coffee break - 7
9月になったというのに、いつまでも暑いですね。こういう時は、「あっさりした」ものを食べたいのと同じで、聴く音楽もあまり「こってり」したものは敬遠しがちになります。そこで今日は、ヨハンネス・オケゲム(1430? - 1495)のレクイエムと、ギョーム・デュファイ(1400? - 1474)のミサ曲「アヴェ・レジナ・チェロールム」の入ったCDを聴きました。
オケゲムのは、現存する最古のレクイエムだそうだが、歌詞カードにラテン語の原文しか載っていなくて、キリエの後のエピストラという部分とトラクトゥスの後のエヴァンゲリウムが朗誦になっている。これは聖書の朗読らしいのだけれど、どこを読んでるのかさっぱり解らず、意味も解らないので「日本語帯付」ではなく「日本語対訳付」にしてもらいたかった。音楽自体は男声合唱のみ(器楽伴奏なし)なので、淡々としたものであるが、サンクトゥスでボーイソプラノが加わるところは、最高に美しい。欧米の人達は、これだけの情報で充分内容がわかるのだろうか。それだけ、キリスト教が生活の中に溶け込んでいるのか、と思った。私は個人的には、オケゲムの場合、世俗音楽のほうが好きである。
デュファイのほうは、HMVのウェッブサイトに私のユーザーレビューが載っているので繰り返さないが、そこで「この曲」と書いているのは、「アヴェ・レジナ・チェロールム」のことである。デュファイもレクイエムを書いたそうだが、消失してしまったので、オケゲムのが「現存する最古の」レクイエムになっているとのことである。
こちらは、オケゲムのレクイエムと対称的に、女声がコーラスに加わっており、楽器も最低限に抑えられているが要所要所に美しい装飾を施している。HMVのサイトで、「なんでこっちの方が点が低いねん?」と思ったが、古楽の入門者なのであまり大きな声で文句は言えない。
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2007-09-02 17:22
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