唖然!
二日後の日曜日、早速、主人と共に当面の餌と手土産を持参し伯父の家へと出向いた。
そこは想像以上に辺鄙で、同じ区とは思えないくらいあたり一面山に覆われていた。
その上、話で聞いていた伯父の家はすさまじく老朽化していて、まさに廃墟と化していた。
ここにおちびちゃんを置いてくのか〜。
主人と顔を見合わせ、薄ら笑いを浮かべながら、伯父の話に耳を傾けた。「ここは自然がいっぱいで気持ちええで〜。この猫もそのうち、そろらへん走りまわるで〜。ほーなかなか賢そうな顔しとるわ。黒猫か〜黒猫は賢いからな〜」
黒猫は賢い?そんなデータあったっけ?
根拠のない決めゼリフに一応うなづいて伯父の家を後にした。
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2005-04-03 23:59
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『はじめまして。クロ』物語 |
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