えげつない振動の弓に出会った。射場に行くとけたたましい発射音を響かせているCPボウがたくさん居る。中には適正なメンテナンスが施されて発射音の静かなCPボウもある。射手が普段から弓に気遣っているのか、メンテナンスを任せている店舗が適正な技術を持っているのだろう。或いはたまたまなのかも知れない。
けたたましい発射音を発する酷い振動のCPボウは各部が緩む。サイトエクステンションが緩んだり、フロントスコープの取付ボルトが折損したり、レストが共振したりする。果てはライザーにクラックが入って折損に至り、運が悪けりゃ周囲を巻き込む大怪我の事故が発生する。
自分のCPボウが整備不良の危険な状態であることに気付かない射手は、運悪く大事故に出くわしたら因果が理解できないので責めるべき筋違いのものを探すだろう。自分の無知無神経が原因とは思わずに。そのCPボウのメンテナンスを任されている店舗も同じだ。責任を何処に擦り付けるのだろうか。メンテナンスを請け負うということは射手のお相手をするということではない。CPボウの適正に気付いて維持し続ける技術と責任感があるか否かである。
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