ニックネーム:団塊フリーター
性別:男
都道府県:大阪府
2007.3.31定年退職

»くわしく見る
2010年04月30日(金)
公務員は地域へ
まちづくりの連続講座
 総務省主催の連続講座に3日間、参加した。1コマ90分だから大学だった0.5単位終了。関西中心に100人強の参加。参加者は、ほとんどが市町村の職員。総務省の国の官製研修講座の形式だが、3日間は土日祝日なので、参加者は出張ではなく、ほとんど自主的ボランタリーな参加。休日にまじめに勉強しようと言う人が多数参加。最終日に交流会を行ったが、40名近く参加、組織の枠を超えて横のネットワークを広げようと意気込みはたいしたもの。公務員にも問題意識をもった元気な人はいるものだ。
(修了書をわざわざくれた。審議官の手作りの印に遊び心がうかがえる)

なぜ、今回こんな講座が開かれたのか?
 「地域力創造」と「地域おこしのヒント」が講座のタイトル。背景は、地方分権と言われて久しいが、地方分権関連法案が先日国会で成立、政権交代後、一気に加速。しかし、問題は、地域に権限委譲をしても本当に対応可能か?ということ。「地方の自立」が不可欠であり、地域にそれだけのパワーがないと権限を与えても絵に描いた餅。そんな中で、「地域力の創造」がテーマになっているようだ。
 まずは、そのための「人づくり」を始めようという試み。大阪を皮切りに全国9箇所で開催する。今年は、1カ所百人なら年内千人という目標。

霞ヶ関のユニークな官僚
 講義は、大学教員もいるが、この講座を企画した審議官(注1)自ら講義。審議官自ら、ツイッターをしているので、一見オタクぽいが、そのメデイアの特性を見極めて活用している点(注2)もなかなかユニークなもの。
 それだけではなく、「公務員は地域へ」というムーブメントを行う組織の代表(注3)。地域力をもった人(ひと)が鍵をにぎる。それでは、どこから攻めるか、その答えが「公務員を教育して地域力の核にしよう」という戦略。まちづくりも多様な要素があり、ある程度の知識や能力が必要。それには「公務員」に注目するのが、手っ取り早いとの考えからだが、ねらいは違っていないように思う。
 
まちづくりへの還流
 今回の講座では、何万人といる公務員の一握り、直ちに上手くまちづくりが回るとは思えない。そういう意味ではまちづくりにはこれから。
私にとっては、今回の収穫は、1つは地域力創造のための人づくりのヒント(注4)。2つめは、今回はじめて知ったが総務省の柱の「緑の分権改革(注5)」。「緑」とネーミングされているので「環境」かと、思うがそうではない、地域の持っている資源をいかに有効に活用するのかといコンセプトだ。これは使えそうな気がする。
3つ目は、やはり組織を超えた横のネットワーク。まち歩きや地域ブランドの開拓・発信などどこも皆さん力が入っている。上手くそれらを相互に生かせればパワーになりそうだ。
 交流会に参加した元気なメンバーで、事務局を決め、次回は四国で集まるそうな。これをきっかけにネットワークを広げる。珍しくアクテイブなパワーを感じる機会だった。

注1)■審議官
 事務次官につくポストで、大臣官房長や局長より上のクラス。
 椎川忍地域力創造審議官:元内閣官房内閣審議官、元自治大学校長歴任
 Homepagec:http://heartland.geocities.jp/shiikawas/index.html
(今回の連続講座の資料も、このHPからダウンロードできる)
注2)■ツイッター:Twitter
 ウオッチすべき人物の情報収集や、事前・事後ではなく「時中情報」に強いのが、このメデイアの特性
注3)■公務員は地域へ:地域に飛び出す公務員ネットワーク代表:椎川忍
注4)■地域おこしのヒント(抜粋):(人材編)
・ 人材は内で発掘し育てると共に、外から探し連れてくるもの
・ 色々な能力を持った人間を地域内に集める
・ 地域内で不足のある時は外のネットワークにつながり呼び込む
・ 全員参加で一人につき一つの特徴、能力を引き出す
・ すべての人に出番を作る
・ 高齢者の智恵や経験に学ぶ
・ 若者、後継者を育てながら取り組む
・ 公務員参加型の「地域おこし」が効果的
注5)■緑の分権改革
 地域がもっている豊かな資源とそれによって生み出されている食料、エネルギーあるいは歴史文化資産の価値を把握し、最大限活用する仕組みをつくりあげることにより、地域の絆の再生を図り、地域から人材、資金が流出する中央集権型の社会構造を、分散自立・地産地消・低炭素型としていくことにより「地域の持久力と創造豊かな力を高め地域主権型社会」への転換を実現する


2010-04-30 20:53 | 記事へ | コメント(1) |
| まちづくり |
浅野さんの「まちプロ」への意気込み、私の様な野次馬的なものとのレベルの違いを知らされました。オーケストラノのコンダクターに常に音の違いを指摘されながらも、楽団に留まれるか、留まろうとするかは、個々の能力をどれだけ多めに認めてくれ、樹に登らされるかにかかっているように思います。コンダクターに個々の技能を気長に引き出し、ソリストに仕立てられるか、このブログにはそのノウハウも伝授されたようですね!又お会いする日が楽しみです
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク