城址にあるクロガネモチの大木です。フツーにある光景です。
んが、それが被爆クロガネモチであれば重みが加わります。
さらに、それが原爆の被害クロガネモチであれば視点を変えなければなりません。
あれから66年目の8/6の広島城にあるクロガネモチです。
少しだけですが枝先の枯死を確認することができました。2006年頃に樹勢回復処置が実施されているとのことですが、踏圧が影響しているのでしょうか。
丈夫な樹種なので土壌改良を施し、見学者が根元に立ち入らないように作柵を工夫してはいかがでしょうか。
撮影 2011/8/6 広島城にて
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2011-08-07 21:50
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マルバチシャノキ(Ehretia dicksonii Hance)を学習してみましょう(^^
●樹木民俗学的視角
やはり、古代のミツナガシワは現代のどんな樹木なのか?
というロマン的想像心を持つことが重要でしょう。
アカメガシワとかカクレミノが相当ではないか、という説が多いようですが、その生物的分布等から考えると串本町説を支持します(^^
●樹木生理生態的視角
『三重県レッドデータブック 2005 植物・キノコ 』(2006年)
の記載を少し引用します。
▲新しい道路の敷設に伴って数個体移植され、原生育地には6個体のみ残る
▲植栽されているマルバチシャノキの葉は広楕円形から円形であるのに対し、本種は長楕円形の葉をつける…
なかなか奥の深い稀樹ではありますまいか。
撮影 2011/7/30 和歌山県串本町 同神社にて
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2011-08-03 19:28
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まさしく稀樹です。
三重県では絶滅危惧種扱いで自生地は一か所だけで個体数は6本のみ、和歌山県では準絶滅危惧種です。
本州最南端の神社にたまたま訪問したら、境内に佇立しておりました(^^
いつの時代か敬神家が奉納されたのでしょう。
古来からの謎の樹木であるミツナガシワが同樹であるとの説明板がありましたが支持したい気持ちになりました(^^
撮影 2011/7/30 和歌山県串本町 潮御碕神社にて
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2011-08-02 21:02
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クルミ…、といえば「チロリン村とくるみの木」というNHKの人形劇のTV番組を想像された方は私のご同輩でゴザイマス(^^
まだ白黒のTVだったですね(少なくとも我が家では)
クルミという樹木名には馴染みがあってもその実際を見聞することは関西においては多くはありません。
果実としての栽培は長野県が主産地のようですが、野辺にあるクルミは河畔林構成樹木として存在します。
淀川や猪名川(淀川支流)には散見されます。
ここ猪名川では防災上の理由から河川の雑木林は伐採されることがありますが、クルミだけは除外されているようです。
川の流れで散布繁殖されるだけではなく人為的管理によりクルミの樹を見ることができるのです。
撮影 2011/7/21 猪名川にて(兵庫県尼崎市)
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2011-07-21 19:41
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東京で見つけた「草木供養之碑」です。
除草、剪定、伐採等に従事する斯界各位には重要な観念ですね。
関西地方にはこの類の供養碑は見たことがないどころか、その意識すら軽薄のように思います。再考すべき概念でありましょう。
気になって調べてみると、山形県にはかなり古い時代から存在するようです。草木塔とか草木供養塔などの名称で知られています。
社会学系、民俗学系から樹木や林業を考えるうえで一つの視角を示唆してくれていると思いました。
撮影 2011/7/18 東京都葛飾区 柴又帝釈天にて
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2011-07-19 15:36
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酷暑のなか、オオモクゲンジの樹名札をみつけました。
モクゲンジという樹木も稀樹ですが、オオモクゲンジとなると超稀樹でゴザイマス。
少なくとも私にとっては(^^
『樹木大図説』には残念ながらオオモクゲンジの和名では検索できませんでしたが、学名のKoelreuteria bipinnataはシナモクゲンジとかフクワバモクゲンジの和名があるようです。
オオモクゲンジとしてKoelreuteria integrifoliolaとして説明する資料もありました。
少なくとも、モクゲンジとの違いは、葉が全縁、花の時期が9月という違いがあることがわかりました。
真夏の夜の夢…
珍客が私の心の中に飛び込んできました。
撮影 2011/7/9 京都市伏見区にて
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2011-07-10 19:54
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仮称「本庄西の戦災クスノキ」です。
66年前の今日、すなわち1945/6/7は大阪大空襲が当地を襲いました。第三次大阪空襲です。
長柄橋の大参事があったことでよく知られています。
焼夷弾で焼かれた地区は、東部が天神橋6丁目、西部が国鉄線路、北部は淀川です。
このクスノキはその西北端にあります。
火災で大きく焼かれた痕跡が今なお大きく残っています。
現在のJRで新大阪から大阪駅に向かい、淀川を渡った時に左側車窓から確認できる大きなクスです。
戦争と樹木、そして歴史を考えてみました。
撮影 2011/6/5 大阪市北区本庄西にて
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2011-06-07 21:44
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木質バイオマスのことを少し考えてみました。
バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機質資源、のことであり。
木質バイオマスとは、木材からのバイオマスのことです。
(林野庁の説明による)
造成地法面に約9年生と思われるヤシャブシ&クロマツ群を伐採しました。これは、その造成地を活用するための伐採でその発生した材は産業廃棄物として処分されました。
約3.5fの地で発生した材の重量は約200tでした。
優良なる木質バイオマスと考えるか、やっかいな産業廃棄物と考えるか。
流通や行政の仕組みを再考しない限り、優良木質バイオマスは産廃として処分され続けてしまうことでしょう。
チェンソーは資源を生み続ける機械でなければなりません。
撮影 2011/5 西宮市にて
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2011-06-05 08:13
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ブレーシングの一例に偶然出会いました。
ブレーシングとは[bracing] で [brace+ing] です。
突っ張り、支柱、添え木、という一般的用語ですが、建設業界では支柱の意味のようです。樹木治療や保護の業界ではロープ支柱の意味でよく使われます。
ロープ類を張ることにより、落枝を防止したり樹体を転倒から防止したりします。
撮影地はヤマザクラの古木群があるハイキングコースでした。
斜面にある個体を転倒から守るためにロープ類が錯綜しています。
景観的にはNGですが、個体保存のためのやむを得ない処置だと判断しました。
いわゆる「苦渋の選択」でありましょう。
しかし、その費用と効果を考えた場合、伐採という英断もあるのではないかと思います。
とくに山中であり、他にも同類のヤマザクラが多く存在しているのであればなおさらでありましょう(-\^
撮影 宝塚市にて 2011/5/4
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2011-05-23 14:24
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ヤシャブシの伐り株に樹液酵母が発生していました。
法面植栽のヤシャブシ&クロマツ群落を大量伐採したのは4/15でした。
全部の株に発生しているわけではありません。一部の個体だけに見ることができました。
樹液湧出量や立地条件の微妙なる違いなのでしょうか。
いずれにしても、ヤシャブシの樹液は糖分が多くその量も多いということがわかりました(^^
撮影 2011/5/14 西宮市にて
撮影 2011/4/15
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2011-05-14 20:38
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▲クロバイは「黒バイ」、樹皮の色より名づけたもの
▲花は5月上旬開く
▲樹皮は灰黒色で平滑、灰色の皮目が縦に連なる
以上の説明はよく引用する『図説樹木学-常緑広葉樹編』(S43)です。
▲満開のときは樹冠を真白にしモクセイと同様の香気がただよう
う〜ん、匂いを嗅ぐのを忘れてしまいました…
しまったしまった島倉千代子デス(^^
撮影 2011/5/7 箕面市にて
2007/4/28にも紹介しております。
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2011-05-07 20:19
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5/5の子供の日といえば柏餅でしょう。
各地で「柏餅」は包む葉に相違があるらしいのですが、少なくとも豊中市ではカシワの葉で包まれています。
しかし、カシワの樹は関西ではほとんど見ることができません。
山でも公園にも見かけません。知名度がありながら実際には見る機会が少ない樹木の一つだと断言できます(^^
桜餅の葉は伊豆で生産されていますが、柏餅の葉はどこから供給されているのでしょうか?
かつて、韓国で日本向けの矮小仕立てされた栽培方法で輸入されているらしいと側聞したことがあります。
毎年この時期になると柏餅の葉のカシワの出所がどこか気にな
るのです(^^
撮影 2011/5/5 自宅にて 大阪高麗橋・菊屋謹製
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2011-05-05 20:06
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コンテツはテンプラにして食するのがフツーのようですが、今年は
はじめて「ぬた(酢味噌あえ)」で食べてみました(^^
これはなかなかヨンロンシイ。
樹木を味わう…、という気分満点でほろ酔いを楽しみますた(^^
撮影 2011/5/2 自宅にて
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2011-05-02 21:29
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今年もコシアブラの新芽の話題を紹介できることになりました。
方言名「コンテツ」でゴザイマス(^^
いやもしかしたら、その名は方言ではなく全国区デビューしているかもしれません(^^
コシアブラから採取されたという金漆からコンゼツ→コンテツと転訛した…、という仮説はすでに昨年(だったと思う)披露しております(^^
生産者側としても栽培や採取希望者が多いようで、農業系雑誌等では知名度が急上昇のようです。
純粋自然樹採取もあれば、枝採取後ハウス内芽吹き採取など各地で工夫された供給体制があると側聞しております。
類似種のタカノツメとの味の差異はどうなのかなぁ、とゆ〜のが来年の課題です(^^
撮影 2011/5/1 東濃(岐阜県東部)産のコンテツ 自宅にて
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2011-05-01 17:02
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全国の都会にある樹木を伐採する作業に従事している技能者のみなさん
お元気ですかぁ(^^
伐り株について問題が発生したりしてませんか?
伐採側のスタンダードと立地条件などと施主側の思惑とにズレが生じることがたまにあることを覚えておきましょう。
「(伐り株が)高すぎる」とか「低すぎる」「曲がっている」極端な例では「根も残っている」
すべて事前の打ち合わせ不足という社会的要因です。
とくに元請、下請、孫請…、などの発注ルートが多段階になるとその危険性は増大します。
今回の事例でも、地上すれすれの伐り株高さを作業後に要求され、出直して周囲を掘って再作業を実施するロスを発生させてしまいました(-\-
撮影 2011/4/27 豊中市にて
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2011-04-27 20:51
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大阪府下にもナラ枯れ被害が迫ってきています。
4/16-17にかけて、近畿在住の樹木医有志でナラ枯れの勉強会が高槻市で実施されました。
実務を担当した大阪府森林組合に所属する樹木医からの説明には説得力がゴザイマス(^^
府下の被害は2010年が序章といえるでしょう。
今年(2011年)にその被害が高槻市から西進すると考えられます。
樹木医としては山地の集団枯損には対応できなくとも、都市部での名木や貴重木への防除を画策すべきだと思います。
勝負はカシノナガキクイムシが飛翔拡散伝播する6月までの期間です…
撮影 2011/4/17 高槻市にて
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2011-04-17 17:48
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樹木を観察するには「継続」と「タイミング」が重要でしょう。
ウバメガシは漢字で書くと、「姥芽」「姥目」がふさわしい…、ということがその継続とタイミングで実感できます。
新芽や花の時期は刹那的です。その時期を逃すと次年まで待たなければなりません(-\^
2010/4/10 と 2011/4/10 に偶然に同日に撮影したウバメガシの新芽です。
撮影 2010/4/10 豊中市にて
撮影 2011/4/11 同所にて
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2011-04-16 09:31
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ササベザクラとは笹部桜で、市井の桜研究家としてあまりにも有名な笹部新太郎(1887-1978)にちなむサクラです。
カスミザクラとオオシマザクラ系のサトザクラとの交配種といわれています。
4/9はソメイヨシノは満開ですがササベザクラは八分咲きでした。
1960年(S35)に笹部の自宅(神戸市岡本)でお手伝いの前島サクが発見されたとされています。棕櫚包みの網目からこぼれた種子が庭石の傍らで発芽しました。
同種の育成と普及には久野友博(1922-1995)が尽力をつくされました。
両氏ともに現在の府立北野高校の出身ですので同校に植栽されている意義は重要でゴザイマス。
大阪の隠れたサクラ名所といえるでしょう(^^
撮影 2011/4/9 大阪市淀川区 府立北野高校にて
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2011-04-10 14:17
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路傍にあるクスノキが支障木ということで伐採されました。
いえ伐採しました(-\^
北河内とか河北といわれる大阪府東部の平野には意外な所に同樹が散見されます。
それも人為的植栽ではなく非人為的植栽のクスノキです。
公園とか緑地帯等ではなく空地等に自然繁殖したと思われる個体です。
所有者が明確な土地でも隣接地が里道(いわゆる赤道)のような地ではその線引きが不明確なのでいつの間にか大きく成長してしまうことになるようです。
都市部のしかも密集地での成長の早い樹木の取り扱いは簡単ではない…、ということがわかります。
撮影 2011/4/5 守口市にて
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2011-04-05 21:34
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本多静六(1866-1952)のことを学びましょう。
樹木に関わる仕事をする諸兄や学徒におかれては知っておかれて損はない大先生といえましょう(^^
若き林学徒におかれてはぜひ知っておくべき方であり、老学徒のおかれては懐かしい御名前のハズです。
手帳を多用されました。いわゆるメモ魔といえましょう。
「知識は小鳥のようなもので飛んできた時に捕えて籠に入れなければ自分のものにできない」という篤学の集大成が『森林家必携』となりました。
「其要ヲ抜キ又日々見聞セル事項ヨリ其粋ヲ集メテ之ヲ一帳ニ記入シ…」は初刊の諸言の一文です。
「人生の最大幸福は家庭生活の円満と職業の道楽化にある」これも名文ではありますまいか(^^
『森林家必携』は明治37年が初版、昭和44年で66版、平成5年で71版。氏は同著で大学教官でありながら巨万の富を得、そして公共に寄付しました。
画像は初版本と66版と71版です。
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2011-03-29 21:10
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蒲田神社さんにはかつて巨大なクスノキがありました。
過日の画像にある小さな祠のある基礎がその切株です。その大きさがおわかりいただけるでしょう(^^
「蒲田ノ大樟」 大阪府西成郡豊里村大字蒲田 蒲田神社境内
地上五尺ノ周囲 三丈 樹高 十六間
つまり地上1.5bの周囲が9b超、樹高28.8b の大木で国内45位、府内4位のランクづけがされています。
これは『大日本老樹名木誌』に掲載されています。
大正2年発行で日本初の林学博士である本多静六(1866-1952)の編纂による大著です。
撮影 2011/3/21 某図書館にて
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2011-03-23 20:24
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クスノキという樹木はやはり人的な管理がふさわしいようです。
地下鉄御堂筋線の東三国駅東側そばにある蒲田神社さんでは4年に一度の割合で強い剪定作業を継続的に実施されています。
萌芽枝で形成されたクス群はたいへん健康的といってイイでしょう。
ポイントは継続的ということだと考えます。
つまり絶えず管理を続けている、という行為が樹林を健康的に維持されているのでは…、という仮説です。
葉は一年の寿命ですので代謝が盛んな性質の樹木だと考えれば、強い剪定を好むと判断してイイようです。
強剪定…、というより「樹冠更新」という用語がふさわしいのかもしれません(^^
撮影 2011/3/16、3/19 蒲田神社(大阪市淀川区東三国)にて
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2011-03-21 19:57
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不朽開口部に施術した治療痕の輪切り部です。
かつて流行した治療方法のウレタンフォーム(発砲ウレタン)の内部の様子が検証できます(^^
ソフトクリームのようなものが樹木内部に出現しています。
外部は上手に整形が完成していることがわかります。
外観見栄えは開口部が閉口治療されていたようです。
検証は伐採という行為でないとわかりません。
伐採=検証というシステムを構築できれば樹木治療は飛躍的に発展するハズなのですが…
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2011-03-19 20:46
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件のエノキの伐採幹です。
見事なる芯材不朽ですね(^^
よ〜するにほとんど煙突状だったわけです。
その煙突の中に、不定根らしきモノが確認されます。
そして、その煙突の外周(つまり維管束)には生気がないこともわかります。
上部にある枝群は生きているので、この不定根で生育が可能だったのかもしれません。
幹に見えている煙突状置物の上に長〜い不定根で生きながらえている不思議なエノキだったのかもしれません(^^
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2011-03-18 21:22
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古刹にあるエノキの古木の伐採風景です。
樹下に四阿(あずまや=東屋とも書く)があるので足場を設置しての作業となりました。
足場設置に6人/2日、伐採と撤収に6人/1日とラフター1台を費やしての伐採作業です。他に材の搬出処理がかかりました。
また生活道路を通行止めにして車両を進入させての伐出作業ですので、警備員6人の配置でした。
古木の葬送には費用がかかります(-\-
撮影 2011/3/16 京都市にて
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2011-03-16 19:37
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2010/3/26にも起稿したアオモジです。
二度と同じ場所には行かないだろう、と思っていたら今年も同じ現場に出向くことができました。
「アノ場所にまだあるだろうか…」と案じていましたが、変わらない佇まいで迎えてくれました。
待っていてくれている樹木がある、というのは精神衛生上たいへんヨンロンシイ。
先駆樹ですので、人為的に攪乱される可能性が大きいと思います。
まだ、蕾ですがあのレモンの香りを楽しんできました。
撮影 2011/3/9 東大阪市にて
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2011-03-09 20:39
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仮称、「高田のアラガシ」です。
アラカシ、ではなくアラガシです。所有者さまの発音を尊重して個体の名称を調査側でつけた仮の名前です(^^
紀州は熊野古道に近い野辺にある老樹です。
樹高は16.5b、幹周は3.84b、葉張は約17b、樹齢は推定300〜350年。
樹齢の根拠は傍らにある石造観音像の刻みに「宝暦」の年号を確認したからです。
宝暦年間は1751年〜1764年ですので、当時に大木であると仮定して推定してみました。
また、画像の石造は庚申塚です。
庚申(こうしん、もしくは、かのえさる)信仰という民間信仰の塚(塔)です。二つの門柱石の刻みには慶応年間(1865-1868)を読むことができます。
しかし、祠の中にある庚申塔はかなり朽ちていますので慶応以前のようにも推定できるでしょう。
以上のことから江戸期から存在していたアラカシであり、地元住民から崇められていたと考えてイイと思います。
このアラカシが近年、衰弱してきている、とのことで診断依頼がありました。とりあえず、外観調査とサイズ計測、年代推測、聞き取りを実施いたしました。
野辺の老樹でありながら、その所有者が確定している事例は稀な事例といえるでしょう。長期的な視野での対策が考えられます。
撮影 2011/3/6 庚申の日 和歌山県某所にて
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2011-03-07 19:00
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修復不能になった高所用安全靴の「K−ハンター」です。
踵部に穴が開いてしまいました。
約16ヶ月の使用でした。人工皮革部の劣化といえるでしょう。
履き心地のイイ靴でした。
欠点は、ベロ部が袋状ではないので、細かな砂やオガクズが内部に入り込むことでした。
マジカルフォレスターの改良版ではこの点が改善されていました。
同品も改良型が新規発売されんことを希望いたします(^^
撮影 2011/2/26
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2011-02-27 07:42
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「NPOおおさか緑と樹木の診断協会」としてエノキの定期健康診断を毎年実施しています。
"身体検査 " として主要枝の幹周囲の計測を継続しています。
その数値を紹介しましょう。
昨年比で3.5aの成長、5年通算で12.5aの成長でした。
一年ごとの数値から、隔年成長の性質があるのかもしれないと考えられます。しかし、これは気候等の影響とも考えられます。
今回で6回目の計測ですが、あと4回続けて計10回の数値を計測すればそれなりの成長パターンがわかるのかもしれません。
「継続は力なり」ですね(^^
撮影 2011/2/20 大阪市平野区 「乾のエノキ」
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2011-02-24 09:10
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瑣事(さじ)とは「つまらない事、小事」(新明解国語辞典)です(^^
樹上作業にふさわしい地下足袋ではない履物を試行しています。
潟Eインタス製「K−ハンター」を使っていましたが、とうとう修復不能に至りましたのでこのたび富士手袋工業叶サ「かっとびシェルパ」を購入しました。
しばらく使ってみることにしましょう。
追って、使用感をお伝えすることにします。
前者は合皮製、後者は布製です。
そして、販売価格は[前者=後者*2]の計算式が成り立ちます。
果たしてその使い勝手と耐久性はいかなる結果になるのでしょうか(^^
撮影 2011/2/20 自宅にて
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2011-02-23 20:45
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北米原産のテーダマツです。
三針葉であることと大きく刺のある毬果(まつぼっくり)が特徴です。
Pinus Taeda L. が学名です。
上原啓二著『樹木大図説』では「タエダマツ」と記載されています。
学名のtaedaをそのまま和訳していますが、タェダマツ→テェダマツ→テーダマツと転訛して和名として定着したのではないか推測します(^^
大木になりすぎて周囲からの苦情で樹高を半分にする枝下し作業がなされました。
切除部分での年輪が約60以上でしたので樹齢は80年ぐらいだと思えます。
同施設の沿革が大正13年設立とされていますので、開所しばらくして植栽されたとすればほぼ合致するでしょう。
国内に存在する同樹での古参ではないでしょうか。
撮影 2011/2/1 府下某所にて
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2011-02-06 18:18
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てっきりマルバヒイラギだと思っていました。
愛知県の植木産地である稲沢市近辺では名産の園芸種です。
んが、コレはマルバニッケイだったのです(^^
Cinnamomum daphnoides Sieb.et Zucc.
外来種のようですが、純国産です。希少種だとか。
三葉脈が特徴ですね。
マルバ…、の名称を持つ植物は多いのです。
撮影 2011/2/3 府下某市にて
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2011-02-03 21:41
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まったく予期せぬ樹木に出会うことは楽しいですね(^^
アボガドは果実…、という認識しかありませんでした。
食べたこともありません。それがクスノキ科の樹木と知り驚きました(^^
Avocadoが一般英名ですのでアボガドではなくアボカドが正しいようです。
学名はPersea americana Mill
果実の肌がワニのようだから鰐梨=Alligator pearとはナルホドです。
若い枝を見るとクスノキの仲間とわかります。
葉はタブノキを大型にしたような感じです。
大木は珍しいと思います。
撮影 2011/2/2 大阪府下某市にて
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2011-02-02 20:48
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さぁ〜て、空洞を "解剖" してみませう(^^
「こんなん、でましたぁ…」(こういうのがでました、の意)
診断する…、伐採を進言する…、そして伐る…、という完全試合?のような一連の作業が終了しました。
ありがたいことでゴザイマス。たまたまイイ条件が揃っただけです。
(作業してくれているのはリュウゴ君です)
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2011-01-31 21:55
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件のモミジの外観です。
空洞が二つ確認されます。
これを、どう診てどう判断するか、したのか…
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2011-01-30 20:30
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モミジの危険木の話題です。
危険につき伐採する旨の告知看板です。
差し障りのない、なかなかうまい文章で起草されていると思います(^^
診断書を作成したのは実はワタシでゴザイマス(-\^
絶対的危険木ではなく相対的危険木として伐採を進言しました。
2010/8/1 に紹介した個体のことです。
撮影 2011/11/28 某所にて
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2011-01-29 20:09
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予備に備蓄しておいた、おNEWのランヤードです。
はじめての使用でしたが使い勝手がよかったので報告します(^^
実効長10bのダイナミックロープを基本に、色違いの分離したブレイクスヒッチ用ロープを加味しています。
ダブルで使用しますので実効長は5b、ですが、実務では脚立等で樹上に上がりかつ樹木先端まで上がって作業はしないので樹高10b前後の樹木で使うことができます。
製品は窓拭き作業用に販売されています。
カラー豊富、廉価、しなやか、丈夫、切売り、というのが実にヨンロンシイ(^^
先端近くまで上り、あとは作業しながらランヤード架け替えなしで降り下りることができ安心・安全でした(^^
ただし、条件によりますが…
撮影 2011/1/20 自宅にて
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2011-01-20 22:16
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雑話の結…、ならぬ尻(ケツ)でゴザイマス(^^
腰回りは前褌取り回し分があるので二重になっていますが、それ以外はフツーの座席結びの後ろ姿です。
ロープをW(二重)にしているのでややこしいだけです(^^
2008/12/4にスワミベルトを使った「変形座席結び」を紹介しています。あわせてお楽しみ&参考にくださいまし。
なお、ご利用にあったては自己責任でお願いしますぅ。ヨシナニ。
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2011-01-18 21:57
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ひゃ〜! ちょっとエロチックな雰囲気です(^^
これがケルテス流の座席結びです。
ちょっと説明してみましょう。興味ある同人各位ぜひ試してみてくだされ…
座席結びの基本に、前褌(マエミツ)を左右に引っ張る要素を加味しています。
股下から後部に回りまた前にくるロープを前褌に差し込み反転してまた前にきて終結させるのです。強くフイットします。
画像でのカラビナ(銀色)はロープが短く結ぶことができずに締結のため使用しています。
ロープはたまたまあったクレモナ金剛打ち12_をWで使っています。丈夫なロープであればなんでもOKです。
(あくまで臨時&応急使用ですので)
ランヤードは単管用の普及品ですが、カラビナ(赤)はMIZOの大型カラビナ。
ダイニーマスリングを使ってプルージック結びでつながっています。
つまり自由に長さ調節ができるランヤードというわけです。単管用大型フックは幹・枝に直接架けることができます。
安全、安心、そして両手を離して大胆な姿勢で剪定作業ができるのでゴザイマス(^^
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2011-01-17 21:53
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公園樹の剪定業務に励む全国の技能者諸君、寒さに負けていませんかぁ?
そして、「たかが公園樹…」と侮って安全帯なしで作業していませんかぁ?
私は怖がりなので数メートルの樹高でも安全帯を使います(^^
が、今日はハーネスを忘れたので座席結びで応急ハーネスを作ってみました。
アノラックの下にその秘密が隠されております(^^
撮影 2011/1/17 守口市にて 同僚撮影
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2011-01-17 21:38
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その成長ぶりの良さがわかる年輪です。
(黒フェルトペンでなぞりました)
「樹幹解析」の実習を思い出したご同輩あらば、アンタはしっかりと「まだ林学してる」同時代人でゴザイマス(^^
「中年林学徒」と名乗ってヨンロンシイ…
撮影 2010/12/27
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2010-12-27 20:55
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少し学習してみませう。
学名を知ると、ナルホドとわかります(^^
Sequoia sempervirens Endl.
Sequoiaは先住民族の名前が由来です。日本では「セコイア」ですが、現地読みはどうも「シークワイア」となるようです。
sempervirensは「常緑の…」という意味です。つまり「常緑のセコイア」というわけでナルホドでゴザイマス。
ちなみに、「世界爺」と漢字で表記する場合がありますが、これは博物学者の田中芳男(1838-1916)の命名といわれています。
やはり成長が早いようです。
もともと早いのではなく、とある時期になると急成長するパターンを持っている樹種のようです。
樹高8b付近で幹を切除しましたが年輪が2a以上の連続でした(^^
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2010-12-26 11:52
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受難のセンペルセコイアです(-\^
「マンションのメタセコイアの大枝下し」という依頼でしたが、現場に出向くとそれはセンペルセコイアでした。セコイアメスギともいわれる常緑の針葉樹です。
世界一高くなる樹木として有名です。
北米西海岸原産で100b以上になる個体があるそうです。
先住民は周知の樹木だったハズですが、アメリカ移民が確認発表したのは1791年、日本伝来は明治中期といわれています。
「受難」というのは世界的にも背が高くなることで有名なこの樹木が手狭のマンションに植えられ、そして見事に成長したからであります。つまり「邪魔になるから小さくせよ」という要求です。
約20年前頃、同樹の植栽ブームの頃に植えられたのではないかと思います。
世界的にも大木になるということで有名な樹木をマンションに植栽したことがそもそもの間違いでした(-\^
撮影 2010/12/24 枚方市にて
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2010-12-25 20:44
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戸外での昼休憩を強いられている同業諸君、
寒さに負けていませんかぁ(^^
寒い、風が強い、しかし事情で昼休憩が車内でできない、という状況下のもと今季初使用の愛用品の紹介です。
(とゆ〜ても二回目のブログ登場です)
登山家にはかなり普及している(と思う)ビバークツエルトです。
薄い生地でありながら丈夫でその保温防風効果は満点です(^^
缶ビールのような大きさに収納されかつ軽量です。お薦め逸品です(^^
撮影 2010/12/24 枚方市にて
(なお、撮影用に同僚G氏に被っていただきました)
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2010-12-24 22:23
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樹木を民俗や文化の視角から学ぶとき、法政大学出版局の発刊している「ものと人間の文化史」シリーズが大変役に立ちます。
1968年に刊行されて以来、151冊目が『楠』(2010/9/9)でした。
樹木名のタイトルだけでも、竹、橘、梅、イチョウ、漆、桜、杉が揃っています。
クスノキの文化的概観を知るにはイイ資料だと思います。
ただ気になるのはタイトルを「楠」とされていることです(^^
樟脳についてもかなり深く説明されているのに、あえて「楠」を使われているのです。
▲樟と楠の区分はどうなのだろう。これは今もずいぶんと混乱して使われている
▲なおこの本では一般的な呼称を楠とし、植物学的にはクスノキ
その土地の固有名詞や古書にもとづくものは樟と表記する
と断言されているだけで、その具体的理由はありません。
神職だから…、伊勢市楠部に住んでいるから…、楠木正成が好きだから…
で、しょうか(^^
クスノキはやはり樟であり、樟樹であり、樟脳である、というのが私の主張でゴザイマス(^^
撮影 2010/12/22
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2010-12-22 20:35
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樹木医とは研究熱心な集団と断言できる画像を提示しましょう(^^
とある研修の様子です。
対象木は幹の先端枯れや子実体(キノコ)が散見されるシラカシ。
Aは土壌断面図を作成しています。
Bは簡易貫入試験をしています。
Cはγ(ガンマ)線腐朽診断器。
Dは透水試験です。
γ線診断は樹木の内部の腐朽を非破壊診断できる高級機器です。
各種器材を用いて科学的データーから対象樹木の健全度を知ることができます。
が、問題はそのデーターをどう利用するか、できるのか、となりましょう(^^
撮影 2010/12/11 河内長野市にて
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2010-12-12 20:59
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健康なクスノキの大木が伐採されました。
枯死でも衰弱でもなく、近隣からの苦情という社会的理由による健全な大木の伐採です(-\^
伐採後、数時間経過している断面画像です。
芯を中心に腐朽が進行していた様子がよくわかります。また、その腐朽に対してクスノキが防御壁を形成して辺材まで侵入されないように戦っている「最前線」を鮮明に読み取ることができます。
このまま経過すれば長年かかって根元部に洞が形成されるでしょうが、健康体であればこの防御壁のおかげで枯れることはなく長寿クスノキになっていたに違いありませぬ…
撮影 2010/12/10 撮影地は箕面市、生育地は池田市
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2010-12-11 21:22
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伐採・抜根を得意とする同業者様や興味ある同輩諸氏に簡単なる「功程」を披露します。
「功程」とは「行程」でも「工程」でもありません。林学でよく使う(もしくは使った)用語で、「仕事のはかどり具合」を意味します(^^
枯木ですので伐採は比較的簡単です。問題は抜根作業です。
大型重機は進入できませんので小型バックホー(0.08立米のバケット)と根切チェンソー(ゼノアRC620)を使用して1.5日かかりました。
13t仕様のラフタークレーンも帯同させています。大きな根(2.1t)とバックホー(1.6t)を吊上げるのに威力を発揮してくれました(^^
根切りチェンソーは要所を見つけて使うことになります。
バックホーの爪との協調作業が必要だと痛感しました…
とゆ〜ても私は周りでウロウロしていただけですが(^^
撮影 2010/12/7
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2010-12-08 21:37
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モクレン科オガタマノキ属のオガタマノキです。
「招魂(おきたま)の木」が語源…、とゆ〜のはよく知られています。そして、「神前に供え神を招く」とゆ〜ことから神社にはよく植えられています。
それが残念ながら枯死してしまいました。
昨年には多くの実がなったそうですが、今春には数えるぐらいの葉数
になり今秋には枯れたそうです。
伐採、抜根の作業に従事しましたが、直接の原因はわかりませんでした。
急性材質腐朽菌病?でしょうか。辺材全体に異常があるようにも思えました。
抜根は垂直根はまったくなく、芯は空洞になっていました。
ほとんどが水平根です。重量は2.1tでした。
オガタマノキの大木(C=200a)の根の全体画像は珍しいのではないでしょうか(^^
撮影 2010/12/6,7 京都府下某神社様にて
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2010-12-07 22:26
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とある現場の作業前と作業後です。
伐採と草刈りの合わさった雑務でゴザイマス。
画像を見るだけで、気持ちが「スッキリ」するのは当事者だけで
しょうか(^^
樹種はセンダン、アカメガシワ、クワ、クサギが中心でそこにクズ
が絡み合っています。
いわゆる「支障樹林」とでも言いましょうか。
撮影 2010/11/27 京都府下某市にて
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2010-11-27 21:10
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