ニックネーム:ひろりん
年齢:永遠の17歳(笑)
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2007年07月20日(金)
河合隼雄さん
体調を崩してから、精神的なものであるとするならば、なんなのだろう?
と、河合さんの本は、何冊も読んだ気がしています。
本の紹介も多く、童話などもよくご存知でした。
対談集で、難しい話題になってくると、私は理解しきれないことなどがありましたが、
大抵は、わかりやすく、やさしく書かれている印象がありました。

訃報を知り、古本屋さんで、河合さんの本を2冊みつけてきました。
105円になっている本の重さを感じていました。


2007-07-20 18:06 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年09月03日(日)
詩のこころを読む/茨木のり子
茨木のり子の詩も好きです。
彼女は、数多くの詩人を紹介するのも、とても上手です。
この本は、岩波ジュニア新書なのですが、
詩を読み始めたころの私には、最適だったように思えます。
ここで、たくさんの詩人を知ることができました。

本屋さんで「詩集は、どこにありますか?」と尋ねて、
雑誌のところへ連れて行かれて、どこに詩集が?
「刺繍」の雑誌がたくさんありました。(笑)
笑い話になってしまうのですが、詩集を探すのは大変かもしれないです。

よくみかけるのは、童話屋の詩集です。
小さな詩集本で、復刻本も多く出されています。
「ポケット詩集」もシリーズで出ていますが、
好きな詩がたくさん紹介されています。

ねじめ正一さんの「言葉の力を贈りたい」も、多くの詩人が紹介されています。
2006-09-03 21:12 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年07月13日(木)
老子の言葉
ぼくらはひとに
褒められたり貶されたりして、
びくびくしながら生きている。
自分が人にどう見られるか
いつも気にしている。しかしね
そういう自分というのは
本当の自分じゃあなくて、
社会にかかわっている自分なんだ。

もうひとつ
天と地のむこうの道(タオ)に
つながる自分がある。
そういう自分にもどれば
人に嘲られたって褒められたって
ふふんという顔ができる。
社会から蹴落とされるのは
怖いかもしれないけれど、
道(タオ)から見れば
社会だって変わってゆく。だから
大きな道(タオ)の働きを少しでも感じれば
くよくよしなくなるんだ。
たかの知れた自分だけれど
社会だって、
たかの知れた社会なんだ。

もっと大きな道(タオ)のライフに
つながっている自分こそ大切なんだ。
そのほうの自分を愛するようになれば
世間からちょっとパンチをくらったって
平気になるのさ。だって
道(タオ)に愛されてる自分は
世間を気にしてびくつく自分とは
別の自分なんだからね。

社会の駒のひとつである自分は
いつもあちこち突き飛ばされて
前のめりに走ってるけれど、
そんな自分とは
違う自分がいると知ってほしいんだ。


※私は親孝行をしに実家に向かっています。
親孝行といっても、元気な顔を見せることくらいしかできません。
いえーい!(笑)
2006-07-13 08:49 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年07月12日(水)
人類の泉/高村光太郎
世界がわかわかしい緑になつて

青い雨がまた降つて来ます

この雨の音が

むらがり起る生物のいのちのあらはれとなつて

いつも私を堪らなくおびやかすのです

そして私のいきり立つ魂は

私を乗り越え私を脱れて

づんづんと私を作つてゆくのです

いま死んで いま生れるのです

二時が三時になり

青葉のさきから又も若葉の萌え出すやうに

今日もこの魂の加速度を

自分ながら胸一ぱいに感じてゐました

そして極度の静寂をたもつて

ぢつと坐つてゐました

自然と涙が流れ

抱きしめる様にあなたを思ひつめてゐました

あなたは本当に私の半身です

あなたが一番たしかに私の信を握り

あなたこそ私の肉身の痛烈を奥底から分かつのです

私にはあなたがある

あなたがある


私はかなり残酷に人間の孤独を味つて来たのです

おそろしい自棄の境にまで飛び込んだのをあなたは知つて居ます

私の生を根から見てくれるのは

私を全部に解してくれるのは

ただあなたです

私は自分のゆく道の開路者です

私の正しさは草木の正しさです

ああ あなたは其を生きた眼で見てくれるのです

もとよりあなたはあなたのいのちを持つてゐます

あなたは海水の流動する力をもってゐます

あなたが私にある事は

微笑が私にある事です

あなたによつて私の生は複雑になり 豊富になります

そして孤独を知りつつ 孤独を感じないのです

私は今生きてゐる社会で

もう万人の通る通路から数歩自分の道に踏み込みました

もう共に手をとる友達はありません

ただ互に或る部分を了解し合ふ友達があるのみです

私はこの孤独を悲しまなくなりました

此は自然であり 又必然であるのですから

そしてこの孤独に満足さへしようとするのです

けれども

私にあなたが無いとしたら――

ああ それは想像も出来ません

想像するのも愚かです

私にはあなたがある

あなたがある

そしてあなたの内には大きな愛の世界があります

私は人から離れて孤独になりながら

あなたを通じて再び人類の生きた気息に接します

ヒユウマニテイの中に活躍します

すべてから脱却して

ただあなたに向ふのです

深いとほい人類の泉に肌をひたすのです

あなたは私の為めに生れたのだ

私にはあなたがある

あなたがある あなたがある
2006-07-12 14:58 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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レモン哀歌/高村光太郎
そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まつた
写真の前に插した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう


※十代ではわかることなく読んでいました。
2006-07-12 08:53 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2006年07月11日(火)
雨ニモマケズ/宮沢賢治
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
 
 
 
 


●ルビ
瞋ラズ(いからず)

ケンクワの「ワ」は促音
2006-07-11 10:42 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年07月10日(月)
それでも
 人々は、理性を失い、非論理的で自己中心的です。
    それでも彼らを愛しなさい
 もし、いいことをすれば、人々は自分勝手だとか
 何か隠された動機があるはずだ、と非難します。
    それでもいい行いをしなさい。
 もしあなたが成功すれば、不実な友と、
 ほんとうの敵を得てしまうことでしょう。
    それでも成功しなさい
 あなたがしたいい行いは、明日には忘れられます。
    それでもいい行いをしなさい
 誠実さと親しみやすさはあなたを容易に傷つけます。
    それでも、誠実で親しみやすくありなさい
 あなたが歳月を費やした建物が、一晩で
 壊されてしまうことになるかもしれません。
    それでも建てなさい
 ほんとうに助けが必要な人々ですが、彼らを助けたら
 彼らに襲われてしまうかもしれません。
    それでも彼らを助けなさい
 持っている一番いいものを分け与えると、
 自分はひどい目にあうかもしれません。
    それでも、一番いいものを分け与えなさい


※時々、読み返してみる。
2006-07-10 11:01 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年07月09日(日)
なんというわからぬやつらだろう/八木重吉
なんというわからぬやつらだろう
にんげんはそんな家はいらないんだ
そんなてかてかとむやみにおおきい
歯のうくような住宅なんかよせばいいに
この世の中から活動写真と芝居と
写真道楽と別荘をなくしてしまえ
人間のすむ家は
だれもかれも二十円ぐらいの家賃のものにするがいい
そして野と山を荒してはいけない
野と山がこれ以上せばまってゆくなら
日本はいきがいのない国になってしまう
みんないちばんいいものをさがそう
そしてねうちのないものにあくせくしない工夫をしよう
人間一人の生命のためにも
人間すべての生きがいのためにも
なくてよいものをあえぎもとめるのは
なんというおろかしいことであろうか


※八木重吉(1898-1927)
こんなに昔からの詩なんです。
2006-07-09 08:58 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年07月08日(土)
美しい文章?
父上様母上様 三日とろゝ美味しうございました。干し柿、もちも美味しうございました。
敏雄兄、姉上様、おすし美味しうございました。
勝美兄、姉上様、ブドウ酒、リンゴ美味しうございました。
巌兄、姉上様、しそめし、南ばんづけ美味しうございました。
垚久造兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。
幸造兄、姉上様、往復車に便乗さして戴き有難とうございました。モンゴいか美味しうございました。
正男兄、姉上様、お気を煩わして大変申し訳ありませんでした。
幸雄君、英雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、啓久君。みよ子ちゃん、
ゆき江ちゃん、光江ちゃん、玲君、芳雄君、
恵子ちゃん、幸栄君、
裕ちゃん、キーちゃん、正嗣君、
立派な人になって下さい。
父上様母上様、幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。
何卒お許し下さい。
気が休まる事なく、御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。
幸吉は父母上様の側で暮しとうございました。


あまりにも有名な円谷幸吉の遺書です。

そんな美しい文章なんかいならない!
と思ってしまうのです。

疲れたら休もう!じゃないか?
一緒にヘタな歌でも口ずさみながら。

疲れ切るまで、自分を追い込まれないで!
人間は、もっといい加減にできてます。
2006-07-08 08:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2006年07月07日(金)
雑誌
どこかで「節約」「無駄のない生活」を心がけてしまっていた。
いや、それでも「無駄」は沢山あるわけなんだ。
「節約」も、自分の好みでしてる「節約」だから、恵まれたものである。

雑誌というものを手にしなくなって、数年立つ。
雑誌やら、テレビCMやら、やたらに好きな方だったのだ。

だから、ブレーンは、毎月、見ていたし、
モノ・マガジンは、売店で買っていたりしていた。
バナナリパブリックなどを始めとする通販雑誌なども海外から取り寄せていた。

そんな生活をすっかり忘れちゃっていた。

また、元に戻したいとかでなく、
なんで、こんなにギスギスした感じにしてしまってるのだろう?
と、数ヶ月前ごろから、気がつき始めていたのだった。

雑誌を買い求めたくなった。ということではない。

ギスギス感を持つな。
ゆとりを持て!みたいなことを思っていたのだった。
要は、心持ちみたいな「ゆとり」を持っていたいよね。
って、感じです。

で、懐かしい雑誌を検索していたりした。(笑)

日経ビジネスは、本文より広告の良さに目がいってたりしたことなどを思い出していた。

のんびりした午後のひと時に。
2006-07-07 18:31 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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