ニックネーム:まあち
性別:男
年齢:六十代
都道府県:大阪府
三十歳の時、一念発起。漢字の勉強を始める。以来数々の漢字試験に挑戦。「漢字読み書き大会」入賞。「日本語と遊ぼう会」入賞。「漢字検定大会」入賞。「漢検」1級。
2009年01月26日(月)
「拘泥る」  Qさま!!
21年1月26日の「Qさま!!」を見た。
インテリスポーツSPで柔道の古賀秀彦、北京オリンピック水泳銅メダルの宮下純一などが解答者である。
「こ」で始まる漢字の読み問題があった。
問題
1 好む
2 転ぶ
3 断る
4 拒む
5 被る
6 擦れる
7 熟れる
8 拗れる
9 零す
10 拘泥る
解答
1 この・む
2 ころ・ぶ
3 ことわ・る
4 こば・む
5 こうむ・る
6 こす・れる
7 こな・れる
8 こじ・れる
9 こぼ・す
10 こだわ・る 


10の「拘泥る」を「こだわ・る」と読んだのは伊集院光。拍手喝采であったが、この読みはいささか強引ではないかと思う。
手元の辞書で「こだわる」を引いた結果は次のとおり。(順不同)
1 広辞苑第五版…漢字表記なし。
2 日本語大辞典…漢字表記なし。
3 広辞林第六版…漢字表記なし。
4 大辞林第二版…漢字表記なし。
5 学研国語大辞典…漢字表記なし。
6 大辞泉…漢字表記なし。
7 日本国語大辞典…漢字表記なし。用例に夏目漱石「硝子戸の中」の「それ程拘泥(コダ)はらずに…」を掲げる。

このように大型の辞書では、漢字表記を掲げていない。
次に小型の辞書を引くと、次のように漢字表記があった。(順不同)
1 新明解国語辞典第五版…「拘る」
2 現代国語例解辞典第三版…「拘る」
3 三省堂現代新国語辞典…「拘る」
4 明鏡国語辞典…「拘る」
5 新選国語辞典新版…「拘る・拘泥る」→ただし、第八版では「拘る」
6 角川必携国語辞典…「拘る・拘泥る」
7 明治書院精選国語辞典…「拘る・拘泥る」

このようにほとんどの辞書で認めていない漢字表記を出題するのは、避けて欲しいものだ。漢検の1級合格捷径でも「体裁に拘る」という用例を掲げ、過去の漢検でも「拘泥る」の出題例は見当たらない。強いて漢字表記をするとすれば「拘る」か。
ついでに言えば、5「被る」は「かぶ・る」、6「擦れる」は「す・れる」、7「熟れる」は「う・れる」の読み方もある。
2009-01-26 23:46 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年01月23日(金)
失策は人にあり
失策は人にあり、カンジョは神にあり。

平成20年度第2回漢検準1級の故事・成語問題から。
正解は「寛恕」、出典はアレキサンダー・ポープの「批評論」の次の一節と思われます。
「To err is human, to forgive divine.」
和訳を漢検に出題することの妥当性はさておき、この英文をどう訳すかで語学的センスが窺われるのではあるまいか。
1 誤るのは人、ゆるすのは神
2 過ちは人の常、許すは神の道
3 過ちは人の常、許すは神の業(わざ)
4 失敗するは人間なり、それを寛容するは神なり。
5 失策は人にあり、寛恕は神にあり。(15年度第3回準1級、20年度第2回準1級)
6 失敗は人にあり、寛恕は神にあり。(6年度第2回準1級)

僕は、2に愛着がある。若いころ、職場でミスをしたときの言い訳によく使った。ときの上司は寛大であった、と今では思う。
2009-01-23 12:03 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年01月18日(日)
大胆MAP 21年1月18日 漢字検定特別編
漢検問題の難易度ランキングをやっていた。
過去に番組で取り上げた漢検問題を一般人100人に答えてもらい、ランキングしたもの。

書き問題のワースト第1位は「シノギを削る」で100人中98人が間違えた。正解は「鎬」。
実際の漢検での出題例は次のとおり。
 5年度第1回1級 「互いにをけずって戦う。」
10年度第2回1級 「を削る。」
13年度第1回1級 「を削る。」
16年度第2回1級 「を削る。」
18年度第3回1級 「を削る。」

読み問題のワースト第1位は「文身」で100人中100人が間違えた。正解は「いれずみ」。
実際の漢検での出題例は見当たらない。
この「文身」には思い出があります。
江坂に「ゆーぷる」という銭湯があった。阪神淡路大震災で被災し今はない。
ロッカー室に看板があり、「文身の方の入浴はおことわりします」という風に書かれてあった。「文」には「かざる」という字義があることを知っていると「いれずみ」が連想できるのだが同行の友人3人は誰も読めず、僕は果たして何人の人が読めるんだろう、こんな看板は無意味ではないかと思った。
しかし、深読みすると、これは経営者の知恵で、いれずみのある人には入浴を禁じていますよという事実と、いれずみのある人は「文身」を読めずに入浴したという言い分を両立させたのではあるまいか。考えすぎかな。
2009-01-18 19:58 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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