ニックネーム:Acleris
年齢:おぢさん
都道府県:兵庫県
春の林で耳をすますと、パラパラと雨のようなかすかな音が聞こえませんか?それはいもむしのうんちだったりするんですが、ココではそういうチッコイ自然を紹介しようと思います。

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2016年07月23日(土)
神戸のタイワンオドリハマキモドキ
お散歩コースに生えた腰くらいの高さのイヌビワ。

先日(7/10)、薄皮残した食痕があったので
裏返してみるとチッコイいもむしが隠れていた。

葉の裏に薄く糸を張り、表皮を残して裏側だけを器用に食べている。

主脈の脇に1カ所穴が空いている(矢印)。

あとで紹介する報文には、外敵に襲われた時に葉の反対側へ避難するための脱出口だそうだ。

脱出口付近。
穴の上には薄く糸が張ってあり外敵は容易に付いてこれないようになっている。

ここでハマキモドキの仲間かも?と思うが、近所のイヌビワ喰いのハマキモドキはイヌビワハマキモドキくらいなんだけれど、本種は糸で綴った新芽を食べる習性があり、今回の食べ方とは違う。

でネットを検索すると「沖縄産蛾類幼虫の図説と食草」にある、
タイワンオドリハマキモドキが該当するように思えた。
が、図鑑の記録は屋久島以南とあり、分布が合わない。。。

さらに検索すると、「蛾類通信No.267」で村瀬ますみ氏による「和歌山市のタイワンオドリハマキモドキ」という報文があり、2010年に和歌山で記録された記事が見つかった。その報文には大阪と京都でも幼虫を確認したとあった。

じゃー神戸でもいる可能性はあるねってことで、
羽化を待つ。

繭。
フィルムケース型容器の蓋の凹みを利用して紡錘形の繭を作った。

で、今週になって羽化したのがこれ。
タイワンオドリハマキモドキ Brenthia formosensis
後翅が変な向きで羽化失敗のように見えるがワザとこんな向きにしている。

正面から
タイワンオドリハマキモドキ Brenthia formosensis

こんな体制で葉っぱを上をダンスするようにクルクル走り回っている。
だから「踊り」「葉巻」「もどき」(ハマキガに似た踊る蛾)

翅を拡げた状態。
タイワンオドリハマキモドキ Brenthia formosensis
図鑑には前翅外縁に黒紋が7個ある、とある。
外見で区別し難い種にコミヤマミズハマキモドキがいるが、
こちらの食草はイラクサ科のコミヤマミズ。
交尾器が明確に違うそうだ。

近所で見かける似た種にはアラカシなどにつくオドリハマキモドキがいるがこちらはこんなの。
オドリハマキモドキ Litobrenthia japonica 2004年8年29日
外縁の黒色紋の数が違う。こちらは3個。

標本は1個体しか持ってなかった。
よく見掛けるのだがハマキモドキガ科は胸の筋肉が強いのか判らないが、
私がやると展翅をよく失敗することが多い。。


ではまた
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| 昆虫-チョウ・ガ |
2016年07月15日(金)
ツノトンボ
お散歩コースのほんの少し開けたところにいた虫。
飛んでいるときはアキアカネかなんかかな?と思ったら違った。

ツノトンボ Hybris subjacens
草原には普通のむし。

ただ、六甲山と海に挟まれた狭い平地に住宅がひしめいている神戸市では草原性の昆虫は比較的珍品である。
(北区と西区は別。)

ツノトンボの横顔。

複眼に溝がある。
近縁のオオツノトンボにはこの溝が無い、と図鑑にある。

さて、フィルムケースに入れて帰ったら糞をしていた。


ツノトンボは小昆虫を捕食する、と図鑑に書いてあるので
糞をつぶして光学顕微鏡で見てみた。

何かの複眼のかけら。

あとは多数の鱗粉。
小さな蛾を食べたようだ。

濃いピンクの鱗粉が混じっている。

ここで見かける蛾の中でこんな鱗粉を持つのは、、、、
アカマダラメイガとかかな?

ではまた
2016年7月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 昆虫-その他 |
2016年07月09日(土)
配色はチャドクガちっく
日曜日に見掛けた蛾。
ウチムラサキヒメエダシャク Ninodes splendens

暑くって写真に身が入らない。。。
持ち帰って撮り直し。


配色はチャドクガみたいだけど、ドクガ科みたいに翅を屋根型にしないで
平面に広げるので間違えたりはしない。

黒っぽい部分に銀色に光る帯があるので拡大して見た。


白っぽい鱗粉がパーマをあてたみたいにカールしている。

鱗粉を曲面にすることでどこから見ても光を反射する仕組みらしい。

よくできてる。

ではまた
2016年7月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 昆虫-チョウ・ガ |
2016年07月01日(金)
ピストルミノガの1種の成虫
先日の記事「葉上のピストル」のつづき。

成虫が羽化したので貼っておきます。
ピストルミノガの1種 Coleophora sp.

地味と見るか、渋いと見るか?

同定はその筋の専門家でないと無理そうなので放置。。。

ではまた
2016年7月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 昆虫-チョウ・ガ |
2016年06月23日(木)
よく判らないヒメハマキ
梅雨の晴れ間の日曜日、というわけにはいかず、
梅雨らしい天気の日曜日。

家でジッとしていれる性分ではないのでお散歩に出る。
ササキリの赤ちゃんでも見れたらイイや、と思ったがハズレ。

地味なヒメハマキがいたので確保。



前翅前縁にギザギザ模様があるのでヒメハマキガ亜科なのは確かだけれども、、、


翅を拡げた状態。
展翅後の開張は14mm。

地色は焦げ茶色で黄土色の鱗粉を散らす。
外縁近くに鉛色の光沢がちらほら。

手持ちの図鑑類ではコレダ!というのが見つからなかった。
(あっても判らなかった?)

ではまた
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| 昆虫-チョウ・ガ |
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