2012年04月16日(月)
築二十数年になるわが家の台所をリフォームをすることになり今日から工事が始りました。私にはその必要性は無いのですが妻の達ての願いに折れて承知しました。
台所は主婦の仕事場ですから私の主張を抑えて妻の好きになようにしてもらってます。システムキッチン、床暖、天井の更新ですが今日は解体工事と電気工事の日です。
私は日曜大工などが好きなものですから、大工さんや電気屋さんの仕事の進め方、加工技術と道具に大変興味があり、工事現場に出向きデジカメで進行状態を記録しています。
例えば電気配線の容量アップのための更新方法等は天井に上がらずに実に巧みな方法で進めていきます。見学していると何かと勉強になります。
年金生活を送っている私には時間もあり、物づくりが好きで出来ることは自分でやりたい質ですので。吸収できることは何でも吸収したいのです。
リフォームは完成後も楽しみですが、私にとっては工事中の方が楽しいのです。
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2012年4月16日 14時22分
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2012年04月13日(金)
昨日は前立腺から組織を採取する生検の日でした。4年前の生検で麻酔が効かなかったために今回は麻酔については医師と看護師に最大限のアピールをしました。
尾てい骨付近に麻酔の注射をするのですが1回ではダメで3回目に成功しました。先生曰く、私の場合は的に当てるのが難しかったとのこと。しかし麻酔は成功し、肛門からプローブを差し込まれ、合計14本箇所から前立腺の組織を採取されました。
採取された組織は小さな標本ビンの中で太さ0.5mm長さ15mmほどの糸くず状のものが液中に浮かんでいました。これを顕微鏡観察して、癌細胞の有無を調べるとのことです。
今回の生検は検査時の痛みも、検査後の出血も無く感謝感謝の3日間入院でした。
来月の中頃に結果が判明するようなので”楽しみに”ではなく不安を感じながら待つことになります。
私は現在泌尿器科でお世話になっていますが、泌尿器科の先生方のご苦労が身にしみて判ります。人間の排泄に関わる器官の診断と治療ですから医師にとって視覚的、臭覚的、触覚的に心地良いものではありません。犠牲的精神や献身的な精神の持ち主でなければ泌尿器科医は勤まらないでしょう。
やはり泌尿器科の医師へのなり手は少ないようです。名ばかり国会議員達の手当を泌尿器科の先生達にまわしてあげたい心境です。
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2012年4月13日 11時54分
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2012年04月11日(水)
3ヶ月間待ちに待った検査入院が今日となりました。前立腺癌の腫瘍マーカ−であるPSA値の異常で、生検で前立腺の細胞を採取し顕微鏡で癌細胞の有無を調べます。
4年前にも検査しましたが麻酔の効きが悪く拷問の苦しみを体験しました。今回は担当の医師と看護師に念入りに麻酔をかけてもらうように頼みました。4年前に比べるとPSA値が3倍に増加しており、今回はがん細胞が見つかる確率は高いものと覚悟しております。
3ヶ月待っても一般病室は満室で入れず、幸いなことに個室が3日間だけ空くことになり、そこに入れていただくことになりました。一般病室の費用での個室利用ですから助かりました。
入院といっても身体は元気そのものですから退屈です。PCとIPADを持ち込み遊んでおります。明日が検査本番ですから今日は気楽です。
それにしても大学病院での入院ともなれば検査入院であっても様々な同意書への署名を求められます。副作用と万一の事故のために念入りな説明がなされます。PL上やむを得ないことですがやり過ぎの感もあります。
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2012年4月11日 15時45分
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| 老い |
2012年04月09日(月)
日本泌尿器学会百周年記念事業の市民公開講座を受講してきました。
演題は失禁、前立腺肥大、腎癌の診断と治療に関するもので3時間半の講演でした。講演者は大阪の各大学病院の泌尿器科の第一線で活躍されている先生方7人です。
映像を駆使しての生々しい内容もあり、日々医療実務を実践している先生だけに説得力がありました。
聴講者も殆どの方が現在治療を受けておられる方ばかりと見受けられ、真剣に聴講されていました。
泌尿器科の病気は何となく陰湿で暗いイメージがあります。性病も泌尿器科ですから泌尿器科に行くことには世間体を気にすることもあるでしょう。そのためか泌尿器科に進む医師が少なく、問題になっているようです。
しかし加齢が進むと殆どの人が排尿障害を来たし泌尿器科のお世話にならざるを得ないのです。また人間の生存にとって排泄機能が如何に重要であるかが認識されていません。また生殖機能も泌尿器科の担当領域になっています。
日本泌尿器学会百周年記念事業の市民公開講座は全国の主要都市で昨日同時開催されました。その狙いは泌尿器科への正しい認識を普及させ、泌尿器関連の疾病を早期発見し.適切に治療することです。
今回の市民公開講座は素晴らしい企画だったと思います。泌尿器科を選択された医師への尊敬の念を一層深く致しました。
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2012年4月9日 08時49分
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| 老い |
2012年04月08日(日)
風邪をひいてからはや1週間が過ぎます。なかなか直りません。寒いガレージで我慢しながら流木の加工をしたことが原因かもしれません。
何かに熱中すると寒暖を忘れて熱中する性癖が私の風邪をひく原因だと思います。
加齢とともに回復力が衰えているように思います。体力への自信過剰が禍いしているようです。
今日はこれから日本泌尿器学会百周年記念事業の市民公開講座の聴講に出かけます。私の腎臓癌の手術をしてくださった先生も講演されます。泌尿器関係の病気に御縁があるようですので勉強してきます。
写真は午前中に選挙の投票に行ったついでに桜通りを散歩して撮った写真です。
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2012年4月8日 11時16分
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| 老い |
2012年04月02日(月)
一昨日、私の兄弟3人の子供とその相方、そして孫達の総勢41人(3人は仕事で欠席)がそろい、観光バス1台をチャーターして新設の京都水族館などをめぐる京都観光を行ないました。
私の兄弟3人の年齢は73、72、69歳です。孫の合計はは20人です。 孫達はみんなで仲良く、騒々しく遊びます。

このようにファミリーが一堂に会すると生身の系譜を実感します。自分の兄弟関係の一族が42人おりますが、お陰さまでそろって元気であり、これからも続けていきたい催しであります。一族、ファミリーという言葉を再認識できます。
東日本大震災の被災地域では数多くの身内の方が亡くなり、このように一堂に顔を会わせられない方が数多くおられると思います。衷心よりお見舞い申し上げます。
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2012年4月2日 17時29分
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| 老い |
2012年03月30日(金)
2月27日に山で伐採した桧を翌日から表皮を剥がし、木口(切断面)に木工ボンドを塗って、ひび割れ防止処置を施し乾燥中です。
現在で約7Kg(30%)の水分が抜けました。伐採直後に表皮を外した状態で22Kgありましたから、随分と軽くなりました。
自然乾燥中の重量推移をグラフにしましたので添付します。
(横軸-10日が伐採点で、0日が計測開始点です)
生木の桧の水分は心材で約50(%)、外周部の辺材で100〜200(%)と言われておりますので10(Kg)まで乾燥してから彫刻材料として使おうと思っております。
人間の身体の水分は成人で60〜65(%)、老人はその10(%)減ですから生きている桧の水分とほぼ同じです。地球上の生命体の共通点かも知れません。
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2012年3月30日 09時52分
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2012年03月27日(火)
3月23日に友人に頂いた枯れた根っこの加工が終わり、本日完成しました。前回の未加工前の写真と比較していただけば変身ぶりがお分かり頂けるかと思います。
土と朽ちた表皮を取り除く作業はかなり根気がいります。好きならばこそ出来ることです。
この流木に菊を生けて秋の個展会場を華やかにしたいと、今から楽しみにしております。
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2012年3月27日 12時39分
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| 彫る |
2012年03月26日(月)
今日は友人が愛犬をわが家に連れてきてくれました。それはロシア犬のボルゾイという犬種で背の高さが80cmはある大型犬です。
顔が小さく毛並みはカールしていて美しく温和で従順な素晴らしい犬でした。首輪やリードは付けたことが無いとのことです。
一声かければ直ぐに戻ってきます。とてもオオカミの狩猟で活躍したとは思えない優しい表情をしていました。
ついロシアの色白の美人を連想しました。
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2012年3月26日 17時46分
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| 自然 |
2012年03月25日(日)
国会審議の場で代議士が相手のことをお互いに先生と呼び合っています。私にはこれが気持ち悪く感じてなりません。政治家だけではありません。弁護士、医師、芸術家、教師も同じです。
自分が教えを請う相手に尊敬の念を込めて”先生”と呼ぶのは納得できます。対等の立場で”先生”と呼び合っているのは、自分たちは尊敬される立場であることを確認し合っているようで、聞いていて気持ちが悪いのです。生徒が先生に対して”先生”呼ぶのはわかります。
父兄が”先生”と呼ぶのには抵抗があります。
私が彫刻作品を展覧会に出品する時に美術品専門の運送業者に電話すると私のことを”先生”と呼びます。これも気持ちが悪い。
「先生と呼ばれる程の馬鹿じゃなし」というのをどこかで耳にしました。これは先生と呼ばれるに相応しい権威を失くした先生が増殖したからだと思います。
職業に貴賤はありません。先生と呼ばれている政治家、弁護士、医師・・・だけが偉いのではありません。
偉い人とは「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を実践している人達で、真に先生と呼ばれるに相応しい人です。しかし、そのような人は先生と呼ばれることを望まないでしょう。
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2012年3月25日 17時07分
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| 愚見 |
2012年03月23日(金)
今日、友人がで朽ちかけた木の根っこを軽トラに積んで持ってきてくれました。かって流木を探しているとの話をしていたからです。
枝振りではなく、根ぶりと朽ちぶりから個展で花瓶代わりに使えないかと考え、手入れをすることにしました。
泥と表面の朽ちた部分を取り除き、トリミングして形を整える作業に着手しました。またまた老人の楽しみがひとつ加わりました。
自然の恵みを生かすことで楽しめるのですから有り難いことです。
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2012年3月23日 18時20分
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2012年03月22日(木)
阪大病院で検査入院を申し込んでから既に2ヶ月が経過しました。
PSA値が高く前立腺癌の疑いがあるための検査入院です。2ヶ月間で癌がどれだけ進行するか気になるところです。前立腺癌は進行が遅いと言われていますから気にしないように努めていますが、結果がどちらになろうとも検査を受けて早くすっきりしたいものです。
先日病院に催促の電話を入れたところ、現在昨年の12月に申し込まれた方が検査を受けられているとのことです。大変な混雑・繁盛ぶりです。
ベッド不足が原因だと思いますが早期発見、早期治療を啓蒙されている大学病院としては、何とか改善してもらいたいものです。
しかし、これだけ癌患者が増加しているということであり、人口の高齢化の進行を示しているようでもあります。
生活習慣の改善など予防医学を充実させていかないと、日本の医療は破綻してしまうでしょう。
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2012年3月22日 10時10分
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| 老い |
2012年03月21日(水)
今日のニュースで大阪の泉佐野市が財政難から市の名称を売ることを検討中との報道がありました。

国政ばかりか地方行政までもが何を考えているのでしょうか?
財政難で市の名前を売るということは、財政難の日本が豊富な資金を持つアップル社に名前を売るようなものです。アップル国になるのです。中国に売れば日本は中華人民共和国になるかもしれません。
故郷を愛する市民の心情をどのように考えているのでしょうか?
気分直しにわが家で咲いてくれた山野草の爽やかさをお楽しみ下さい。
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2012年3月21日 18時51分
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| 愚見 |
2012年03月20日(火)
今日は家族そろってお墓参りをしました。20年程前に比叡山延暦寺の霊園を購入しました。今では大規模な霊園になっており、設備も充実しており快適な墓参ができます。
今日は孫4人も加わり、紅葉のような手で墓石を無心に磨いてくれました。ご先祖様も喜んでくれていると思います。
近頃はお墓不要論が盛んですが、家族が心を一つにできるところ、先祖に感謝できるところとしてお墓は必要だと思います。単に屍を葬るところとしてではなく、連綿と続く命のつながりを意識できる仕掛けでもあり、祖父母や父母の恩、命の大切さを学ぶ場ともなります。
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2012年3月20日 20時54分
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| 老い |
2012年03月17日(土)
市に設置意図を確認致しますと次のような回答をいただきました。
彫刻作品「サン・チャイルド」につきましては、市教育委員会が実施しております野外彫刻設置事業の一環として設置したものです。
この事業では、より多くの人が集い、文化に親しめる憩いの場をつくることを目指して、彫刻を設置してまいりました。
これまでに設置した彫刻につきましては、HPでご紹介しています。
作家と設置場所の決定につきましては、関係部課長で構成された委員会を設け、市にゆかりのある作家を何人か候補者として挙げ、その中から1人を選定して制作を依頼します。設置場所につきましても、同委員会の中で候補地を挙げ、決定します。
いただいた回答によれば市の教育委員会が主体となって計画が進められ、「より多くの人が集い、文化に親しめる憩いの場をつくることを目指して」関係部課長さんが集って設置が決まったようです。
貴重な街路樹を全て伐採しての設置で市民の憩いの場になるのでしょうか。この建造物で文化に親しめる場になるのでしょうか?
日本人の感性がこれほどまでに変化をとげていることへの驚きと無念を感じざるをえません。
間もなく古希を迎えようとする老人の嘆きです。
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2012年3月17日 08時57分
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| 愚見 |
2012年03月13日(火)
わが町の玄関口ともいえる駅前のロータリーに写真のような異物が現れました。駅前整備事業で貴重な街路樹が全て伐採され、代わりに設置されたのが写真に示します巨大で得体の知れない建造物です。
私のとっては町の景観を害する異物としか映りません。わが町は静かな住宅地です。遊園地ではありません。
私だけがそう感じるのかと思って何人かに聞いてみると同じように奇異に感じている人ばかりです。
貴重な税金を使ってこのような像を何故造ったのでしょうか?
市政が意図したところを確認したく思っております。
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2012年3月13日 19時06分
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| 愚見 |
2012年03月11日(日)
東日本大震災から1年が経過した今日、TVもラジオも特集番組で溢れました。私はTVの前に座る度に何回もティッシュを手に取りました。花粉症も相まって幾度となく涙が流れました。
哀悼の涙、感謝の涙、無力さへの涙、怒りの涙
天皇陛下の御言葉も良かった。わが家の台所で国歌を共に詠い、黙祷を捧げ、日本人であることを改めて自覚しました。
被災された方には申し訳ないですが多くの日本人が我が身、我が国を振り返る機会を与えられたことに感謝し、まずは災害復興に尽力して日本国の再興を計らねばなりません。
それは物質面のみならず、大和魂への回帰も忘れてはなりません。
また日本は北朝鮮の核、中国の軍備増強への脅威の前に優先的に備えることがあります。それは自然災害と原発事故への備えです。
政治課題の優先順位を見直す絶好の機会です。自然災害は忘れた頃に突如として襲ってきます。備えても憂いは残りますが防災とはそういうものです。
日本は地球のプレートが交差する火山列島に立地しており、美しい自然との代償に地震国であることを甘受しなければならないのです。
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2012年3月11日 21時59分
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| 愚見 |
2012年03月10日(土)
知人に頼まれて製作していた納経用の版木が完成しました。線幅1mmの罫線を彫り出すのは大変でした。
縦の罫線が30本と数も多く、彫り込み深さは10mmほどです。
横線2本の内の1本でトリマーの手元が狂い一部を削り落としましたがポリエステル樹脂とガラス繊維で補修しました。これが思いがけずも上手くいきました。
来週には依頼者に引き渡します。依頼者はこれからが大変だと思います。金泥で気の遠くなるような数の漢字を写経されるのですから。
わが家の家宝として大切に子孫に伝わる教典としたいとのことでしたから、その意気込みたるや ”恐るべし” です。
(写真は完成した版木です。黒い斑点はトリマーの動きを止めたところの焦げです)
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2012年3月10日 19時01分
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2012年03月09日(金)
私の知り合いで手の施しようが無い病状での癌との闘病者が2人おられます。気持ちの方では大変お元気ですが肉体が思い通りに機能してくれないための苦痛に悩んでおられます。
まだまだやりたいことが一杯で、これだけはやり遂げたいと焦る気持ちが溢れていて気の毒でなりません。
私も癌の経験者ですが転移を気にしながら生きております。手術後6年が経過し、今のところ健康そのものですが、身近でターミナルケアを受けられている人の姿は他人事ではありません。
誰もが経験する人生の終焉は如何にあるべきかを考えさせられます。
また、それを思えばこそ現在の無事を感謝し、これからの時間を大切にしなければとも思います。
長寿国日本に生まれたことを考えただけでも感謝しなければなりません。さらに昨年被災された東日本の人たちのご苦労を思えば現在の私などは極楽です。
しかし、残念なことに日本人の心が癌に侵されているように思えてなりません。昨今の社会面のニュースは日本人の心にがん細胞が住みつき、急激に増殖しているようで心配です。長寿の日本人の心はがん細胞が占領し、人とは思えない行動をとらせているようです。
物質的に豊かになった日本人の心に巣くった癌細胞を退治する治療方法は”謙虚”という薬を服用することではないでしょうか。
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2012年3月9日 19時58分
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| 老い |
2012年03月06日(火)
先月来、妻の友人に頼まれて納経用の版木を製作しています。依頼主は書道を趣味とされ、平家納経のような巻物で完成させたいとの意気込みです。さらに用いる用紙は高価な和紙を自分で染め、滲み止めもやり、銀泥で版木を用いて罫線を印刷し、金泥で写経して巻物に仕上げるというのです。
その意気込みに押されて版木の製作を引き受けてしまいました。版木の大きさは縦35cm、横60cm、厚さ3cmです。罫線の太さは0.1cmです。
現在はトリマーで概略の罫線を彫りだし、これから罫線を彫刻刀で精密に仕上げていきます。単純な作業のようで集中力と根気が必要です。
平家一門の平家納経でも誰かが版木、和紙、金細工などで技を競っていたでしょう。立派な作品が生まれる背景には数多くの無名の職人の技が埋め込まれています。文化遺産を目にする時には造らせた人よりも、創った人により多くの想いを馳せたいものです。
(写真は製作途中の版木)
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2012年3月6日 19時53分
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