ニックネーム:Acleris
年齢:おぢさん
都道府県:兵庫県
春の林で耳をすますと、パラパラと雨のようなかすかな音が聞こえませんか?それはいもむしのうんちだったりするんですが、ココではそういうチッコイ自然を紹介しようと思います。

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2012年04月12日(木)
ヒロバフユエダシャクの1齢幼虫
あっっ!
エライコッチャ。

孵っているではないか。

3月に見つけたヒロバフユエダシャク Larerannis miracula の♀。

庭のクヌギの枝と一緒にフィルムケースに入れていたのだった。

日曜日に散歩から帰って、ふと思い出して見たところ、
冒頭の状態になっていたと言う。。。
ちゃんと産卵していたようで。

一部飢え死にしていたが、まだピコピコ尺を取りながら歩いている者多数。
まあ、まだ体長1.5mmだから、尺ではないのだけれど。
と言うか、一回で1尺歩く尺取り虫なぞこの世にいないが、、、、

それはともかく、大急ぎで庭のサクラとかクヌギの新芽を
ちぎって与えた。


2日後

ふう、生き残ったのは何とか食い付いたようである。

とりあえず終齢幼虫まで見届けたら
採ったところに放そう。
5月中には成熟して繭を作って休眠にはいるので、
来年の2月までの長い間、良好に保管しておく自信がないのである。

年寄りは根気が続かないのだ。

1齢幼虫の写真を撮ったが、ピンぼけだった。
一応貼る。

腹脚と尾脚の鈎爪が前後に分かれてる。

ではまた。
2012年4月12日 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年03月26日(月)
イモムシハンドブック2
はい、勝手にコマーシャルの時間です。

2年の時を経てやってきました、
イモムシハンドブックの続巻。

「イモムシハンドブック2」

先週土曜に発売されたそうで、
私は今日、本屋で購入してきた。

著者の安田守氏は長野在住の昆虫写真家であるが、
南の島のいもむしの写真も多く掲載されている。
これだけの生きたいもむしの写真をよく撮影できたものである。
ただただ感心。

実物大の掲載種一覧ページでは
紙から少しはみ出したヨナグニサンとか、、、、
ハァハァ、、、

パラパラと読んでみたが、
まじめな解説の中に「モフモフとした」などと言う
ナゾの修飾語が混じっていたりして笑ってしまった。

でも写真を見れば、その表現がもっとも適当であると判る。

興味のある方はぜひご一読を。

ではまた。
2012年3月26日 | 記事へ | コメント(5) |
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2012年03月22日(木)
ウスカバナミシャクの♂交尾器
休みになると天気がいまいち。
お日様がニコニコして風もない、と言う日は仕事中に限られる。
弱ったものである。

でもまぁお散歩に出たら、それなりに早春の虫に会えるもので、、、

日曜日に見た、写真の蛾もそのひとつ。

ウスカバナミシャク Eupithecia proterva


本種を含むカバナミシャクの仲間は日本産72種、
互いによく似ており、同定には注意を要する。
(同定:どうてい、名前を調べて決定する事)

近所の蛾を眺めているだけの私などが安易に決めると
ポカをヤラカシてしまう可能性が高いのである。

ということで、交尾器の確認。
ファルスを除いてバルバを開いた状態。

図鑑によると、ウスカバナミシャク交尾器では、バルバの基方部が出っ張り、サックルスが太く骨化することが特徴だそうだ。

本種に特に近縁なナカオビカバナミシャクとモンウスカバナミシャクではサックルスの骨化が見られないことから区別できるとのこと。


ファルス

コルヌツスは2本。
ナカオビカバナミシャクも2本、モンウスカバナミシャクではより長く1本。
という感じで、上に上げた2つの特徴を見れば、
3種は分類できる。

写真のファルスは見ての通り壊れている。
薄くて柄付き針でつついていたら壊してしまった。orz

どんくさいのは私だけ?かと思ったが、図鑑に図示してあるカバナミシャク類のファルスの写真、破けたものの写真が2・3見られる。
どうもこの属のファルスはもともと弱いもののようだ。

ま、言い訳にはならないんですけどね。

ではまた
2012年3月22日 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年03月15日(木)
アカウラカギバ・・・越冬明けの幼虫
この間、チラッと貼ったアカウラカギバとおぼしきヒメユズリハのちび幼虫。
実は持ち帰って飼育している。
その子が一回脱皮した。

こんな感じ。

尾突起が伸びて、頭に丸い角が2本。
角と言うより、耳的な感じ?
画像の右端に見える、うんちみたいなのは
脱皮殻の頭部と思われる。

いもむしの尾突起と言えば、スズメガの尾角が有名だが、
スズメガの場合は第8腹節の背面から伸びており、
カギバガの場合は肛上板(第10腹節の背板)が伸びたものである。

ともあれ写真の種はアカウラカギバで良さそう。
もうちょっと飼育して確実になったら、元の木に戻そうか。

拙ブログのアカウラカギバ終齢幼虫の記事はコチラ
--> ナメクジ型幼虫・・・・アカウラカギバ

ではまた
2012年3月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 昆虫-チョウ・ガ |
2012年03月09日(金)
クロテンフユシャクの♂交尾器
啓蟄も過ぎ、そろそろムシが出始めるはずなので、
フユシャク系の交尾器、見た分を放出しなければ。

3月3日に八幡さんで、こときれていたフユシャク。

クロテンフユシャク Inurois membranaria

外横線がカクッと曲がってるし、写真には写っていないが後翅中央にも黒い点がある。
今回は間違いなくクロテンフユシャクだろう。

で、クロテンフユシャクの交尾器。


ファルスを除いた状態。


クロテンフユシャク交尾器側面。


ファルス

コルヌツスが長い。

ファルスの向きを変えて、


も、ちょい回転、


以前間違いを指摘されて訂正したウスバフユシャクのコルヌツスは
これよりも明らかに短い。

やっぱり私にはウンクスの違いがよく判らない。
ぬぬぬ。

ではまた
2012年3月9日 | 記事へ | コメント(0) |
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