ニックネーム:太田たこす
いわゆる一つの同人オタク。現在の活動ジャンルはアニメ・ゲーム・マンガ(「ぱにぽに」など)のパロディ中心。元コミケスタッフ(館内担当)

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2009年05月09日(土)
繰り返しになっちゃいますが
日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動 【YOMIURI ONLINE】

今回の件、日本国内の児童ポルノ法と絡めて報道されてるんですよね。
※上記リンク先より引用
◆児童ポルノ 18歳未満の児童を性的に描いた画像で、児童買春・児童ポルノ禁止法では製造や販売などが禁止されている。しかし、個人がパソコンなどを通じて入手する単純所持は禁じられていない。また、アニメや、コンピューターグラフィックスを使ったゲームなどのバーチャル(仮想的)なポルノは製造販売も禁止されていない。日本の規制の強化を求める声が上がっている。
※引用終了
読売新聞だけでなく、
フジTVの夕方の報道番組でも同様の展開でした。
(以下「続きを読む」)

※5月10日追記あり

つまりポルノ、
この場合エロゲーが犯罪誘発の温床であるというのが大前提になって、
「規制を強化せよ」と言ってきてるわけですよね。
でもそれに反対してる立場の人間からすると、
「規制の前にまずエロゲーが犯罪誘発の温床である事を証明してくれ」
となります。
現時点ではそれを証明するデータはないようですが、
逆に関係がないと言い切れるデータもない。
一応「これ見ると関係ないと言えるんじゃね?」というのはいくつかあるのですが、
専門家による正式な調査団がデータを収集、
研究した結果というのは私の知る限り出ていません。

一応軽く検索してめぼしい資料を見つけてみました。
「世界の人口千人辺りの性犯罪発生率の表」
日本は調査できた65ヶ国中54位と、下から数えた方が早い位置。
単純に見ると性犯罪の発生率は低いとなります。
これを元に規制派に反論する事は出来るかもしれません。
ただしこれ、実は国によって「性犯罪の定義」が違うので、
厳密なものとは言いがたいのです。
カナダでは児童ポルノの単純所持も罪になるなど、
国によって日本より性犯罪の範囲が広い場合もあるので、
反論に使うならその点の勉強をしてからでないと、
足元をすくわれる恐れもあるでしょう。
それでもある程度の参考にはなると思いますので、
一応提示しておきます。

でその一方で、平成10年辺りから15年にかけて、
性犯罪全体ではなく強制わいせつのみに付いてですが、
急激に増加したというデータもある。
「日本刑事政策研究会」
※リンク先二つ目のグラフ。
これが本当なら、
「これこそエロゲー増加の影響だ」
なんて言われてしまうかもしれません。

ただこういった犯罪の急激な増加を示すデータが出た場合、
実は「犯罪の定義」が変更になっている事があるんです。
ここ数年少年による強盗が増えたのは、
それまで窃盗だった物の一部を強盗と呼称するよう変更されたからだとか、
1960年代の強姦件数が近年より極端に多いのは、
それまで強姦にならなかったケースが、
どんどん強姦として検挙されるようになったからかもしれないなど。
つまり、私のような素人が調べたくらいでは、
簡単に極端な結論を出す事はできないんですよね。
ここはやはり、様々な事例を総合的に研究、
冷静に判断出来る(はず)の専門家による科学的な調査が待たれますね。
そういう動きがあるという話すら聞こえてこないのですが…。

※5月10日追記
え〜「何が繰り返しになってるの?」とツッコミが入ったのでご説明おば。
この手の問題が出る度に私が言っている、
「規制はエロ表現と犯罪増加の因果関係を科学的に証明してからにして」
と言う部分です。
そこをしっかり強調しなかったので一部の人には意味不明のタイトルになってしまいました。
申し訳ございません。

ついでに捕捉。
「専門家による科学的な調査」は、
1チームではなく複数の調査団が結成されるのが望ましいです。
出来ればいくつかの国ごとに結成されるといいかと。
一つの団体だけだと、調査方法が偏る恐れもありますので。
結果、綺麗に「助長する・しない」が半々になっちゃって、
結局真相不明なんて恐れもありますが(汗)
2009-05-09 18:02 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| 表現規制問題 |
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