ロードバイクって意外と色々なところに行けるものだとわかった。
極細な上につるつるのスリックタイヤでも、「いあや〜、これこのまま登れるかもよ。」と落ち葉と赤土の坂道をグングンあがっていく。
落ち葉で滑らないように気をつけながら、山を登り、駆け下りてこれって凄く楽しいじゃないか。
ここは古戦場跡、落ち武者の幽霊が出ると言われている山の中を三男と疾走。
これなら落ち武者も追いついてこられまい。
(自宅まで追いかけられたら、もうお手上げですわ。)
自転車って気持ちいい。
参照
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2012年1月22日 16時31分
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沖縄に引っ越しました。
というのは、真っ赤なウソで家族旅行です。
初めて沖縄に来たのですが、「沖縄=冬でも暖かい」というイメージを持ち続けた妻。
確かに、本州に比べれば暖かいけれど、今は冬ですよ。
意外な寒さに見を縮めながら「上着持ってきておいて良かったねぇ。」って長袖Tシャツで過ごすつもりだったらしい。
妻がもっとも期待していた夕日が綺麗だという残波岬へ。
海は時化てて、空は今にも泣き出しそうなくらいの曇天。
おまけに寒い。
こればっかりは仕方がないです。
青く澄んだ海は臨めなかったけれど、2時間ほど沖縄の海を眺めながら散歩。
高台にあがったり、祠を覗いてみたり。
神様っているんだろうなと、そう思わせるものがいたるところにあった。
僕は海を眺めながら今年の抱負について考えていた。
夜は、宿泊したホテルの周辺で食事がおいしそうな場所を探索。
本当は白い壁に海が見えるガラス張りのオーシャンティックな洒落たレストランとかが良かったのかもしれないけれど、僕がそんな場所を探す訳もなく、そういうレストランは都合良く見つかる訳でもなく、木造一階建ての居酒屋へ。
妻は少々不満気味。
外国人やら子連れの日本人やらで一杯の店内。
天気には恵まれていないけれど、食べ物はどうも大当たりの気配。
メニューを見て、手当り次第に地のものを注文。
とにかく、お腹が空いた。
海ぶどうに島らっきょうの塩漬け、石垣牛のたたき、今日獲れた魚の塩焼き、店員さんも名前を知らない魚の塩煮、地元の野菜を使ったシーザーサラダ、地元の食材をのせたピザ、店自慢の餃子、オムライス、そしてなぜか納豆巻き、など13品、18皿。
長男と妻はノリノリで注文していた。
僅かながらに疑問点があったものの、文句なしの美味しさで、なんだかんだ最後は笑顔で満足してごちそうさま。
店を後にする。
ベットに横になったものの眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めた。
どうも沖縄に来てから、気持ちが落ち着かない。
それは林間学校の楽しさとは違い、頭が重く胸騒ぎを覚えるような状態。
なんだろうなぁ、と悩んでいても仕方がないので眠気が来るまで読書。
隣のベットで寝入る長男は寝言で「そっすね〜。」とか言っている。
日の出は東京よりも遅い。
気が付くと時計の針は7時になるところだった。
ベランダでタバコを吸いながら、夜明けの写真を一枚撮る。
ちゅら海水族館のじんべえザメは噂通り大きかった。
それも何匹もいたものだから圧巻。
でも、一番衝撃を受けたのは悠然と泳いでいたナポレオンフィッシュが同じ水槽で元気に泳いでいたかわいい魚をパクッと食べてしまったこと。
場内騒然。
慶佐次湾のヒルギ林というマングローブの森へ
少しはアクティブに遊びたくて、カヤックにでもと思ったけれど、こちらは予約制。
移動時間が読めないとこういう面白い遊びにはなかなか上手く出逢えない。
周囲に遊歩道があったのでトレッキングを開始。
遊歩道から下を覗けば、小さな生き物がひしめき合っていた。
最初は「あ、ハゼっ。」とか言って喜んでいた子ども達、目が慣れてくるにしたがって、うようよ色々な生き物が蠢いているのに気が付いて、「なんだか、凄いね・・・。」と引け腰に。
時間が余ったので、近くの集落を散策してみた。
集落の奥にあった鳥居をくぐり、観光ガイドブックには載っていない神社を目指す。
小さな沢の横に立てられた神社。
大きな樹が辺りに生茂っていて、ぱっと見た感じは、まるでもののけの森。
この島には神様がいるのだと信じたくなった。
夜は少し贅沢に鉄板焼き。
あちらこちらを回って思ったことはとにかく物価が安い。
この鉄板焼きも例外ではなかったのはとても嬉しい。
初めて見る鉄板焼きのパフォーマンスに魅入る次男と三男。
定番と言える首里城見学。
お城というのはやっぱり造りがいいので、住んでみたい衝動に駆られる。
僕の年収では全く望めない話だけれど。
お茶室に入って一服。
琉球菓子もいただく。
外はあいにくの雨だったけれど、部屋は明るく落ち着いた感じが素敵だった。
とても贅沢なひととき。
お茶を飲みながら、次の旅先の話をすると「西表島」と妻。
水着になることがあまり好きではないけれど、海は好きなようで水牛にまたがって海を渡りたいのだとか。
主導権は完全に妻が掌握しているので、今年の夏か、来年の夏はきっとそこに向かうのでしょう。
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2012年1月14日 20時01分
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前の晩にバックパックにギアを詰め込んでみました。
薄〜いダウンジャケットに、アルコールストーブ、小さなケトル、カップ、水の入った水筒、お菓子少し、救急セット。
まるで「天空の城ラピュタ」のパズーの鞄の中身のようです。
ないのはランプと目玉焼きくらいです。
7時前に夕べの残りのシチューとパンを食べてサイクリングに出発です。
気象庁によれば12月は比較的暖冬ということでしたが、今日に限っては放射冷却で自宅前の畑が、まっ白くなるほどの霜が降り、かなりの冷え込みとなっていました。
そして、最近僕の住んでいる町では珍しくなった12月の薄氷。
アスファルトに張った薄氷を右足のかかとでトンっと叩くように踏むと、ペリンっと蜘蛛の巣状に割れて、透明感のあったそれは、白く曇ったようになりました。
目的地を特に決めないまま、僕たちはペダルをゆっくり漕ぎます。
昔の自転車は、強く漕ぐとチェーンのギュルルという引っ張られる音が聞こえたものですが、最近の自転車そういうこともないようです。
とにかく、道なりに真っすぐ進みます。
真っすぐと言っても歩道を走れば、車道に降りるためのスロープで上下に自転車が揺さぶられたり、ランニングをしている人に道をあけて垣根や塀やフェンスぎりぎりに走ることが普通です。
ペダルを漕ぎだして、20分も走ると不思議とどんどん行けてしまうものです。
このままずっと向こうに見える頭が白くなりかけた山の麓まで行ってみようか。
冗談ではなく、本気でそう考えるようになります。
気が付けば30キロほど走ったようで、時計は8時30分を過ぎていました。
もう、これくらいにしておこうか。
僕らは林道の中にいました。
真っすぐ来ていれば、さほど時間を要する場所でもないのですが、真っすぐの道が途切れてからあっちこっちと回り道をしているうちに、そんな距離になってしまいました。
手頃なベンチがあったのでそこで座って休憩です。
バックパックからケトルとストーブ、水筒をだしてお茶の準備をします。
森の中は冬支度が終わったのでしょうか、ムクドリが鳴く声が遠くで聞こえるくらいで辺りはとても静かです。
枯れ葉が僅かな風で揺れる音が、かさっ、ぱさっ、と聞こえます。
森が常に代謝しているのが、分かります。
僕はこの音が寂しい感じがして、子どもの頃からあまり好きになれません。
どちらかと言えば、5月に吹く強い風で樹の枝と枝が若葉をこすり合わせながら、刺々しくざわめいている方が好きです。
ケトルからもわっと湯気がたちあがると、温かみを感じることが出来ます。
初冬の森の中で、生命感を放っているようにも見えます。
生き物ではないのですが、動いているものってどこかそういう印象をもたせるのでしょうか。
コーヒーは飲みますが、なんにも束縛されない時は、僕は決まって紅茶を飲みます。
意識的にそうしている訳ではなく、無意識にそうしていたようで、最近そんなことに気が付いた次第です。
なので、今回も紅茶を飲みながら休憩です。
「100kmくらい走って行けるかもね。」
胸の中を通り抜ける温かい紅茶を感じながら、そう三男に話しかけてみました。
「いつ行く?」
答えはいつも出来るか出来ないかではなくて「いつにするか」ということらしいです。
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2011年12月10日 17時57分
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