平成20年度第1回漢検(平成20年6月22日。都合46回目の実施)1級合格者の分析結果をご紹介します。
ごく平均的な合格率だった。
受験者…1,495人
合格者… 176人
合格率… 11.8%(46回の平均合格率=11.4%。最低合格率は9年度第1回の3.7%、最高合格率は16年度第2回の28.8%)
合格者176人中173人の氏名は、財団法人日本漢字能力検定協会発行の機関紙「樫の木」平成20年11月号に掲載されています。これらの方々の合格回数を漢検協会発行の雑誌「ら・かん」や機関紙「樫の木」「漢検」で過去に公表されたデータにより調査した結果は次のとおり。
合格回数 合格者数
1回 83人
2回 12人
3回 2人
4回 5人
5回 3人
6回 1人
7回 4人
8回 7人
9回 4人
10回 0人
11回 3人
12回 1人
13回 4人
14回 1人
15回 2人
16回 1人
17回 2人
18回 0人
19回 2人
20回 2人
21回 1人
22回 3人
23回 3人
24回 2人
25回 3人
26回 4人
27回 1人
28回 1人
29回 1人
30回 1人
31回 3人
32回 3人
33回 3人
34回 0人
35回 1人
36回 1人
37回 0人
38回 1人
39回 0人
40回 0人
41回 0人
42回 1人
43回 0人
44回 0人
45回 0人
46回 1人
不明(非公開)3人
合計 176人
平成4年度第1回以来46回連続合格は東京のU氏、42回合格は埼玉のI氏。このお二人は旧漢字検定五段の大実力者。38回合格は広島の女性I氏、36回合格は東京のM氏、そして35回合格は大阪のS氏と実力者が続きます。 合格者176人中少なくとも90人がリピーターですから、公表合格率11.8%は実質5.8%(86人÷1,495人)程度と見るのが妥当でしょう。
「樫の木」 平成20年11月号 Vol304
|
2008-12-30 17:02
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/kanken/trackback/120/
平成20年11月30日の大胆MAPを見た。
テーマは、「インテリ芸能人が本気テスト 漢字検定サバイバル」であった。
漢字検定シリーズでは、漫画家のやくみつるが連戦連勝。
これに対抗できるのは、ロザンの宇治原くらいかと思っていた。
が、世の中は広い。
何と松尾依里佳(えりか)という、若い女性がやくみつるに勝った。
私は初めて見たが、美人で、京都大学卒という才媛で、プロのヴァイオリニストという。上品で感じがよく漢字に強い。一体何拍子揃っているんだろうと思わせる。
出題された準1級問題から。
1 徒に存えることは望まない
2 どうやら実に暮らしているようだ
3 対義語問題 「駄馬」の対義語「○馬」
解答
1 ながら 18年度第2回準1級から
やくみつるは「かま」と誤答。正解は松尾と大木アナ。
2 まめ 13年度第3回準1級から
やくみつるは「まじめ」と誤答。正解は松尾と大木アナ。
3 駿馬 6年度第2回準1級から
これは全員不正解。ここでやくみつるは3問不正解で脱落。
1級問題に進めたのは、松尾と大木アナの二人。
出題された1級問題から。
1 道行われず、桴に乗じて海に浮かばん
2 海鼠
3 香蕈(「蕈」は許容字体)
解答
1 いかだ 出典は論語。孔子が世をなげき、いかだで海外へ行こうと言った言葉から。 13年度第2回1級から
大木アナは「うきわ」と誤答。
2 なまこ 16年度第3回1級ほかから
松尾、大木アナとも「らっこ」と誤答。らっこは「猟虎・獺虎・海獺」
なお、漢検では次のような難問も出題されている。
「海鼠腸」…このわた 10年度第3回1級
「老海鼠」…ほや 13年度第3回1級
3 しいたけ 15年度第1回1級ほかから。
大木アナは「ひょうたん」と誤答し、脱落。
この後、松尾の一人舞台となり、総合得点でやくみつるを上回り、優勝。素晴らしい。
ちなみに、平成20年度第2回(平成20年10月26日実施)1級の(一)の1から5の問題(音読み)は、次のようなものである。
1 穹窿に杜鵑の行方を追う。
2 乂安の世の眠りを破る。
3 北辺の鎖鑰を強化する。
4 東天に昇る朝暾を拝する。
5 眼前に崔嵬たる岩山が逼る。
解答
1 とけん
2 がいあん
3 さやく
4 ちょうとん
5 さいかい
松尾依里佳
|
2008-12-02 09:30
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/kanken/trackback/119/