2007年09月30日(日)
探すと出てこない
この記事を書くために下調べをしようと思って、書棚の本を探してみたのですが、たしかにどこかで見たはずなのに出てこないのです。載っていそうな本を20冊以上見たのですけど、意外なことに出てこないのです。印刷物のほうがネット上の記事よりは信用できると思っているので、まずは印刷物でと思っているのですが、どこで見たのか忘れてしまったので、見当たらないのです。

どうにかこうにか言葉は見つけたのですが、そこには探していた情報が含まれていませんでした。でも一応は取り上げておきます。

「自転車を大衆化するのにもっとも熱心だったのは、やはりメーカーの資本主義の論理だった。なかでも、ダンロップに負けないタイヤを開発したと自認するミシュランは一八九一年に始まったパリ−ブレスト間のロードレースの有力選手にタイヤを貸与し、「優勝」の一語を最大の宣伝材料にした。」(「パリ・世紀末パノラマ館」(鹿島茂 中公文庫 2000年)p.48)

この本には、このあと、パリ−ブレスト間のレースを組織したのが「ベロ」という日刊スポーツ紙の創刊者で、ライバル紙の「オート−ベロ」の創刊者が「ベロ」紙を打ち負かすために「トゥール・ド・フランス」を考えだしたということが書かれています。「オート−ベロ」は一九〇〇年に生まれたそうです。

何を書こうとしていたかお気づきですね。そう、paris-brest(パリブレスト)のことです。手元の電子辞書に入っているクラウン仏和辞典では、「リング状に焼いたシュー生地を水平に切り,中にクリームをつめ,スライスアーモンドをふりかけたもの」と説明されています。辞書の定義ですけど、(1)シュー生地をリング状に焼いて、(2)(1)を水平に切って、(3)(2)にクリームを詰め、(4)スライスアーモンドをふりかけた、というのがパリブレストの条件ということのようです。

これを初めて食べたのは、20年以上30年未満前のことですが、そのとき、切ってもらう大きさを指定するのに環状線にたとえて、大阪から野田までというような言い方をした記憶があります。これまた不確かな記憶なのですけど、リング状の形は自転車の車輪を象っているということだったので、環状線のたとえは適切ではないのかもしれません。まあ、あのときはサービスしてくれる人が、環状線のようなものだと言ったので、答え方もそうなったんですけど。

わたしにとってのパリブレストは、レストランのデザートで食べる意外には、ツマが作ってくれるもの(特大です)、あとは、20年以上前に大丸梅田店にナガサキヤが出店していた高級デザートの店(Le Pietonだったかな?)でお持ち帰り用に1個500円で売っていたもの、くらいしか記憶がありません。洋菓子店でも売っているのでしょうけど、どこで売っていたか記憶がなかったんですよね。

ところが、先日のこと、仕事で遅くなったので、お土産にケーキでも買って帰ろうと思ってJR大阪駅構内のチーズファクトリを覗いてみると、パリブレストの文字が目に入りました。チーズファクトリの菓子は高い目なので、もうちょっと安いのを買おうと思っていたのに、パリブレストの文字に誘惑されて、ついつい注文してしまいました。



栗が載っていて、中にはチーズ入りのクリームとともにマロンペーストが使われています。栗の周りの花びらのようなものは、チーズが焼けたもののようです。マロンペーストを使った菓子は甘すぎることが多いのですが、チーズ入りクリームの酸味と渾然一体になると、甘ったるいということはなく、コーヒーにぴったりのデザートになりました。でも、このサイズにしては高いなあ!材料にいいチーズを使っているのかな?
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二度目の登場
もうずいぶん前のことになりますが、これのことは一度「物体X」として書いたことがあります。あれからも手に入れたものはあったのですが、本当に満足のいくものは、なかなかありませんでした。一昨日、阪神百貨店の果物売場の前を通ると、チラッと目に入ったのです。おっ!久しぶりの大物です。上のは、ツマが前に買ってきてくれたもの。下のは阪神百貨店で手に入れたものです。大きさがずいぶん違うでしょ?色も全然違うし。やっぱり、下のようなものでないと、これの神髄は語れないのです。もちろん、小児科の壁にかかっている見本ではありません。



なんや!この汚い物体は!などと言わないでください。このエステル臭がたまらない物体なのですから。ツマには、ヒモノとかミイラとか言われていますが、ツマも小さいほうに挑戦して、意外に美味しいと言っておりました。これも、一応はドライフルーツの仲間なのですけど、百貨店でドライフルーツの業者が特別販売をしているときでも、これにお目にかかることはあまりないのです。

やはり、普通のドライフルーツとは違っていて、けっこう臭気(いい匂いなんですけど)がありますし、なにせ見かけがご覧の通りですから、食べたことのない人は、買わないのだろうと思います。わたしなど、なぜか子供の頃から食べていたので、まったく抵抗はなく、これを見つけると買い占めたくなるほどですから、久しぶりに大きいのを見つけて、ついつい衝動買いしてしまいました。

こんな風にして売っているので、その場では臭いはわからりませんけど、形はみえるので、やっぱり知らない人は買わないのかなあ?でも、昔からずっと売っているところを見ると、やっぱりファンはいるのでしょうね。ファンの人、この指止まれ。



ちなみに、上のはタイ産、下のはエクアドル産で、上のは少し酸味があります。下のは、ひたすら甘い。でも、バナナのエッセンスがギュッと凝縮されているので、食物繊維やカリウムが多いと思いますよ。
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2007年09月29日(土)
やっと小休止
休みなし状態からやっと小休止です。それにしても、昨日は乗り切れるかどうか不安な一日でした。一昨日の朝になって言ってきたのに昨日中の仕事。こちらにも予定があるというのに!電話一本よこさず、無理なことを頼んでいるくせに、そっけないメールだけですよ!おまけに、もういい加減疲れているから早く帰りたいのに、返事を待たせるし。あ〜あ、疲れた〜。というわけで、今日は日がなぐだぐだしています。

突然話は変わりますが、先日、本屋さんで見つけた「米原万里の「愛の法則」」(米原万里 集英社新書)は、久しぶりの米原節で大変楽しく読むことができました。米原さんは、ロシア語の会議通訳として活躍されていたそうですが、そちらの方面に関してはあまりよく知りません。著書は4〜5冊は持っているので、エッセイストとしての実力は先刻承知です。残念ながら、昨年、お亡くなりになったので、もう新しい本は読めないのかと思っていたのですが、思いがけず、講演集という形の本が出たので、読んでみました。

女性のエッセイストで楽しい人は、わたしがどっちとも言えないと思っている法則のようなものを、こっちが正しいと言い切り、しかも、なんとなく納得させてしまう(うまく丸め込む)力を持っている人が多いような気がします。典型的なのが米原さんで、この本の「愛の法則」というタイトルの講演など、怪しい法則が満載の楽しい語り口に、頭が軽〜くなっていきます。そして、ちゃんと言ってくれます。「今まで述べたことはあくまでもすべて仮説です。これがほんとうに正しい説なのかどうかは、皆さんが自分で本を読んだり調べたりして確かめてください。」だって。高校生向けの講演なので、やんわりと勉強のきっかけを与えてもいるのでしょうか?

グローバリゼーションのこと。言葉のこと。そうそう、その通り!と思わず膝をポンと打つようなことも。コミュニケーションの関係を表した図式はいつも頭に置いておきたいし、サミットにおける同時通訳の図式は、言葉は英語だけじゃないことをあらためて認識させてくれます。それと、母語以外の言葉を学ぶ人には、最後の章からヒントが得られることと思いますよ。
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2007年09月25日(火)
満月でもないのに
今日は、月齢では十三日足す端数なのに、太陰暦の八月十五日なのだそうです。満月は明後日になります。満月が立待ち月とは、奇妙な感じですねえ。立待ち月のほうが早い時間に出るのですから。

なにはともあれ、昨日、今日と、和菓子屋さんでは、月見団子のたぐいを売ってますね。先週は「おはぎ」だったのに、あっというまに早変わり。それも、たいていは今日までのようです。たねやの前を通ると、「きぬかつぎ」というのを売っていました。箱には今日の日付で賞味期限が印刷してあり、まさに期間限定商品です。



米粉の白玉団子のような皮の中に、こしあんが包んであるもので、味は普通かな?と思うと、微妙ながらニッキの味がします。多分、表面についている筋が、ニッキなのでしょう。使っていることを知っていなければ、気付かないくらいの微量なのに、後々まで清涼感が継続します。シナモンというのは、ほんの少しの量でも味に影響するものだと、あらためて感心しました。うまいこと考えるなあ!

そうそう、今日は、お月さんが綺麗に見えましたね。少し心配していたのですが、無事に見えたし。満月ではなくても、ずいぶんと明るく光っていました。「かぐや」からの報告が待ち遠しいですね。
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2007年09月24日(月)
イライラ
世間では、2週続きの3連休などと言っていますが、これまでの今月のわたしの休みは全部で3日間。そのうちの1日はお葬式だったし、結局、まともに休んだのは2日間。あ〜あ。まあ、最後の2日間はなんとか休めそうですが、そろそろ疲れがピークに。というわけで、イライラしているわけではありません。

オクラの収穫もそろそろ終盤になってきましたが、まだ採れているので、収穫しようと思って見てみると、何やら黒いツブツブが葉っぱの上に(↓)。



アブラムシでも付いたのかな?と思って、よくよく見ると、どうやら何かのフンらしい。そして頭上を見てみると、いました!今年は、いないのかと思っていたのに、やっぱりいました。イライラが(↓)。



イラムシと言われているイラガの幼虫です。どこにでもいるので、ご存知の方も多いとは思いますが、これに触れると、とても痛がゆくなって、イライラするそうです(幸い、わたしはまだ、そのような目にあったことはありませんけど)。

害虫がいるからといって殺虫剤は使いたくはないので、1匹ずつ箸でつまんで駆除します。20匹以上は駆除したと思いますが、まだいるようです。この方法でも発生数は少しずつ減っているような気がしますが、一番いいのは冬の間に卵を駆除することだそうです。今年こそは、冬の間に見つけて、来年の発生を防ぐぞ!
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2007年09月20日(木)
ホンモノとニセモノ
「開運!なんでも鑑定団」というテレビ東京の番組をご覧の方は多いと思います。あの番組にいつも鑑定士として登場する中島誠之助氏は、物腰も柔らかく、言葉も柔和なのですが、ときおり凄みのある雰囲気が漂うことがあります。ですから、なんとなくカタギの世界の人ではないなあという印象を持っていたのですが、「ニセモノはなぜ、人を騙すのか?」(中島誠之助 角川oneテーマ21)を読んでみて、その理由がわかったような気がします。

骨董売買の世界というのは、騙すのは当たり前、騙されるほうが悪いという世界なのですね。そんな世界で一流になるのですから、勉強量も相当なものだったと思いますが、やはり人の誠意を信じている身としては、立ち入りたくない怖〜い世界なのだなあ、という感じです。

さて、中島氏の言う、ニセモノにひっかかる法則は3つだそうです。第1に儲かると思う欲があること、第2に懐が甘く、そこそこ使えるお金があること、第3に勉強が不足していること、なのだそうです。このことを基本に据えて、言い換えたり、実例を挙げたりして一気に読めるように仕立ててあります。

この本では、骨董売買の世界の話をしながらも、生き様につながる教訓を語っているようです。「目利きは知識より実技が先行する。」「善意というものは、いいものを作って人を喜ばせ、幸せにして、……」「規格ではない、その奥を見る目を養わなければならない。だれかの言葉を通してモノを見るのではなく、自分の体でモノを見て覚えることが目利きの道だと、……」「教科書や本、カタログなどの印刷物は、ものを見るときの一つの指針にすぎず、百%信用してはいけない。」等々。そして、「さもしさ」に対する警告。

ホンモノの知識は、本やインターネットからだけでは得られない、体感しなければならないというのは、いつも感じていることです。美術品の世界でカタログや教科書だけからでは、ホンモノを見分ける目を養えないように、どんな知識でも体感と結びつかなければ、ホンモノそっくりのニセモノを違和感として感じ取ることができないのです。この本を読めば、あの番組で中島氏が語っている言葉の奥が見えてきます。かの番組の見方が変わることでしょう。

ついで:いつも言ってますけど、DVDやCDのコピーの売買や海賊版の購入は絶対にやめましょう!ニセモノを扱うと犯罪です!制作者の正当な利益を剥奪して制作意欲を削ぎ、組織犯罪の犯罪者に資金を提供し、粗悪な素材によって人体に害が及ぶ場合さえもあります。笑って済む問題ではありません。コピー製品が大反乱していた中国ですら、自国の映画が売れだすと、海賊版摘発のための法律を整備し始めています。絶対ダメです!
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2007年09月18日(火)
9日前ですが
今日は6.6だそうです。これに9を足すと15.6。今月の満月は27日だそうです。まだ、夜空を見上げても細い月が見えるだけですが、「お月見クリームだんご」なるものを、ついつい買ってしまいました。モロゾフが期間限定商品として販売しているもので、固めのココナツゼリー(これが、だんご)がカスタードプリン(これが、クリーム)に浸かった代物です。





ココナツとカスタードクリームの取り合わせというのは、金斗雲(上海ベーカリーのやつ)くらいしか、記憶にないのですが、アジアンスウィーツの変形という感じで、意外に正当な美味しさです。女子好み風の可愛いデザインで、味・デザインともツマ喜ぶ!あまり考えずに見た目で買ったのですが正解!9日後にもう一回食べてみようかな?

おまけ:梅田大丸にトゥーストゥースが来ていました(今日まで)。三宮に行ったときに、この店の前を通ったはずなのですが、あまり関心はありませんでした。でもまあ、大丸で週替わりコーナーに登場しているし、見た目も美味しそうなので、これまた購入。フルーツに力を入れているというとおり、素材の良さを感じる味でした。これも正解!これで、9月の後半は乗り切れるだろうか?ところで、トゥーストゥースってなんのこと?食べて美味しいから思わず、ハ・ハですか?



おまけのおまけ:デジカメが変わりました。ソニーのDSC-T100です。これまでのピンボケを脱出して、画像が鮮明になる予定!
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| 食べた |
2007年09月16日(日)
おっとと
最近は犬をペットにしている家が多いようで、朝に夕に犬の散歩によく出会います。出勤時には、まだ乾いていないブツの痕跡が道の端のほうに残っていることもあるので、えも言われぬ香りが漂ってくるときがあるし、車が通るときには避ける場所に困ることさえあります。帰りなどは、暗くてよく見えないので、よけい慎重に歩くことになります。おまけに、最近のブツではなくても、なんだか道が茶色く汚れているし。ペットを買っている人は、道を汚さないようにしてもらえませんかねえ。エキノコックスは大丈夫なのでしょうか?

そこで思い出したのがパリの舗道。行ったことのある人はご存知と思いますけど、人の歩く道という道で、そこらじゅうに落ちているブツ。なにしろ、あちらの人々は犬好きで、よくしつけられているのですが、し放題にするし、後片付けなどはまったくしないので、名物になっているほどですよね。舗道の横を勢いよく流れる水流(「パリ旅の雑学ノート」(玉村豊男 新潮文庫)に詳しく説明されています)に落として行く人もいるのでしょうが(田んぼの横の道でもそうらしい)、それでも少なくはならないのです。ご近所の方、パリではないので、まねはしないでくださいね。

ところで、ちょっと前のニュースらしいのですが、岩手県のJR線で列車にシカやクマが衝突する事故が後を絶たないというので、ライオンの糞を水に溶いて線路付近に撒いてみたところ事故が減ったというのです。ただし、あまりに臭いがひどいというので、岩手大学で効果のある成分を研究し、人間にはほとんど匂わず、効果のある物質をかなり絞り込むことができたというのです。糞も使いようというか、転がっているものからでも役立つものが見つかるのですね。
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| なんだかなあ |
いまこそ関心を持たなくては
辞任した首相とその前の首相は、いやそれ以前から自民党出身の最近の首相は、日本の軍事について、何を考え何をしたのかを知る本がありました。日本が戦争をする国になるのは御免だと思っている人は、是非読んでみてください。「自衛隊」(前田哲男 岩波新書)。

先日、読んだ本の中からピックアップした本のことを書いたときには、あまり具体的な内容については触れませんでしたが、なぜ最後にレトリックの本を挙げたのか、意図を理解していただけたでしょうか?実は、この種の話題が記載された本、あるいは政府の発表には、多くのレトリックが使われているので、恣意的あるいは詐欺的な言葉に引きずられず、どこかで誘導されていないかを見抜くには、レトリックの型を知ることが必要と考えているのです。

前に挙げた本を読めばわかることですが、情報の操作や誘導はさまざまな形で行われており、官庁のウェブページの内容でさえも全面的に信頼できるものではないと言えます。もちろん、単純な間違いもあるでしょうが、ご存知のように、何らかの結論を導くために、結論に反する情報は公表せず、日常的に生じていることをさもいま起きたばかりのできごととして強調したり、逆に日常的に生じていることだからと省略したり、新しい言葉を創出してあたかも違う意味かのように受け取らせたり、というような手法は、さまざまなところで使われています。

上に挙げた本にも誘導がないわけではありませんが、自衛隊のあり方に何か異常さを嗅ぎ取っている人は、ともかく一度読んでみてください。驚くべき事柄が書かれています。日本がこういう方向に進んでいることを良しとする方もいるでしょうけれども、わたしとしては首を傾げざるを得ません。全部読むのが面倒だという方は、序章とIV章とあとがきだけでも読んでみてください。そして、この問題についても真剣に考えてみてください。
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| 読んだ / なんだかなあ |
誕生月
9月はわたしの誕生月で、身内以外からもいろいろなプレゼントをいただきました。例年なら、上新電機の誕生月ポイントくらいなのですが、今年は、これに加えて、銀の豆さんから「バースディブレンド」(↓)という珈琲豆を200gもいただき、いつもブログを見てくださっているはらっぱgardenの1045*さんからは手作りのカードをいただきました。ありがとうございました。



そして、誕生日にはやっぱりワインを開けなくては!と、ストックワインの中から、82年のシャンボール・ミュジニー・レザムルーズを開栓。かつて雪印が輸入販売していたジョセフ・ドルアンのものです。ヴィンテージはたいしたことはありませんし、とっくにピークは過ぎているのですが、長いコルク栓が入っているので、十分に楽しめる水準を保っていました。色はオレンジがかっているものの熟成したピノ・ノワールらしいよい香りがしました。口に含むと、ピークを過ぎているせいか、少し弱々しく感じられますが、喉越しは滑らかで柔らかく、甘みさえ感じるほどでした。





もはや誕生日が嬉しい歳でもありませんが、一応の区切りとして、生き方を見直すにはよいきっかけになります。まあ、大きな軌道修正もないのですが、もう少しは健康に気を使わなければというところですね。もっとも、健康に気を使い過ぎる人は、精神面で却って不健康になるそうですから、ほどほどにというところですけどね。
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| なんやらかんやら / 食べた |
こんなことになっているとは!
木曜日、韓国語仲間の人たちに誘われて、韓国風刺身を食べに行ってきました。場所は、島之内だとは聞いていたのですが、島之内にはほとんど行くこともないし、島之内で食べるところと言えば、せいぜいがクジラ料理の「西玉水」くらいしか知らなかったので、そんな場所なら一軒だけポツリとあるのかと思っていたのです。

行ってみて驚きました!すっかりコリアタウンになっているではありませんか!あとで、調べてみると、島之内はコリアタウンでもニューカマーの街だということでした。わたしは韓国語学習者といっても、韓国に一度も行っていないし、行こうという気持ちもないのですが、この街はおそらく、「韓国の今」に近いのだろうという印象を持ちました。

連れて行ってもらった店では、料理はボリュームがある上に、味もなかなか。ヒラメの刺身(一尾分)というのを分け分けして食べたのですが、韓国風にサンチュやエゴマの葉がついていました。刺身といっても、いわばコース料理になっています。捌いたヒラメを余すところなく使って、最後はアラがチゲになって出てくるのです(この味が一番気に入りました)。ですから、ほかに一品ものを少しだけ追加すれば、4〜5人で分けて十分に満腹になりました。これで、飲み物代を併せても一人あたり3500円くらいなので、旨い!安い!でした。

実は、このところ休みがなく、この日は疲れがピークにきていて、朝から頭痛がしていたのです。食べているときも頭痛があり、家に帰ってからもしんどかったのですが、韓国料理の威力はすごい!次の日、朝起きてみると、頭はすっかり軽くなっていました。疲れが芯から抜けたわけではないので、絶好調というわけではないものの今月の後半を乗り切れそうな元気をもらいました。
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| 食べた |
2007年09月11日(火)
ああ、かんちがい
遠い遠い昔の話ですが、初めて飛行機というものに乗ったのは伊丹−札幌間の直行便でした。当時は、まだプロペラ機(多分、ダグラス製だった)で3時間もかかっていました。印象に残ったのは、なぜか榮太郎の飴でした。赤や黄の四面体の飴は、それまで知らないものでした。

今度は先日のことです。前に書いた、たねやのあんぱんを見つけたときに、同じ心斎橋そごうで、エイタロウのなまどら焼というものを見つけました。あの飴ちゃんのエイタロウが、生どらも作っているのかな?と思って、ついつい買ってしまいました。





なまどら焼というのは、どら焼きの中身(餡)に生クリームを混ぜているのだそうです。和洋折衷菓子という感じで、美味しかったのですが、食べた後にもまだ気付きませんでした。なまどら焼が栄太郎のものだということに。そうです。みなさん。わたしの勘違いにお気づきでしょうか?

なまどら焼は栄太郎、飴ちゃんは榮太郎だったのです。宮城県の菓匠栄太郎を、江戸の榮太郎総本舗と勘違いしていたのです。なにしろ、どちらもエイタロウに違いないのですから。

実は、もう一つの勘違いが...わたしは「なまどら焼」を「生どら」と思っていたのです。「生どら」というのは、宝塚にある青柳宝寿庵で売っているものです。これは、どら焼きの餡がアイスクリームというもので、なかでもイチゴが美味しい!暑くなり始める季節、生のイチゴもそろそろ終わりという頃で、アイスクリームにはまだ早いというときに、イチゴの生どらは、冷たすぎず口当たりもよい、ぴったりのオヤツなのです。





というわけで、栄太郎のなまどら焼もてっきりアイスクリーム入りかと思ったのですが、違うものでした。もっとも、栄太郎のも冷凍すると、同じような感じになるのかもしれません。試してみなかったので、わかりませんが。でも、きっと同じ感じになることでしょう。今度、手に入ったらやってみよう!

ところで、みなさんは、「どら焼き」といいますか?「三笠」といいますか?
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| 食べた(粉食) |
役には立たないと思うけど
8月に「終戦の日」と呼ばれている日があったからというわけでもないのですが、ここ2ヶ月くらいの間にこんな本を読んでみました。

(1)パール判事の日本無罪論(田中正明 小学館文庫)
(2)世界がさばく東京裁判(佐藤和男 明成社)
(3)東京裁判(清瀬一郎 中公文庫BIBLIO20世紀)
(4)占領期(五百旗頭真 講談社学術文庫)
(5)史的検証 竹島・独島(内藤正中・金柄烈 岩波書店)
(6)「慰安婦」問題とは何だったのか(大沼保明 中公新書)
(7)北方領土問題(岩下明裕 中公新書)
(8)50年前の憲法大論争(保坂正康監修/解説 講談社現代新書)

これらの本を読んでいる間には、現首相がパール判事の遺族に面会したり、NHKが二夜連続で東京裁判の特集をしたり、米国大統領が日本の戦前戦後についてとんでもない解釈の演説をしたり、米国で慰安婦に関する決議案が可決したりと、まあ上のような本の内容に関係した事件が盛りだくさんでした。

(1)〜(8)の本のうちで、この種の知識を得たからといってなにかの役に立つかといえば、せいぜいが人に知識をひけらかして感心される程度のことしかないのかもしれません。

わたしにとって面白かった順番は、(8)(4)(5)(7)(6)で、(1)(2)(3)はどれも同水準というところでしょう。(1)〜(3)の中では、(3)が一番恣意的な印象を受けなかったという程度で、どれも似たり寄ったりです。(1)(2)は結論が先にあるので、恣意的な印象を受けます。

現首相は「戦後レジームからの脱却」などと言っていますが、「レジーム」などというフランス史に出てくる「アンシャン・レジーム」くらいでしか聞いたことのないような言葉では、一体何をするつもりなのかわかる人は少ないと思います。ダイエットする(faire un regime)のではなさそうですしね。(2)を読めば、現首相が考えている戦後レジームの意味がわかるような気がします。クワバラ、クワバラ。

ところで、(8)はお勧めといってもよいくらいです。この本は、昭和31年3月の憲法論議のライブ記録で、大部分の議論はいまでも通用する内容です。(4)は流れを重視しているせいか、細かいところが省略されていて、少し物足りない部分がありますが、戦後という時期が活写されていて、読み応えがあります。

(5)は前半はともかく、後半はこれまで触れたことのない議論が展開されていて、これも興味深い本でした。(7)(6)については、一つの視点として知っておいて損はないという内容でしょう。それにしても、ロシアとの国境問題は迅速な解決が必要という思いを新たにしました。

こうした本の内容は、選挙のときの判断にチョットくらい役に立つかもしれませんが、実生活ではほとんど役に立たないと思います。ただ、論理の展開の仕方や怪しい議論を見破る目を養うには、つまり脳みそへの刺激という点では、脳トレよりはずっと高い効果を持っていると思いますよ。それにしても、役に立たない。

おまけ:ブログを書くときもたまに意識することですが、文章を書くときにレトリックを意識することがあるでしょうか?わたしの周りには、意外にも、レトリックという言葉を知らない人が多くいました。そういうものかとも思いはしますが、やはり、レトリックというのは、文章上の効果を高めるための飾りですから、料理で言えば盛りつけにも相当する大事なものだと思うのです。

コンピュータが作り出した仮想世界ではない本物の世界は、1か0かではなく、だいたいこっち寄りという世界ですから(自然法則でさえも)、人それぞれ世界の見方は違うのが当然です。そんなとき、自分以外の人に自説を納得してもらおうとすれば、そこに文章の表現力というものが必要になるのだと思います。そして、そんなとき役立つのがレトリックなのです。

レトリックに関する本はいろいろありますが、最近読んでみて、これはマニュアル本としてそばに置いておきたいと思った本があります。「日本語のレトリック」(瀬戸賢一 岩波ジュニア新書)です。高校生向けくらいの本ですけど、わたしには新鮮な内容も多く書かれていました。レトリック技術を類別してくれているので、文章技術の本としても読めます。
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2007年09月08日(土)
たねやのあんぱん
先日、南大阪のほうに出かける用事があり、大阪から天王寺まで地下鉄に乗りました。心斎橋を通ったとき、ふと頭に過るものがあったので、帰りも同じコースを辿って、心斎橋で下車しました。頭に過ったのは、アルチェントロ。お土産にプリンを買って帰ろうと思ったわけです。

アルチェントロがあるのは、心斎橋大丸ですが、せっかく心斎橋で降りたのだからと、久しぶりに心斎橋そごうにも立ち寄ってみました。というか、トイレに行きたかったので、デパートで用足しをしようと思った次第です。地下の菓子売場を通り抜け、トイレを探すと、トイレへの通路の横に「たねや」がありました。

そこで目に入ったのが、「あんぱん」!
へ〜っ!たねやに「あんぱん」かあ!
たねやだから、あんこが美味しいのはわかるけど、パンはどうなんだろう?
と、興味津々。ついつい買ってしまいました。

紙に挟んであって、みるからに美味しそうと思いませんか?真ん中には、あんこが吹き出しています。これは、焼いた後で穴を開けて中から出したのでしょうか?それとも、焼く前に穴を開けて、焼いている間に中から吹き出すようにしたのでしょうか?後者だとすると、吹き出さないようにするのが難しいかもしれません。どっちかなあ?



あんこは、普通のあんぱんよりもかなり柔らかめで、あっさり味に仕上げてありました。パン生地も柔らかめで、とくに特徴はないものの、中のあんこの味を妨げない仕上がりでした。パン屋さんのあんぱんとはひと味違うけど、美味しいあんぱんでした。

おまけ:たねやには、栗パイも置いてありました。残暑は厳しいですが、和菓子屋さんは、もうすっかり秋の装いですね。経木の箱に入って、高級感もあるし。この栗パイ、あんぱんよりもさらにお勧め。



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2007年09月02日(日)
巨木
日本のどこにもあると思いますが、宝塚にもあちらこちらに巨木があります。巨木というのは、長い年月をかけて育った木が多いので、その存在だけで威厳があります。よくご神木として扱われているのも無理はありません。

宝塚市が発行している宝塚市大辞典(平成17年9月発行=悪名を流した市長が最初のページに出てくるのはご愛嬌です)には、「宝塚の巨木高木」という項目があり、宝塚市が天然記念物に指定している樹木は5本あると書いてあります。ほかにも保護樹というのが32本。天然記念物に指定されている樹木のほとんどは神社仏閣にあるのですが、1本だけ個人宅のカヤの木があります。保護樹になると、個人宅にある本数がもう少し増えます。

天然記念物や保護樹になっている樹木には、上のカヤのほか、イチョウ、センダン、ムクノキ、クスノキ、ケヤキなどが含まれています。宝塚市大辞典には、胸高周囲と高さについての測定値が記載されているのですが、樹齢は記載されていません。せめて推定値でも記載されていれば、よけいにありがたく思うのですけど。

ところで、宝塚には、かつて大阪市保険組合の保養所だった建物がありますが、その敷地内に大きな木が育っています。この敷地に集合住宅の建設が予定されているそうで、周辺の住民の方は、その木の保護を訴えてポスタを掲げています。そのポスタには、その木が、ムクロジだと書いてあります。ムクロジは、漢字では「無患子」と書くのだそうで、羽根つきの羽根に使われています。水につけてもむと泡が出てくるそうで、石けんの代わりとしても使われているそうです。

このムクロジは、200年も前からこの地にあるとのことです。古いからといっても人間が生活するには、ある程度の伐採は仕方がないのかもしれません。けれど、町中に木陰を作れるような木が少なくなってきていますし、これからも年々、夏の気温が上がってくると予想されているのですから、木陰のためにも、できれば残して欲しいものです。
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| なんやらかんやら |
2007年08月28日(火)
マカロン・ロン・ロン・ロン
子供の頃、マカロンといえば、アーモンドプードルに砂糖を加えた生地、もしくはそれにココナツを混ぜた生地を焼いただけのカルメ焼きのようなものでした。クッキーの缶の中にそれが入っていると、真っ先に食べたものでした。

最近では、ちょっとした洋菓子屋店でも、フランス風のカラフルなマカロンをよく見かけるようになりました。どこのも水準は高いのですが、なかでもコンフィチュール・エ・プロヴァンスのは、コンフィチュールを挟んであって、独自の美味しさがありました。以前はウェブページにも載っていましたが、いまは載っていないので、もう売っていないのでしょうか?どちらにしても、通販では買えないし、関西に住んでいて、そうおいそれとは手に入らないので売っていようと売っていまいと関係ないのですが。

コンフィチュール・エ・プロヴァンスに行ったときに聞いてみると、マカロンは、とてもデリケートで割れてしまうので通販では扱えないというのが店の方の答えでした。そのマカロンと同じくらいにデリケートなマカロンを芦屋茶屋之町にあるプランで見つけました。カラフルに12種類(写真は10種類)。外皮がとても薄く、持って帰るだけでも割れてしまうほどです。ですから、口溶けがとてもよいのです。このマカロン、わたしの中では、ベスト3の1つになりました。



おまけ:プランで見つけた手作りコンフィチュール。ほんとに手作りで、わたしが行ったときには、ほかのコンフィチュールを瓶詰めにしている最中でした。写真はイチジク。小さい小さいビンなのですが、700円もします。輸入物の美味しいコンフィチュールに負けない値段の高さです。けれど価格だけの値打ちはあります!食べるときも大事に大事に食べました。ワインでもそうですが、ほんとうに美味しいものは、しっかりと味わうので、口に入る量がほんの少しでも十分に満足できるものですね。

2007年8月28日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた(粉食) |
2007年08月27日(月)
おっ、おってぃ〜
世界陸上大阪大会が始まりましたね〜。テレビでスポーツ観戦の中でも、陸上競技は大好物なので、ついつい力を入れて見てしまいます。女子100mを見ていると、あの懐かしい選手が出ているではありませんか!長い間、ジャマイカ代表で、世界的大会では優勝に恵まれず、ずっと銀メダル収集家だった、あのオッティが。もう47歳なんですね。もはや世界レベルのキレはありませんけど、それでも、日本人の女子のトップと同じくらいのスピードで走るのですから、ビリーとどっちがすごいでしょう?というところです。

「暁の超特急」の異名をとっていた吉岡隆徳氏は、毎年誕生日に100mの記録を採っていたと聞いたことがあります。還暦のときだったか、70歳のときだったか忘れましたけど、まだ13秒0で走っていたんですよね。現役時の記録は10秒3だったように記憶しているので(中学生の頃に読んだ日本の陸上競技の歴史のような本についての記憶なので不確かです)、60歳を越えても3秒程度の落ち込みだったんですね。オッティは還暦でも走っているでしょうか?このままだと、還暦でも13秒くらいで走るような気がします。ちょっと興味があります。ぜひとも60歳以上の世界記録を作ってもらいたいものです。

さて、男子の100mと400m障害は、ちょっと残念でしたね。組違いだったら、もしかしたら決勝に出られたかもしれませんね。陸上競技は、屋外での競技なので、走る時々で風の影響が変わるからか、組内の順位で次の段階に進む人を選別してしてますよね。でもそれなら、跳躍競技や投擲競技だって風の影響を受けるのですから、同じことだと思うのですけど。だから、タイム順で選別するようにルールは変わらないのでしょうか?そうしていたら、400m障害の成迫選手は決勝に出られたかもしれないのに(タイム順なら6位タイですよね)。残念!

まだまだ始まったばかりで、楽しみな競技も多いので、今週は忙しくなりそうだ!
2007年8月27日 | 記事へ | コメント(0) |
| 観た・見た |
2007年08月25日(土)
ふ・健康飲料
喫茶店で冷たい珈琲を注文するとき、いまでは「アイスコーヒー」なんていいますが、わたしが学生の頃は「冷コー」(レーコー)だったし、もっと昔には「コールコーヒー」なんていいかたもありました(わたしは使ったことがありませんけど)。「コール」というのは、「凍る」じゃなくて「cold」が由来だと、父親から聞いたことがあります。たしかに、熱いのは、いまも「ホット」といいますから、アイスよりコールのほうが反対語としては、いいのかもしれません。

なんていう話とは関係ないのですが、喫茶店メニューの定番に、いまだにクリームソーダというのがありますよね。たいていは緑色だと思うのですけど、以前は、たまに赤いのもあったりしましたよね。オコチャマ飲料ですし、最近では、そういうのがメニューに載っている店に行くこともないので、喫茶店で飲むことはないのですが、実は、我が家では似たようなものを作ることがあります。

メロンリキュール、カルーア、梅酒などを炭酸で割って、アイスクリームを浮かべてみたりするわけです。今年は見かけないのですが、去年売っていたスパークリングカフェにアイスクリームを浮かべたのも美味でした。

さて今年。キリンから「世界のキッチンから」というシリーズの飲料が販売されていますね。はちみつレモンもかなり美味しいのですが、ディアボロジンジャー(またまた、フランス語と英語が混在してます)は、生姜好きのわたしには病み付きになる味です。シナモンやレモングラスの入ったジンジャーシロップを炭酸で割ったものです。diaboloというのは、フランス語の辞書では、レモネードとシロップを混ぜて作る飲み物と解説してあるので、レモネードベースなのでしょうけど、キリンのディアボロは、シロップをソーダで割って飲むことと解説してあります。





キリンのディアボロを初めて飲んだときに、どこかで飲んだ味だと思ったら、コンフィチュール・エ・プロヴァンスのジンジャーシロップを炭酸で割った味によく似ていたのです。基本的には、どちらもスパイス入りのジンジャーシロップなので、似たような味になるのでしょう。ジンジャーエールとは全然違う味ですよ。

このディアボロジンジャーを飲んでみて、これこそはクリームソーダにぴったりの味だと直感したので、さっそく作ってみました。といっても、ディアボロジンジャーをコップに注いで、アイスクリームを浮かべるだけなのですけど...さてお味は...ほっほっほ!見事に美味しいクリームソーダになりました。



生姜にスパイスは健康飲料でしょうけど、こんなに美味しいものができて、アイスクリームをたくさん食べることになれば、とたんに不健康飲料になります。よい子はまねをしないように。でも、美味しい!!!
2007年8月25日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
2007年08月22日(水)
ワイメイド
今年は、日本で観測史上の最高温が出たそうですが、これから年々暑くなる可能性があるそうです。わたしが子供のころは、クマゼミなんて珍しくて、クマゼミの居る木は自分でこっそり秘密にしていたものですけど、20年くらい前からだんだんとクマゼミの数が増えてきているような気がします。最近では、アブラゼミよりもクマゼミの姿のほうを多くみます。こんなことが起きるのは平均気温が上昇しているからなんでしょうね。

これからはマラリアや日本脳炎なんかも日本で普通に見られるようになるかも知れません。必要以上に冷暖房に頼り、不必要に車に乗り、広葉樹を切り倒してコンクリートの建物を建てたり芝生にしたりということのつけが回ってきたのでしょう。ますます気温が上昇して冷房を多く使うようになるので、熱の差し引き勘定ではさらなる温度上昇を招くことでしょう。これから10年間にどんな温度が出るか楽しみです!!!

あれっ?本日のお題は、「ワイメイド」だったのに、妙な方向に走ってしまいました。暑さに脳みそがグニャグニャになってしまったようです。ワイメイドは、「ワイ=わたし」ではなく、「わい=Y」でして、「Y=Yamashita」なのです。神戸東食品工場という神戸は御影にある会社で作っているアイスクリームです。もとを辿ると山下という人が神戸で作り始めた氷菓の伝統をついで、さまざまな製品を作り続けているそうです。

税込み1本105円のアイスバータイプ(6種類)と税込み1個158円の無添加ソフト(4種類)は大のお気に入りです。アイスバータイプでは、(大切な人と...)珈琲冷菓、(ず〜っと)ミルクみるく、(さわやか)苺ミルクが好きです。あずき、チョコ、抹茶もありますよ。







無添加ソフトがこれまた美味しく、高原抹茶ソフト、英国紅茶ソフトはいい香りがします。





氷菓ばかり食べてはいかんと思いつつも、こう暑いと1日1個は食べてしまうのです。クーラを緩めにして、中から冷やせば、一気に冷えるので、暑さも乗り切れそうです。美味しくて涼しくなれば言うことはなし。
2007年8月22日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
2007年08月19日(日)
へたる・へたばる
カシオの電子辞書版の広辞苑(第五版)には、「へたる」の意味に「へたばって座り込む。」というのがあり、「へたばる」は「弱ってすわりこむ。弱って動けなくなる。」と解説されています。

関西圏では、これによく似た「へたれ」という言葉を聞くことがあります(近頃は全国的にも使われつつあるようですけど)。もちろん、広辞苑には載っていませんが、「もうちょっと頑張れないのか、情けないやつだなあ」というニュアンスで使われているようですね。この言葉、かつて大阪の落語界で「前座」の意味で使われていたそうです。

という豆知識は、「大阪へたれ」なるチーズケーキの箱に書いてある解説から借用しました。この箱には、もっと正確に詳しく説明されていますが、丸写しはできないので、もっと知りたい人は、商品を買ってください(ウェブページにも解説は載ってますけど)。大阪へたれは、東大阪にあるシュクレ(菱屋西1−12−24)というお菓子屋さんが作っています。レアチーズタイプとスフレタイプの間くらいのチーズケーキです。





このチーズケーキ、3種類あるそうですけど、わたしは「プレーン」を食べました。レモン風味が効いていて、爽やかな美味しさでした。カロリー制限のない人は、1個をぺろりと食べられるサイズですけど(測ってないけど、直径は15cmくらいです)、わたしは、もちろん切り分けて食べました。でも、切り分けるにはちょっと苦労します。柔らかく、ねっとりとしているので、包丁にまとわりついてぐちゃぐちゃになるのです。お湯で濡らしてもスパッとは切れません。切り分けることを考えるよりも、スプーンですくったほうがいいかもしれません。

ところで、このチーズケーキがなぜ、「へたれ」なのかは説明がありません。単に、大阪のイメージが出したかったのか?前座くらいの味と思ったのか?どうなんでしょう?わたしは、切り分けようと思うと、ぐちゃっとなるのが「へたる」→「へたれ」になったのではないかと思うのですけど。どうでしょうね。
2007年8月19日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
2007年08月18日(土)
プリンが美味しい?かった!
JR大阪駅の構内にあるデザートテラスには、常設の洋菓子のほかに単発で置かれるものもあります。エクチュアのショーケースに、ときどきよそのお菓子が入っているのです。ずいぶん前のことになりますが、3種類のプリンが置いてありました。卵形の容器に入っていて、これがとても美味しかったのです。

N.al-centroという店で作っているプリンでした。JR天満近くにあるイタリア料理店の系列店です。食事もできるというので行ってみると、喫茶店のような内装で店内の雰囲気はレストランという感じではありませんでした。食事をしている人は結構多く、天神橋商店街のすぐそばということで、気のはらない食事処として利用されているような感じでした。食事も普段着の感じでとくに印象に残るということもなかったのですが、店売りのケーキとパンはなかなかいけました。

パンには、湯だねのものや自家酵母のものがあり、久しぶりに自家酵母らしい味わいのパンを食べました。最近は、天然酵母とか自家酵母とか書いてあっても、ホシノ酵母や白神酵母のものが多く、ルヴァンリキッドのものもありますけど、普通のパンを売っている店で自家酵母らしい味のするパンを食べたのは久しぶりで、ちょっと嬉しくなりました。

ところで、このエヌ・アルチェントロは心斎橋大丸にも入っています。デザートテラスでは、もうとっくに買えなくなっているし、本店は駅から5分ほどですけど、途中、天神橋商店街で自転車を避けながら歩かなくてはならないので、大丸店のほうが便利な気がします。それに、百貨店に出店しているので、本店よりも見栄えよく配置してあります(本店は、もう少し美味しそうに配置できないかなあ?という感じでしたから)。

大丸店は菓子類の販売のみでパンは置いていません。焼き菓子も買ったのですが、ここでもやっぱりプリンを調達。グレープフルーツが載ったのを買ってみました。最初は、グレープフルーツとプリンが合うのか?と思っていたのですが、食べてみて、へ〜っ!と目から鱗が落ちる思いでした。グレープフルーツの苦みはプリンの味に融合するんですね!いつぞや食べた、アボカドとカニのサラダに合わせてあったグレープフルーツを思い出しました。グレープフルーツは、そのまま食べるか、ジュースの形でくらいでしか口にすることはめったにないのですが、プリンとも合うんですね。もちろん、合うように処理はしているのでしょうけど。





なお、このプリンを買ったのは、1ヶ月ほど前なので、いまでも置いているかどうかは保証できません。でも、これがなくても他のがあると思います。アルチェントロは要チェックや!
2007年8月18日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
2007年08月16日(木)
SMB vs. SMB
前のSMBは、1972年6月から1975年11月まで活動していたSadistic Mika Band、後ろのSMBは、2006年10月に17年ぶりのオリジナルフルアルバムを発表したSadistic Mikaela Bandです。公式ホームページでは、MikaではなくMicaになっています。

サディスティックミカバンドについて、とくにファンでもないし、詳しくもないのですが、オリジナルのミカバンドを聞くとはなく聞いていたので、知らない間に耳に残っていたようです。昨年、キリンのCMに曲が使われていたので、ついついアルバム「NARKISSOS」を買ってしまいました。

ミカバンドのアルバムと言えば、1989年に発売された「BEST OF SADISTIC MIKA BAND」を持っているだけなのですが、久しぶりに聴いてみて、やはり先駆的なバンドだったんだなあ、とあらためて感じました。元の3年余りの活動期間だけでもメンバーが7回も入れ替わっていますが、加藤和彦、高橋幸宏、高中正義、小原礼、つのだひろなど、その後の日本のポップス界の重鎮が関わっていたのですから、当然ですね。

で、2枚のアルバムに共通の曲、「タイムマシンにお願い」を聴き比べてみました。Mika(福井光子)とMikaela(木村カエラ)のどっちがいいと思いますか?Mikaははっきり言って素人なので、音程はふらつくし、一本調子だし、わざとか訛かは知りませんが、日本語にない不可思議な音を出すし、でわやくちゃなので、当然Mikaelaのほうがいいと思うかもしれません。ところが、どうしてそうとも言い切れないのです。これが音楽の不思議ですね。

まあ、好みというのもあるとは思いますけど、そりゃもう、音楽の基本で言えば、Mikaelaのほうが断然巧いですよね。音程はしっかりしてるし、ちゃんと強弱を付けているし、発音はきれいだし。声の質も、Mikaの上ずった声に比べて、Mikaelaの力強い声はもう比較するまでもないですよね。しかも、録音が新しいので、録音技術と演奏テクニックが向上しているためか、音も濁ってなくてすっきりと鮮明なんです。どうひいき目にみても、MikaよりMikaelaの「タイムマシンにお願い」のほうがいいはずなのです。

ところがどっこい。意外にも、Mikaのも捨てがたい。この意味不明な、パフィーの歌かとも思うような歌詞には、正確さよりも揺らぎのあるMikaの声のほうがよかったりするのです。ご用とお急ぎのない方は、両方を聴き比べてみてください。どっちもなかなかですよ。

そうそう、1989年生まれのアルバムは、ジャケットにメンバーの変遷が書いてあります。SMB以前からSMB以後まで。当然のことですけど、フォーククルセダーズやYMOの名前も。そして、金子マリとバックスバニーなんて名前も出てきます。それに、ライナーノーツも付いているし。そういえば、最近のアルバムにはライナーノーツが付いていませんね。その割には値段が高いのはどういうわけでしょう。写真集を付ける代わりにライナーノーツを付けて欲しいものです。
2007年8月16日 | 記事へ | コメント(3) |
| 聴いた |
2007年08月12日(日)
機能水
コンビニなどの飲料売場では、ミネラルウォータとして酸素を増量した水がよく置いてあります。わたしも去年からときどき飲んでいますが、効果のほどは定かではありません。朝、ちょっと眠いなあというときに飲むと、なんとなく頭がすっきりするような気もするのですが、冷たい水だからそんな気がするだけかもしれません。とはいえ、たいていの酸素を増量した水はすっきりとした口当たりですし、水として美味しく感じるので、いまでもときどきは飲んでいます(昨日も飲んだ!)。

酸素を増量した水というのは、水に溶存している酸素量が普通よりも多い水のことですけど、こういう自然に存在している水とは少し性質の違う水を「機能水」というそうです。機能水は飲料としてよりも工業用途で知られているようで、さまざまなガスを溶解させた溶解ガス制御水とか、超音波や紫外線やマイクロ波などのエネルギーをかけた水(超音波励起水、紫外線照射水、マイクロ波励起水など)とか、電解還元水とか、磁化水とか、ほかにもいろいろあるそうです。

初歩から学ぶ機能水(日本産業洗浄協議会編 工業調査会)によると、物理・化学的な方法で水を処理することにより、(1)クラスターの大きさや構造の変化、(2)ラジカルの生成、(3)活性化学種の生成、(4)酸化還元電位の変化、(5)水の解離定数の変化、が単独あるいは複合で生じ、殺菌力、洗浄能力、植物の成長促進などの機能が付与されたり高まったりするのだそうです。

さて、先日、ローソンで酸素ならぬ水素が入ったという「還元水素水」なるものを見付けたので、試しに買ってみました。福岡県のエコモ・インターナショナルという会社の製品です。いまのところ、関東、中部、関西のローソンのみの販売になっています。



この還元水素水なるものは、一体なんなんでしょう?容器には、原料が地下水であること、電気分解で生成したこと、水素リッチであることが記載されています。成分表示によると、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムがごく微量含まれており、これは原料由来のものと考えられます。硬度についても表記があります。硬度の計算式は忘れてしまったのですけど、この水では、16mg/リットルという硬度の表記になっていますから、カルシウムイオンとマグネシウムイオンを炭酸カルシウムに換算した量の表記のようです。この場合、100mg/リットル以下というのが軟水です。別の計算もあったようと思いますけど、まあ計算はともかく、この水は軟水、それもカルシウムイオンやマグネシウムイオンはほとんど無に等しい程度の軟水です。

ところで、アルカリイオン整水器を使っている人はご存知のように、単なる電解水ですと、アルカリ性水か酸性水かになるのですが、この還元水素水は、中性と表記してありますので(飲む前に試験紙で確かめておけばよかった!)、単純に電解しただけではなく、pHの調整をしているようです。この会社のウェブページには、普通の電解槽ではなく、陰極の間に水を通す形式の電解槽が記載されていますが、これを使っただけではアルカリ性水になりそうなので、水素を入れることでpH調整をしているのでしょう。

溶存水素量は1ppmと書いてあります。水素が入っているといってもたったそれだけ?室温・大気圧化での水素の飽和濃度は1.6ppmだそうですから、それ以下ということですね。酸素が入っている水では、酸素が胃から吸収されることが証明されているというようなことが書いてありましたが(本当かどうかはしりません)、水素はどうなんでしょう?工業用水素水では、1ppm以上の濃度で微粒子洗浄効果が高まるという結果が得られているようですが、人の身体にはどんな影響があるのかは???です。水素だからといって、ヘリウムのように声が変になることはありませんよ。

この水素水の特徴は、酸化還元電位にあるようで、−550mVと記載されています。酸化還元電位は負であると還元性を持つということなので、体内で発生する活性酸素の除去には、何らかの効果があるのかも知れません。アルカリイオン水も活性酸素とかスカベンジャーとかいう話は出ていたように思いますが、たしかに飲料用のアルカリイオン水では、酸化還元電位をこれほど低くはできないでしょうから、ここが、この水の一番の特徴なのでしょう。でも、経口で入った水の酸化還元電位が本当に活性酸素の除去に関係するかは、素人には確かめようもないので、やっぱり???です。

味はというと、あまりすっきりとした味とは言えません。一応は、無味、無臭の範疇に入るとは思いますけど、なんとなく後味の切れがないというか...わたしは、酸素入りの水のほうが好きですね。
2007年8月12日 | 記事へ | コメント(0) |
| 買った / なんだかなあ |
2007年08月11日(土)
行動する一日
普段はデスクワークで日向に出ることの少ないモグラ族なのですが、お盆も近いので、今日はお墓の掃除を予定に入れていました。なんたるよい天気!地獄の釜の蓋が開きかけているのか、猛烈な暑さでしたね。気温が体温並みの温度だったから、日向の温度はおそらく40度を越えていたでしょう。ただ、湿度は低く風もあったので、日陰は涼しく、暑さの割には身体の負担は少なかったように思います。それに、最近は空気が澄んでいるようで、空も綺麗な色だし、遠くまで見えるのも気持ちがよかったですね。今日の新聞に載っていましたけど、大気中の微粒子の量は、アジアでは日本が一番少ないようです。少しは大気の汚染が少なくなっているのでしょうか?

さて、霊園にはあまり日陰もないので、熱射病にならないようにと、霊園に行く前に、まず水分補給をしました。途中にアールエフワンがあり、中の席でジュースが飲めるようだったので入ってみました。ちょっと珍しいプラムのジュースを飲んでみました。これは、いいですねえ。甘すぎず酸味があって、今日のような日の水分補給にはぴったりという感じでした。大量の汗をかく日は、汗とともにミネラルなどが失われてしんどくなりますから。水だけではね。この水分補給がよかったのか、カンカン照りのお墓でも汗はポタポタ落ちるものの元気そのもので、快調に一仕事を終えることができました。

お墓の掃除を終えた後は、昼ご飯ですよね。えっ?さっさと家に帰れ?いやいや、昼ご飯ですよ!それこそが、お墓掃除に出かける楽しみなのですから。本日の昼ご飯は、芦屋Peri亭と心づもりをしていましたので、阪神芦屋駅に向かいました。ちょっと遅かったので、売り切れのものが多くて選択肢が少なかったのですが、肉料理には、「カタルーニャ産豚タン煮込みのグリエ」というものが残っていたので、これを注文してみました。これが、不思議な食感!外はしっかり、中はふんわり。煮込んで柔らかくしたものを焼いているからなのか、タンの概念を打ち破るような面白い食べ物でした。今日は、デザート(イチジクのタルトを注文しました)も美味しかったし、大満足!

豚タン煮込みのグリエ


イチジクのタルト


その後は、Pleinとビゴの店に寄って、焼き菓子やらパンやらを調達し、今度は宝塚ガーデンフィールズへ。今日はフリーマーケットの日だったのです。6月と7月は雨で中止でしたから、3ヶ月ぶりのフリーマーケットです。といっても、わたしは初めて行ったのですけど...調達品やフリーマーケットの話はまた今度。
2007年8月11日 | 記事へ | コメント(0) |
| なんやらかんやら / 食べた(外ごはん) |
2007年08月08日(水)
大物
ここ数年、これが出てくると盛夏だなあと感じるのが、尾花沢のスイカ。スイカは、熊本、鳥取、石川くらいの順ででてきますね。それ以外の産地はあまり意識しないかもしれないけど、関西在住者なら、本当は奈良のスイカも入れとかないとね。わたしが小学生の頃には、社会で、奈良県はスイカの産地として習ったんですけど、今は違うのかなあ?我が家では、毎年、奈良のスイカを食べていますよ。

で、尾花沢のスイカが我が家に加わったのは、3、4年前のことです。皮の黒いスイカ、いわゆるバクダンスイカというのがとても美味しいと聞いて、産地を探しているときに尾花沢のスイカを知りました。尾花沢というと、芭蕉の奥の細道に出てくるくらいの知識しかなかったのですが、いまでは、美味しいスイカの産地として有名になっていたんですね。

その尾花沢では、黒太陽という品種のバクダンスイカを作っています。黒太陽は、2、3回しか食べたことがないのですが、赤色が濃く、シャリシャリとした食感で、甘みが強いという、普通のスイカとはちょっと違った美味のスイカです。

尾花沢のスイカの印象がとてもよかったので、以来、1年に1回は尾花沢のスイカを食べています。そして、今年もやってきました。箱には花笠の模様が印刷してあります。



黒太陽ではなく、縞のある品種です(多分、縞無双)。生協に届けてもらったのですが、なんと6Lです!!!普通のスイカなら大玉で3L〜4Lくらいと思いますけど、6Lですよ6L!!!(上に載せたボールペンの長さから大きさを想像してください)。こんな大物、冷蔵庫に入るでしょうか?



本当は冷蔵庫で冷やすと冷えすぎて味が落ちるのですが、といって冷やさないのももう一つですよね。八百屋さんや果物屋さんが、ほどよく冷えたのを届けてくれると一番ありがたいのですけど、近頃は八百屋さんや果物屋さんは少ないし、ましてスイカを届けてくれるような店はほとんど消滅していますからね。

それはともかく、この大物を解体すれば、当分の間はスイカを楽しめそうです。あと1回くらいスイカを買うと、お盆も過ぎて、いよいよナシのシーズンですね。ナシがくれば秋の入口という感じです。あっ、その前にイチジクのジャムとコンポートを作らなければ...
2007年8月8日 | 記事へ | コメント(0) |
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2007年08月07日(火)
大旅行
ツマの妹は地方に住んでいます。新聞が1日に1回しかこないのだそうです。普通に生活する分にはとくに不自由はないそうですが、大阪なら簡単に手に入るのに、田舎では手に入れにくいものがあるそうです。それは...おしゃれな洋菓子。そういうものは、かなり遠くまで出かけなければ手に入れることができないそうです。

お盆に里帰りするというので、枯渇しているであろう洋菓子をお土産にしようと思って探していると、よさそうなものを見つけました。生菓子は持ち帰ることができないので、もちろん焼き菓子なのですが、なかなかカワイイ箱に入っているのです。

ア・ラ・カンパーニュで見つけました。ボヤージュVoyage(ボワヤージュのほうが近い音と思いますけど)という名の焼き菓子セットです。土曜日に見たときには大小2種類の箱がたくさん並んでいたのに、月曜日に行ってみると、大箱が数個並んでいるだけになっていました。よく売れているのでしょうか?なにしろ見た目がこれ↓ですから、思わず買ってしまうのでしょう(わたしもです)。





箱の形は旅行かばんを模したもので、外装にはパリの地図があしらってあります。ツマもこんな箱は見たことがないと言っておりました。そして、まだ食していませんが、ア・ラ・カンパーニュですから、味も高水準と思いますよ。

ところで、大箱は「ボヤージュ グラン」と書いてあります。小箱は「ボヤージュ プティ」。グランもプティもVoyageの形容ではなく箱のほうの形容なのでした。わたしは、てっきり大旅行と小旅行かと思ってしまいましたよ(もし、そんな言い回しがあれば、grand voyageにpetit voyageか。旅行なら大小じゃなくて長短かな?)。箱の形容なら、グランド(grande)とプティット(petite)にしとくれ。あっ!でも、箱(boite)じゃなくて、旅行かばん(sac de voyage)なのかな?それなら、grandやputitもいいけど...形から行くと、そっちじゃなくてvaliseのような気もするし、それならやっぱり、グランドにプティットだし...ええい!面倒じゃ!フランス語使うなら迷わせるのはやめてくだされ。ボヤージュの大と小でいいやん。
2007年8月7日 | 記事へ | コメント(2) |
| 食べた(粉食) / 買った |
2007年08月06日(月)
原爆の日に思うこと
原爆の日といっても、わたし自身は被爆者の知り合いもないので、特別な日ではありません。ツマは高校のときに習った先生が被爆者だったそうで、その先生はしばらく前に亡くなりました。被爆の影響があったそうです。高校時代にもっとも親しかった先生だそうで、ツマは大変悲しんでいました。

近頃は、原爆投下を是認したり、日本も核兵器の研究を視野に入れてはどうかというような変な人が、国民の代表者にもいるようです。しかし、核兵器は生物兵器や化学兵器以上に非人道的な兵器ですから、このようなものを対人使用する者はもはや人としての資格を失っていると言ってもいいほどではないでしょうか。62年前以来、対人に使用することがなくなったのは、あまりにも非人道的な兵器だったという反省があったからでしょう。

それでも次々に開発する国があるのは、抑止力になるからだと言う人もいますが、要するに、丸腰の相手に刀をちらつかせたり、銃を見せて脅しているようなものですよね。しかも、現在では、このようなものを使用すれば、世界中から批難轟々ですから、実際には使用することのできない無駄な兵器とも言えるわけです。

いまの日本人にできることは、やはり憲法の精神を誇りとして、核兵器を使用することはもちろんのこと、核兵器を持っているだけでも、人として恥ずかしいことだという認識を世界に広めていくことではないでしょうか。あまりにも稚拙な小学生のような意見ですが、現実的な道はともかくとして、基本的な心構えは、そういう態度でいたいものだと思います。
2007年8月6日 | 記事へ | コメント(0) |
| なんだかなあ |
2007年08月05日(日)
オクラ〜や、オクラ〜
暑くなると元気になるもの。それは、オクラ!気温が上がってきてからというもの、毎日のように花が咲き、次から次へと実がつきます。そして、花が咲けば必ずといっていいほど実がついてくれます。育てるのはとても簡単です。害虫はアブラムシが初期の頃に少しついた程度で、あとはほとんど付かなかったし、病気にもならなかったので、ほんとうにらくちんでした。

オクラは、未熟果を食べるので、収穫が遅れるとバシバシになってしまいます。ですから日々観察して収穫が遅れないようにしなければなりません。毎日観ていれば、かわいい花も見ることができますしね。

いいタイミングで取り入れると、スーパーで買ってきたものとは全然違う味がします。オクラがこんなに甘かったなんて知らなかった!種が甘いんですね。オクラと言えば、ネバネバ食品として健康食のように扱われていますけど、本当は種がプチプチして甘くて美味しいんですよ。

2007年8月5日 | 記事へ | コメント(1) |
| 育てた / 食べた |
た〜まや〜、か〜ぎや〜
昨日は、花火大会の多い日だったようですね。2時半頃まで仕事をして帰ろうとすると、大阪駅が人・人・人でごったがえしていました。まだ昼なのに、すでに浴衣姿も多く、気温が高いのに暑いだろうなあと、気の毒に思ってしまいました。暑さのせいか、すでに着崩れている人も...

わたくしは、家で夕食後にツマと連れ立って近場の花火大会に行ってきました。宝塚の花火大会は、PLの花火や淀川の花火に比べれば、規模は小さいのですが、なんといっても老舗ですし、楽しく見ることができます。

始まる直前に会場近くまで行くと、すでに人で溢れていました。それでも、十分よく見ることのできるいいポジションを取ることができました。音楽とともに花火が上がり、見事な花火でしたよ!少し風があったので、花火が流されているようでしたけど、それがまた頭上に星が降るようで、なんとも言えず綺麗なのでした。

テーマ別にプログラムが組んであるようで、各プログラムの最後には、多くの花火を一斉に打ち上げるのです。そうすると、回りから思わず拍手があがっていました。規模は小さいといっても、見応えのある花火を見ると、思わず感激してしまうのですね。

で、花火を見ながら、もともと違う目的で発明されたであろう火薬を、こんなふうに人を楽しませるものに変身させた知恵はすごいなあと思う一方で、大量の火薬を使って戦争をしているところもあるんだなあ、という思いが、ふと頭のなかをよぎりました。

近頃の花火は、打ち上げ順序がコンピュータで制御されているようです。だから、あれだけいろいろな花火を音楽に合わせて順序よく打ち上げることができるのでしょうね。戦争だって、湾岸戦争の映像を見たときの印象は、さまざまな武器がコンピュータで制御されていて実感のないものになっていました。もしかすると、最新の兵器を遠隔操作で操っている人々は、花火を打ち上げているのと同じ程度の感覚しかないのではないでしょうか?花火なら感動しますけど、武器なら...恐怖です。
2007年8月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| なんやらかんやら |
2007年08月03日(金)
うまいな〜、MOMO、うまいな〜
バラ科の果物といえば、リンゴ、ナシ、ウメ、サクランボ、アンズ、モモ...ほかに、ジャムでしか食べたことのないけれどハマナスくらいかな?果物じゃないけどアーモンドもバラ科でしたね。どれも美味しいのですが、わたしにとっての一番はモモです。それも産地は、和歌山県紀の川市桃山町。いわゆる「あら川」の桃です。

「あら川」の桃といっても様々な品種がありますが、よく見かけるのは、白鳳、清水白桃、川中島白桃、黄金桃あたりでしょうか。この中では、7月の終わり頃から8月の中頃まで出回る川中島白桃が味も香りともに一番好きなのです。清水白桃は色白美人でいかにも上品なのですが、あまりに繊細すぎてわたしには似合いません。

川中島白桃の美しいピンク色は、見ているだけで元気が出ます。そして、そばに置いているだけで甘〜い、いい匂いがしてきます。どこに行っても人工的な香りが飛び込んできて悲鳴をあげかけている鼻が安堵して喜んでくれるのです。

今年は、収穫前の台風4号の影響で清水白桃のできは満足なものではなかったそうですが、その後の晴天続きで川中島白桃は最高のできばえだそうです。でも、台風5号が接近していたので、台風がくる前にと注文してしまいました。昨日の発送で、今日到着しました。



さすがに輸送するために完熟というわけにはいきませんが、さっそく1個試食しました。少し堅い目でも甘くてたっぷりの果汁です。やっぱりモノが違います。追熟するのが楽しみです。本当は現地に行って完熟したホタホタの桃を手に入れるのが一番なんですけど...
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| 食べた / 買った |
2007年08月01日(水)
続いてくれるかな?
紅茶と珈琲とどちらが好きかと言えば紅茶派なのです。それというのも、かつて叔母が紅茶を扱う会社に勤めていた影響なのでしょう。家には紅茶の葉はあってもコーヒーは即席物が置いてある程度で、サイホンというものもあるにはありましたが、珈琲を家で入れて飲むということは1年に1回もありませんでした。

けれどツマが珈琲好きなものですから、いつしかわたしも珈琲をそこそこ飲むようになり、自分の好みも決まって来ました。といっても毎日飲むというほどでもないので、ドリップ用のネルを管理するのは面倒です。ですから、家で入れるときはペーパードリップにしています。ちかごろは、紙の匂いがほとんどしないペーパーもあるので、なかなか美味しく入れることができます。

ただし、近場では美味しい豆が手に入らず、たいていは大阪で調達していました。比較的近くて美味しい豆を扱っているところではヒロ珈琲もあるのですが、それでもわざわざ出向くという感じで気楽に手に入れることはできず、美味しい珈琲豆をもっと気軽に手に入れる店はできないかと思っていました。

先日のことです。阪急宝塚駅そばのソリオの地下街を歩いていると、かつてトンカツ屋さんだった店が改装されて「やきたて珈琲」ののぼりが出ていました。珈琲豆なら煎り立てじゃないの?と冷やかしながら、でもちょっと気になって、入ってみることに。入口付近には珈琲の生豆がたくさん置いてあります。奥にはカウンタ席があり、席の後ろには珈琲器具を置いた棚がありました。

喫茶店という雰囲気ではなく、プラカップで出てきそうな感じで、安い珈琲は1杯が200円以下です。どうなんだろう?美味しいんだろうか?

1杯ずつペーパードリップで出したものが330円ということだったので、味見のために、これを注文することにしました。これがなかなかいけるのです。酸味が強くはなく、こくと苦みがあり、最後に甘みが残ります。クッキーくらいあるといいんだけどという味です。

この店、銀の豆という店でした。神戸の三宮に本店があるそうで、関東にも進出しているようです。カウンタ席で飲んだものは、「銀の豆ブレンド」というものでしたが、お試しということで、「カロシトラジャ」という豆を購入してみました。この店は、注文してから焙煎してくれるのです。10分くらいの待ち時間がありますが、煎り立てなのでいい香りがします。

帰りにC's Gardenでクッキーを調達し、家に帰って早速抽出。実に切れのいい珈琲でした。さすがにトラジャの名前が付いているだけのことはあります。一時は廃れていたインドネシアのトラジャですが、やっぱりいい味の珈琲ができるのですねえ。クッキーとも相性がばっちりでした。

この店には、いろいろな国籍の豆が置いてあるので、これからも買うのが楽しみです。前から聞いていた中国は雲南省の珈琲も一度飲んでみたいと思っていたのですが、どうやら、銀の豆では扱っているようです。宝塚店にあるかどうかはまだ聞いていませんが、扱っていなくても頼めば取り寄せてくれるでしょう。

まだできて間もないせいか、豆を買っている人はあまりいなかったように思います。はたして、この程度の客の入りで続けて行けるのでしょうか?せっかく美味しい豆が手軽に手に入るようになったので、なんとか存続して欲しいものです。近い人は買いに行ってくださいね。
2007年8月1日 | 記事へ | コメント(4) |
| 買った |
2007年07月31日(火)
ちょっと言わせて欲しい
参院選での自民党議員の大幅減少の理由について、いろいろ言われているようですが、多くのマスコミが述べている理由は大同小異で、なんとなく違和感を覚えます。ほとんどのマスコミが挙げているような理由ならば、現首相は自分の意思で去就を判断することも可能なのでしょう。けれど、本当の理由は、現首相に日本のリーダとしてあって欲しくないという選挙民の意思表示だと気付けば、このまま首相の立場に居座り続けることなどできないことではないでしょうか。

韓国語学習者なら小倉紀蔵という人を知っている人は多いと思います。氏の著書に「おれちん」(朝日新書 2006年11月)があります。この本では、「おれ」「ぼく」は自己評価の呼称であり、「さま」「ちん」は他者からの評価の呼称であるとし、「おれさま」「ぼくちん」という自他の評価が一致する人間に対して、「おれちん」「ぼくさま」という自他の評価が一致しないねじれた人種の増加という視点から社会現象を観察しています。

この本の末尾に「アベちん」が登場します。そして、「ポストモダン(脱近代)から一気にプレモダン(前近代)へ回帰しようとしてしまっている」、「すべて自分の頭で考えられず、歴史認識は学者におまかせ、政策は官僚とブレーンとスタッフにおまかせ、自分のスタンスは先祖におまかせ、そしてその核心的な内容は、すべてはっきりと話さず隠蔽する」等々の人物評が書かれています。

そして、多くの識者が言っていることが、この本にも書かれています。現首相は、「美しい国」というスローガンを掲げてきました。しかし、「何が美しくて何が美しくないかは、国民ひとりひとりが決めることである」「権力側が規定する「美しさ」を認めない者が、すなわち「美しくない者=排除されるべき者」となる」。そして、「美しい国」は「死の国」となるのです。

朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を受賞したファインマン博士も40年ほど前に言っています。「歴史上最悪の時代を振り返ってみるとわかるのですが、それは必ず絶対的な独断と盲信に凝り固まった人々がいたときのようです。しかも熱心さのあまり、世界中の人々が一人残らずそれに賛同すべきだと言い張り、さらに自分の主張の正しさを証明するため、今度はその信念の正反対を実行するしまつでした」と(R.P.ファインマン「科学は不確かだ!」(岩波現代文庫))

表面に現れた現象で判断した人も多いとは思いますが、上で書いたような人物であることを感じ取ったからこそ、そしてこの人物がリーダであれば、どんな方向に進んで行くかを察知したからこその参議院選挙の結果だったのではないでしょうか。民主党を応援しようとして民主党に票を入れた人は、結果ほどには多くないような気がします。結局、現首相がリーダとしてふさわしくないという気持ちの現れだったと思うのですが、いかがでしょうか?

おまけ:当選者の顔ぶれの中には、確かな人物と評される人ももちろんいますが、妙な人もいろいろ居ますね。選挙に行ったことのない人や「美しい国」の教育ブレーンや憲法は文民統制じゃなかったのかという人まで。蟻の穴から堤も崩れるというではありませんか。蟻の穴にならなければよいのですが。
2007年7月31日 | 記事へ | コメント(0) |
| なんだかなあ |
2007年07月28日(土)
暑い日には
今日(またまた昨日になってしまった)は、暑い中、昼から外に出かけました。からっとした暑さで、日陰では気持ちがよかったのですが、大阪には珍しく空気が澄んでいたようで、日向にでると暑いというよりは、痛いというような暑さでした。こういう種類の暑さは、栂池に行ったときと霧島に行ったときくらいの経験しかなく、大阪で体験するとは思いもよりませんでした。さて「暑」の文字は何回出てきたでしょう?答えは、数えなくていいです。

さて、これほど暑いときには、毎年登場する庵月の「氷まんじゅう」でしょう。水まんじゅうというのは、他店でもよく見かけるのですが、氷まんじゅうとなると、庵月のものしか知りません。買うと冷凍庫から出してくれます。家に持ち帰り食後に出すと、ちょうどよい解け具合になっていて、冷たい口当たりがなんとも言えません。夏には1回くらいは食べたくなります。

保冷のためか、不織布の風呂敷に包んであり、



風呂敷を紐解くと、こんな感じになります。



そして、じゃ〜ん!冷たい感じが出ているでしょうか?



取り出すときは、付属のようじを使ってたこ焼きのように回りをくるりとやると、うまい具合に取り出すことができます。今回のは、凍ったところが少し残っていてシャリ感があって美味しかった!

おまけ:「おっ!練乳 苺」を入手。このマッカッカの物体がそれ。苺のかき氷の上に刻んだ冷凍苺が載っています。そして、蓋には練乳が付属。



器に移して練乳をかけると、ご覧の通り。



これで半分の量です。1個189円ですけど、2人で分ければ、安い!しかも、本物の苺ですから、苺ジャムのかかったアイスクリームとはモノが違います。それもそのはず、フルーツ系統の冷菓で有名なレマン館の製品でした。これは旗丸モノです。
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2007年07月27日(金)
PASTILLE
「パスティーユ」に近い音のフランス語です。なんだと思いますか?対象物によって意味は変わりますが、口にするものの場合には、ドロップとかトローチの意味になります。フランス語で飴ちゃんと言えば、bonbonというのは、フランス語に馴染みのない人でも知っているとは思いますが、pastilleのほうは、知らない人のほうが多いでしょう。フランス語の辞書でも、初心者用だと、この単語は載っていないくらいですから。

先日、ツマがまたまた面白いものを見つけてきました。それが、「PASTILLES GARANTIES A L'EAU DE LOURDES」。最後の単語に気付きましたか?知っている人は多いと思いますけど、そうルルドです。スペイン国境に近いフランスの町の名前ですが、この町には、ルルドの泉として知られている有名な泉があります。奇跡の水の一つとして知られている水を産み出すのだそうです。



19世紀の中頃にベルナデットという女性が、ルルドの泉に現れた聖母マリアを見たということになっていて、この泉の水によって生じた奇跡が今日まで伝えられています。たわいのないものでは、ルルドの泉に行くときには杖をついて行ったのに、帰りには杖なしだったとかいうのもあります。うろ覚えで確認していないのですが、なんとなくマクロビオティックの創始者で知られる桜沢如一もこの泉のことを言っていたような記憶があるのですが。多分、アレクシス・カレルの「人間−この未知成るもの」の中に出てきたのだと思います。この本は、日本語版では、桜沢如一訳と渡部昇一訳とがあったはずですが、はるか昔に読んだので、あまり記憶に残っていません。

さて、ツマが買ってきたものというのは、そのルルドの水を使ったというミントキャンディ(トローチ状)です。なんとなく古めかしいような、懐かしいような味がするミントキャンディです。わたくしミント好きですから、このミント水のようなまろやかな味わいは、少し刺激に物足りなさを感じますが、ベルナデットの肖像画を見ながらこのキャンディをなめると、ありがた〜いような気になってきます。ルルドの水を使ったというこのキャンディ、果たしてわたしの体に奇跡は起きるのでしょうか?

2007年7月27日 | 記事へ | コメント(0) |
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2007年07月25日(水)
サイダーs
炭酸の入った飲み物と言えば、ガス入りのミネラルウォータかジンジャーエールくらいしか飲まないのですが(ビールはほとんど飲まないので)、子供の頃には夏になるといつもキリンレモンが入っていましたし、おばあちゃんの家に行くと、三ツ矢サイダーを出してくれたものでした。どちらもロングセラー商品ですし、おそらく、この種の飲料は日本の夏の気候に適しているのでしょう。

最近は地サイダーというのが流行っているそうで、ツマがスーパーに行くと、見たことのない種類のサイダーを売っていたと言って、重いめをして5種類ばかり買ってきました。ネットで調べてみて、サイダーの種類の意外な多さをあらためて知りました。5種類くらいでは、まだまだアマチュアだったのですね。ですが、この5種類には、人気があって入手が難しいものもあるようなので、一気にサイダー通になった気分です。



では、写真右から順に紹介しましょう。「仁手古サイダー」です。秋田県仙北群美郷町にある六郷まちづくり株式会社が製造しています。ニテコ清水という名水を使っているそうで、明治35年からサイダーを作っているそうです。

次は、「養老山麓サイダー」。もともとは、養老サイダーというのがあったそうで、その製法を受け継いだ浦野鉱泉所で作っているそうです。これも菊水泉という名水を使っているそうです。

真ん中は、「スワンサイダー」。佐賀県小城市の友桝という会社が作っています。これも仁手古サイダーと同じく明治35年創業の会社だそうで、創業当時は、お菓子やラムネの製造をしていたそうです。「“昭和の味”を徹底して再現しました。」とのことです。

実は、これらのサイダーを飲んだのはひと月ほど前なので、上の3種類についてはどれがどの味だったかよく覚えていません。どれも味には差があるので、飲めば区別ができますが、う〜ん、炭酸が弱い目のくせがないのが仁手古だったか、古めかしい味がスワンサイダーだったか?う〜ん。

さて、左から2番目のは、「湘南サイダー」です。これは、神奈川県の川崎飲料という会社が作っています。この会社のウェブページを見て、かの有名なオコチャマ飲料を作っている会社だとわかりました。わたしは飲んだことがないのですが、クリスマスなどに不二屋などの店頭に置いているあの飲み物です。「シャンメリー」というあれです。このサイダーは、はっきりした特徴があります。コップに注ぐと青みがあり、かき氷のブルーハワイか?という感じなのです。しかも、クリームソーダのような香りがあります。やや人工的な味ですが、モダンなサイダーというところでしょうか。

しんがりは、「松葉サイダー」です。大阪府堺市のエス・エフ・スピリッツで製造されています。松葉サイダーといっても、松葉酵母を使って発酵させたものではなく、この会社のウェブページの説明によれば、鈴鹿山脈に自生する赤松の葉を薪で煮詰めたエキスとリンゴ酢を配合しているということで、ちょっと独特なくせのある味になっています。

松葉サイダーのことを調べてみると、昔から民間で普通に作られていたようです。松葉に付着している酵母の力を利用するようで、天然の炭酸を利用したり、水に炭酸ガスを注入するのではなく、発酵により産生される炭酸ガスを利用するので、少しはアルコール分も含まれていると思われます。そういえば、ロシアの自家製酵母として知られているドロジー種(だったかな?)は、たしか、松葉の酵母で起こした発酵種でしたから、松葉というのはいい酵母が付いているものなのですね。

松葉は高血圧や糖尿病にも効能があるそうですし、パンやサイダーを作る発酵力を持つ酵母が付いているのですね。いつか、薬のかかっていない松葉を手に入れて、パンを焼いてみたいものです。
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| 食べた |
2007年07月24日(火)
このニュースは本当?
このところ半ば習慣になっているのが、インターネットで朝鮮日報(日本語版)を読むことです。韓国は何かにつけ日本を意識しているので、日本の動向が気になるらしく、日本の事柄がよく取り上げられています。しかも、日本の新聞とはまた違った見方の意見が述べられていることも多いので、なかなか興味深く読むことができます。本来なら韓国語版で読むべきなのでしょうが、韓国語の学習が未だ新聞を読めるレベルに達していないので、いまのところは日本語版で読んでいます。

今日も朝鮮日報を読んでいると、先月、自衛隊が500ポンド爆弾を投下する訓練を行ったという、ニューヨークタイムズからの引用記事が載っていました。なんでも、太平洋の孤島での軍事訓練らしいのですが、航空機からの実弾投下は戦後初ということらしく、憲法の規定を越える重大な事件と報じられていました。

そんなこと、日本で報道されたでしょうか?わたしが知らないだけなんでしょうか?日本の新聞社のウェブ版を検索しても出てこないんですよね。年金と地震と選挙のことしか。そこで、NYTimesで検索してみたところ、この記事が出てきました。こんなことが報道されたら、選挙どころではなくなるかもしれませんよね。日本の新聞社はどうしているんでしょうか?もしかして、言論統制?Le mondeも調べてみなくては...
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| なんだかなあ |
2007年07月23日(月)
勝手な思い込みですが
以前から地球温暖化に関して疑問に思っていることがあります。資源エネルギー庁のウェブページにも記載されていますし、同じ内容の説明をほかでも見聞きすることが多いのですが、何となく違和感を覚えることがあります。それは、「運転中にCO2をほとんど排出しないクリーンなエネルギー源である原子力発電」という原子力発電に関する説明です。つまり、この説明の裏には、二酸化炭素(2を下付き文字にするのが面倒なので「CO2」と書くことにします)の排出量が少ないから地球温暖化を抑制するには、原子力を利用するのがよいという意味が含まれています。また、そういう結論を述べている場合もあります。

たった、これだけの長さの文の中にも、怪しげな言い回しがいろいろ含まれています。まず、「運転中に」という条件。運転中でなければCO2を排出するのかな?つまり、燃料の採掘と運搬、設備資材の生産と運搬、発電所の建設、運転後の燃料の処理や廃棄などのライフサイクルの他の場面においては、CO2の排出量はそれほど少なくないと言っているようにも聞こえます。本当かどうかは知りませんが、原発を建設するとCO2排出量が増加するという説まで出されています。

それに、「ほとんど排出しない」とは何と比較しているのでしょうか?出力電力量当たりなのでしょうか、それとも消費電力量当たりなのでしょうか?原子力発電所は、都会からは離れた場所に作られていますから、都市近郊に作られる火力発電所などに比較すると送電コストが大きくなることは明らかで、送電中に電線からジュール熱として失われるエネルギーは無駄以外のなにものでもありません。家電製品がちょっとくらい省エネになったからといって、この損失の大きさは比べものにならないのではないでしょうか(計算による検証はしていませんから、いい加減なことですが...)?

そして、「クリーンなエネルギー」というのは、どいういう意味でしょうか?百歩譲って「運転中にCO2をほとんど排出しない」と認めたとしても、ここで、クリーンと言っているのは、それ以上の意味ではないはずなのですが、「CO2を排出しないこと」=「クリーン」と言うことによって、「クリーン」という言葉のほかの意味、つまり、地球を汚さないとか、環境負荷が少ないとかといった意味を人に想起させ、いかにも原子力エネルギーがCO2を排出しないこと以外に、よいエネルギーであるという印象を持たせるように言葉を使っているような気がします。

と、ここまで書いてきたので、お察しのことと思いますが、わたしは原子力発電は永続的に利用すべきではないと考えています。こういうことを書くと、代替案はあるのかとか、非現実的とかいう意見が出てくるとは思うのですが、なんでもデジタル世界のように1か0かという極端な考え方をするのではなく、方向性として廃止の方向に向かって行くように目標を設定すべきと考えているという意味です。原子力発電で立国するというような方向ではない方向を模索して欲しいということです。目標設定をした上で、廃止できるように徐々に努力することはできないのでしょうか?

新潟の地震でも原発の管理のいい加減さが露呈しましたし、これくらい大規模のシステムになると、それこそ想定外の現象が数多発生するのが当たり前ですよね。人間が想定できることなど知っていることの範囲内で、たかが知れているのですから、知らないことまで完璧に想定することなどできっこないのです。だから、事故は必ず起きるのです。

どんな設備や装置でも事故が起きないようにと考えて設計するのは当然ですが、家庭用の暖房機のような比較的簡単なシステムですら事故は起きていますよね。原発のような大規模で複雑なシステムで、事故がないと考えるほうが不自然です。マーフィの法則でも言っているではありませんか、起き得る可能性のあることは必ず起きると。むしろ、完璧に安全と考えるほうが傲慢な考えだと思います。そして、ひとたび事故が起きれば、その被害がどれほどのものになるか、それこそ想定外のことが起きる可能性があるのが原発と思うのです。なにしろ、現実世界は、デジタル世界ではないのですから。

ここまでは、実は前置きでして、最初に言った疑問というのは実は素朴な疑問です。原発は、本当に地球温暖化に関係しないのか?ということなのです。原発がCO2を出すか出さないかという問題を棚上げしたとしても、CO2が地球温暖化に関係しているというのと同じくらいに原発が発生する熱が地球温暖化に関係しているのではないかということなのです。

「環境学」入門(藤平和俊 日本経済新聞社 1999)にはCO2濃度が増すことによる地球温暖化について、地球の温度は、太陽から地表面に達するエネルギーと、地球から宇宙に放出するエネルギーとのバランスによって決まり、CO2は地表面から放射する赤外放射の一部を吸収し、その一部を地表面に向かって放射するから、地表面の温度が上昇する、という説明がなされています。

この説明だと、太陽の放射エネルギーにより地表面の温度が決まるような印象を受けますが、人間が日々産出している熱は勘定に入れなくてもよいのでしょうか?太陽から地表面に届くエネルギーに比較して、無視できるほど小さいのでしょうか?もし、人間が産出している熱も地表面温度の勘定に入れるのであれば、原発によって排出される熱だって温暖化に影響することになりますよね。要するに、CO2が温室の囲いを作っているのだとすれば、原発は温室の中でストーブを炊いているようなものですから、地球温暖化に影響しないという理屈は成り立たないと思うのですけどねえ。

ながなが書いてきましたが、なんら数値的根拠に基づくものではなく、印象を述べただけです。どこかに、これらのことについて、恣意的でない正確な数字は示されていないでしょうか?どなたかご存知でしたら、教えてください。
2007年7月23日 | 記事へ | コメント(0) |
| なんだかなあ |
2007年07月22日(日)
今年もすいか(おかき)
おかき類は、いつもは気にしていないのですが、「すいかおかき」を去年買って以来、ついつい新しい季節もののおかきは出ていないかと「とよす有庵」に見に行ってしまいます。「とよす有庵」の季節もののおかきは、包装と中身で季節を感じることができるように、さまざまな工夫が凝らされているので、子供だましのようなと思いつつも、なんだかうれしくなるのです。

たとえば、春には柿の種をイチゴチョコで包んだ、こんな(↓)のがありました。





初夏には、フルーツ(メロン、バナナ、ピーチ)の香りの砂糖をあられにまぶした、こんな(↓)のもありました。





ただし、いままで食べた中での一番は、やはり「すいかおかき」です。外箱のデザインは笑ってもらえるし、それだけではなく、中身も、皮は青のりのおかき、身はエビおかき、種は黒豆でできていて、ちゃんとすいかの雰囲気が出ているし、見た目はもちろん、味も秀逸なのです。9枚入りで税込み630円も安すぎず高すぎずの妥当な値段ですから、人にあげても喜ばれるし、お気に入りです。

今年も売るのかな?と観察していたところ、人気商品らしく、今年もちゃんと置いてありました。というわけで、早速入手。やっぱり楽しい・美味しい、でした。



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| 食べた(粉食) |
2007年07月19日(木)
Peri亭でランチ
あまり行けないのですが、最近気に入っているのが、阪神芦屋駅とJR芦屋駅との間の界隈。面白そうな店がたくさんあります。ひと月くらい前のことですが、Peri亭(芦屋市大桝町6−12)でランチをしてきました。Peri亭と言えば、菓子職人の夫婦がオーナーで甲南山手にある洋菓子店として有名らしいのですが、そちらのほうは行ってません。芦屋店では食事ができるというので行ってきました。

実は、場所をよく調べていなかったので、一度目のときにはたどり着くことができず、二度目にようやく行くことができました。阪神芦屋駅から茶屋之町のほうに向かって行く途中にあります。阪神芦屋駅を北に出て、鳴尾御影線に沿って東に歩いて行くと、南西角にガソリンスタンドのある交差点があり、その交差点を通過してさらに東に進むと、南側に田中金盛堂(芦屋市大桝町7−5)という煎餅屋さんが目に入ります(多種類の美味しい煎餅やおかきを売っている老舗の煎餅屋さんです)。この煎餅屋さんの斜め前(つまり、北側)にPeri亭の入口があります。入口は道路から奥まったところにあるので、少しわかりにくいのですが、黄色いビル(ネオックスという名前らしい)が目印です。



最初に行ったときには、入口が鳴尾御影線に面しているとは知らず、一本北の道を探していて見つけることができなかったのです。そのときは、田中金盛堂にも寄ったのに目の前の入口に気づきませんでした。二度目に行ったときももう一度北側の道を探していたのですが見つからず、ひょっとして思い、鳴尾御影線のほうに回ってみてようやく見つけることができました。わかってみれば、何でもないのですが、完全に勘違いしていました。

Peri亭のランチには、1260円、1785円、2900円の3段階あります(要するに、松竹梅!)。せっかくなので、一番上のを注文してみました。前菜、スープ、魚、肉、デザートとフルコースです。Peri亭は本来は洋菓子店なのですが、菓子類は味が少し優しすぎて、印象が残りにくいような気がします。

それに引き換え、食事は美味。前菜、魚、肉のどれもが印象深かったのですが、この日、とくに感動的だったのは、肉料理でした。豚の三枚肉をワインビネガーで煮込んだ料理でした。ボルドレーズソースのように、ワインをベースにしたソースは、よほどうまく作らないと上等のトンカツソースになってしまうことがあるのですが、ワインビネガーのソースは素晴らしかった!長時間煮込んであるのか、酸味は完全に飛んでいて、濃厚さと爽やかさのあるソースに仕上がっていました。もちろん、肉も角煮よりも柔らかいくらいで、しっかりと脳に刻まれました。



この料理の印象が強かったので、似たような料理をツマが作ってくれました。ツマが作ってくれたのは、肩ロースの黒酢煮込み。三枚肉のように長時間煮込むことができないので、酸味が残っていましたが、これはまた別物で美味でした。

おまけ:この近辺の洋菓子店で気に入っている店があります。茶屋之町にあるPleinです。pleinは、英語のfullに近い意味のフランス語です。かのアラン・ドロンの有名な映画Plein soleil(太陽がいっぱい)のpleinです。店の名前は、どんな意図でつけられたのでしょう?この店は、間口が小さく目立たないので、通り過ぎてしまいそうになるのですが、向かいのパン屋さんは目立つので、パン屋さんを目標にして行けば、すぐに発見できると思います。この店は戸を開けたとたんに、美味しい店だと確信できる匂いが鼻に飛び込んできます。ケーキも焼き菓子も美味しいので、通いたい店の一つです。ああ、また行きたくなった。



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| 食べた(外ごはん) / 食べた(粉食) |
数学読み物
小学生・中学生の頃、数学読み物は好きなジャンルの本でした。数学読み物といっても小学生や中学生の読むものですから、レベルは低いものです。それでも、数や図形の秘密を知ったり、そうした秘密を探り当てた数学者の生涯を知ったりするのは、楽しいことでした。

いまだに、その頃の気分は残っていて、本屋さんに立ち寄ったときに、数学読み物で面白そうなものが目に入ると、衝動買いしてしまうことがあります。こういう本はすぐに読むこともあるのですが、どちらかというと積ん読になりがちです。いつの間にか書棚に溜まっていた数冊を読んでみました。

溜まっていた数学読み物には、森毅先生の本が3冊ありました。「数学の歴史」「魔術から数学へ」「数学的思考」(いずれも講談社学術文庫)です。「数学的思考」は本棚の奥からあとで出てきたので、まだ読んでいないのですが、他の2冊はとても楽しく読むことができました。森先生らしい口調で、やんわりと書かれていますが、緻密に考えられているので知的好奇心を十分に満足させてくれる刺激的な内容になっています。

「魔術から数学へ」は少しだけ数式も出てくるので、数式を見たくないという人は、「数学の歴史」がおすすめです。なにしろ、不幸な数学者やはったり数学者がいっぱい登場して、ちゃんと笑いのツボも押さえられているのです。和算については、いままで大きな勘違いをしていたことに気づかされました(cf. 「魔術から数学へ」p.116〜117)。やはり我田引水はいけませんね。

この2冊を読んだあとで、本棚を眺めていると、「近世数学史談」(高木貞治 岩波文庫)を見つけました。高木貞治氏といえば日本を代表する数学者で、「解析概論」という本を一度は目にした人も多いと思います。理学系や工学系でこの本を知らないとモグリと言われるほど有名な数学の教科書です。ただし、ちゃんと勉強した人は少ないかもしれません。わたしも持っているだけで、本棚の肥やしになっています(いつかは読みたいという気持ちはあるのですけど...)。

さて、「近世数学史談」は、ガウスからデリクレ(この本には、ヂリクレと書いてあります)あたりまでの数学の発展史を人物中心に書いたもので、楕円函数(最近は、関数と書くことが多いようですが、函数のほうがfunctionの訳語にふさわしいと思うのですけど)の話題を中心にしています。この本は、森先生の2冊に比べるとやや高度なので、紙と鉛筆を持って読むのがよいのですが、数学者の人物を知るだけなら通読する楽しみ方もあると思います。その意味では、森先生の本と同様に、楽しく読むことができます。

高木貞治氏の「解析概論」のことを書いていて、この本は数学者になるには初級の本だというようなことを誰かが言っていたのを思い出しました。多分、藤原正彦氏だったと思うのですけど、探しても見つけることができませんでした。

藤原氏の著作で有名になった「国家の品格」(新潮新書)には、関孝和と高木貞治とがともに大天才として取り上げられています(わたしは、関孝和については、森先生の先の本に記載された理由で、高木貞治氏と同列には並べたくないのですが)。また、「古風堂々数学者」(新潮文庫)には、先の「近世数学史談」が面白い本として取り上げられ、さらに、1944年に高木貞治氏を含む新暗号作成のための研究会が作られたというエピソードが書かれています。ですが、解析概論のことは探せませんでした。

解析概論はともかくとして、高木貞治氏の数学読み物を読むだけでも、数学の雰囲気に浸ることができるので、数学に少しでも興味のある方はどうぞ。わたしは、今日(あれ?もう昨日か)もまた「数学小話」(高木貞治 岩波現代文庫)を買ってしまいました。近頃はやりの商業的脳トレなんかより、よほど脳への刺激度が高いですよ。
2007年7月19日 | 記事へ | コメント(0) |
| 読んだ / 鍛える |
2007年07月17日(火)
う〜な〜ぎ〜、お〜いし、川西
我が家では食卓にウナギが出てくる頻度が比較的高いほうだと思います。何しろツマの好物なので、いきおい、出てくる回数が増加します。出てくる形は様々で、「ひつまぶし」とか「そば寿司」なんていうのもあります。食卓に出てくる割には、外でウナギを食べる機会は少なく、したがって、外で美味しいウナギを食べた記憶も数えるほどしかありません。

これまでのベスト3は諏訪湖、三方五湖、奈良でしょうか。店の名前はあげませんが、諏訪湖のは絶品でしたし、三方五湖のはほのぼのとした美味しさでした。奈良というのは、奈良県北部の田舎にあり、明治創業という老舗のウナギ料理屋です。ここは、ベスト3に入りながらも、やや問題を残しています。2回行ったうちの1回目は、とても美味しく2回目はイマイチだったのです。

初めて行ったときには、建物はかなり古びていて、おばあさんが給仕をしていたので、大丈夫かなあ?という雰囲気だったのですが、とびっきり美味しいウナギ尽くしだったのです。がしかし、2回目のときは建物が改装されており、若い人が給仕をしていて、味が落ちていました。なにしろ辺鄙なところにあるので最近は行っていないのですが、いまはどうなっているのでしょう?

ところで、1年ほど前に見つけてから一度は行ってみたいと思っていた<うなぎや>にやっと行くことができました。<うなぎや>というのは、まさにウナギ屋なのですが、屋号でもあります。阪急川西能勢口駅(JR川西池田駅)近くのアステ川西B1にあります。川西阪急の地下食料品売り場を出て、そのまま真っすぐに歩いて行くと、突き当たりに「うなぎや」と書いた暖簾のかかった店があるのです。

この店は、間口が3メートルくらい、奥行き2メートルくらいの小さい店で、あまり綺麗な感じでもありません。けれど、魚を焼いて食べさせる店は、小さくて汚いほうが旨い、と父親が言っていたのを思い出させるような、旨そうな店なのです。正面から見て、右手では紀州備長炭を使ってうなぎを焼き、中央には商品を並べ(あまり並んでいなくて、注文すると焼いてくれるようです。持ち帰りの弁当もあります)、左手にかの暖簾がかかっています。そして、昼時に行くと、その暖簾の下からはぶらぶらと足がぶら下がっているのです。この足ぶらぶらを1年ほど前に見つけて以来、一度は行きたいと思っていたのでした。

暖簾の向こうは、L字形に並んだ5席のカウンタ席で、ここに座ってウナギの焼ける匂いを嗅ぐだけで、ご飯3杯は軽〜く食べられます(小泉先生風?)。今回は、特上うな重というのを頼んでみました。特上と言っても、税込み1575円です。新地とか御堂筋界隈の有名なウナギ屋では考えられない値段です。

さすがに紀州備長炭で焼いた焼きたてという感じで、炭の香りがし、皮はパリパリ、身は厚みがあり、油が乗ってふんわりと柔らかなのです。もちろん、この値段ですから天然物ではないでしょう。けれど、有名店で天然物と言っている臭みの残るウナギよりも、養殖物でもちゃんと処理したウナギのほうが美味しいことが多いですね。甘い目のタレでとても美味しくいただきました。また、足をぶらぶらさせに行きたいなあ。この値段なら気楽に行けるしね。
2007年7月17日 | 記事へ | コメント(2) |
| 食べた(外ごはん) |
2007年07月16日(月)
とまとまと〜まと〜ま、とまとまと〜ま〜と〜
少し前だと、市場で普通に手に入るトマトの種類は限られていましたが、ちかごろはいろいろなトマトが手に入りますね。品種だけでなく栽培法の違いもブランドになるようです。なかでも有名なブランドに、「りょくけん」がありますね。永田照喜治氏が提唱した農法で育てられているトマトです。永田氏の農法については、いろいろな本が出版されています。一言で言えば、トマトの原産地に近い環境で育てようということで、水や肥料を極力少なくして育てるのだそうです。

この方法で育てると、水に沈むトマトができます。ツマがスパルタ農法と呼んで水をあまり与えずに育てたミニトマトは、たしかに水に沈みました。そして、このトマトは普通に栽培したものよりも味が濃く、甘みが強い上に酸味もぼけずにしっかりとしていて、後味のよい旨味が感じられるものでした。

ブランドトマトには、徳谷トマトという生産量の少ないものもあるそうで、高知県の塩分を含んだ土地で栽培しているトマトなのだそうです。この少量生産のトマトを使ったシャーベットを偶然手に入れました。高知アイス製の「トマトよりおいしい徳谷とまとシャーベット」というものです。高知アイスのウェブページにも載っていないようなので、どうやら入手が難しい珍品らしいのです。それに少々高いのですが(1個525円也)、ほお〜っ!という味です。





トマトを使ったデザートといえば、トマトのコンポートなんていうのを思い出しますが、これはデザートというよりは、丸ごとトマトに火を通した感じでびっくりするものではありません。それに対して、徳谷とまとのシャーベットには、びっくり!トマトの味と香りを残しながらも、ちゃんとデザートとして仕上がっているじゃありませんか。偶然に手に入れたので、とてもとくをした気分になりました。

トマトには、もう一つびっくりしたものがあります。久しぶりに行ったパンデュースで見つけました。パンデュースの野菜を使ったパンには、いつも驚かされるのですが、今回の驚きは、バジルを練り込んだ生地(フォカッチャ系の生地?)の座布団の上に、ミディトマトが1個鎮座しているものでした。小さいパンで、大口を開ければ一口で食べることができます。というより、一口で食べないと、トマトの中の水分が溢れてもったいないのです。



いや〜、びっくり!!!トマトを焼くと美味しいのは周知のとおりですが、パン生地とのバランスがじつに巧妙で、パクっと食べると、口中にトマトの果汁の旨味と酸味と甘みとが広がり、それがパン生地のバジルの香りと混ざり合い、渾然一体となったとき、幸せホルモンがドバッ!と出てくるのです。なあ〜んて、アホゲな表現をしてしまいましたが、本当にしびれる美味しさなのです。何度でも食べた〜い!!!

おまけ:高知アイスのシャーベットをあと2種類入手しました。「ゆず」と「文旦」です。ゆずのは、想像できる範囲のものでしたが、文旦のは苦みが何とも言えずうまい!いっぺんにファンになりました。今夏にあと一度くらいは食べたいなあ!



2007年7月16日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
2007年07月15日(日)
あんや
昨日のことですが、台風接近の雨の中、この前から気になっていたお店に行ってきました。ちょっと変わった店が大阪に出来たと新聞で紹介されていたので、実物を見てみなくてはと思い、のこのこと出かけました。この店、以前から自転車屋台でアメリカ村あたりに出没していたらしいのですが、ちかごろは、アメリカ村にご縁がなかったので、まったく知りませんでした。

新感覚和菓子なるものを売っているAZUKI SWEETSが作った餡専門ショップ「As Ann」です。地下鉄御堂筋線の本町駅の近くなのですが、2軒ほど隣の角にannという店があるので紛らわしい!表にかかっている暖簾が目印です。

6月に開店したということなので、まだ真新しい感じです。売っているのは、一口か二口で食べられる大きさの大福、まんじゅう、それに白玉。あとは、餡です。餡は円錐状に盛り上げてあるので、昔のみそ屋さんを思い出しました。菓子類は、この餡を使ったものです。種類は、トマト餡、イチゴ餡、バラ餡、レモン餡など10種類ほど置いてありました(ちゃんと覚えてません。9種類は思い出したのですが...)。

全部を食べたわけではないので、一番は決められないのですが、レモン餡はインパクトがありました。大豆ベースでレモンが使われています。テクスチャは餡なのに、色といい、味といい、香りといい、餡とは異質なものでした。ほかのは、餡の範疇に入るのやちょっと違和感のあるものもあったのですが、全体的には素材として面白そうです。

あとで心斎橋そごうに行ってみると、地下1階の菓子売り場にもAs Annが出店していました。ちゃんと見ていないのですが、大福やまんじゅうを置いているようでしたよ。常設なのか一時的なのかはわかりませんけど。

買ってきたのは、大福がバラ餡とレモン餡、まんじゅうがズンダとレモン餡(皮に紅茶入り)、白玉がコーン餡とバラ餡です。白玉よりも、大福やまんじゅうのほうが餡の味に合っていました。バラ餡の白玉は、わたしにはちょっと??でも、バラ餡の大福は◎。相性を考えると、おもしろいアイデアが浮かぶのではないでしょうか。わたしは、パンに使ってみたいですねえ。すぐに5個くらいのアイデアが浮かんだのですが、もう少し案を練ってみよう!







2007年7月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
今年も北海道から
いまかいまかと待ち望んでいた北海道産のさくらんぼがやっと到着しました。毎年この時期に書いているので、おなじみになっていますが、北海道産のさくらんぼが好きなので、お取り寄せがパターン化しています。こうして、定点観測をしていると、その年その年の出来具合がよくわかります。そして、作柄を気にしていると、気象の変化にも注意をはらうようになります。

野菜や果物を大規模に育てることは、農家でもなければ経験できないことで、日々の野菜や果物を買うだけだと、せいぜい価格の変動が気になる程度だと思います。けれども、まだ育っていない野菜や果物に先に投資していると、うまく育つだろうかと、農家と同じような気分で、天候が気になるのです。

生産者ではないわたしたちが、ほんのわずかでも生産者と気分を共有できることは、農業を考えるきっかけになると思います。農業を考えると食料政策のことも気になりだします。食べられるものからバイオエタノールを作って車の燃料なんかにして、本当にいいのでしょうか?コンビニで毎日捨てられている食品から作るならまだしも...

またまた、関係ない話になってしまいました。肝心の今年の出来はというと、少し大きい目のような気がします。外観で見ると、いつもよりはピチピチ感が少なく水っぽいような感じにも見えるのですが、あにはからんや!とても甘くて、今年も美味しくいただけました。少し熟れ過ぎかとも思うのですが、むしろ完熟というべきなのかもしれません。やっぱり農家から航空便で直送されてくるのはいいですねえ。また、来年も注文しますよ。

2007年7月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた |
2007年07月14日(土)
新Macのワープロ
やっと復旧しましたね。長い間、アクセスできなかった上に、画像まで消去されてしまって、画像の貼付けがちょっと面倒でしたけど、とうにか元通りになりました。わたしの場合、再開してからの分だけだったので、たいした量ではなかったからよかったものの、画像をいっぱい貼っていた人は大変だったでしょうね。それにしても原因は何だったんでしょう?初期不良なんでしょうか?

さて、本日のお題は、ワープロです。Macユーザの方は、ワープロ使っているんでしょうか?IntelMacでない人は、もしかするとApple Worksだったりするんでしょうか?10年以上Macユーザを続けているわたくしは、いろいろなワープロを試してきたのですが、最近では、老舗エルゴソフトのEGWORDを使っていました。日本語入力ソフトのEGBRIDGEも結構好きだったんですけど...

ところが、IntelMacになって、Apple Worksは使えないし、旧ヴァージョンのEGWORDやEGBRIDGEも使えなくなってしまいました。そこで、しかたなくエルゴソフトのegword Universal 2 soloというワープロソフトを新たに購入することに。このsoloというところがくせ者なのです。実は、EGWORDには、EGWORD PUREというのがあり、文章の体裁を整える機能の大部分を省略して、エディタに近いものだったんです。でも、EGBRIDGEが付属してたので、安くで便利なワープロだったんです。

それで、よく確かめもせず、egword Universal 2 soloとegword Universal 2の関係は、EGWORDとEGWORD PUREの関係と一緒だろうと思い込んで、egword Universal 2 soloにも日本語入力ソフトが付属しているものと思っていたのです。

嗚呼、それなのに、今回は方針が変わったらしく、egword Universal 2 soloは、egword Universal 2から日本語入力ソフトを省略したものだったのです。ですから、結局、日本語入力ソフトは、いまだに、Mac添付の「ことえり」を使ってます。egword Universal 2は定価が22890円、egword Universal 2 soloは定価が14490円、そして、新しい日本語入力ソフトのegbridge Universal 2は9450円。ということは、はじめからegword Universal 2を買ったほうが安いじゃありませんか!

「ことえり」も随分よくなったとはいえ、職場で仕事に使っているATOKに比べると見劣りするし、やっぱり専用の日本語入力ソフトが欲しいなあ。egbridgeはみそが付いたし、今度はATOKに乗り換えようかなあ?あっ!、でもegword Universal 2 soloも悪くないんですよ。open officeベースの変換機能があるから、文章レベルでは、MS WORDのファイルが扱えるようになりました。これで、MacとWindowsの垣根がいっそう低くなりました。ということは、もうWindowsはいらんかな?でも〜、IntelMacではCANVASが使えなくなったし、まだしばらくは、Windowsも併用することになるのかなあ?
2007年7月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 買った |
2007年07月11日(水)
オクラサク・オクラチル
2月か3月ならサクラサクとかサクラチルとかいう電報で一喜一憂というところでしょう(古い話ですみません)。でも、オクラサクとオクラチルはどちらもうれしいのです。

今年は、オクラを育てています。オクラは実もいいのですが、花がまた可愛らしいですね。たしか品種改良した観賞用のオクラがありますよね。食用のオクラの花は咲いたと思ったら、1日でしぼんでしまいます。ですから、写真に残してみました。



花がしぼんで花びらが落ちると、今度は実が膨らんでくるので、またまた楽しくなります。最初は指先ほどの小さいものが1週間もすると、売っているものと同じくらいの大きさになります。多くは育てていないので、いまのところ、一度に採れる数は1、2本なのですが、次々にできるので、もう少しすると、1回で5〜6本は採れるようになるでしょう。

それにしても家で作る野菜は美味しいですね。農薬の心配もないし、採れたてなので、野菜の甘みをしっかりと感じることができます。オクラがこんなに美味しかったとはね。電子レンジでチンするだけで、口福が広がります。次の収穫が楽しみです。
2007年7月11日 | 記事へ | コメント(0) |
| 作った / 育てた |
パート・ド・フリュイ
フランス菓子ではポピュラーですが、日本の洋菓子店で本格的なものをなかなか見かけないモノにパート・ド・フリュイがあります。果汁のゼリーでまわりにグラニュー糖のかかった菓子です。レオニダスでは、フルーツの形に成形したものを売っていますが、やっぱりキャレでないと、なんとなく雰囲気がでません。

かつてフランス語を習っていたときに、先生のフランス人にフランス土産として差し上げたところ、子供の頃によく食べた懐かしい菓子だと言って喜んでいました。わたしもフランス土産で、フォション(だったと思う?)のパート・ド・フリュイをいただいたことがあります。なかでも、生姜のはインパクトがあって美味しかった!スパイス売り場で、クリスタライズド・ジンジャーというのを見かけることがありますが、あれをもっとしっかりさせたような感じのものです。

フランスならどこでも見かけるのに、日本ではあまり売っていないので、どこかに作っている洋菓子店はないものかと探していたところ、最近、これの美味しいのを見つけました!大阪駅のデザート・テラスに入っているモン・プリュ・ペイザンヌの本家本元、モン・プリュです。

これを知って、神戸に行ってきました(上海ベーカリーを見つけたのはこのときです)。この店にある(モン・プリュ・ペイザンヌでは扱っていない)パート・ド・フリュイは5種類と少ないのですが、どれも果汁の味をしっかりと感じることができ、けっして子供のお菓子ではありません。モン・プリュの菓子は、素朴に見えるものでもどれも工夫があって美味しく、値は少々高い目に感じるものの、それに見合う十分な価値があります。

先日訪れたときは中でお茶をしたのですが4組待ちでした。その後も、次々に客が増えていました。あとから来た人たちは、いったいどれだけの時間、待ち続けたのでしょう?たしかに美味しいので、待つ価値はありますね。ケーキ類も美味しいし、ギモーブ(マシュマロ)、ムラングなどどれをとっても楽しめるものばかりです。それに店内では菓子材料も扱っています。

アリババ

サンマルク

パート・ド・フリュイ

ムラング


まわりに待っている人がいるのは、ちょっと落ち着かないのですが、美味しいので許そう!
2007年7月11日 | 記事へ | コメント(2) |
| 食べた(粉食) / 食べた |
2007年07月09日(月)
キワモノ
先日、神戸の元町をぶらぶらしていると、角煮入りカレーパンという看板が出ているのを見つけました。中はどうやらパン屋さんらしく、上を見ると「上海ベーカリー」と書いてあります。あとで知ったのですが、ヴィクトワールというパン屋さんの新ブランドなのだそうです。



面白そうなので、中にはいってみることに...その〜なんというか、見たことある形なのに材料がへんだったり、焼き方は普通なのだけれども形がへんだったり、ネーミングがへんだったり...店の名前の通り、中華風の雰囲気を狙っているようです。といっても、こんなパンを中国で売っているわけではないと思うのですけど...

たとえば...クロワッサン生地を使って「ドラゴン」なんていうのがあります。まあ、もともとクロワッサンだって三日月なのですから、形が変わればドラゴンもありでしょう。これくらいは許容範囲としておきましょう。



お次は「仙人の杖」。フランスパン風の生地で、一端部が渦巻状に巻かれていて杖のような形に焼き上げてあります。これもアイデアですねえ。クラストの好きな人は杖の部分を食べればよいし、クラムの好きな人は柄の部分を食べればよいでしょう。1本のパンで2度楽しめると言えるでしょう。



あとは...クコの実や松の実が入った「薬膳カンパーニュ」とか、クリームパンにココナツをまぶした「金斗雲」なんていうのもありました。



味?味は聞かないでください。可もなく不可もなくというところです。カレーパンは美味しいほうですし、仙人の杖も普通のパン屋さん水準ではあります。口に含んで、美味し〜いと感動するものではありませんが、何しろ笑えて楽しく食べられるので、楽しく食べることも味のうちに含めるならば、一応○ということにしておきましょう。まあ、キワモノとも言えるのですが...

場所は、元町通り1−10−4です。南京町の近くですよ。元町通り北側です。
2007年7月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 食べた(粉食) |
2007年07月08日(日)
夏がくれば...
皆さんのお宅では、いかがですか?暑くなってきて、そろそろ登場していませんか?我が家では、1年に1回見かけるかどうかという程度で、おそらく外から侵入してきたものと思われます。なにしろ、新聞紙を使って...パ〜ンッ!でイチコロにすれば、その年はまず見かけることがありませんから...

多くの人は、名前を聞くのも嫌で、姿を見ようものなら背中が凍り付くという人もいるでしょう。あのラクカラーチャ(日本語では、「ゴ○ブ○」)のことですよ。ちかごろは、家型の捕獲器かプラスチック容器入りの毒餌が一般的な駆除方法のようですが、わたしは原始的な、新聞紙でパ〜ンッ!を使っています。数がまだ少ないからこれで間に合っています。

ところで、世の中にはいろいろな人がいるもので、この嫌われモノをペットとして飼育する人や、コヤツに関するグッズを集めている人など、どちらかというと好感を持って接している人々もいるようなのです。

コヤツの飼育から退治まであらゆることを記載した本があります。原題は、The Compleat Cockroach、邦題は「ゴキブリ大全」(デヴィッド・ジョージ・ゴードン著 松浦俊輔訳 青土社)という本です。この本、赤と黒の表装ですが、黒のところにヤツが型押しされて潜んでいます。ヤツの名前を聞くだけでもおぞましいという人にとっては、表紙だけで卒倒してしまうかも知れません。まして、中身の挿絵など見るに耐えないでしょう。

でも、敵を知り己を知らば、百戦危うからずというではありませんか!敵を知らなければ、駆除もままなりません。勇気のある方は、ぜひご覧ください。ヤツの生態を知ってみれば、にっくき彼奴への認識が少しは変わるかもしれません。いやいや、ますます憎らしくなるか、あるいは戦いを挑むのを諦めるかも。

この小動物は薬剤への耐性を獲得しやすいので、薬剤を使って駆除するのは、それほど効果的とは言えません。それに繁殖力は異常なほど旺盛なので、へたに耐性を持たせたりすると大変なことになります。この本には、処理前に5〜10万匹の個体が居た建物で、約3リットルの殺虫スプレーを用いて駆除した3週間後には400匹くらいになっていたのが、半年後には1万5000〜2万5000匹程度に復活していたという例があがっています。こんな数が薬剤に耐性を持っていたのでは、駆除などできませんよね。餌を絶ち、物理的に駆除するしかないのでしょう。

こんなことを書いている間に、迷惑メール、迷惑トラックバック、迷惑コメントなどを送りつけてくる連中は、この小動物と似た特徴を持っていることに気づきました。人々に嫌悪され、しかも放っておくとどんどん増殖し、駆除をしても新たな戦略を獲得して増えてくるのです。その上、卑怯者ですし。というわけで、ネット上のこのような連中には、「ネットローチ」という名前を差し上げることにしました。netroachはネット上のゴキブリです!

この連中は増殖力がありますが、この本を参考にしてゴキブリと同じ駆除方法で駆除するしかないのでしょうかねえ。とりあえずは、侵入をブロックし、あとは丸めた新聞紙を使って個別にパ〜ンッ!ですかね。
2007年7月8日 | 記事へ | コメント(0) |
| 読んだ / なんだかなあ |
こんなの読んでました
耐乏生活の間、本をあまり買えなかったのと、休日出勤が多く図書館に行くのもおっくうだったのとで、買ったきり読んでいない本や、読み直してみたい本を読んでいました。

積ん読になっていた本に、「とりかえばや物語」がありました。平安時代末期に成立したといわれる非現実的な物語です。権勢を誇っていた権大納言の異母兄妹。女の子は男として育ち、男の子は女として育ちます。やがて女の子は右大将にまで出世し、男の子は尚侍になります。しかし、右大将は親しくしていた宰相に女であることを知られ、宰相の別荘に幽閉されてしまいます。一方、妹の失踪を知った尚侍は妹を探し始め、ここで男性として振る舞うようになります。そして、……。

はっきり言って荒唐無稽な物語です。高尚な文学ではありません。文学として、何かの意味を見いだせるわけではなく、審美的な世界があるわけでもありません。このように娯楽を目的とした退廃的で通俗的なものが、千年近くも生き残ってきたことが不思議な気がします。「とりかえばや物語」のモチーフは、いまも映画や小説で見かけます。おそらく、「とりかえばや物語」をヒントにして作られたものもあるでしょう。きっと娯楽性の種が多く含まれているから生き残ってきたのでしょう。

我が家にあった「とりかえばや物語」は、中村真一郎訳のちくま文庫版です。中村氏は、最後の純文学者という言葉で形容される小説家ですが、氏の小説をわたしは読んだことがありません。ほとんど知らないと言ってもいいのですが、まったく知らないというわけでもありません。この本は中村氏の現代語訳だから持っていたといってもいいほどです。さすがに文学者の訳なので、違和感を感じることなくよどみなく読むことができます。

まあ、一度読んでみれば、このモチーフはどこかで見たことがあるとか読んだことがあると感じることでしょう。

ところで、古典文学(といっても現代語訳ですが)を読んだので、ついでに積ん読にしていたほかの古典も読もうと思い、「新釈雨月物語 新釈春雨物語」(石川淳 ちくま文庫)と「田辺聖子の今昔物語」(田辺聖子 角川文庫)も読みました。

前者は、上田秋成が書いた雨月物語と春雨物語の現代語訳版で、春雨物語は抜粋になっています。いわゆる怪異譚ですが、風刺が含まれています。解説には三島由紀夫が稿を寄せており、秋成から受けた影響を語っています。後者は、説話集である今昔物語から抜粋したものの現代語訳(翻案?)です。今昔物語は、仏法を説く説話集と言われていますから、抹香臭い話も多いのですが、この本で選択されている話は、どれも楽しく読むことができます。

どちらの本も人の本質を突く内容が含まれているので、読んでみて、少し得した気分になりました。
2007年7月8日 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:guiliguili

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