1990年7月20日(金) 
今日からライン川沿いへ移動。

ハーメルンから ビーレフェルト(Bielefeld)へ行き、10:39am発のEC9の Rheingfeil号の1等車に乗り込んだ。
ECはドイツ都市間を結ぶ特急。
1等は座席もゆったり、フットレストも着いていて快適。
これもユーレイルパスのお陰 。
デュッセルドルフあたりからはもうライン川沿い。
コブレンツ (Koblenz)に3:05pmに着く。
ここから鈍行で今日の宿のYHへ行くことになる。
鈍行は非常に本数が少なくてなんと1時間の待ち。

でも鈍行も好き。ライン川沿いを走るようになって古城が見え出した。川をのんびーり見ながら。クルーズの船が行き来する。
近くに座っていた熟年夫婦が私達に「あれがローレライだよ」って教えてくれた。
ただの岸壁なのだけど、後のライン川クルーズで近くで見ることにしよう。
Bacharach(バッハラハ)という本当にローカルな駅に着く。ここで降りる観光客はきっとYHに行く人ばかりと思う。
だって、一応、ここのYHは古城なのです。それも高台に建っていてロケーション抜群というガイドブックの説明。
さて、駅から見えるらしんだけど・・ということであたりを見回すと・・お城が見える。やった!! というのはまだ早い。 あそこまでの登らなければならないことを忘れてた。
バッハラハ駅と左上がユースホステル(YH)
町のおばさんが行き方を教えてくれた。教会を左に曲がっていくと・・階段があって・・
ずっと上り坂。おまけに私達は10数キロのリュックを背負っているのよ。
約20分。息を切らしてシュターレック城に着いた。
115の部屋、といってもドミトリー。8ベッドごとについ立で区切られているだけ。プライバシーなどありはしない。だけど人気があるのはロケーションのせい。素晴らしい風景。
1泊DM41.00で朝食付き。
夕食は当然山を降りて探さなきゃ。
「Zur Post」で魚フライとサラダを注文。サラダのきゅうりが水々しくて美味しかった。
1990年7月21日(土)
朝食は8:00からなのだけど、それでは列車に乗れない。ローカル線だもの。1本逃すと1時間半は来ない。
7:20amに地下の食堂の厨房に入って、パン1人2個だけちょーだい!と言ってテイクアウトした。今思えば私達、かなりずうずうしかったなぁ。
まるで逃げるようにして山を降りて7:50amの電車でマインツ、フランクフルトで乗り換えるんだけどちょっとしたハプニング発生。
マインツでなかなか発車しないから、Kazumiちゃんが様子を見にホームから降りたら、なんと電車のドアがいきなり閉まってしまった。近くにいたおじさん2人があわてて駅の車掌さんに駆け寄ってくれ車掌さんを呼んでくれたの。そしたら、私とAyaちゃんに
「列車から降りて」といっているみたいなので、あわてて降りた。なんとその列車は車庫行きだったの 。 普通、車庫行きだったら車掌さーん、列車の中に誰もいないことチェックしてよ・・。

と、まぁこんなこともあり約2時間かかってハーナウ (Hanau)に着いた。
サタデーマーケットの花や果物でマルクと広場はいっぱい。
埋もれるようにグリム兄弟の銅像があった。
続いてドイツ金細工所 (Deutsches Gold Schmiedehaus)にはくしの展示物があって、その中に何人かの日本人の名前もあった。
午後からはフィリップスルーエ城 (Schloβ Philippsruhe)へ。どの部屋もゴージャス。中庭が広かった。
ケチして帰りは歩いた。1時間もかかった。マインツまでは楽に来たけど、そこからは電車がない。とにかく近くまで行こうとマインツから鈍行に乗る。 Bingerbruhという駅が終点。結局タクシー(1人11.68DM)で バッハラハまでいく羽目になってしまった。こんなことならケチらなければ良かったわ。
夕食は駅近く「Rusticana」でミートローフのマッシュルームソースがけとラインワイン、デザートに自家製のアップルパイ。15分の坂を登りYHへ。
シャワーを浴びてライン川が見下ろせる庭で日記を書く。ワインが美味しい。
1990年7月22日(日) 
8:30に朝食。9:16am発の列車にのり、コブレンツへ。
2両編成のローカル電車なのに新品で乗り心地満点。

今日はケルン (Koln)へ行く予定。
コブレンツで乗り換えて9:54amにケルンに着いた。
駅前に大聖堂が見えた。
なんと、完成まで600年もかかっている。
世界遺産に登録されたのは1996年だけど、今は危機にさらされている世界遺産となっている。
157mのドムに登ってみると、ライン川が一望できるけど余りきれいではなかった。
ライン川は汚染が深刻になっているという。

ランチは駅前の「Alt koln」にて、スペアリブの蒸し焼きとサラダ。
2階の窓から眺めていると、観光客が時計台の写真を取っているのが見えた。
午後は、ヴァルラフ・リヒャルツ美術館(Wallraf Rhartz Museum)へ。
ゴッホの亡くなる2年前1888年作の はね橋(The Drawbrige)や1615年策のルーベンスの(St. Francis Receiving The Stigmate)が印象的だった。
帰りはケルンを3:25pmに出てコブレンツには4:35pmに着いた。さて、ここからが大変。
鈍行はあと1時間半も待たなければならないのだった。
酒盛り用のラインワインやおつまみなどを調達。コブレンツ6:07pm発バッハラハに6:47pmnに着いた。シャワーを浴びて、今日はライン川の見える庭で夕食。
コブレンツ駅で買ったワイン、Landwein der Mosel (1000ml 5.29DM)はなんと買った店 Farm Haus のオリジナルワインらしい。 あとハムのみじん切りゼリー寄せやナッツ類、ポテトチップスなどをおつまみに。 夕刻のライン川はとっても綺麗。
1990年7月23日(月) 
今日はライン川クルーズ。
コブレンツとマインツ間のライン渓谷中流上部は2002年に世界遺産に登録されたのよ。
ユーレイルパス保持者はこのクルーズが無料というなんとも嬉しい 。
私達は宿があるバッハラハからコブレンツまでを下る。
船着場を9:55am出発。
すぐ見えてくるのは右手にプファルツ城 (Burg Pfalz)
お馴染みローレライ(Loreley)の岩
ハイネの詩に歌われるのは、ここを旅している船人が美しい黄金色の髪をした女性に魅せられて舵を取りそこねて命を落とすという伝説
岩に近づくとピンポーンとなって、説明の後にローレライの歌が流れた。
左手に古城ホテルにもなっているラインフェルズ城(Burg Rheinfels)

ネコ城(Burg Katz) と ネズミ城(Burg Maus)
マルクスブルグ城(Marksburg)は素晴らしい。
シュトルゼンフェルズSchloβ Stolzenfels
エーレンブライトシュタイン城塞(Festung Ehrenbreitstein)
終点のコブレンツまで約2時間半のクルーズはタンクトップの私には辛すぎた。結構寒かったのよ。もう少し短くすればよかったわ。
駅までは歩いて30分。
ランチはテイクアウト。ピザ、菓子パン、マクドナルドでミルク。電車の中で再びクルーズしてきたライン川を眺めながら食べた。
マインツ(Mainz)へと向かう。約1時間の距離。
ここで見たいのはシャガールのステンドグラス。
それは、ザンクト・シュテファン教会(St. Stephans-Kirche)の中に。

この中にステンドグラスが
新約聖書と旧約聖書が題材の6面のステンドグラスに光が通されてとっても綺麗。
いつまでも眺めても飽きることがない。

そうそう、早く行かなくてはまた電車がなくなってしまう。
5:35pmのマインツ駅発で無事バッハラハに6:30pmに着いた。
今日のディナーは、駅近く、「Hotel Kurpfaelzische」でマスのグリル、ベイクドポテト、サラダにブドウのジュース。
このブドウジュース、うすい白ワイン色ではちみつ風味で私好み。(21・45DM)
ドイツ・ロマンチック街道@(7/24〜07/25)へ続く
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