あまり行けないのですが、最近気に入っているのが、阪神芦屋駅とJR芦屋駅との間の界隈。面白そうな店がたくさんあります。ひと月くらい前のことですが、Peri亭(芦屋市大桝町6−12)でランチをしてきました。Peri亭と言えば、菓子職人の夫婦がオーナーで甲南山手にある洋菓子店として有名らしいのですが、そちらのほうは行ってません。芦屋店では食事ができるというので行ってきました。
実は、場所をよく調べていなかったので、一度目のときにはたどり着くことができず、二度目にようやく行くことができました。阪神芦屋駅から茶屋之町のほうに向かって行く途中にあります。阪神芦屋駅を北に出て、鳴尾御影線に沿って東に歩いて行くと、南西角にガソリンスタンドのある交差点があり、その交差点を通過してさらに東に進むと、南側に田中金盛堂(芦屋市大桝町7−5)という煎餅屋さんが目に入ります(多種類の美味しい煎餅やおかきを売っている老舗の煎餅屋さんです)。この煎餅屋さんの斜め前(つまり、北側)にPeri亭の入口があります。入口は道路から奥まったところにあるので、少しわかりにくいのですが、黄色いビル(ネオックスという名前らしい)が目印です。
最初に行ったときには、入口が鳴尾御影線に面しているとは知らず、一本北の道を探していて見つけることができなかったのです。そのときは、田中金盛堂にも寄ったのに目の前の入口に気づきませんでした。二度目に行ったときももう一度北側の道を探していたのですが見つからず、ひょっとして思い、鳴尾御影線のほうに回ってみてようやく見つけることができました。わかってみれば、何でもないのですが、完全に勘違いしていました。
Peri亭のランチには、1260円、1785円、2900円の3段階あります(要するに、松竹梅!)。せっかくなので、一番上のを注文してみました。前菜、スープ、魚、肉、デザートとフルコースです。Peri亭は本来は洋菓子店なのですが、菓子類は味が少し優しすぎて、印象が残りにくいような気がします。
それに引き換え、食事は美味。前菜、魚、肉のどれもが印象深かったのですが、この日、とくに感動的だったのは、肉料理でした。豚の三枚肉をワインビネガーで煮込んだ料理でした。ボルドレーズソースのように、ワインをベースにしたソースは、よほどうまく作らないと上等のトンカツソースになってしまうことがあるのですが、ワインビネガーのソースは素晴らしかった!長時間煮込んであるのか、酸味は完全に飛んでいて、濃厚さと爽やかさのあるソースに仕上がっていました。もちろん、肉も角煮よりも柔らかいくらいで、しっかりと脳に刻まれました。
この料理の印象が強かったので、似たような料理をツマが作ってくれました。ツマが作ってくれたのは、肩ロースの黒酢煮込み。三枚肉のように長時間煮込むことができないので、酸味が残っていましたが、これはまた別物で美味でした。
おまけ:この近辺の洋菓子店で気に入っている店があります。茶屋之町にあるPleinです。pleinは、英語のfullに近い意味のフランス語です。かのアラン・ドロンの有名な映画Plein soleil(太陽がいっぱい)のpleinです。店の名前は、どんな意図でつけられたのでしょう?この店は、間口が小さく目立たないので、通り過ぎてしまいそうになるのですが、向かいのパン屋さんは目立つので、パン屋さんを目標にして行けば、すぐに発見できると思います。この店は戸を開けたとたんに、美味しい店だと確信できる匂いが鼻に飛び込んできます。ケーキも焼き菓子も美味しいので、通いたい店の一つです。ああ、また行きたくなった。
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