2012年01月15日(日)
ライブに行くのも久しぶりなら、感想を書くのも久しぶりなのですが、とても良いライブだったので、少々感想などを。
まさか、GULLETの「deracine」がもう一度、ライブで聴けるなんて!
アンコールのセッションでの演目だったのですが、手鞠と漾さんのデュエットで歌ってくれました。
生きててよかった、とさえ思いました。
すごく好きな曲だったので感無量です。
思わず泣いてしまったんですが、そんな人は少なからずいたようで、終演後、泣いている人の姿を多々見かけました。
漾さんがもう一度歌ってくれた、ってことも素晴らしいことなのですが、手鞠が「もともとオサレ系から(V系を)始めたけど、GULLETとかに出会って黒いものが好きになって」云々。「漾さん一人で歌ってくれるのを近くで見るだけでもいい。鼻血吹いちゃう」とか。
手鞠が一ファンとして、その曲を、GULLETを、漾さんを好きであることが、すごくうれしくて。
涙が出ました。
最近、自分の好きだったモノが、どんどん「過去のもの」になってしまうことを感じて、切なくなることが多かったのですが、過去のものじゃなくて、今でも好きである=現在進行形として捉えている人たちが、たくさんいることが、ただ嬉しかったです。
なんというか、自分のシュミが常にマイノリティとして育ってきた身としては、同じものを好きな人には、一方的にシンパシーを感じると言いますか。
同じバンドを好きだった人が、こうやってバンドをやってくれていることが嬉しい。
そしてそれは漾さんに対しても同じ事を思うわけで。
昨日のライブで見た漾さんは、「JUPITER」の頃の櫻井敦司にとてもよく似ている気がしました。
黒くて髪の毛が長けりゃなんでもあっちゃんに見えるってわけではなく。
演目が、黒くて、綺麗で、切なくて、優しい曲が多かったから。
「JUPITER」ってそういう曲じゃないですか?
ちょうど、そんな感じの曲を聴きたい心境だったので、すごく嬉しかったです。
で、「deracine」
単語としては、「故郷喪失者」って意味なんですが、なんとなく、そこに魂の故郷を見いだせた気さえしました。
「JUPITER」あたりの櫻井あっちゃん様にマジ惚れし、そこから黒系〜名古屋系で育ってきて、今更、ソレ以外のものが受け付けなくなっているわけですが。
改めて、やっぱり好きだと思いました。
当人が、過去を大事にしていて、またその時代を知っている人が同じものを大事にして、継承していくということがとても素晴らしいことだと思いました。
GULLETというバンドはもう過去のバンドなのかもしれませんが、それを好きだった人たちの中で今でも生き続けていると言いますか、そういうものを感じました。
だから、とても良いライブでした。行ってよかったです。
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2012-01-15
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