報道もされてますが東京都青少年健全育成条例の一部改定案
本日の都議会本会議にて可決されました。
大変に残念です。
が。
まだ『終わり』ではありませんよ。
当面の問題としては、条例の実際の運用があります。
また、国会でも児童ポルノ法が動いてきます。
次の改正でマンガ・アニメ・CGが児童ポルノに含められたり
さらに単純所持の禁止までやられたりしたひには
手持ちのエロマンガやエロアニメやエロゲーやエロ絵など
処分しないと犯罪者にされるかもです。
そんなワケで、引きつづき政治・行政への監視と
反対してくれた議員さんとの連携が大切な課題になります。
まずは最後まで反対してくれた会派へのお礼を言いましょう。
共産党・生活者ネット・自治市民の3会派です。
メールよりも、形に残る手紙のほうが良いと思います。
共産党都議団
http://www.jcptogidan.gr.jp/
東京・生活者ネットワーク
http://www.togikai-seikatsusha.net/
自治市民’93(福士敬子都議)
http://www.asahi-net.or.jp/~pq2y-fks/
でもって賛成した会派には呪いを…かけるのは胸の内で
後日、なんらかの抗議はするつもりです。
民主党は会派としては今回は賛成に回りましたが
都議さんの中には反対で頑張ってくれた人もいますので
無闇な特攻(笑)は禁止です。
で、今回の動きの中で私が強く感じたことは
やはり一般への問題の周知が足りないなあ…ということです。
特に都がメディアを通じて今回の条例案を
「過激な性描写のあるマンガの販売を制限するだけ」
と広めたことが、かなり大きく響いていたと思います。
そこで、この問題について身近な人と話をする時に
都のネガティブキャンペーンに対してどう反論したらいいか
ポイントをいくつか簡単にまとめてみました。
あくまで簡単にです。(^^;
糸口程度ですが、良かったら参考にしてください。
そして、都のウソを教えてあげてください。
「エッチなマンガの販売を規制するだけでしょ?」
じつは東京都で「不健全図書」として指定されてしまうと
全国規模で流通量が激減します。
発禁に近い状態で、出版社には大ダメージです。
そのため出版社は不健全図書に指定されるリスクを回避するため
指定されないような「安全な内容」にしてしまうんですね。
つまり都は表向きは販売の規制をするだけで
実質的に作品の内容に大きな影響をあたえることができるんです。
ちなみに、成人向けエロマンガはすでに区分されてるので
この条例でダメージが大きいのは青年向けのコミックなどです。
「過激な性描写を自粛すればいいだけでしょ?」
この条例の対象は過激な性描写だけではありません。
大人同士の合法で社会的に許される性行為や類似性行為以外は
ほとんど網羅することができます。
曖昧で恣意的に拡大解釈可能と批判されているのはそのためです。
しかも、その運用のカギは都が握っています。
ある作品に実際に適用されるかどうかは分かりませんが
その恐れがあるという状態では表現は萎縮します。
考えてみてください。
青年コミックから性的な要素が大幅に排除されてしまったら
そんなマンガは面白いと思いますか?
ちなみに、同性愛も対象に含まれると議会で答弁されてます。
百合エロ派の俺オワタ。/(^o^)\
「出版社が自主規制してこなかったのが悪いんでしょ?」
出版社はこれまでもずっと行政と話しあいの場を持ち
様々な自主規制をやっています。
成人コミックマーク、成人マーク、出版ゾーニング委員会18禁マーク
小口シール止め(青テープ)などがそうです。
また、東京都の不健全図書指定の数は2000年に136件だったのが
2009年には32件(月に1〜2冊!)と減っています。
これは自主規制の成果ではないでしょうか。
ちなみに、都が新たに出版規制を設ける名分にしているのが
アウトサイダー(出版倫理協議会に加盟していない中小出版社)が
不健全図書の51パーセントを占めており
出倫協の自主規制が十分に機能していないということですが
月に2〜3冊の51パーセントって〜……。
え〜…?
自主規制は機能してるんじゃないですかねえ?
「反対してるのは儲けているマンガ家や出版社だけでしょ?」
マンガ家や出版社だけではありません。
テレビや新聞などではほとんど報じられていませんが
日本ペンクラブ、日本シナリオ作家協会、日本図書館協会
日本劇作家協会(演劇関係の団体)、自由人権協会
日弁連、東京弁護士会、第二東京弁護士会
MIAU(一般社団法人インターネットユーザー協会)、その他。
これらの団体も反対・懸念を表明しています。
本当にエッチなマンガを規制するだけの条例であれば
これほどの反対が出るでしょうか?
これらの人々がエッチなマンガで儲けているというのでしょうか?
シナリオ作家協会の声明文がカッコいいです。
『行政が相変わらずフィクション創作の現場に、一方的に硬直した道徳・倫理観を押しつけようとする姿勢は前回と変わらず、むしろより強権的になり、決して見過ごす事は出来ない。』
『我々は、自由な創造の現場にあがり込んで、繰り返し汚れた靴で踏み荒らそうとする東京都に断固異議を申し立てるとともに、都議会において当改正案が永遠に葬り去られる事を切望する。』
簡単に…と言いながら、ちょっと長かったですね。(笑)
でもこれは糸口です。
その他、こんなところも参考になります。
このてんたまさんのレポートはすごいです。
長いですが一読の価値はあります。
http://angels-pathway.clanteam.com/What_to_do_101123.html
地方新聞も熱いです。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010121502000007.html?ref=rank
http://www.shinmai.co.jp/news/20101211/KT101210ETI090005000022.htm
http://kumanichi.com/syatei/201012/20101202001.shtml
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201012030173.html
反対してくれた都議さんたちの声。
http://hoshi.seikatsusha.net/back/back_no_print/1292394746.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-12-14/2010121404_03_1.html
この条例を進めた東京都の答弁も少し紹介しておきます。
1)マンガの・アニメキャラクターの年齢判断について。
「登場人物の年齢設定の判断に置いては、年齢設定のほか、服装、所持品、背景その他、年齢を客観的に推定させる描写等から判断する。なお、設定上成人であるという断り書きは、読み手である青少年の性に対する健全な判断能力を損なわせるため、認めない。以上により、行政による恣意的な判断の入る余地はない。」
要するに設定はガン無視。
審査する担当者の主観で決めるということです。
実在の人間ならば作中の設定とは別に本当の年齢がありますが
マンガやアニメのキャラには設定以外の年齢はありません。
例えば17才と18才をどう見分けるんでしょう?
これで「恣意的な判断の入る余地はない」って……?
え〜…?
2)今回の条例はマンガ・アニメ・CGを名指しで非難する一方
小説や実写は除外されています。
これだけでも不思議ですよね。
その理由について。
「青少年に与える影響からすれば、マンガは一目で具体的に分かる。一方小説は年齢、性別、読解力で千差万別の解釈がありうるため実写・小説はあてはまらない。」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
マンガは一通りの解釈しかあり得ないと言ってるワケですが
この人、マンガを読んだことないんでしょうか?
て言うか、小説だって必ずしも千差万別とは限らないですよねえ。
私のラブコメ百合エロ小説のクライマックスシーンなんか
ほぼひとつの解釈しかないですよ?(笑)
こんなマンガを知らない人たちがマンガの規制をするとか
もはやブラックジョークです。
都議会に提出された反対の請願・陳情は330件を超えています。
参考までに、青少年条例以外の請願と陳情は16件です。
可決はされてしまいましたが、こんな無茶苦茶な条例に対しては
今後も批判・反対の声をあげることが必要です。
この日記へのリンク・転載はご自由にどうぞ。
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2010-12-15 23:30
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都議会宛に青少年健全育成条例反対の陳情書を書いてみました。
今までの議員さんや議員団宛の陳情は私的なものなので
まあ丁寧なお手紙という感覚で良かったんですが
今度は『公式』の陳情書になりますので、書式があります。
もちろん、公式だから記録にも残ります。
都の公式ガイドで書式を調べながら書きました。
ああ疲れた。(笑)
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/petition/guide.html
まあ基本的にはここの見本どおりに書けばいいわけですが
理由をどうまとめるかで悩みましたよ。(;´Д`)
言いたいことは色々あるけど、あまり長くなってもアレですし
とにかく1500文字以内だし!
けっきょく、反対意見を公式記録とすることを目的と割り切って
簡単に(?)まとめてみました。
・憲法で保証されている表現の自由を侵害するおそれがある。
・規制に合理的・科学的知見が無い。
・それにもかかわらず審議に必要な時間が短い。
・短期間での再提出は議会軽視である。
まあこんなところかな…と。
たぶんこれで、受理してもらえる条件は整ってるはず。
明日は都議会にこの陳情書を提出してきます。
情勢はどう転ぶかはまったく分かりません。
少し盛り返したとは言え、まだまだ不利なのは変わりません。
ただ、どちらにせよ、これで『終わり』ではありません。
国会のほうでも児童ポルノ法がまた出てきますし
次の改正でマンガ・アニメ・CGを児童ポルノに含められたり
あげくに単純所持の禁止までやられたりしたひには
私らオタクは軽く死ねます。/(^o^)\
とにかく『彼ら』の目的は『汚いもの』が表面上は見えない
清く美しい純潔世界ですからね…。
恐い恐い。(((;゚Д゚)))
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2010-12-12 20:06
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先日(12月3日)の日記で書いた都条例問題シンポジウム
無事に終了しました。
時間も無いので、簡単に報告しておきます。
「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/11/post-8546.html
上記の山口弁護士のブログでも報告されていますが
参加者数は約1500人でした。
そのうち、会場に入れた人は約850人。
入れなかった人は約650人。
満席の後もカウントのため整理券を配布していたそうですが
貰わずに帰ってしまった人もいるとのことなので
実数はもう少し多いと思われます。
実況のまとめはこちらをご覧ください。
http://togetter.com/li/76079
で、ここからは現状について。
はっきり言って、情勢はかなり厳しいです。
レッドゾーンです。
前にも書きましたが、共産党・生活者ネット・自治市民は
今案には「反対」であると明言してくれています。
しかし、最大会派の民主党はまだ未定です。
民主党の都議さんも2人ほど話をしてくれたのですが
現状では「可決してもいいのではないか?」という空気が
会派内で強くなっている印象です。
都のネガティブキャンペーンも利いている模様。
今後は9日に総務委員会で13日に総務委員会採決。
そして、15日に本会議採決です。
ほんとに時間がありません。
ぜひ都議会民主党に意見を送ってください。
都議会民主党
http://www.togikai-minsyuto.jp/
私もまた送ってみようと思います。
・架空の世界や過去の物語、他の国の物語に対して
現代日本の法規で善悪を決めつけようとする今案は
文化国家として恥ずべきものである。
・現実に性や暴力の被害を受けている児童の救済こそ
行政にとっての急務のはず。
今案ではその点が不十分であり、福祉関係者を中心に
最初から抜本的に審議をやり直すべき。
取りあえず、今回はこのあたりをポイントにして
メッセージしてみようかしら?
【手紙やメールを書く上で押さえておきたい点 - チラシの裏(3周目)】
http://samayouengei.blog.shinobi.jp/Entry/1348/
【嘆願書の書き方マニュアル】
http://tangansyo.livedoor.biz/archives/51234340.html
このあたりも参考にどうぞ。
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2010-12-07 02:26
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来週の月曜(12月6日)に都条例問題を考える集会があります。
以下、山口弁護士のブログより転載。
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/11/post-8546.html
-----------------------------------------------------------
「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」
主催:「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」
<共同代表:藤本由香里(明治大学准教授)・山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)>
東京都千代田区麹町4丁目2番地第2麹町ビル2階
リンク総合法律事務所内
tel: 03-3515-6681 fax: 03-3515-6682
yama_ben@nifty.com
協力:「コンテンツ文化研究会」
参加費:無料
事前申し込み:不要
取材の方:受付にて登録をお願いします。
2010年12月6日(月)
18:30(開場) 19:00(開演) 21:15(終了)
中野ZERO小ホール(JR/東西線中野駅南口から徒歩8分)
http://www.nices.jp/access/zero.html
<パネリスト予定者>
河合幹雄(桐蔭横浜大学法学部教授・法社会学者)
呉智英(評論家・日本マンガ学会会長)
兼光ダニエル真(翻訳家)
とりみき(漫画家)
西谷隆行(日本雑誌協会・編集倫理委員会委員)
保坂展人(前衆議院議員・ジャーナリスト)
水戸 泉/小林来夏(作家)
山本弘(作家)
藤本由香里(明治大学准教授)
山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)
その他、登壇者鋭意交渉中
-----------------------------------------------------------
ここが大きな山場になります。
人数が集まらないと反対の声は"その程度"と見なされます。
可能であれば、ぜひご参加ください。
もちろん、私も行く予定です。
現在、都議会の共産党・生活者ネット・自治市民の3会派は
今案には「反対」を明言してくれています。
民主党の賛否がカギになります。
反対の声を民主党に届けてください。
特に規制反対派の議員さんには応援の声も大切です。
「反対と思っていても市民からの実際の声がないと動けない」
という議員さんもいらっしゃいます。
もちろん、毎度毎度ですが文面は丁寧に書いてください。
6月の否決へのお礼も忘れずに。
都議会民主党
http://www.togikai-minsyuto.jp/
こちらのページも参考になります。
http://angels-pathway.clanteam.com/What_to_do_101123.html
ちょっと長いですが、一読の価値はあります。
この日記へのリンクや転載はご自由にどうぞ。
むしろ拡散推奨。
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2010-12-03 21:18
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今回の東京都青少年健全育成条例新改正案について
藤本由香里先生がmixi日記でまとめてくださっていますので
こちらでも紹介しておきます。
-----------------------------------------------------------
「非実在青少年」規制から「非実在犯罪」規制へ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1629621160&owner_id=160185
新しく出てきた、東京都青少年健全育成条例新改正案ですが、
ここへきて、さまざまな団体から意見表明がなされています。
日本ペンクラブ http://www.japanpen.or.jp/news/post_248.html
それに東京弁護士会 http://www.toben.or.jp/news/statement/2010/1125.html
出版倫理協議会 http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/tojorei-hantai.pdf
条文そのものについては下記にまとめられています。
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/11/post-e3fa.html
山口弁護士が指摘する改正案の問題点はこちら
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2010/11/post-b4f0.html
また、今回は民主党がかなり揺れていることなどについては、
下記のブログに詳しいです。(長いですが)
http://angels-pathway.clanteam.com/What_to_do_101123.html
さて、私なりにまとめた、今回の改正をどう捕らえるかなのですが、
今回の改正案は、
基本的に「不健全図書指定範囲の拡大」にしぼってきており、
その点では、自主規制に都民の監視義務がセットになって、
広範な悪書狩りを招きかねなかった前回よりはましになっているともいえます。
しかし、18歳未満という年齢制限がはずれ、
規制の対象となる行為を、キャラクターの年齢に関わらず、
「刑罰法規にふれる性行為」および「結婚できない近親間での性行為」
としたことで、規制の対象はあきらかに広がっています。
つまり、前回が「非実在青少年」規制だったのに対し、
今回は、「非実在性犯罪規制」だというところに特徴があります。
つまり、刑罰の対象になる違法な性行為は、描くことも規制しよう、ということです。
このあたりがいかにも「警察の発想」ですよね。
「刑罰法規に触れる性行為」には、
強姦、強制わいせつ、売春、公然わいせつ(たとえば屋外での性行為)…etc.
それに淫行条例(18歳未満との性行為)が入りますので、
「非実在青少年の性行為」は規制の対象として残っていることになります。
(ただし、東京都の条例では両方18歳未満ならば刑罰の対象にはならない…。
――このへんの「刑罰法規に触れる性行為」については具体的に何を指すのか特定してほしいところです)
ただ、不健全図書指定は審議会を経て指定されますので、
審議会が「不当に賛美または誇張し」という要件をどのくらいの範囲にとるかで、
実際には運用面で一定の制限を設けることは可能です。
(表現の萎縮は起こると思いますが)
それと、大事なことは、この改正案が通った場合、
特に、BLへの影響がかなり大きいと思われます。
ご存じの方はご存じだと思いますが、
BLには強姦と近親相姦の設定がきわめて多いのです。
(なにもBLをねらいうちしたわけではなく、おそらくそんなことは、
この改正案を作った人は想定していなかったのではないかと思いますが。
しかし、強姦や近親相姦の犠牲者が多いと思われる女性が描く作品に、
そうした設定が多いというところに、
本当は、「表現」というものの持つ複雑さと力が表われています。
つまり、「表現」というのは、必ずしも
現実に対する「欲望」の表現であったり、欲望の現実化を誘発するものではなく、
むしろ潜在的に「そうはありたくない」という人間に、
その状況のコントロールの仕方を教えたり、
シミュレーションを可能にしたり、
あるいは実際にあった体験を癒すための役割も果たす、ということです)
しかし何より問題なのは、
違法な行為は描くことも規制する、というのは非常に危ない発想だということです。
現在のところ改正案は「非実在<性>犯罪」規制でとどまっていますが、
それが「性犯罪」に限定される、という保証および理由はどこにあるのでしょう?
「違法行為を肯定的に描く作品が規制されるのは当然」
ちょっと聞けばもっとものように思えるこの発想からいえば、
当然、「犯罪行為」一般を描くことを規制せよ、
という流れに、やがてなっていくのではないでしょうか。
だとすれば、「違法行為を不当に賛美または誇張」した作品の中には、
「ONE PIECE」も「ルパン3世」も入ります。
今回の改正案ではそれにどう歯止めをかけるかが一番問題だと思います。
あともう一つ、上に描いたような規制は、マンガ・アニメ・ゲームにだけ適用され、「実写は除く」 とわざわざ書いてあるのはものすごい疑問です。
どんな違法な性行為でも、実写なら何のお咎めもなしなんて、どうなってるの?
月曜日の午後には、ちば先生をはじめ、藤子不二雄A先生や、松本零士先生、秋本治先生、やまさき十三先生、本そういち先生などが記者会見をなさいます。ニコ生で放送予定。
「私たち漫画家は、都青少年育成条例に断固反対します!」記者会見 生中継 11/29(月) 開場:16:20 開演:16:30。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv33227605
状況を覆すために、これが効いてくることを信じます。
-----------------------------------------------------------
以上、転載終了。
今回は前にも増して時間がありません。
おそらく都側も反対の動きが大きくなる前に可決させることを
目論んでいるのでしょう。
そういう目論見自体が、この改正案がまともではないことを
逆説的に証明しているとも言えますが…。
前の日記でも触れましたが、都のネガティブキャンペーンの"成果"で
6月は否決に回ってくれた都議さんもかなり動揺しています。
少しでも多くの反対意見を送るとともに
前回の否決は正しかったと応援することが必要です。
都民の方は地元の都議さんを中心に陳情すると良いと思います。
都外の方の声も大切です。
各都議団への意見・陳情も効果があります。
都議会民主党
http://www.togikai-minsyuto.jp/
共産党都議団
http://www.jcptogidan.gr.jp/
東京・生活者ネットワーク
http://www.togikai-seikatsusha.net/
自治市民’93(福士敬子都議)
http://www.asahi-net.or.jp/~pq2y-fks/
毎度のことですが、FAXは厳禁です。手紙かメールで。
意見・陳情は丁寧にお願いします。
間違っても罵倒や脅迫などは『絶対に』しないでください。
今後も国会での児童ポルノ法など問題は山積みです。
「敵を作るな味方を増やせ」
これが大切です。
まずは6月の否決のお礼からすると良いでしょう。
そのうえで、今回の案も実質的には同じであることを訴え
反対であるとの意見を述べ、否決をお願いしましょう。
事実、都知事も会見で
「(非実在青少年という)わけの分からない言葉は削除したが
実質的な中味は前と同じだ」
と発言しています。
この点は指摘しておくと良いかもしれません。
あまり長々とした文章を書く必要はありません。
便せん1枚程度を目安にしましょう。
以下のサイトも参考になるかと思います。
http://d.hatena.ne.jp/ayanami/20101124#p1
あとはとにかく自分の言葉で。
専門用語や固い言いまわしをしなくても、礼儀をわきまえて
読む人の気持ちになって丁寧に書けば大丈夫です。
どうぞよろしくお願いします。
この日記へのリンクや転載はご自由にやってください。
拡散推奨。
-----------------------------------------------------------
追記。
今度の火曜(30日)には懇談会があるとのことなので
時間が取れたら私も行ってみるつもりです。
http://blog.livedoor.jp/ykmk2010/archives/51524735.html
自分に出来ることはやってみます。
落ちついてエロエロな小説書きたいのう…。(´・ω・`)
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2010-11-28 17:59
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すでに一部でも報道が出ていますが
東京都が6月議会で否決された青少年健全育成条例改定案を
来月(12月)の都議会に提出してきます。
-----------------------------------------------------------
【都の漫画規制条例、修正案を再提出へ】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101116-OYT1T00091.htm
子どものキャラクターによる露骨な性行為を描写した漫画やアニメの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案について、東京都は15日、文言を修正の上、今月末開会予定の都議会に再提出する方針を固めた。
これまで反対していた民主党も修正内容に同意するとみられ、条例改正の公算が大きくなった。
今年3月に提出され、6月に否決された改正案は、漫画などの登場人物で「18歳未満として表現されていると認識される」ものを「非実在青少年」と定義。それに対する強姦(ごうかん)など反社会的な性描写の作品を「不健全図書」に指定し、子どもへの販売や閲覧を制限する内容だった。
再提出案では、定義があいまいで過度な規制につながる恐れがあると指摘された「非実在青少年」との文言を削除、「18歳未満」とした、規制対象のキャラクターについても具体的な言及を避けた。
(2010年11月16日03時03分 読売新聞)
-----------------------------------------------------------
記事中「民主党も修正内容に同意するとみられ」とありますが
これはどうも"飛ばし"の可能性が高いです。
読売は児童ポルノ法絡みでも"飛ばし"の前科(笑)がありますので
今回も世論形成・気運醸成・反対派のモラルダウンを狙って
この記事を出してきたと思われます。
実際には都議会民主党は態度未決定のようです。
ただし、事態が楽観出来ない情勢なのもまた事実です。
態度未決定ということは、反対してくれない可能性もあります。
以下、Twitterの情報から。
『東京都側は、各地で条文とはかけ離れた内容の説明会を行っている。先の改正案に反対した民主党議員たちが、あたかも児童強姦の擁護者のように連想させるギリギリの酷い説明会が連日開催された結果、誤解した一般都民からの心無い電話が議員事務所に届き始めたとのこと。』
『都政のこの行為は一般的に言えば逆に都議会民主党への侮辱行為そのものと言っても良いと思うのだが。正直こんなネガキャンを72回も行う事に税金を投入した都政に都民は怒った方が良い。』
東京都としては、すでに条例案を通すこと自体が目的化していて
なりふり構わぬ行動に出てきています。
この結果、上記のように誤解した一般都民から都議さんのところへ
抗議や非難も届いていて、動揺している方もいるそうです。
その他にも、嫌な話ですが"政治力学"などの事情もあって
都側は12月議会での成立の公算は高いと見ています。
【再び動き出した「東京都青少年健全育成条例」改定案に民主党も反対しない可能性】
http://www.cyzo.com/2010/11/post_5940.html
サイゾーの記事ですが(笑)上記のような都側の動きと合わせると
決して絵空事ではありません。
かなり危険な状況です。
残念ながら肝心の条文が公開されていないため、今の時点では
まだ出来ることは多くありません。
都側はギリギリまで条文を隠しておくものと思われます。
隠しているということ自体、ロクでもない内容を予想させますが
基本的な状況は3月〜6月と同じです。
民主党、共産党、生活者ネット、自治市民の4会派に対して
手紙やメールを送ってください。
まずは6月の否決のお礼と、応援メッセージを。
上で書いたように都側の"活動"で動揺している都議さんもいます。
その方たちに6月の否決は正しかったと伝えてください。
もちろん、文章は丁寧に書きましょう。
『陳情はエレガントに』
これが大切です。
各会派の連絡先等は以下のサイトに記載されていますので
参考にしてください。
【東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト】
http://mitb.bufsiz.jp/
手紙の書き方は、このあたりが参考になります。
http://www.midori-japan.co.jp/letter/
なお、FAXは量が多いと迷惑になりますので避けてください。
都民の方は地元選出の都議さんにコンタクトするのも
良いかと思います。
もちろん、前回と同じく都外の方の声も大切です。
出来ることからコツコツと、少しづつでもお願いします。
-----------------------------------------------------------
【東京都「非実在青少年」条例再提出=都の「拙速姿勢」と「秘匿的姿勢」は問題だ(PJニュース)】
http://www.pjnews.net/news/909/20101117_9
-----------------------------------------------------------
前の日記のアドレスも貼っておきます。
http://blog.zaq.ne.jp/h-rei/article/373/
あと、都議会与党(知事派)自民党・公明党の支持者の方は
そちらにもぜひ働きかけてください。
それはそれで、将来への布石になると思います。
この日記へのリンクや転載はご自由にどうぞ。
むしろ、どんどん拡散してください。
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2010-11-19 23:36
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