アンドリュー・デイビッドソン 著
東江一紀 訳
徳間書店 発行
現世を享楽的に生きる主人公が自動車事故に遭い、病院に運び込まれる。
重度の火傷に絶望し、死を決意した男だったが、そこに中世ドイツで彼と恋人どうしだったと称する女が現われる。
彼女、マリアーネ・エンゲルは男の快復に力を貸しながら、日ごと夜ごとに語る。
異なる時代、異なる国に生まれ変わっては繰り返される男と女の壮絶な愛の物語を・・・。
久遠の愛・・・それは不死鳥のように、火の試練を経て、より確かによみがえる。
700年の歴史など、この愛の物語の前では色あせたタペストリーのようなもの。
愛し合いながらも過酷な運命に引き裂かれる男と女は、数百年先の幸せを信じて別れる宿命を受け入れる。
|