勝浦詰将棋選集
去年の年末に関西将棋会館で将棋の本を数冊購入した。
その中でもお気に入りなのが,日本将棋連盟発行の「勝浦詰将棋選集」で,とりあえず通勤鞄の中に入れてせっせと毎日詰め将棋を解いている。
以前,梅田の支店に通勤する際には,充分過ぎるくらいの時間があったので,行きや帰りの電車の中でも数種類の本を読み分けていたが,今の支店になってからは,通勤時間が短縮されたので,数冊の本を読み分けるには無理があるが,それでもお気に入りの本を見つけて読むことにしている。
現在の「出勤の友」はこの詰め将棋の本であるが,局面をにらみながら「あーでもない,こーでもない」と衰え始めた頭脳に汗をかきながら,必死で読んでいる。
最も詰め将棋の本なので,活字を読まずに,手を読んでいるのだが・・・。
ところで,私は詰め将棋は,実戦型が好きでパズルのような詰め将棋や趣向を凝らした詰め将棋はあまり好きではない。
実戦型詰め将棋は,将棋大会でこの局面に出くわしたと思って本当に必死になって考えるようにしている,いわば大会に向けての基礎体力づくりといった感じだ。
そういう理由から私は自然と実戦型詰め将棋を解こうとするのである。
以前仕事帰りの比較的にすいていた電車の中でシートに座って詰め将棋の本を見ながら,詰め将棋を考えていたときに知らず知らずに本を持っていない右手の指をリズミカルに動かしながら考えていたようで,私の前に座っていた30〜35歳位の女性の方に「指でリズムを取って考えているんですね」と不意に声をかけられたことがあった。
初対面の女性にいきなり声をかけられて一瞬ひるんでしまったが,通常と違う反対から駒をかち込む裏筋が見えてきていて,もう少しで読み切りの所だったので,「そうなんですよ」といいながら再度読みを入れて考え込んでしまった。
しっかり詰め将棋を詰めた後で,先ほど女性に声をかけられたことを思い出して,電車の中とはいえ,他の人から見れば,結構面白いおじさんを演出しているのが何となく滑稽に感じてしまった。
ところでこの「勝浦詰将棋選集」であるが,以前にサンケイスポーツ等に勝浦九段が出題していた問題かと思う。
詰め将棋は,本当に私が好む実戦型で7手詰め20題,9手詰め30題,11手詰め30題,13〜19手詰め20題なので,そんなにメチャクチャ難しくなく,私にはほどよい一冊である。
当教室の子ども達にはちょっと難しいかも知れないが,教室の中でも初段,1級,2級クラスにはとりあえず問題にチャレンジしてほしい気がする。
そして私の個人的なやり方は詰め将棋はある程度(5分から10分くらいが適度?)考えてから,わからなければ,将棋盤を引っ張り出して並べていただきたい。
そしてその後繰り返し,繰り返し何度も問題にチャレンジしてほしいもので,できれば最低6回くらいはチャレンジして,詰め手順を身体で覚えてほしいものである。
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2007-01-04 23:27
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