「高原へいらっしゃい」
2005年07月02日
北海道、中富良野。
ファーム富田。
行くまでは、お決まりの観光コースで、
ほんとに、「なんかなぁ〜。俺に似合わんなぁ〜。」と思っていた。
しかし、ファームの成り立ちを知ると、そんな気持ちがなくなった。
富良野では、何年も前からラベンダー栽培が行われていたのだが、ある時から安い輸入品が入ってきて、存亡の危機に陥ったことがあったという。
どんどんと、栽培をやめて行く農家のなかで、ファーム富田はせっかくここまで育てたものをやめたくなかった。
ある時、コマーシャルでラベンダー畑が紹介され、多くの人が写真を撮りに、または見物に来るようになった。
しかし人は押し寄せても、お金にはならなかった。
そこで、せっかく花があるのだからとポプリを作っておみやげとして売ってみたところ、これが好評で商売として充分成り立つことになったという。
その間の苦労は、大変だったと思う。
最近では、過疎の村での葉っぱ商売というのがあって、地元の高齢者が数百万の年収を得られるところも出てきたと聞いたことがある。
何もない何もできない、と悲観する事は多いし、努力してもうまくゆかないことも多い。
でも、故佐治敬三さんの言葉・・・「やって、みなはれ。」
明るい陽差しの中で、この中富良野の風にあたっていると、30年くらい前の、テレビドラマを思い出した。
「高原へいらっしゃい」
田宮 次郎主演。
場所が悪く、なにも観光がなく閉鎖された高原のホテルを支配人として任される話だ。
http://kaze3.com/kogen/
高校生の頃で、毎週欠かさず見ていた。
2年くらい前に佐藤 浩市でリメイクされたが、こちらは見ていない。
佐藤も好きな俳優ではあるのだが、この時は見なかった。
少年の頃の感動を失いたくなかったからだ。
また、主題歌が良かった。
谷川 俊太郎の詞がいいし、小室 等の曲が良かった。
中富良野からの移動の車の中で、歌詞を思い出せるかぎり口ずさんでいた。
「お早うの朝」
作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等
ゆうべ見た夢の中で
僕は空を飛んでいた
小川の上を落っこちまいと
あひるみたいにはばたいた
夜の心の暗闇から夢はわいてくる
誰もそれを止められない
そしてお早うの朝はくる
ゆうべ見た夢の中で
僕は石になっていた
見知らぬ町で人に踏まれ
声を限りに叫んでた
夜の心の暗闇から夢はわいてくる
さめても夢は消えはしない
けれどお早うの朝はくる
ゆうべ見た夢の中で
僕は君を抱き締めた
はだしの足の指の下で
何故か地球はまわってた
夜の心の暗闇から夢はわいてくる
夢には明日が隠れている
だからお早うの朝はくる
・・・・・・悩み多く、道に迷いそうになっても、
誰にも言えず、
心の中に抱えたものがあっても、
どんなときにも、明日はやって来る・・・・・
勇気を与えてもらったドラマだった。
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2005-07-14 12:50
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