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私が耳コピを始めたころは、道具といえばラジカセだけでした。再生→停止→巻き戻し の繰り返しで、こんな使い方が想定されていないから、ボタンが壊れたり、取れたりしました。それでも、ベースの音をとるときは音質のつまみを低音側にするなど工夫もしてました。
そのから、36,7年経つわけですが、その間いろいろと便利な道具が出てきました。最初はハードウェア、最近はソフトウェアに優れたものができて、耳コピを支援してくれます。
どんな道具を使うにしても共通して耳コピに有効な方法を記します。昔は裏技とも言えたんですが、最近では当たり前になった表技です。
- 低速再生をする。
昔は低速にすると、音程も下がってしまいましたが、デジタル技術によって音程はそのままで速度だけが遅くすることをできるようになりました。耳コピ専用のCD再生機などもありますが、WINDOWSであれば、Media Playerの再生ボタンを右クリックすると低速再生ができます。低速再生すると圧縮ファイルの場合、音質のアラがわかりやすくなってしまうので、非圧縮のWAV形式などでCDから取り込んだ方が音がクリアで耳コピもやり易いです。
- リピート機能 を使う。
任意の場所をひたすら繰り返し再生する機能です。極端な話、任意の一音だけ繰り返して再生することができます。とてもわかりづらい音やフレーズにターゲットを絞って音をとることができます。
- イコライザーを使う。
特定の周波数を強調したり、それ以外の音域をカットしたりします。たとえば、ベースの場合、低音域を強調すると耳コピしやすいです。
- 左右どちらかの片音だけにする。
ステレオ録音の楽曲では、楽器は左右のいろいろなところに定位されています。左右どちらか極端に定位されているものは、そちらの音だけ聞いたほうが耳コピはやりやすいです。やり方は簡単で、ヘッドホンの片耳をはずして聞けばいいだけです。
- 左右の音の引き算
これは、ボーカルやドラム、ベースなど中心に定位されている音を消してしまうマジックです。昔は、左右どちらかの配線の位相を変えたりしてやりましたが、最近はソフトで処理して消すことができます。きれいに消えるわけではなくて、残響音が残ってたりしますが、十分耳コピの役に立ちます。
- ピッチの変更
重低音や超高音はコピーしづらいものです。これもデジタル技術によるものですが、速度を変えずに音程を調節して自分の聞き取りやすい音域で聞けるようにする耳コピテクニックです。
- Youtubeで確認
最近は便利になったもので、演奏の映像が簡単に視聴することができます。どこのポジションで弾いているのか、どんなコードフォームを使っているのかわかる場合があります。有名な曲なら複数チェックするとかなり読み取ることができます。これは耳コピではなくて、目コピですね。
てな感じです。
5.と7.以外はMIDI製品やオーディオインターフェースにバンドルされているDAWソフトにこれらの機能があると思います。私は主にCUBASE5を使っていますが、そんなものを持っていなくても、フリーソフトでご紹介した1.から6.のすべての機能を満たしてくれるものもあるようです。検索するといろいろ出てきます。探してみてはいかがでしょう。
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