ニックネーム:太田たこす
いわゆる一つの同人オタク。現在の活動ジャンルはアニメ・ゲーム・マンガ(「ぱにぽに」など)のパロディ中心。元コミケスタッフ(館内担当)

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2011年07月18日(月)
「3.11東日本大震災君と見た風景」感想
マンガ家にして陶芸家の平井寿信先生によるWEBマンガに、
描き直し、描き下ろしを加えてまとめたコミックス。
ネットで読んで「これコミックスになったら買うのに」と思っていたら、
異例の早さで出版が決まり、即発売されていたという。
買ったのは結構前なのでタイミングはずしていますが、一応感想など。

仙台近郊に住む作者が、
地震発生直前から数日間に渡る身の回りの実体験を詳細に描いています。
記録として貴重な事はもちろん、読み物としても十分に楽しめる内容。
人の不幸を「楽しめる」と表現するのはどうかと思いますが、
マンガの内容的に「楽しめる」と表現する以外にないのですよ(汗)
悲惨な目にあったというよりは、
過酷な状況をたくましく乗り越えている人たちのお話ですし。
というのも、この作者のご実家の皆さん妙にバイタリティにあふれていると言うか、
サバイバビリティが高い。
家に蓄えてあったお米や水を周囲に配るなど、
被災者のはずなのに被災者救援側に回っているほど。
昔から何かあったら炊き出しをしているようなお家だそうで、
日頃の備えのレベルが一般家庭とは違ったのかもしれません。
(まあ田舎の山の中にある家は都会よりも食料の備蓄は平均的に多いですが)
あとお兄さんがこんな非常時の中でも冷静で妙にかっこいい。
判断力が低下しやすい環境にあって、飄々とした態で的確な判断を下している。
いざと言う時男はこうありたいねという感じ。

現在もブログで連載が続いていますが、時折震災の話をはさみつつ、
4歳の娘さんと生まれたばかりのお子さんの話がメインになっており、
本来の育児マンガに戻っているご様子。
(ちなみにこの本に収録されている分は、出版社との契約によって現在は削除されています。残念)
震災の話を抜きにしても楽しめる内容になっているので、
この4コマの更なるコミックス化を希望したいところ。
実は私、昔から子育てマンガ読むの割と好きなんですよね。
「アニパロコミックス」に連載されていた『来訪者』とか、
未だに同人誌で続いているのを買い続けていますし。
まあそちらはお子さんらが成人されて、
とっくに「子育てマンガ」ではなくなっていますが(笑)


2011-07-18 07:35 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| マンガ |
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