さて、ゲンダルメンマルクトを後にしてウンター・デル・リンデンまで歩いて戻ってくると、なにやら綺麗なショーウィンドーが目に留まりました。観光客らしき人達もちらほら…。近づいてみると、ドイツといえば の一つ、メルセデス・ベンツのお店でした。ショーウィンドーにはピカピカのモデル車が陳列されています。私は車に特別興味はないのですが、それでもこれだけピカピカの車を見たらオッと思わず写真を撮りたくなるというもの。周りの観光客も皆写真撮ってました。さすがにこれは目立ちますもんね。
一通り眺めてから、ふと反対側の通りにチェコのシュコダのお店があるのに気づきました。ベンツの通りを挟んだ向かいに店を出すなんて、なかなか頑張ってるじゃないの、シュコダ (ちょっと写真ボケてます…)
そういえば、シュコダはドイツでの売れ行きが好調だと聞いたことがあります。金融危機の影響で車の販売台数が大幅に落ち込んだ中、ドイツ政府はいち早く新車購入優遇制度を設け、そのおかげでシュコダの新車もかなり売れたとか。関係ないですが、先日シンガポールから来られた方が、向こうでシュコダの新車を買ったと言っていたのですが、それはボタンを押すと自動的にバックで駐車をしてくれるというハイテクな車なのだとか。日本円で600万くらいするらしいですが、シュコダがシンガポールで販売されているというのにもオドロキ。それと同車種をプラハで偶然見かけましたが、高級車というのが一目で分かるほどピカピカで大きく、チェコの路上を走っている車の6割はこれなんじゃないかというくらいの人気車種・オクタヴィアやファビアとは段違いでした。この高い占有率のせいで、どうもシュコダというとチェコの庶民の車、という感覚があったのですが、実は外国でも結構評価されているんですね〜
話がそれました。さて、その後ブランデンブルク門を見に行くためにバスに乗ったのですが、途中の道が工事中でバスのルートもガイドブックに記載のものから変更されており、ブランデンブルク門に一番近い停留所を飛ばしてどんどん町の中心から遠ざかっていきます。これはまずいと思い、次の駅でとりあえず降りて反対側のバス停からもう一度町へ戻ることにしました。でもちょうど降りた停留所の目の前に迫力のある大きな建物があったので、せっかくだからと写真を撮っていると、次から次へと観光客らしき人達がその建物から出てきます。こんな寂しげなところに観光スポットなんてあったっけ?と半信半疑でしたが、建物の入り口まで行ってみると、ドイツ連邦議会議事堂、つまり国会議事堂であることがわかりました。そういえば、いつも観光客でいっぱいだとガイドブックに載ってたなぁ〜。あまり興味がなく行く予定もなかったのですが、行き当たりばったり気味の今回の一人旅、時間はまだ夜7時を過ぎたばかりで別に急いでもいないし、せっかくなので中に入ってみることにしました。(やっぱり夜景モードで撮るのって難しい・・・ )
入ってみると入場は無料なのですが、さすがに国の中枢機関であるだけに、空港並みのセキュリティー・チェックを受けました。冬で分厚い恰好をしていると、こういう時ブーツまで全部脱がなければいけないのが面倒です…。さて、エレベーターで上へ上がり、英語のオーディオ・ガイドも貸してもらってドーム型の展望台へ。展望台は巨大な円錐を逆さにしたような鏡のようにピカピカ光る柱を軸にしていて、螺旋状のスロープがガラス張りの壁に沿ってぐるぐると円を描いている構造でした。オーディオ・ガイドを聞きながらその螺旋スロープを上へと登っていくと、ベルリンの町が360度見渡せるようになっており、ソニー・センターのあるエリアやブランデンブルク門も良く見えて、冬の夜景もなかなかのものでした。スロープを頂上まで上って、また下へ行く専用の別のスロープを降りて戻ってきましたが、所用20分程度。この円柱の下にはガラス窓がはめ込まれていて、青いイスで埋め尽くされた議会場が見えました。なぜ国会議事堂が観光客にそんなに人気なのか最初分かりませんでしたが、皆この景色が目当てなのかと思ったら納得。入場も無料でしたし行って損はない感じで、思わぬところで寄り道をして良かったです。
さて、その展望台からブランデンブルク門がすぐ近くだということと、大体の方角も分かったので、建物を出てから見当をつけて歩いてみると、すぐに明るくライトアップされた門が見えてきました。門のところまで行くには通りを渡ってかなり遠回りをしなければいけなかったのですが、のんびり雪の中を歩いてようやくたどり着きました。ギリシャ神殿のようなこの門はベルリンのシンボル的存在で、事実アテネの神殿の門を手本にして1791年に完成しました。冷戦下では東側に属していたわけですが、この門のすぐそばに壁が建設されていたため、壁の周囲は半径何mか立ち入り禁止だったことから、当時は誰も門の下を通ることができなかったのです。私は当時を知らないので何の感慨もなく通り抜けたのですが、壁のあった当時と壁が取り壊された後の両方のベルリンに行ったことのある友人から、「壁があった時には近づけなかった場所だけど、壁が無くなって初めてこの門を通り抜けた時には妙に興奮した」と言ってました。そう言われると納得。特に旧東ドイツの人達にとっては、感動もひとしおだったでしょうね。
一通り写真を撮った後は、そろそろ寒いので最後にアンペルマン・ショップに行って、どこかで夕食を食べてからホテルへ戻ることにしました。ショップへ行く途中に撮った写真がこちら。テレビ塔や流氷だらけのシュプレー川、雪だるまがずらーっと並べられた広場など、この時期ならではのものも見れました。
アンペルマン・ショップはかなりかわいいグッズばかりで、残りの現金を考えてどれを買うか絞りきれずに本当に迷いました。10ユーロなんてあっという間に無くなってしまう、やっぱりユーロって高いわぁ…
このショップの近くにチェーン店のシーフード・レストランなどもあったのですが、ショッピング・センター内らしいそのレストラン街は夜9時を回ってどこもクローズ… もうかなり足も疲れて寒かったので、早く暖かいところで休みたい気分…。ようやく更に少し行ったところにレストランを発見、しかも滞在中どこかで飲むぞ〜と決めていたベルリンの地ビールのあるところ!というわけでやっと暖かいレストランで腰を落ち着けることができました。
こちらはレストランの外観
店内は暖かく、落ち着いた雰囲気です
せっかくなので典型的なドイツ料理が食べたくて、店員の女の子に勧めてもらったソーセージを注文しました。ベルリンならではのもの、カリー・ブルスト(カレー粉をまぶしたソーセージ)ではなかったのですが、甘いケチャップのようなソースをかけたソーセージは意外と油っぽくもなく、なかなか美味しかったです。でも付け合せのポテト・サラダがマヨネーズかけ過ぎ。。 チェコではソースって大体綺麗に食べきれる量がかかっているので、食べ終わってからソースだけすごく余るということはあまりないのですが、ソーセージのソースもかなり余ったし、ドイツ人のほうがチェコ人に比べて味が濃いのが好きなのかも。ドイツ料理もチェコ料理と同じく、基本的には肉中心なのですが、ドイツ料理よりもチェコ料理のほうが美味しい!と言う人もいます。チェコ料理自体、これは美味しくて日本人にも合う、と言えるのは数えるほどなので、どっちが好みかは分かれるところですが。(誉めてるんだか批判してるんだか、自分でもよく分からなくなってきました。。チェコ料理の中にはいくつか、時々むしょうに食べたくなるメニューもあるのですが、「これ美味しい!」と自信を持って人に勧められるようなのは無い、かも・・・ )
こちらがベルリンの地ビール、Berliner Kindl 飲みやすくて美味しかったです。
これで約10ユーロ(1,300円)ほど。まあ、お値段はそこそこでした。疲れてたのでこの後すぐにホテルへ帰り、次の日に備えて充電・・・
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