2011年01月19日(水)
各国の病院船、日本の病院船機能をもつ自衛艦
先日のエントリから引き続き「阪神大震災と病院船」ネタである。まずは各国の病院船を見てみよう。

まずは前回も紹介したアメリカ海軍のマーシー級。


米海軍では第二次世界大戦中より多数の病院船を運用していた。しかし1974年に退役したサンクチュアリSanctuaryを最後に一時途絶えることとなった。その後、海外展開用に再び病院船整備の計画が持ち上がった。新造案のほか、客船改造案などもあったが、民間のタンカーを改造することが決定し86年にマーシーMercy、87年にコンフォートComfortが改造を完了、就役した。平時は軍事海上輸送司令部に所属している。

満載排水量:69,360トン
全長:272.6メートル
幅:32.2メートル
喫水:10.5メートル
主機:蒸気タービン(24,500馬力)1軸
速力:17.5ノット

医療設備:ベッド数1,000、手術室12、レントゲン室4、集中治療設備80床
航空設備:ヘリコプター甲板

乗員:68名(+行動時、医療関係1,191名)
最大収容患者数:約1,000名


冷戦時、旧ソ連はアフリカなどへの遠隔地への介入を狙って病院船を建造したといわれている。

ロシア海軍病院船オビ級



80年から90年にかけて5隻が計画されたが最後の1隻は建造途中で冷戦体制が崩壊し放棄された。また、1番船のオビOb'は97年に退役している。95年ごろの情報では以下のようになっていた。

満載排水量:11,000トン
全長:154メートル
幅:20.5メートル
喫水:5.2メートル
主機:ディーゼル(15,600馬力)2軸
速力:19ノット

医療設備:ベッド数100、手術室7、対NBC与圧システム、再圧タンク等
航空設備:ヘリコプター1機搭載、甲板、格納庫

乗員:80名(+医療関係約200名)

リンク先には、現在ロシアが公表している公式スペックが記されている。違いを比べてみると面白い。


現在、海軍力を急速に増強している中国だが、「病院船」といえるものは以前より保有していた。南運830級(NATOコード「瓊沙」)兵員輸送艦を基にした南康級病院船である。

詳細はリンク先を参考にしてもらうとするが、そこにもあるように同艦はその大きさや改造の規模からくる、いくつかの問題を抱えていた。そのため、中国海軍は新たな病院船を建造し就役させている。

920型病院船



同艦のスペックについてもリンク先を見てもらうとして、そこには載っていない情報がある。それは艦名だ。同艦は最近「岱山島」から「和平方舟(Peace Ark)」に改名している。


これは海外派遣を念頭に置いた措置だろう。わざわざ英語名で国際社会にアピールできるようにしていることからも推定できる。そして実際に「和諧使命2010」と称してアジア・アフリカ各国を歴訪し、親善訪問すると同時に医療支援などを行った。

中国の病院船「和平方舟」、アデン湾に向け出航
中国の病院船「和平方舟」は8月31日、浙江省船山を出航した。アデン湾海域やジブチなどアジア・アフリカ5カ国に赴き、「和諧使命―2010」という任務を遂行する。今月6日、病院船は数日間の航行を経て、初めて南中国海を抜けインド洋に出た。隊員と医療スタッフ428人が参加する今回の任務は87日間にわたり、1万5000海里を航海する。新華社のウェブサイト「新華網」が6日伝えた。

中国海軍の医療船、ケニアに到着 5カ国で医療活動
中国海軍の医療船「和平方舟」が13日、アフリカ・ケニア南東部のモンバサ市に到着した。
中国海軍医療船 バングラデュに到着
中国海軍の医療活動船「和平方舟」が9日、バングラデシュ東南部のチッタゴンに到着した。和平方舟はアジアとアフリカ5カ国をめぐる医療サービス活動を展開しており、バングラデシュは最後の国。港には政府関係者のほか、現地の中華系住民500人余りが迎えに集まった。
当然ながら背景には政治的な意図がある。いわばソ連が目指していたという遠隔地への影響力確保を行っているわけだ。しかも国際貢献のアピールとともに。日本が・・・というより民主党・鳩山政権が大々的に「友愛ボート」と喧伝しながら実はアメリカの実施していた「パシフィック・パートナーシップ」への相乗りでしかなかったのとは対照的だ。

「白衣の兵士」による「医療戦」
 帰国行事で出迎えた海軍副政治委員の徐建中・中将は「今任務が海軍病院船が行った海外における初の人道支援だった」と意義を強調。その上で「海軍の多様な軍事任務遂行であり海上の兵站(へいたん)能力検証である」「国際義務を積極的に履行する責任大国のイメージを示した」などと真の目的を明かした。

…2003年12月にも「人民解放軍政治工作条例」に「三戦」なる軍事思想が加えられた。「三戦」には、敵将兵やそれを支援する文民へ衝撃を与え、士気をくじき、敵の戦闘遂行能力を低下させる「心理戦」、国際・国内法を利用し、国際的支持を得ると同時に、中国の軍事行動への反発に対処する「法律戦」がある。これと並ぶ「世論戦」は「軍事行動への大衆や国際社会の支持を取り付け、敵が中国の利益に反するとみられる政策を行わぬよう国内・国際世論に影響を与える」という戦法だ。まさに医療支援により「国際義務を積極的に履行する責任大国のイメージ」戦略そのものではないか。
そうした、中国の「病院船」の影にある戦略・政治的意図は置いておくとして、他にも存在する病院機能を持ったフネについて見てみよう。いや、正しくは医療機能を持つのはフネではない。乗せられるコンテナのほうだ。

コンテナ型船舶医療モジュールシステム

これをイギリス海軍の航空支援艦アーガスのパクりと同じ発想でRoRo船から転用された航空機練習艦「世昌」に搭載し「病院船」として運用するわけである。(後述する)自衛隊の艦載「野外手術システム」をより本格的にしたものといえるだろう。

 コンテナモジュールの説明にあるように中国が範としたのはフォークランド紛争で英国が見せた民間徴用病院船である。


SS Uganda



また、英国海軍は(当然のことながら)徴用民間船だけでなく、海軍艦艇についても病院船・医療任務への転用を行っている。ヘクラ級測量艦がその任に当たった。


HMS Hecla

このように諸外国海軍所属船を見ていったが、日本では海保が病院船とも言える「災害対応型巡視船」を運用しているように、病院船を保有するのは何も海軍に限ったことではない。



スペインでは洋上で操業する漁業者のために労働省が「病院船」を保有している。社会保障総局のもとで社会海事研究所と海難救助センターが協力して、2001年に建造されたEsperanza Del Marと2006年に建造されたJuan de la Cosaを運航中だ。

1982年にコンテナ船から改造された旧Esperanza Del Mar
2001年に新造されたEsperanza Del Mar(総トン数:4,996トン)
2006年に建造されたJuan de la Cosa(総トン数:2,009トン)

Medical and Logistical Assistance Vessel.

洋上救急・海難救助という意味では海保の「いず」などにも近い存在ではあるが、医療関係者が常駐し本当の意味での病院船といえるのはこのスペインの2隻であることは間違いない。


国以外の組織、NGOが運航する病院船もある。マーシーシップスAfrica Mercyだ。同船は1980年に建造された大型フェリーを2007年に改造したもので、総トン数は16000トンにも達する。


病院船「アフリカ・マーシー号」への貢献
英国の慈善団体「マーシー・シップス」は、発展途上国において、無償の医療と教育プログラムを提供している。「アフリカ・マーシー号」は、医療機材や医師、看護士など、すべての病院機能を搭載した大型船で、貧困などの理由で手術が受けられない人々に治療を行っている。Nikon UKは、2005年に顕微鏡COOLSCOPEを病院船「アナスタシス号」に寄贈、2007年以降は同船と交代した「アフリカ・マーシー号」で使用されている。
海に浮かぶ病院。
マーシーシップスは約30年前からアフリカなどを船で回り、口唇裂の治療や白内障の手術、顔にできた腫瘍の除去などといった外科手術が受けられない人々を無料で治療している。生活に支障をきたしたり、外見の問題で社会的に孤立していまう人を救おうということ。

昨日、そのマーシーシップスが所有しているアフリカ・マーシー号の見学をしてきた。
船の病院
この病院の中には、医療設備はもちろん、関係者が生活するためのあらゆるものが揃っていた。

共同キッチン、インターネットカフェ、食堂、イベントホール、図書室、お土産やさん、さらには子供の学校まで。



さて、翻って日本の状況を見てみよう。政府や与党(自民党)が検討してきた「病院船構想」はことごとく頓挫したわけだが、防衛庁(当時)・自衛隊も海保と同様に独自の災害対策を打ち出した。当初は、やはり専用の「病院船」という発想が強かったようだ。

災害時の態勢・装備見直し、防衛庁自衛隊――「緊急部隊」創設案も。(日経 1995年1月30日朝刊)
 防衛庁・自衛隊は大規模災害に迅速に対応するため態勢、装備の見直しに着手した。阪神大震災での初動の遅れに「自衛隊はもっと敏速、機動的に対応すべきだ」との批判が噴き出したことから、突発事態に即応する方策を探る。
…装備については、初動段階からビジュアル情報を把握することが可能になる映像伝送装置を導入、偵察ヘリコプターに搭載することを検討。負傷者の応急治療用の器具・施設を備えた「病院船」を整備し、国連平和維持活動(PKO)にも役立てようとのアイデアもある。
しかし、概算要求時には、より現実的な方法をとることになった。海保と同じく老朽化した現行艦の更新で、より医療能力・災害対策能力を強化した代艦を要求したわけである。その対象としたのが潜水艦救難艦。レスキューを任務とするフネは病院船機能を持たせるにはうってつけといえるだろう。

防衛庁、災害救援を強化 「医療船」など導入計画 概算要求へ(朝日 1995年8月24日朝刊)
 災害派遣の際にも役立つようにと、防衛庁は病院船的な医療施設を備えた海上自衛隊の艦船や被災地の情報を伝える衛星通信システムなどの装備を導入する方針を決めた。阪神大震災で自衛隊の災害救援の態勢が問われたこともあり、防衛庁は防衛以外の平時任務も拡大する方向で自衛隊の改革を検討している。新装備の購入などの方針は、それを一部先取りした格好だ。いずれも来年度防衛予算の概算要求に盛り込む。
 海上自衛隊は、潜水艦が事故にあった場合に救出する「潜水艦救難母艦」一隻(約三百六十億円)を老朽化した救難艦の後継として、購入する方針だ。船体には通常の医務室以外に、手術室やレントゲン室を備える。病人向けのベッド数十人分も用意できるようになっている。
 阪神大震災で海自は護衛艦や輸送艦を神戸に派遣し、水や食料を運んだが、本格的な医療は行わなかった。海自の艦船は戦闘が主目的とされ、護衛艦で戦傷した場合、食堂のテーブルなどを手術台代わりにすることになっている。
 そのため、今後、自治体から医療支援を求められた場合に対応が難しく、潜水艦救難母艦に初めて本格的な手術室を備えることにした。二〇〇〇年ごろには就航させたいとしている。
言うまでも無く、後の「ちはや」である。

ちはや (潜水艦救難艦・2代)

同艦の船橋上に海保巡視船OICと同様のRIC(救難指揮所)が設置されていることが、護衛艦などの水上戦闘艦とは一線を画す存在であることを如実に示している。また、海自には同種の艦として潜水艦救難母艦「ちよだ」と違い母艦機能がない分、上述の「病院船機能」、つまり潜水艦乗員に対するものだけでなく通常の負傷者に対する医療設備が充実された。

このように専用の病院船ではなく、補助艦艇の医療設備を充実させることにより事実上の病院船としての運用も可能にする方法は世界各国の海軍でとられており、それを含めると上記以外にも数多くの「病院船」が存在することになる。多くの国では、補給艦・輸送艦などの医療設備が充実化されているが、海自でも同様に補給艦「ましゅう」が大規模災害派遣を想定して建造された。

ましゅう型補給艦

輸送艦「おおすみ」型も同様に固有の医療設備がかなり充実しているのだが、さらに陸自で運用されていた「野外手術システム」を搭載するという方法もとられる。

おおすみ型輸送艦

海自艦を「病院船」に活用 離島や海外での災害救助で 防衛庁方針(読売 2005年7月19日朝刊)
 防衛庁は、海上自衛隊の輸送艦に陸上自衛隊の野外手術システムを積み込み、「病院船」として活用する方針を固めた。防衛庁筋が18日、明らかにした。既に技術試験を終えており、今後、離島での災害救助や、海外での国際緊急援助活動などの際に活用することにしている。
 技術試験は6月中旬、広島・呉を母港とする輸送艦「しもきた」で行われた。開腹などの初期の外科手術を1日10〜15人に実施できる野外手術システムを船内の「車両甲板」上に設置し、手術や診察が可能かどうかを確認した。排気、エンジンによる騒音などの問題点があるものの、基本的に現状のままで病院船として活用できるとの結果が出た。防衛庁は、輸送艦1隻に複数の手術システムの設置が可能としている。輸送艦を病院船として使用するのは、2006年3月に始まる予定の陸海空3自衛隊の統合運用を先取りするものだ。
その後、同艦には同システムのための電源装置や船体の動揺を抑えるフィンスタビライザーが順次設置された。

アメリカが阪神大震災において空母の派遣及び医療支援を申し出たように、空母や強襲揚陸艦も大規模な医療設備を備えている。複数のヘリを同時に運用できるため、救出された被災者を直接運び込んで緊急治療に当たることも出来る。以前のエントリで引用した記事でも触れられたように、イタリアでは強襲揚陸艦の一隻を内務省予算で建造し災害派遣任務に割り当てているほどだ。また、アメリカも阪神大震災に限らず、諸外国の大規模災害時には救援を申し出て冒頭に掲げた写真のように空母や揚陸艦を病院船とともに派遣する。

日本では艦種こそ空母や揚陸艦ではなく水上戦闘艦を示す「護衛艦」となっているが、「ひゅうが」がそれに類するものといえるだろう。

ひゅうが型護衛艦

実際に防災訓練において警察や海保、防災ヘリを発着艦させており、これこそ真の意味での「石原救難空母」の実現といえるかもしれない(東京都も大型病院船の構想があったが、全く現実性が無く実現の可能性は低い)。

このようにしてみると、日本には米露中のような専用の海軍病院船が存在しないものの、諸外国の病院船機能をもつ艦船に比べて見劣りしない側面もあるのではないだろうか。

もし専用の「病院船」を建造するのであれば、三ヵ国のように国際イメージ向上のための途上国医療支援ということが大きな目標となるだろう。むしろ「友愛ボート」を打ち出した民主党政権は積極的に推進すべきだ。いまのままでは「パシフィック・パートナーシップ」への参加は少ない隻数で通常輸送業務に災害派遣、国際派遣と多忙な「おおすみ」型を圧迫している状況が続くのではないだろうか。
2011年1月19日 16時47分 | 記事へ | コメント(9) | トラックバック(1) |
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病院船て何ですか?? 2011年04月26日(火) 13:55 by 国際貢献船 仮称信濃

病院船て何ですか?
一番多く聞かれる質問です。
病院船とは、一言で言って「病院が船になったものです」
少...
2011年01月20日(木) 13:09 by ぬくぬく
ヒダリの方から「病院船は侵略用」って囁きが聞こえた気がしたのは気のせいかな。
朝日とかの投稿欄でも結構「病院船つくるべし」ってのはあるんですけどね。海自が運行するとなったら、違うものに映るんでしょう。まぁ、旧軍が「病院船」の印象を悪くしたってのもありますが・・・
かつてなんかの本で、海自の新造した迎賓艇は
限定的な病院機能しかなく、税金の無駄だ!
どうせならいずみたいな立派なのにすればいいのに。
とか書いてあったのを思い出しました。
(今思えばかなり無茶苦茶な内容でした。)

ただ予算の関係上専用の病院船は厳しい気がします。
色々ありそうですが、ODAもかなり払ってますしね。
個人的にはそれも能力の一つにカウントして、
輸送艦の拡充を行って欲しいですね。
現状では機動的運用は多分無理でしょうから。
病院船も視野にいれて建造し、有事には揚陸艦として機能する。
おおすみ型はヘリの運用が出来ず、3隻しかないので、
即応できるのは一隻位かと。
ひゅうがは見た目と違い対潜艦なので、
リスクを考えると、平時で引き抜くのは怖い気がします。

もっとも、輸送艦と言えば足りないのは
あつみクラス(ビーチングできるサイズ)かも知れませんが。
政局あって政策無しの某国。

首都圏直下地震があったら、病院船が海保と海自に(自治体にも)複数隻出来るかもしれません。
運用経費とか、将来的な代替案とか無しに・・・。
2011年01月21日(金) 18:38 by マーシィ
「しらせ」や「くりはま」のように他所の予算で建造し、海自で運用してはどうか?
厚労省や外務省の海外への医療支援予算(例えば現物ODA)で建造し、軍艦籍にするため海自で運航する。
運航スタッフは「生粋の」自衛官の他に、民間や他官庁からも集める。
医療スタッフは官民混成とし、特に官は様々な公官庁から派遣させる。
そうすることでオールジャパンのタスク・フォースとし、出身官庁へ何かしらのフィードバックを期待する。
海外派遣だけでなく、国内も防災訓練などの機会にまわり、非常事態時における素地を構築しておく。
この任務には大型病院に匹敵する大型病院船が向いていると考える。

それとは別に、比較的小型の病院船も必要と考える。
特に離島へ積極的に行き、医療サービスをおこない、
医師不足からくる過疎の防止とプレゼンスを示すのに役立つ。
これは海保の巡視船(災害対応型)に医療スタッフを乗せ、寄港地で医療支援をするのが手早い。
領海パトロールの内に入れることですぐにできるのではないかと。
>運航スタッフは「生粋の」自衛官の他に、民間や他官庁からも集める。

 引き抜かれた調査船や商船の運航に支障を来たすでしょ?馬鹿?だいたい今の一般商船の乗組員って何人残っているか調べたことあるの?

>オールジャパンのタスク・フォースとし、出身官庁へ何かしらのフィードバックを期待する。

 こういう呉越同舟組織(=例:海洋政策本部)に遣される人間って、

1.定年間際で適当なポストが無い(参事官連中)
2.研修兼ねた人身御供(若手の補佐・主査)

 って、相場が決まっているんでね。効果なんか知れたもの。
@限定的な病院機能しかなく、税金の無駄だ!

 事実、客船と同じ仕様の船橋のジョイスティックコントロールは乗組員が嫌がってロクに使わずに換装する羽目になりましたが何か?これを税金の無駄遣いといわずして何を言うのでしょうか?

@病院船も視野にいれて建造し、有事には揚陸艦として機能する

 イタリアがそれをやっていますが、そういう多目的機能化は中途半端な性能に終わることが多いので厳禁です。開発時における仕様がどんどん加算されていって「何のための船?」になったらどうするんですか?

 それに補給艦と揚陸艦の大量建造・保有は近隣諸国に悪影響を及ぼします。空母やイージス艦をいくら揃えようがどこも占領できませんが、おおすみ型なら1隻でバヌアツ共和国程度なら占領できますからね。
HMSさん。
税金の無駄〜はその本に書かれてあったことです。
(かつて自分が軍艦構造は強いと言う
誤解の元がこの本だったりします。)

うーん、現状では揚陸艦、補給艦を作りまくっても
大丈夫ではないでしょうか?
空母に恐ろしい位の愛着のある中国人は空母に過剰反応しますが、
急襲揚陸艦はともかく、ドック型揚陸艦には
あまり反応しないでしょうし。
最近不穏な動きのあるロシアは「北方重視」を終わらせることで
バランスをとり、韓国は悪あがきするだけでしょうし。
更に揚陸艦は大規模災害時に有用です。
だから補給艦はともかく輸送艦は大丈夫だと思います。

悪影響と言えば、潜水艦の保有数増の方がよっぽどだと思いますが。
どうなのでしょうか?

@揚陸艦、補給艦を作りまくって

 まともな政治家&軍人なら渡洋侵攻能力を持つことの意味を理解していますが。だから沖縄の海兵隊にあれだけ脅威を抱いているわけですから。

@大規模災害時に有用

 「そういう使い方も出来る」であって「そういう使い方をするために作った」わけではないことに留意すべきです。
 
@潜水艦の保有数増

 潜水艦の脅威を中国海軍がどのように評価しているのかが判りませんが、それ相応に問題視しているのではないでしょうか?
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