先週末、大阪の大型書店を駆けずり回るも見つけられず、
仕方なくAmazonで入手したのが、セバスチャン・サルガドの
写真集「SAHEL the end of the road」。
サルガドはブラジル人フォトジャーナリストで
とてもユニークな経歴の持ち主。
今はフランスを拠点としてるようである。
この作品は1984〜1985年にアフリカ・サヘル地帯での
旱魃・飢餓・民族紛争そしてそれらの下敷きとなった
人々を映し出す。
報道写真が故に、思わず目を覆いたくなるページが少なくない。
しかし、彼の写真にはそれ以上の何かがある。
まずは、絵画かと見間違う表現力、人物撮影も生命感が強く感じられ
る。
そして何より感銘したのは、凄惨な惨状と柔らかな光が混在、
いや、その光が凄惨な惨状を包み込むように見える作品。
宗教が苦手人間の僕があえて、神の光と表現したくなる。
報道写真の域を超えアート、いやそれ以上であると思える。
もし彼の作品を目にする機会があれば、写真の可能性いや
概念が大きく覆ると言っても過言では無いのではないでしょうか。
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