお気に入りです。
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プラッターにスタビライザーを
2012年01月08日(日)
オートチェンジャーである Garrard RC80 は、スイッチを入れて針が盤面に降りるまでにおよそ10秒掛かります。その間にチェンジャー機構を駆動しながら、プラッターを定回転にもっていきます。連続再生は10枚まで可能で、連奏中のプラッターは回転したままです。10枚目を再生中のプラッターには2kg以上(SP盤だと)加重されることになります。

この様な事情から〜プラッターを軽量(1300グラム)にすることで、停止状態から定速に達するまでの時間を短くし、かつ連奏終盤でのプラッター総重量がリーズナブルに収まるようにしているのでは〜そんな風に想像しています。



レコードを4〜5枚載せておくとプラッターの回転が落ち着くことを事前に調べておいたので、回転の立ち上がりを妨げない範囲でプラッター重量を増やしてみようと試行。



スタビライザーとして直径6ミリの鉛棒をプラッター外周に付けてみました。プラッターにダメージを与えないように、装着にはホットボンドを使用しました。スタビライザーの重量は300グラム程度ですから、プラッター重量が2割増になりました。

外周部での2割増なので、慣性モーメントの向上にはかなり貢献しているのでしょうか。回転の微妙な揺れが抑えられて、結果良好じゃないですか(嬉


【1/9追記】結果に気をよくして、さらに鉛棒を1本追加(計600グラム)したら、プラッターの鳴きが抑えられすぎて音色が死んでしまいました。ここは1本だけにしておくのが良さそうです。
2012-01-08 | 記事へ | コメント(2) |
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